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彼氏の実家に行き挨拶を済ませた後、なぜか私だけ電車に乗りました。 途中で不安に思い引き返そうと電車を降りたところ、全く知らない検索しても出てこない駅に着きました。怖くなり帰り方をホームに並んでいた男性に聞いたところ、奇形で歪んだ顔がこちらを見てニヤニヤするばかりでした。 彼氏に電話するもなぜ迎えに行かねばならないのか?と冷たい態度を取られました。 私の側のホームにいる人は一列にホームの一番前に座り、次の電車が来たらみんなで電車にぶつかって死のうと手を繋いでおりました。みんな奇形で歪んだ顔でした。反対側のホームの人は興味津々に見ており、私も反対側に行こうとしたのですが、行けずどうしようというところで目が覚めました。 しかし、今でもあの歪んだ顔が脳裏に焼き付いており不安に感じています。 (21/女/東京/1回目) |
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[430]2017年11月08日 (水) 17時52分 | ||
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☆ 夢解釈NO.1070 ☆ もち様「集団自殺」 はじめまして。 ご依頼を頂き、ありがとうございます。 まるでホラー映画のワンシーンのような夢ですね。 あなたは、実在するその彼氏を思い浮かべたときに、どのような連想が働きますでしょうか? また、彼氏を知らない人にその性格を聞かれたとしたら、どのように説明なさるでしょうか? そしてあなたは、現実の生活において、どの程度の男性的な心の側面(主に知的な判断力や決断力、自立性、発言力、論理性、忍耐力、合理性、創造性、客観性、意識性など)が働いておりますでしょうか? 夢のなかの実家で挨拶を済ませるというこの場面は、おそらく、その彼氏という心像で象徴している男性的な無意識の側面と、あなた(夢のなかの自我)が、良好な関係性を獲得したことを意味していると思われます。 もしかするとこの場面は、あなたは現実の生活において、彼氏という何らかの男性的な性格の要素を、 「いつでも好きなときに働かせることができるようになってきたぞ」 ということを意味しているのかも知れません。 そして、ここで憶測する象徴性がこの夢の場合にも当てはまるかは分かりませんが、夢のなかの電車は「個人の力ではどうしようもない大きな運命の力」のイメージを象徴する場合があります。 あなたはどうやらこの夢のなかでは、運命を決める電車を乗り間違えてしまったようで、全く知らない場所に到着します。 この駅は、もしかすると、分析心理学では劣等機能といって、ご本人の心のなかにある未発達で劣等な無意識の側面をあらわしているのかも知れません。 そこは、あなたにとって全く未開拓で未知の心の領域なので、既に分化済みであるはずの男性的な心の働きである彼氏をよんでも、冷たい態度をとられてしまい、来てもらえません。 彼氏で象徴している何らかの男性的な要素は、いつものあなたらしい、良好な状態でいるときにはよく機能していると思われますが、この駅は劣等な心の領域であるために、機能させることに不備があるような状況を意味していると思われます。 そしてそこにいる「歪んだ顔の人達」は、「影の心像」と言って、あなたの幼い頃から心が成長してきたプロセスのなかで切り捨ててきており、無意識下に陰を潜めてきていた、何らかの人格(基本的な言動や行動のパターン)が表現された心像と思われます。 それは、あなたの性格の一部として統合できずに陰を潜めていた数多くの人格達、ということができます。 顔が歪んでいたのは、意識という陽の目を見ることが出来ずにいた不満やストレスが、そのように表現されているのかも知れません。 そしてそんな彼らは、自殺を選んだようで、あなたの心のなかから、その人格を完全に消し去ろうとしています。 ですが、死んで土に還ることで、新しい何かの栄養素として役に立つ日がくるのかも知れません。 いかが思いますでしょうか? この夢を詳しく解釈するためには、冒頭に挙げた連想を広げる作業や、あなたの心理学的な性格類型などの情報を必要とします。 |
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[433]2017年11月09日 (木) 11時32分 |