夢の中の 呟きは 朝靄(アサモヤ)に溶け 雫となって はじけとぶ
いつか 何処かで 見た事のある 森の中 樹々(キギ)生い茂る その奥深く 沁蒼(シンソウ)の湖 漂える歌声は 水面より手招く 人魚の誘惑(イザナ)い
素足のままで 月の木洩れ日 舞(オド)る 小路(コミチ)を 私は歩く あるく あるく・・・ ふわりと 風に吹かれる あしどりで 歩いていく・・・
此処には何もない 私の知るモノも 私を知るモノも 私を縛る 柵(シガラミ)も いつかみたことあるような
それは 遠い過去のこと? ・・・現実・・・?
いつかきたことあるような それは 遠い未来のこと? ・・・夢か現か幻か・・・? わからない 声に出して 呟いてみる ワカラナイ ・・・この記憶は誰のモノ・・・?
ねえ? やさしく かなしく歌う 半人半魚よ あなたは 何か知っているのかしら?
此処がいったい何処なのか・・・
ねえ・・・ 知ってる? 私がいったい誰なのか・・・
夢の中の 呟きは 朝靄(アサモヤ)に溶け 雫となって はじけとぶ 繰り返される 微睡みの黄昏 積み重なる 深層の暁 止め処なく 流れ続ける
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もしかして、前にカキコした掲示板はなくなっちゃったのかしら?(^^; 何処にカキコしたのかわからなくなッちゃったので、何となく詩を投稿します・・・ |