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35歳/女性/東京/2回目 昨日は解釈ありがとうございました。 「そのような男性的な側面の淘汰」を納得するような夢を昨夜見て、続けざまですがまたこちらに書かせて頂いてしまいました。 お手すきのときに読んで頂けたら幸いです。 前半のストーリーが思い出せない。 勧善懲悪というか、夢の中で強大な敵がおり(世界を滅ぼすほどの)それをどうにか倒そう(殺そう)としているが、相手はとても頭が良く巧妙で上手くいかない。 相手は一見善良な少年のような外見をしているが、中身はとてつもなく邪悪で悪魔のよう。 高級住宅街の大きくモダンな家に良き子供≠ニして住んでいる。 夢の中のわたしは二十代後半くらいの身体能力の高い体術に優れた女性。 クライマックス、私は相手の裏をかき、羽交い締めにして殺すことに成功する。だが自分も傷を負う苦しい戦い。相手は死ぬ間際に何か言う。「何度でも生まれてくるぞ」と言った気がする。 傷を負いながらその場を離れるけど、市民の少年を殺したことになるし、これからが大変だと覚悟しながら逃げている、が同時に相手が実は邪悪な存在で殺さなければいけないということを自分以外にも理解している人達が居ると知っている。 そして最後にエンディングのように早まきで映像が流れ、今度は違う人達(敵と同じくらいの少年達)が束になり(下半身を蔦のように変化させ?)邪悪な少年を羽交い締めにして殺すシーンが流れる。 森のような大樹の中に何人もの少年が居てその中心には倒される邪悪な少年が捕らわれているという印象的なシーン。それが後の話なのか、同時期なのか、以前のことなのか時系列は分からない 。 何かを殺す夢は十代以来覚えている限り見ておらず気になり失礼しました。 男性性の邪悪な部分?(虚栄心など)を殺したということでしょうか? 確かにわたしはそういう部分が実は強くそれが足枷になってる気もします。 |
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[379]2017年08月18日 (金) 08時01分 | ||
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☆ 夢解釈NO.1055 ☆ 銀杏様「邪悪な少年を殺す」 またのご利用ありがとございます。 基本的に、夢のなかの子どもは、今後、その夢を見たご本人のなかで大きく成長していく可能性のある、何らかの性格の側面を象徴する場合が多くあります。 >男性性の邪悪な部分?(虚栄心など)を殺したということでしょうか? とのことですが、私もこの解釈はまったく妥当なものと思っています。 基本的に、人生において自分のやってきたことやスキルなどに自信があり、プライドの高い人はたくさんいるかと思いますが、内的な水準で話しをすると、誇りの高さはその裏側には、幼稚で野蛮な傲慢さなどが隠れている場合はよくあることです。 例えば最近のニュースで言うと、豊田議員は、持ち前の気高いプライドの裏側に隠れていた野蛮さに主体性を奪われてしまった、哀れな内的情動の犠牲者という考え方もできます。 おそらく、あなたの言うご自身のなかの虚栄心も、あなた自身が持っている「誇りの高さ」と深く結びついているものと思われます。 そしてそれは、規制すべき否定的な一面と言えるでしょう。 今回の夢では、それは「邪悪な子ども」という心像として表現されています。 そのような邪悪な子どもは、あなたが普段、持っているプライドの裏に隠れており、そっと身を潜めているようで、 >高級住宅街の大きくモダンな家に良き子供≠ニして住んでいる という夢のなかのこの設定は、そのような心の仕組みがよく表現されているように見受けられます。 高級住宅街の大きくモダンな家は、あなたの誇り高い心の側面を象徴しているように感じられます。 もしもあなたは日常生活において、豊田議員のように内的情動の犠牲者のように、ならないでいるためには、そんな子どもを邪悪な大人に成長する前にこ殺さなくてはいけません。 もし、その少年が大人になって社会の仕組み(心の仕組み)を悪で染めてしまうようなことがあれば、人生が悪い方向に進んでしまう危険性があるのは明らかです。 ですがそれは、あなた自身(夢のなかの自我)が殺すのではなく、プライドの裏に隠れている善良な少年のような側面によって(ほとんど自動的に)邪悪な否定面を羽交い締めにします。 このことは、日常の生活において、それほどあなた自身が意図的に虚栄心を押さえつけようとしなくても、無意識がほとんど自動的に羽交い締めにしてくれている、ということを匂わせています。 また、森は無意識を象徴する場合が多いので、邪悪さは無意識の土壌に還った、という意味合いがありそうです。 下半身や蔦は性的な意味合いがあり、フロイトによれば性的な働きはすべてのエネルギーの源(みなもと)なので、そのような心のエネルギーの根源によって、邪悪さを捉え、殺した、という意味合いがあるのかも知れません。 いかがでしょうか? 前回は、感想の返信がありませんでしたので、感想を頂けますと幸いです。 |
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[380]2017年08月19日 (土) 16時59分 | ||
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こちらのご解釈もありがとうございました。 プライドの下りなど納得です。 私は無駄にプライドが高く笑 それが自分で自分の首を絞めるようなところがかなりあります。 そして情動の暴走も心当たりがありすぎます。 基本的には温厚と言われるタイプですが、時々スイッチが入ると激昂することがあり…とくに仕事で何度もやってしまい、さすがにいけないと思い、意識して力を抜くようにしてから随分そういうことがなくなりました。 それがクライマックスの善良な部分が自動作用のように邪悪な麺を消す構造になったのでしょうか。 クライマックスのシーンは印象的なだけに謎で不思議だったのでこのご解釈と現実の自分の情動の変化が一致して納得です! それとその善良な部分というのが性的で根源的なエネルギーというのも面白いですね。 たしかに頭でっかちになるほどに情動の暴走の危険があった気がします。 この度はとても面白く深いお話をありがとうございました。 まだ読ませて頂いてないページもこれからじっくり拝読させて頂きます。 |
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[382]2017年08月19日 (土) 23時26分 |