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担当:柳川貴代
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横型がテーマの一日。 |
兎影館管理人 |
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最終日も間近な護国寺まで講談社BOX原画展を 観に行ってきました。書籍では表4まで回り込んでいる 松本剛さんの装画は、あたりまえなのだけれど、かなり横型。 描き込まれたバック地のテクスチャー、映画の スクリーンのような広がりの中に彼や彼女が佇んでいました。
本編原稿は『すこしときどき』の一枚。 やはり松本さんは“映画のひと”なんだなー、と 絵の前で勝手に思ったり、納得したりしました。 …引き続き応援中であります。
◎ 帰りは地下鉄に乗って、長年観ようと思いながら観られなかった 「悲愁物語(1977年/松竹/監督:鈴木清順/ 出演:白木葉子・原田芳雄・江波杏子ほか)」のビデオを借りに、 渋谷TSUTAYA(デザイナー・広瀬公治さんお薦めの品揃え)へ。
原田芳雄著『B級パラダイス』(1982年/KKベストセラーズ刊) 掲載のスチールイメージへの思い入れだけで観たところ、 『ずっとお城で暮らしてる』を思わせるサイコ・ホラーへ 変換する分岐点の交通事故シーンや、満開の桜のなかで 少女がスライドするシーンは、横の構図を生かし切った様式美。
原田芳雄の舞踏的荒ぶる魂の表現や、白木葉子の微笑みが痛ましい ラストも含めて、観たあとは半日寝込むくらいの大傑作でした。 改めて左右がカットされていない映画館で観てみたい…。
(このあいだは「パンズ・ラビリンス」を映画館で観て一日くらい 寝込んでいたような気が…。「パンズ・ラビリンス」も大傑作です)
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★ 2007年11月26日 (月) 20時52分 |
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