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担当:柳川貴代

[305] 東京創元社のミステリ2010 兎影館管理人
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東京創元社から2010年に刊行された
翻訳ミステリの話題作を紹介するリーフレットの
PDFが配布中です。

PDFダウンロードは>>こちら


『半身』『荊の城・上下』『夜愁・上下』と
つねに狂おしいまでの切望を描くサラ・ウォーターズによる、
ミステリであり、さまざまな怪異が襲うゴシック・ロマンスでもある
新刊『エアーズ家の没落・上下』、
キャロル・オコンネルの重厚な新刊『愛おしい骨』、
ピーター・トレメインの《修道女フィデルマ・シリーズ》
『蛇、もっとも禍し・上下』『修道女フィデルマの洞察』、
青年時代のポオが探偵役の『陸軍士官学校の死・上下』、
クロフツの未訳作『フレンチ警部と毒蛇の謎』、
シャーロット・アームストロングの本邦初訳『風船を売る男』、と、
カバーデザイン担当文庫が7冊(上下を数えると10冊)
紹介されています。


東京創元社さんで、はじめて担当した翻訳ミステリは1997年の
復刊フェアで新カバーになった、フィリップ・マクドナルドの
本格ミステリ『エイドリアン・メッセンジャーのリスト』でした。

1950年代に作られたタイプライターをアンティークショップで探し
本文中の英文“リスト”を打ち、撮影していただいたカバーです。

誤字脱字無くタイプするべく何度も打ち直していたら爪が剥がれて
数本の指先から流血(=妙に力を込めすぎ)した一冊なのでした。
(その前に日本人作家ではじめてお仕事をいただいた
創元推理文庫は、日影丈吉著『夕潮』。不思議に誕生日の近い、
『エイドリアン・メッセンジャーのリスト』と同じ担当編集さん)

2010年刊行にはPDF掲載以外にも新訳版『シャーロック・ホームズ全集』
《芸術史家スウィーニー・シリーズ》『死者の館に』などがあります。
どれもお薦めの翻訳ミステリです。

2010年10月06日 (水) 19時21分

[306] 兎影館管理人
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2010年は倉阪鬼一郎さんの
“薔薇と暗号に満ちた幻想的ミステリ”、
>>『薔薇の家、晩夏の夢』
東京創元社から刊行されました。

『騙し絵の館』と同じ、創元クライムクラブの一冊なので
担当はカバー表1と扉のみです。担当編集さんと打ち合わせて
今回は球体関節を持つアンティークのジャーマン・ボディと
薔薇を撮影していただきました。
このボディは24インチの壊れたビスクドールから
取り外されたもので、木製関節と
全体のフォルムがとても綺麗。
海外からGebruder Kuhnlenz 165モールドの
アンティーク・ヘッドを取り寄せ修復し
24インチ(約60cm)のビスクドールになりました。



写真:その後、しばらく打ち合わせスペースで
御本の営業をしておりました。

2010年10月06日 (水) 19時23分

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