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担当:柳川貴代

[146] 『余白を生きる
--甦る女流天才画家 桂ゆき』
発売中!
兎影館管理人
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“中央アフリカで猛獣狩り、アメリカでビート族にしびれ、
コーカサスでツイストを踊る…。天才画家が、
世界各地への旅やコクトーとの出会い、
自伝的回想等を軽妙洒脱な筆致で綴る。 ”

桂ゆき:戦前に藤田嗣治の推薦で、日動画廊で個展を開催。
日本で初めてコラージュを取り入れた作品を発表し注目された。
戦後、岡本太郎・花田清輝・埴谷雄高・安部公房などと
「夜の会」でアヴァンギャルド芸術の可能性を追求。
ユーモラスで風刺的な作風で知られるが、
エッセイストとしても優れ、1963年、特異なアフリカ体験を
綴った『女ひとり原始部落に入る』で毎日出版文化賞を受賞。
近年、その独創的な画風、自由な精神を追求した生き方が、
再評価されている。

1974年刊行の「狐の大旅行 正・続」復刻に
藤田嗣治・東郷青児・瀧口修造・植村鷹千代・
久保覚各氏によるオマージュ、年譜、
高崎俊夫氏の編者あとがき、口絵8頁で紙/コルク/
布などを画面に貼り付けたコラージュ、油絵を収録。
装画は様々な生物や風景をコラージュのように
描いた1939年「土」です。
70年も前とは思えないほど、いま見て新しい作品群の魅力は
著者の強い生命力の現れだと本文を読むと感じます。

『余白を生きる--甦る女流天才画家 桂ゆき』
桂ゆき著 清流出版
A5判上製 装画=桂ゆき 編集協力=高崎俊夫
装丁・本文設計=西山孝司 
定価3500円+税
A5判上製400頁+口絵8頁 

2005年05月13日 (金) 21時31分

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