name:ぺる沢
Date:2010年08月26日 (木) 03時13分 No.151
「consents」の感想はこちら
「consents」の感想はこちら
name:ナノハ
Date:2010年08月26日 (木) 18時37分 No.160
高層マンションて洗濯もの干せないですよね
ぺる沢さま
はじめまして。ナノハと申します。
「consents」拝読しました。
ひー怖い怖い! 最後ぞっとした後、もう一度このタイトルに
目を向けるとさらに怖い。
「俺は強者なんだ!勝者なんだ!」と言い続ける男に、
この後もう何もないですよね?
どうか左目と腎臓だけで済みます様に…。
name:ぺる沢
Date:2010年08月27日 (金) 00時48分 No.173
初感想ありがとうございます
>ナノハ
こんばんわ初めましてぺる沢です。普段は反故社っつHNでちょろちょろしてますのでお見かけの際は一声かけてくだされば幸いに存じます。
>この後もう何もないですよね?
・・・考えてもねぇよ。
読者さまが行間や前後の展開なんかを想像力で補完して遊んでくれれば作家冥利につきるってモンです。
勝ち犬って余り言わないなあ
こちらでは初めまして。一心同体の悪友がお世話になっているのはどのサイトだったっけ、、、、。
これ、現実に起こっている事なので、ある意味、怪談よりも怖いですね。昔話(今でもそうらしいけど)、通りを歩いていた突然襲われて、そのときは気付かなかったけど後日医者に行ったら
『腎臓が一つなくなってますよ』
って言われた人がオランダにいるそうです。
負け犬って表現の方が圧倒的になじみがあるのは、皆さん、何かの意味で、自分の一部を捨てているのが現代社会だからでそしょうね。子供の頃の抱負とかさあ。その点、始めから捨てるものの
name:ぺる沢
Date:2010年08月29日 (日) 12時31分 No.213
第2感想ありがとうございます
>天然記念狼さま
成長ホルモン剤で育った畜産品を食らうと残留成長ホルモンのせいで最近のアメリカのティーンは巨乳が増えたそうです。てな話題が多いサイトですね。グリーングリーン
>勝ち犬って余り言わないなあ
犬の慣用句は総じてロクなのが無いですね。
本人全くそんな気無いのですが、ナノハさんも天然記念狼さんもホラーとか怪談のような話として捉えているのでしょうかね?読者さんがどう捉えて頂いたのか知りたいモノです。
ちなみにナノハさんを呼び捨てにしてますね。失敬、失敬。
うちかよ!>グリーングリーン
茶林です。読んだよー。
なんだかちゃんと小説になっていてビックリしました(失礼)。しかもショートショートになってるし。
しかしこの男は、どう考えてもこの水準を維持できそうにない。
name:ぺる沢
Date:2010年09月01日 (水) 03時22分 No.264
第3感想ありがとうございます
そうだよ>グリーングリーン
感想アリガトウゴザマース。
こういうイベントごとって皆チヤホヤ気味な感想くれると言うのに、何この失礼なコメント。やっぱ界隈の住人なの?オレ。
>しかしこの男は、どう考えてもこの水準を維持できそうにない。
登場人物のことかオレのことかワカランがオレの事なら「犬祭4で次作といったが間に合わず茶林杯に回しちゃいました」って事になるに700ペリカ
子どもの時、もっとネギ食えばよかったorz
拝読しました。
この手の話はダラダラしがちだと思うのですが、思い切りよく短くまとまっていることと、〆の一文にセンスの良さを感じます。
ただ、申し訳ないんですが私はあまり読解力のある読者じゃないので、話の筋が掴みきれません。「短いのがいい」と言っておきながら恐縮ですが、もう少しだけ書き込んでいただけると私などでもすんなり読み解けたかもしれません。
強者は強者であるだけで多くのものを得るが、『多くのものを得ること=強者』ではない。失ったものを直視できず、己を強者と思い込もうとしている弱者、あるいはその愚かさや滑稽さを書いたお話――という理解でよいのでしょうか? 頭の悪い読者で申し訳ない (ToT)>゛スンマセン
name:ぺる沢
Date:2010年09月02日 (木) 03時29分 No.272
第4感想ありがとうございます
道三さま>
なるほど、なるほど。そう来る!
やらしい話ですが読者様の想像力で補完して遊べるよう曖昧に、コアとなる部分を端折ったつくりにして、読者様の捉え方を楽しんでます。ですので道三さまご自身が補完して捉えていただいた事は作者の製作意図としては正解であります。
しかしダラダラ言葉を並べてるワケでは無く、作者側の意図もありますので、甚だ蛇足な著者あとがきとなりますが「犬祭4」終了前後(15日前後)にこの感想掲示板上で発表させて頂こうと思います。
読んで頂きありがとうございました。
[怪談]でもいいかも……
最後の1行にたどりつくまで、オチが見えないのがよかったです。
>あれから十余年経ち …… ってあたりはいかにも鼻持ちなら無くて、だからこそラストがイキますね。
他の方も感想に挙げてらっしゃいますが、臓器売買はリアル社会問題なので、軽く読み飛ばせない怖さも感じました。
name:楠沢
Date:2010年09月06日 (月) 21時33分 No.337
コワイ
第6感想投下です。
全身白ずくめなのにサングラスが赤く光った時点で怖いと思いましたが、ラストはもっと怖かったです。この状況を勝者だ(まあ、強がりというかそう思いこまざるをえない)と思ってるあたりもぞっとします。
name:ぺる沢
Date:2010年09月07日 (火) 04時05分 No.349
第5感想ありがとうございます
どうもはじめまして。スラッとしたタンクトップです(本家BBSオフレポ参照)>梅(b^▽^)bさま
>[怪談]でもいいかも……
本人その意識まったく無しですが、物語(?)構成はそうなってたかも知れませんね。
と言うのも”小説”だと意識して書くというのはこの作品が初めてでストーリーテリングの参考にしたのは「人志松本のすべらない話」について人志松本が語ってた事でした。
「笑い」とは緊張と緩和で生まれ、その方法論は「笑い」も怪談も同じとかナンだとかそんな事。
トーシロ(オレ)が何をエラそうにって感じですが読んで下さってありがとうございました。
name:ぺる沢
Date:2010年09月07日 (火) 04時17分 No.350
第6感想ありがとうございます
どうもコンバンワ>楠沢さん
楠沢さんのお名前は良くお見かけしているのですがこうしてカラんで頂けて何よりです。今後ともひとつよしなに。
実を言いますとこの作品「500文字の心臓」競作タイトル「納得できない」に投稿したものでしたが、なぜか掲載されず今回この場で大供養させて頂きました。
>全身白ずくめなのにサングラスが赤く光った。
コレ「不思議の国のアリス」のうさぎインスパイア(って言うには手垢の付き捲った引用ですが)です。
「納得できない」用に書いてますので不条理で理不尽な世界の案内人として使用しました。(と言うビタ一文興味のわかないネタバラシをしてみる。)
読んで頂きありがとうございました。
なるほど。アリスですか
初めまして。読ませていただきました。
腎臓と左目が果たしていくらで売れるものか判りませんが、十余年でそこまで登り詰めた男には、それだけの才能があったのでしょう。
ファンタジックで不気味な雰囲気がしかしながら「これは決してハッピーエンドじゃない」と訴えかけてくる。
短いながらも、ぴりっとスパイスの効いた話ですね。
name:ぺる沢
Date:2010年09月08日 (水) 04時08分 No.372
第7感想ありがとうございます
初めまして>まあぷる
そうですね。アリスの見た世界は大人の不条理で理不尽な世界という書評を見た事があったので衒学趣味(というには今更感しかないですが)的に入れて見ました
>腎臓と左目が果たしていくらで売れるものか判りませんが、
実話ナックルズ的には腎臓30万、目ん玉80万くらいなんでしょうか?それを元手にエスポワール号に乗ったのか、鷲巣麻雀に挑んだのか作者(オレ)も教えて欲しいトコロです。
読んで頂きありがとうございました。
name:ぺる沢
Date:2010年09月08日 (水) 04時10分 No.373
またしても
”さま”が抜けてました。失礼しましたまあぷるさま
name:りい
Date:2010年09月08日 (水) 17時04分 No.374
ただ淡々と
ぺる沢様。
初めまして、りいと申します。
御作拝読いたしました。
大きな代償にうっすらと背筋が寒くなりました。
これが狙いなんだと他の方へのお返事にも書かれていましたが、淡々とした語り口の中に、主人公の気持ちは一切含まれておらず、満足しているのかそう思い込もうとしているのか・・・。
自然と考えさせられた作品でした。
name:ぺる沢
Date:2010年09月09日 (木) 04時30分 No.380
第8感想ありがとうございます
初めまして。>りい様
りぃ様なら篁頼征さんって方のトコロで見かけたりしますが違いますか。そうですか。
>考えさせられた作品でした。
ありがとうございます。作者冥利に尽きます。
超短編サイト投稿作ですので気持ちというか感情を書く事、キャラクターを描こうナンつー事は放棄して書いてたと思います。
淡々とした語り口>
こまかい状況描写をしただけのつもりだったのですが嬉しい誤算が生まれたようですね。
読んで頂きありがとうございました。
映像的には手塚治虫作品のロック
こんばんわ、卯月音由杞といいます。
作品を拝読しました。
白いスーツの男は、悪魔が天使のナリをしてるのか、それとも天使も悪どい商売に手を染めてるのか…勝者となった主人公もしかし、この白いスーツの男に踊らされているだけの悲しい姿に見えます。もうこれ以上落ちようがない、捨てるものなどないはずの男を、それゆえに単純な物体として扱い、拾い上げる……この単純なトリック、死ぬ気になっても死なずに勝とうとすれば昇り詰められるじゃん、ということを白いスーツの男を通じて主人公が学んだゆえに、経済的に勝利を手に入れられたのかな、と感じました。
主人公よりはむしろ、この白いスーツの男に謎めいた背景と魅力を感じました、
name:ぺる沢
Date:2010年09月10日 (金) 03時47分 No.393
第9感想ありがとうございます
初めまして>卯月音由杞さま
ロケンローな手塚なのかそういう手塚作品があるのでしょうか>手塚治虫作品のロック
ホントの悪党は柔和な物腰で近づいてくるだろうなってイメージ程度のキャラクターですが、そのキャラクターで遊んでくれるとは思いもしなかったです。
そこまで遊んでくれてありがとうございます。
name:招夏
Date:2010年09月10日 (金) 12時17分 No.398
乾いている…
こんにちは、初めまして
拝読させていただきました。
怖い…というよりも、乾いているというイメージが広がりました。カラッカラに…
腎臓を売り、目を売り、次に困った時には何を売るんでしょうね。それを買う人もいる訳で……。25階のペントハウスがカラカラに乾いた砂漠の真ん中に立っているような、そんな気がしました。
既出の意見ですが、怪談でも良かったかも…
name:ぺる沢
Date:2010年09月11日 (土) 01時18分 No.413
第10乾燥ありがとうございます
初めまして>招夏さま
2ケタ目の感想で乾燥の感想。ヤルネ!
25階のペントハウス>
映画「ダークナイト」のブルース・ウェインの家をイメージして書いてたような。全て揃ってるけどなんか空虚な、生活観の無い感じね。
>次に困った時には何を売るんでしょうね。
・・・考えてもねぇよ。
著者も考えて無いことをまで想像して頂けるのはホントに嬉しい限り。読んで頂きありがとうございました。
拝読しました。
弱者と強者がいるから世界のバランスが保たれているのであって…
でも負け犬の基準は、自分の心の中にあると考えます。
生まれたてでこれやられたら、きっと体を取り戻す旅に出るでしょうね。
name:ぺる沢
Date:2010年09月13日 (月) 02時19分 No.459
第11感想ありがとうございます
初めまして>30-06さま
弱者と強者がいるから世界のバランス>
かつては少数のすんげぇ強者と弱者、多数の中間の人々でバランスが取れてたようですが”格差社会”って呼ばれる現在は中間の人々が弱者になっていくだけの嫌な世の中になりましたねぇ。と社会派気取り。
読んで下さってありがとうございました。
売り飛ばしたのは人間の尊厳
バンコクには、道を歩いてたら腎臓盗られたという手の噂がごろごろしてます。もちろんそれを買って健康を手に入れる金持ちがいるわけで。
この生活を維持するために、彼は自分の体がなくなるまで売り続けるのでしょうか? 残るのは一文の価値もない脳みそ?
高層のペントハウスと、その足元に黒々と沈む貧民窟の対比が眼に浮かぶようでした。
name:ぺる沢
Date:2010年09月19日 (日) 03時01分 No.520
第12感想ありがとうございます。と蛇足な著者あとがき
各所、及び主催Dog氏からお名前は伺ってます>butapennさま
>バンコクには、道を歩いてたら腎臓盗られたという手の噂がごろごろしてます。
梁石日の「闇の子供たち」の影響もあったのかもと、ふと思います。(あれは児童売買春がメインでしたが)。WHOだかどっかだか調べだとヒューマントラフィック(人身売買)に関係した国には日本も入ってる(他は東欧、ロシア、タイ、カンボジア等)そうです。その手の話で一番おっか無ぇなと思ったのは「やりすぎコージー」の都市伝説で「あなたのお子さんは世界各地にいますよ」ってのが一番おっかないなぁと。長々自分語り失礼しました。読んで頂きありがとうございました。
さて、蛇足です。元々超短編競作サイト「500文字の心臓」さまと競作タイトル「納得できない」に投稿した(つもりの)モノでした。
「納得できない」というタイトルに対してのオレの解が”頭で納得したつもりで、ねじふせたとしても、なにかしら感覚、肉体的に歪みが生じる。それが「納得できない」だろう”というものでした、その1点こそが書きたかったモノで、あとはただ読みかじり、聞きかじりした作劇方法論をぶち込むだけぶち込んで肉付けしていったモノであります。ココまで皆さんに補完して頂いたような感情的なモノは著者としては出来る限り排除しました。まずオチから思いついたので緊張と緩和、オチとのコントラストをつくりださなければいけないなと思い至り、ミスリードにならないようオチから話を逸らすというか、オチを意識させないよう状況説明を詳細に書きました。最初に状況説明を詳細に書くのはゴルゴ13の1コマ目は必ず詳細な背景画から始まるというのも影響されております。
目ン玉と腎臓売っぱらっただけではヒルズ族には到底なれないでしょうし、そこから十余年の月日でどのようなことをして財を成したのか書いても今ひとつ整合性に欠けるものであろうと思いました。ですのでそこはバッサリカットし、アンダーグラウンドな寓話に見せなければならない、背中にカワイイワンちゃんの刺繍がされたジャージ着たイカツイオッサンでは全体の整合性をもっとつきつめなきゃならない、と思い至り「アリス」のウサギ引用のキャラクターを配しました。
以上、イマイチ芯喰うて無い話を長々と語りましたがお付き合いありがとうございました。
蛇足ついでに実質デビュー作「死ではなかった」も「500文字の心臓」さまにて絶賛掲載中ですのでそちらもよければひとつよしなに。っつー大宣伝。