おいらが 街をうろつくと みんなそわそわする いいよ いいよ そんなに嫌いなら やったろうじゃないか ボコボコに したろうじゃないか なんだい
おいらの 心の奥深くで 母親がささやく 先公がささやく お前なんか 消えちまえって
あれをしろ これをしろ それは駄目
もう うんざりさ
小さい頃に見上げたシャボン玉 みんな 何処に置き忘れている 叶わない願いも 叶えられると信じて飛ばした
幼い日の記憶・・・・・
誰か おいらを必要だと言ってくれ 誰か おいらじゃなきゃ 駄目なんだと言ってくれ そいつの為なら 命だって投げ出す
腐った魚の目みたいな 生きてんだか 死んでんだかわかんないような目をした おまえらじゃないんだよ
キラキラした大人にさ
・・・ったくなに諦めてんだかさ 自分で自分をあきらめてりゃ世話ないぜ
キラキラした大人なんてねえんだし おいらがなってやらあ もう一度シャボン玉を 飛ばしてみよう
怖いもの知らずだった あの頃のように
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