「その子の名は」の感想はこちら
「その子の名は」の感想はこちら。
その子の名は何だったのだろう
ことばの中に、少しずつ嘘がまじる。
主人公が彼の前で、いつもとても無理をしているのがわかります。
ラストは悲しいけれど、主人公は最後になって本当の自分になれたのだなと思いました。
切ないです。
絵本にしたいっ!
はじめまして。 梅(b^▽^)b と申します。 犬祭り、初めてお邪魔しております。
拝読して、最初に口をついた言葉は
「わぁ、絵本にしたいようなお話!」
いじらしい[アタシ] にとっても萌えました。
イントロの
>シッポぱたぱた……
からもう、作品の色に染めあげられてしまいます。
>アタシハ シアワセナノヨ
自分に言い聞かせる[シアワセ] に、[アタシ] の健気さが凝縮されて切ないです。
またこんなの書いて!
茶林です。
「君の素顔が見たい」とか「君のすべてが見たい」とか言いつつ実際に見たらドン引きする男が多いというのはお集まりの淑女の皆様も数々体験していらっしゃることだとは思いますが、悪気はないんですよ! その時点までは、本気で言ってるんですよ! 本当だってば!
……ええ、もちろん私は腕を広げて受け止めます。紳士ですから。
name:ナノハ
Date:2010年08月21日 (土) 17時57分 No.40
ご無沙汰しております。
途中から読んでいて胸が苦しくて、涙が込み上げて
きました。
こんな短い言葉の中に、彼女の切なさが凝縮されていて、
明るく振舞えば振舞うほどつらくて、見ていられない。
「アタシハシアワセナノヨ」
そう言いながらも、きっと彼女はその先の自分に気付けたのかな。
このカタカナで表された言葉を読んで、そんな風に
感じました。
とても心に残る作品でした。
しっぽが無いのは人間とは限らない
茶林さんと同じ言い訳しか言えないや。でもさ、やっぱり裸を見たら実は宇宙人のようにぶよぶよでした、とかなると男は
『ニセモノー』
って引いちゃう訳ですよ。
あと、こんな事いったら不謹慎の上塗りだけど、実は主人公が猿とか猫だったらどうなのか、って思いながら読んだのでした。
感想たくさん、うわぁぁい♪
ごきげんよう。三里@作者です。
たくさん感想ありがとうございます。放置しててごめんなさーい!
>butapennさん
描きたかったものを感じ取っていただけたようで嬉しいです。
しかし恋愛では悲劇しか描けないのですかね、私は。
さて、その子の名前は、設定では「美幸・みゆき」でした。とばらしてしまう。
ありがとうございます。
>梅さん
はじめまして。犬祭、私は2回目です。えへん。
絵本ですか。わぁ、どうしよう。
悩んだ紹介文でしたが、イントロダクションにして効果があったみたいですね。にや。
犬って健気ですよね。うん、犬飼いの言葉です。飼い主バカなのですが。
ありがとうございます。
>博士
またこんなの書いたよ! 悪いかっ!?
ちなみにちなみにドン引きされた経験は今のところありません。たぶん。少なくとも実感は。
今後はそういう状況がなさそうなので、整理すると私は体験しない。ふふふ。
ありがとうございます。
>ナノハさん
こちらこそご無沙汰しておりました。
心に残るだなんて、悲劇恋愛しか描けなくて申し訳ありません。(土下座)
漢字・ひらがな・カタカナは普段から意図的に使い分けているので、
そこに気付いていただけて嬉しいです。
ありがとうございます。
>天然記念狼さん
宇宙人はぶよぶよなのですか……。
女の側から言うと、付き合う前は話をよく聞いてくれていたのに、
「オレのオンナ」になった途端、召使だかなんだかみたいな扱いされるのは、
『詐欺だー』
と叫びたくなるわけですが。おっと、一般論ですよ、一般論。うん、きっと。
猿の尻尾は「手」だし、猫が尻尾を振るときは怒っていたり興奮していたりするときですよね。
ありがとうございます。
name:招夏
Date:2010年08月24日 (火) 19時45分 No.110
切ないです
こんにちは〜拝読させていただきました。
シッポをつけて生きると言うことは、案外、勇気のいることなんでしょうね。私にもシッポがなくて良かったです。チキンなので^^;
感想ありがとうございます
ごきげんよう。三里@作者です。
>招夏さん
ご無沙汰しておりますー。お読み頂き、感謝!
私もしっぽがなくてよかったですわぁ。笑。
だって、ねぇ? ふふふ。
ありがとうございます。
name:瀬川潮
Date:2010年08月25日 (水) 13時49分 No.134
シッポを立てろ〜♪
イントロ読んでそれだけが作品だと思って「三里さんの作品はやっぱり短いのね」とか思ったのは内緒です。
瀬川的には、もうちょっとツンとかしてくれていたほうが好みだったなぁとか(←好みの問題かよ)。読んでて心が痛くなるようなお話でした(褒めてますっ!)。あるいは、後から心が痛くなりたくないから素顔のアナタを見たいのかもしれませんね。
ちなみに、犬祭りではございますが、シッポがあるならキツネのシッポが良いです。
じっくりと、読ませていただきました(ぺこり)。
シッポ、ぴぃぃぃぃん!
ごきげんよう、三里@作者です。
>瀬川さん
> イントロ読んでそれだけが作品だと思って「三里さんの作品はやっぱり短いのね」とか思ったのは内緒です。
あ。えーと。んーと。
イントロだけで終わったほうがよかった?(笑)
>(←好みの問題かよ)
個人の好みは大事なものです。
>(褒めてますっ!)
ありがとうございます!
> ちなみに、
ちなみに私、小学校の学芸会でキツネの役を演じたことがあります。(どうでもいい)
name:迅本
Date:2010年08月25日 (水) 22時43分 No.146
切ないけどとっても満ち溢れてます
三里様、はじめまして。
>アタシにシッポがなくて助かった。
このパンチラインに、「うう」と思わず画面の前でおじいちゃんのようなうなりを上げてしまいました。
切ないですけどとっても満ち溢れている(足りている、ではなく)気がしました。
無理してる事も全部含めて、シアワセだったのだろうなあ…
今現在も相当我慢してるけど、それを表現する『シアワセ』という言葉の、なんともいえない深みが…
じーんと胸にひびく作品を、ありがとうございました。
切ない切ない(;_:)
読ませていただきました。
子犬みたいに尻尾をぱたぱたさせて、縋りついても縋りついてもやっぱり離れていってしまう関係ってありますよね。
>アタシにシッポがなくて助かった。
犬みたい尻尾がないからこそ、きっと彼女は全然何でもないふりをして、明るく別れを受け止めたんでしょう。切ないです。そこまですることないよって、肩を叩いてあげたくなりました。
短いながら、主人公の感情が見事に表現されていますね。
こういう表現、見習いたいです。
name:道三
Date:2010年08月26日 (木) 18時24分 No.159
羽が生えているのかと……
拝読しました。
私が男であること(感性の違い)、さらに性根が曲がってること(個人的問題)もあって、一読時には裏読みしちゃいました。
「ふむ、なんかのミスリード狙ってるのかな? 語り手はきっと人外の……」
などと考えなが読み始めたら、そんなこともなく素直に読み終わってしまったという(汗 『体のライン見えちゃうのやだ』ってところで、「ああ、きっと脱いだら羽が生えてんだな」などと想像した自分が恥ずかしいです。汚れきった大人でごめんなさい。
改めて何度か読む――というより眺めているうち、だんだんと胸に染みてきました。繰り返し読むに足る、のではなく繰り返し読むべき作品なのでしょうね。良かったです。
もしかしたら小説より詩に近いような気もします。言葉選びに秀でた作者さんだと思いました。
name:りい
Date:2010年08月27日 (金) 00時55分 No.174
うう、痛い…
犬祭にも、三里さまにも初めまして。
「その子の名は」拝読させていただきました。
最初の数行はとってもほのぼのしていたので、このまま行くのかと思いきや。
何度も挟まれる「幸せ」の言葉。
そういえば辛い時って、こんな風に自分を鼓舞するなあ。で、一人になって大泣きするんだよねって思ったら、苦しいほど胸が痛くなりました。
シッポがなくて本当に良かったです。
また感想がいっぱーい♪
ごきげんよう、三里@作者です。
これ書いたら寝ます。(ぉい)
>迅本さん
こちらこそはじめましてー。
じーんと胸にひびく、なんてもったいないですー。
>作品を、ありがとうございました。
いえいえ、こちらこそ、お読みいただきありがとうございました。
>まあぷるさん
むしろ私の肩を叩いてください。(?)
>短いながら、主人公の感情が見事に表現されていますね。
>こういう表現、見習いたいです。
短さ意外に私が誇れるものがあるだろうか。(いやない)(反語)(とはいえ切り詰めた短さでもない)
いえいえ、もう、ありがとうございます。
>道三さん
> もしかしたら小説より詩に近いような気もします。言葉選びに秀でた作者さんだと思いました。
普段、500文字小説を書いています。
詩とは違うのか、と問われると、よくわかりません、としか返せません。
でも、お褒めいただけるなんて嬉しいです。
ありがとうございます。
>りいさん
はじめましてー。私は犬祭、2回目です。えへん。(デジャヴ)
>そういえば辛い時って、こんな風に自分を鼓舞するなあ。で、一人になって大泣きするんだよねって思ったら、苦しいほど胸が痛くなりました。
わあ、そこまで感じ取ってくださるなんて光栄です。
悲劇恋愛ですみません。
ありがとうございます。
変なテンションですみませんですー。
name:楠沢
Date:2010年08月30日 (月) 17時18分 No.228
犬じゃなきゃ駄目なんですよね
私も紹介文が作品だと勘違いしたクチです。
……や、そこから三里ワールドが広がっていたわけで。
女の子の話なんですけれど、猫でも鳥でも兎でも蛇でもだめで。
犬祭りじゃなきゃ駄目なのが「あー、やられたわ」でした。
心情の変化とかも上手いと思うのですけれど、一番よかったのはタイトルでした。
あたしは嘘をつくたびに名前のない「あたし」になっちゃってるのかなーとか、彼にとっては通過点の「あたし」なのかなーとか。妄想ふくらみます。
犬じゃなきゃ駄目なんです
ごきげんよう、三里@作者です。
>楠沢さん
> 私も紹介文が作品だと勘違いしたクチです。
> ……や、そこから三里ワールドが広がっていたわけで。
ははは。普段短いのばかり書いてる弊害ですかねー。笑。
いえいえ、巧いこと入口として機能したならよかったです。
> 犬祭りじゃなきゃ駄目なのが「あー、やられたわ」でした。
仕掛けない私なんて私じゃないわ!(?)
> 心情の変化とかも上手いと思うのですけれど、一番よかったのはタイトルでした。
> あたしは嘘をつくたびに名前のない「あたし」になっちゃってるのかなーとか、彼にとっては通過点の「あたし」なのかなーとか。妄想ふくらみます。
超短編書きとしては、やっぱり如何に読者の想像を掻き乱すか、が肝ですから、すごく嬉しい感想です。
はっきりとは書きませんが、作中に名前を出さなかったのは意図的なものです。にっこり。
ありがとうございます。
柔らかい書き方と裏腹に、強烈
こんばんわ、卯月音由杞といいます。
作品を拝読しました。
短い中で「アタシにシッポがあったら」の一文を最大限に生かす構成になっていたこともあり、強がりと悲しみの入り混じった主人公の感情がダイレクトに伝わってきました。かつて親密だったのに壊れてしまった二人の関係は好みのモチーフなだけに、この描き方には非常に刺激を受けました。完敗&乾杯です。
name:ぺる沢
Date:2010年09月07日 (火) 04時47分 No.351
ガールズパンクがドガガガガ
ってな感じのリズムなのに哀感があって、とっても美味しいです。(ADのアイツ風)
まとめてごめんなさい
ごきげんよう。三里@ふらふらです。
>卯月音由杞さん
はじめましてー。乾杯☆
アンビバレントさというのをわりと描きがちで、
そこに引っかかってくださりありがとうございます。いぇい。
ありがとうございますー!
>ぺる沢さん
シルシルミシル、あんまり観てないですょぉ。
ガールズパンクか、なるほど。ちょっと近いかも。
ありがとうございます。
拝読しました。
悲しいやせ我慢が、心に痛いです。
幸せと思う心が、幸せの全てだと解っていても、やるせない。
心に刺さる
いやはや、これは。
これまでの犬祭作品の中で、一番ヒリヒリする作品だったかもしれませんね。
笑顔を作るのは無理。それでも笑顔を作ってしまう語り手の凍えるような寂しさが胸に痛かったです。
お返事って実は苦手。
ごきげんよう、三里@作者です。
体調復活したっぽいので書き込み。
>30-06さん
私の好きなアーティストにTheLOVEっていうグループがいましてね、
その人たち、もう解散しちゃったんですが、ずっと「幸せ」「幸せ」
って歌ってて、それ聴いてるとやるせないです。なら聴くなよってのはナシで。
私はそういう属性のヒトなので、放っとくとこゆのばっかり書いちゃいます。てへ。
ありがとうございます。
>sleepdogさん
主催、お疲れ様です。すみません、お祭にこんなの出して。。。
でも浮かんだイメージを描き起こしたら犬っぽくなっちゃったので出してしまいました。
イメージが先か犬が先かはわかりません。うん、今となっては。
痛かったですか、もっと痛めつけてあげたい気もするけど自重。笑。
ありがとうございます。