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担当:柳川貴代

[334] 『塔の中の女』発売中 兎影館管理人
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“荒れ地の図書館でエレクトラと再会したオレステスは、
城の中心部へ、塔の頂へと近づいていく。
僕は永久に少年のまま年を重ねてゆくはずだった――。”

間宮緑さんのはじめての単行本、『塔の中の女』が講談社から発売。
オレステスとエレクトラ、ガラクタで出来た公爵、紙魚、図書館、
塔、エスペラント、《おはなし》、架空都市……。
担当編集さんに題名をお聞きした瞬間、そしてゲラを読んで
なお一層、これはよい本だと思いました。
とても素敵な物語です。

>>『塔の中の女』講談社
間宮緑 著 定価1,785 円(税込)
四六判上製 カバー=刷り+箔一版 
装丁=柳川貴代 
装画=Fernand Khnopff


雑誌に掲載された間宮緑さんの短篇もお薦めです。
短篇「禿頭姫」(『早稲田文学増刊U30』収録)を、
どうしても読みたくなり取り寄せました。こちらは
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十干それぞれの
“本義”を備えた(それでいて、現代の少女たちでもある)
十人の姫と影姫、そして御殿様が創りだす小宇宙の物語でした。
最後に舞台がくるりと回るような変身譚。


間宮緑さん>>牢獄機械文書群
HPには『塔の中の女』の書評一覧、詩の朗読会「サイファー」や
読書会「シミローグ」なども、随時紹介されています。

2011年12月28日 (水) 18時19分

[336] 兎影館管理人
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『塔の中の女』は担当編集さんと打ち合わせ
装画をクノップフに決めてから、
硬質な晶洞に流れる水、水入瑪瑙や蝋燭水晶を思い
全体を構成しています。

写真:水入瑪瑙と、割られた瑪瑙と、蝋燭水晶。
小さい洞窟と結晶群。

2011年12月28日 (水) 18時22分

[340] 兎影館管理人
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装丁では、古い洋書をイメージして、本表紙から
見返しへ回り込んで貼られている部分、見返し周りの
小口と天地3mmくらいの所に細かい図版が入っております。
濃い青の紙にスミ刷りなので判りにくいかもしれませんが
気づいていただけると本が喜びます。

写真:本を開いたところ。本文設計も担当しています。

2011年12月28日 (水) 19時17分

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