name:迅本 Date:2010年08月25日 (水) 00時27分 No.129「碌碌犬」の感想はこちら
「碌碌犬」の感想はこちらです。よろしくお願いします。
（すみません、最初投稿方法をよく理解せず、BUTAPENN様の作品に追加投稿を行ってしまいました。 sleepdog様、BUTAPENN様、お騒がせ致しまして、大変申し訳ございませんでした。）name:まあぷる Date:2010年08月25日 (水) 14時03分 No.135犬のほうが役に立ったりする時代
初めまして。読ませていただきました。
ＤＶを繰り返すニートを探し出しす「碌碌犬」。こういう犬が活躍する時代が来たら嫌ですね。でも、施設収容は極端ですが、ニートに対しては何らかの対策は必要じゃないかなあとたまに思います。ちょっと考えさせられました。
ただ、「碌碌犬」の活動は「予言」とはちょっと違う気もしました。「捜索」とか「感知」とか、そのような感じではないでしょうか。ありがとうございます！
初めましてまあぷる様！
拙作へのご感想、ありがとうございます。
「碌碌｣という言葉のなんだか不吉っぽいイメージと、『世にも奇妙な物語』テイストを意識して書きました。
超常的な印象から思わず『予言』にもこじつけてしまいましたが、ご指摘頂きました通り、『予言』というよりも『探知/捜索』としておくべきでしたね。
読み返して、早くも書き直したい衝動にかられています（笑）
率直なご意見を頂きまして、とても嬉しいです。
ニートについては、当然ながら私も「施設収容すべき」などとはゆめ思いませんが、真摯に受け止めてくださり、感激致しました。
まあぷる様、有難うございました。name:ナノハ Date:2010年08月26日 (木) 19時13分 No.161ロクちゃん
迅本さま
はじめまして、ナノハと申します。
「碌碌犬」拝読しました。
途中から、お前ニートで掴まったんかい！と連行された男にツッコミを入れていました（笑）おいおい泣くなよーとか。
こんな男でも母親は可愛いんでしょうねぇ。理解できませんが、その辺りはとてもリアルだなぁと感じました。
「予言」については、碌碌犬くんが「こいつはきっと、ちゃんとした成人になる！」と予言しているように感じたので、それはそれでいいのでは、なんて思いました。name:迅本 Date:2010年08月26日 (木) 21時30分 No.164ありがとうございます（笑）
ナノハ様、はじめまして！
拙作へのご感想、ありがとうございます。
>途中から、お前ニートで掴まったんかい！と連行された男にツッコミを入れていました（笑）おいおい泣くなよーとか。
ありがとうございます（笑）
筆者が同じこと考えながら書いておりましたので、とっても嬉しいです。
ロクちゃん、良い名前ですね。
「碌」の一字は、正常、まとも（後に打ち消しの語を伴って用いる）という言葉なので、name:迅本 Date:2010年08月26日 (木) 21時36分 No.165すみません、途中で書き込んでしまいました＾＾；
――なので、『このままでは将来この社会に貢献しないもの』を予知する犬の名前は、「ロクちゃん」が相応しいですね（笑）
「予言」に関するフォローまで頂きまして、本当にありがとうございます。
正直申しますと猛烈に書き直したいのですが、それをタブーと自分自身に課しておりますので、そのように読んでいただけるととても嬉しいです。
有難うございました！name:天然記念狼 Date:2010年08月27日 (金) 00時26分 No.170碌でなしを捜す犬
ブラックな世界を楽しませて頂きました。
犬って、ほら、一家の序列を直ぐに見抜くじゃないですか。だから、一家でなく社会の中でも役に一番たたない人間を捜し出すだけの嗅覚ありそうですね。猫では駄目か、、、。name:迅本 Date:2010年08月27日 (金) 22時02分 No.187天然記念狼さま、
はじめまして、天然記念狼様。
拙作を読んで頂き、有難うございます！
>犬って、ほら、一家の序列を直ぐに見抜くじゃないですか。だから、一家でなく社会の中でも役に一番たたない人間を捜し出すだけの嗅覚ありそうですね。
そうですね、犬は序列に特に敏感ですし（笑）
書くときにちょっと調べたのですが、犬は序列をはっきりさせた上で、いろいろな面で当然強いものが優先されますが、強いものは弱いものを必ず守る習性があるらしいですね。
なので、このお話に出てくる人間社会は、弱い（とはちょっと違いますけど）者を強制的に排除する仕組みにしてみました。
最後、結末を書き上げる際に消去した一文がありまして、
『――おい、そこのラブラドールに繋がれたニンゲン。お前だよ、また同胞をホケンジョ送りにしたのか？』
そのように嘲笑っているエンドだったんですが、なんか犬が悪者みたいに見えるので消しました（笑）
すみません、返信なのについ嬉しくて長文に…
ご感想、有難うございました！name:りい Date:2010年08月31日 (火) 00時36分 No.236ドキドキ
初めまして、迅本さま。
御作、拝見させていただきました。
冒頭から緊張感が漂っており、そのまま最後まで一気に読めました。
碌碌犬にひとたび吠えられたら問答無用、なのですね。
いつ誰がそうなるかは碌碌犬にしか分からない。
人の心なんて弱いです。もしかしたら自分も…なんて怖いですね。name:茶林小一 Date:2010年08月31日 (火) 12時46分 No.240本格SFショートが来た！
はじめまして、茶林と申します。
ブラックに見えてハッピーエンドじゃないのかコレ、とか思ったのですが、他の方の感想を見る限り今のところどうやら私だけのようです。
というのも今回の場合はニートですが、こういうのは大なり小なり是非はあれど外部圧力による環境の変化がない限り、好転、と本人たちにとって言っていいのかどうかはわからず、またそのことが大きな問題で、そういう環境をまだしも幸せであると当人たちが認めてしまった場合に外部がどうするかという問題でもあるのですが私はぶん殴ってでも他の幸せに目を向けさせるべきだというスタンスなので、つまりこれは適切なハッピーエンドなわけです。石を投げないでください。
楽しませていただきました。name:迅本 Date:2010年08月31日 (火) 22時15分 No.249Re: ドキドキ
りいさま、初めまして。
拙作へのご感想、ありがとうございます。
書きたかった雰囲気を読み取ってくださり、とっても嬉しいです。
＞碌碌犬にひとたび吠えられたら問答無用、なのですね。
＞いつ誰がそうなるかは碌碌犬にしか分からない。
はい、吼えられたら連れて行かれる、というシュールな設定にしてしまいました＾＾；
やりすぎかなと思ったのですが、楽しんでいただけたようで何よりです。
＞人の心なんて弱いです。もしかしたら自分も…なんて怖いですね。
本当ですね。 心の弱い人間に生まれた以上は、やはり弱いものに優しくありたいものです。
怖いですね、といって頂けて、作者としては思わずニヤリとしてしまいました（笑）
貴重なご感想、有難うございました！name:迅本 Date:2010年08月31日 (火) 22時25分 No.251Re: 本格SFショートが来た！
茶林小一さま、初めまして。
拙作へのご感想、有難うございます。
頂いた感想のタイトルを呼んで、思わず焦ってしまいました（笑）
おっ、恐れ多いです。 勿体無いお褒めのお言葉、有難うございます！
中学時代は星新一ばかり読んでおり、SFショートショートに対してはずっと憧れを持っておりました。
普段自分のサイトでは恋愛短編ばかり書いてまして＾＾；
SF掌編は初めてだったのですが、茶林さまの合格点を頂けたようで感激です。
ハッピーエンドと読んでくださったことにも、感激致しました。
柔軟性のあるお話ではございませんので、気分を害される方もいらっしゃるかなと不安だったのですが、
堂々と「適切なハッピーエンドだ」と言って頂けて、あ、茶林さんかっこいいなと（笑）
ご感想、ありがとうございました！name:道三@碌碌犬に吠えられる自信アリ Date:2010年09月01日 (水) 21時54分 No.267品の良い作品
拝読しました。
こういう作品だとラストが種明かしだけで終わりがちで、読んでがっかりすることが多いのですが、役人視点を絡めた一工夫で品のいいＳＦに仕上がったと思います。よかったです。
予言の使い方は……う～ん、私も引っかかりましたね（汗 『いまがどうこうではなく、将来にわたってずっと役に立たない者』を予言すると書かれていればＯＫですし、そうすれば理不尽さも増してまた一味加わったかもしれませんね。
それと、ひとつ疑問なんですが、例えば
> 傍らを、隙の無い動作で歩くその犬は、
>警察犬や、麻薬探知犬に並び、近年新たに活躍する事となった訓練犬である。
など、文の途中で意図的に改行するのは作者さん独自のスタイルでしょうか？ あまり見ないやりかたなだな～と気になりました。name:迅本 Date:2010年09月02日 (木) 22時19分 No.277Re: 品の良い作品
道三さま、初めまして。
拙作へのご感想、有難うございます！
品の良い作品と言っていただけて、とても嬉しいです。
『予言』についてのアドバイスも、有難うございます。
ご指摘の通りですね。 そのように書くことができればよかったのですが…＾＾；
省みて、また次のお話に生かしたいと思います。
＞文の途中で意図的に改行するのは作者さん独自のスタイルでしょうか？
疑問に感じられた点ですが、御察しの通りです。
不自然で読み辛いとお感じでしたらすみません。
スタイルというほど立派なものではないのですが、読点よりも、気持ちちょっと間を空けて読んで頂きたいとき、改行や空白（スペース）を使ってしまう妙な癖があります。
文法無視の自己満足の世界なのですが、一人称の口語体で書いている文章などでは、疲れとか、諦めとか、何か伝わるものがあれば良いなぁと…。本作は完全に変な癖がでた形です（笑）
普段、他のネット作家様からご指摘やアドバイスを頂く機会があまりないものですから、
今回犬祭に参加させて頂いて、『本当によかった』としみじみ感じています。
道三さま、率直なご意見、有難うございました！name:三里アキラ Date:2010年09月02日 (木) 23時06分 No.280身近なダレカに読ませてやりたい
ごきげんよう、三里です。
拝読させていただきました。
茶林さんが仰られているように、私もハッピーエンドと取りました。
あれです、目先しか見てなくて計画性とか可遠視性とかがかけてるんですよ！！＞身近なダレカ
大変面白く読ませていただきました。name:迅本 Date:2010年09月03日 (金) 21時49分 No.296Re: 身近なダレカに読ませてやりたい
三里さん、こんばんは。
拙作へのご感想、有難うございます。
楽しんで頂けてとても嬉しいです！
身近な方に読んでいただいて、三里さんと喧嘩にならなければ良いのですが…（笑）
かくいう筆者も、目先しか見てなくて計画性とか可遠視性とかがかけてます…うう。
ご感想有難うございました。name:梅(b^▽^)b Date:2010年09月06日 (月) 19時33分 No.328ニート狩り
うう～ん。 閉塞感に締め付けられる…… 。
＞一瞬湧き上がった殺意のような理不尽は
はい、梅(b^▽^)b も感じました。 悪いけど、こんな犬いたら、シメちゃいそうです。（愛犬家のみなさま、ごめんなさい） 犬は悪くないんですけどね。
［矯正］と［教育］ は紙一重だけれど…… 本人や家族の意思を無視して施設収容する社会国家に息苦しさを感じたのです。 まるで歴史モノで見るアカ狩りのようで…… ((((((ﾉﾟ⊿ﾟ)ﾉ
ああ。 どうせなら、無能な政治家狩りをすればいいかも。name:楠沢 Date:2010年09月06日 (月) 21時15分 No.336ふくらましても面白そう
拝読致しました。
なかなか興味深い世界でした。
今回の祭作品でいくつか見受けられるのが、犬を使役してるつもりがいつのまにやら犬に使役されている世界で、これもそのうちの一つなのでしょうね。ラスト当たりからその匂いが感じられました。
これはこれで一つの物語として完結してて楽しませていただきましたけれども、この世界を舞台に66認定者やら、役人やらはたまた犬視点やらでもう少し長い物語も楽しめそうだなと期待しております。
一部改行ポイントについての指摘がありましたね。個人的には文庫にしてもおかしくない昔ながらの改行の方が好きなです。それでも間のうまい作家さんはおりますし、ブラウザや画面サイズで行間はいくらでもずれてしまうというのが理由です。
一方でメール(パソコン)は読みやすい様に頻回に改行されていることがありますし、ネットだからこそ出来る表現法に行間やら文字の配列の見た目の美しさというのもあるので、それはそれでアリだと思っています。
この辺はネット小説の永遠の課題ですね。name:卯月音由杞 Date:2010年09月07日 (火) 00時32分 No.343骨格は近未来ハードSFの印象
こんばんわ、卯月音由杞といいます。
作品を拝読しました。
未来世界の物語を描く際に訪れる、ブラックボックス化した技術の正当性を問題化したようなテーマと構成が興味深かったです。社会的には貢献できていない人間を再教育するというのは確かに公共の利益にもなるので肯定されやすいけれど、犬のひと吠えで社会落伍者扱いされてしまう、それを受け入れている社会への恐怖というのも描き出されているように感じました。
本作では判別する側の犬に焦点を強く当てておられますが、「ケンちゃん」始めコード66扱いされてしまった人間のその後にも創造が膨らむ物語で、いろいろ考えさせられながらも楽しく読めました、name:迅本 Date:2010年09月08日 (水) 22時01分 No.376Re: ニート狩り
梅(b^▽^)bさま、はじめまして。
拙作へのご感想、ありがとうございます。（返信が遅くなりすみません）
閉塞感を感じ取って頂けてとても嬉しいです。
赤狩りもそうですが、魔女狩り的なものを連想しつつ書いておりました。
もちろん、筆者は無定職者は隔離せよなどとはゆめ思いません（苦笑）
＞ ああ。 どうせなら、無能な政治家狩りをすればいいかも。
そうですね。 国益を損なう危険性の強い候補者なんかを教えてくれるワンちゃんがいてくれたら…
そうしたらもう少し前向きなお話になったかもしれません（笑）
ありがとうございました！name:迅本 Date:2010年09月08日 (水) 22時23分 No.377Re: ふくらましても面白そう
楠沢さま、はじめまして。
拙作へのご感想、有難うございます。（返信が遅くなりすみませんでした）
＞この世界を舞台に66認定者やら、役人やらはたまた犬視点やらでもう少し長い物語も楽しめそうだなと期待しております。
有難うございます。 とても嬉しいです。
犬に対する愛情が弱いかなと心配にも思ったのですが、楽しんで頂けて何よりでした。
改行についても、ご丁寧なご意見を頂き、感激いたしました。
ほんとうに、おっしゃるとおりです。
一行の表示は○○字まで、ですとか、行間はこれだけ、とこだわった所で、
実際は字の大きさまで読み手の環境に左右されてしまうのが歯がゆいところですね。
私はネットだからこそ出来る表現法を模索して、実践していきたいと密かに思っていたのですが、
今回はその事を考えるとても良い機会になりました。
温かいお言葉をありがとうございました。name:迅本 Date:2010年09月08日 (水) 22時39分 No.378Re: 骨格は近未来ハードSFの印象
卯月音由杞さま、こんばんは！
拙作へのご感想、ありがとうございます。
とても丁寧に読み取ってくださり、感激致しました。
僭越ながら、私の頭の中にあった全体像は、卯月音由杞さまの読み取ってくださったものと大変近似しているように思いました。
筆足らずな文章でしたが、そのように読んでくださりとても嬉しく思いました。
「ケンちゃん」へのご心配についても、有難うございます（笑）
楽しんでいただけてとても嬉しいです。
有難うございました。name:招夏 Date:2010年09月10日 (金) 11時46分 No.397ドアの外で犬の声が…ぶるぶる
こんにちは～初めまして
拝読させていただきました。
碌碌犬恐るべしっ!家事手伝いとか、花嫁修業中とか病気療養中とか……主婦(専業)とかと、ニートってちゃんと分けてくれるのかなぁとか、ケンちゃんは何をされるのかなぁとか、ドキドキしながら読ませていただきました。役に立ってないと見なされれば連行される。そんな息苦しい社会が来ないことを願います。
余談ですが、前書きの
>――夕刻。とあるマンションの一室。
>突然訪れた役人と警察官は、一匹の犬をつれ、男の部屋をノックした。
>はじめまして。迅本と申します。犬祭り、初参戦させて頂きます！
>宜しくお願い致しますー。
これを続けて読んでしまって、自作自演のコメディーだと思ってしまったのは、きっと私だけなんでしょうね。ええ、そーでしょーとも(T_T)name:30-06 Date:2010年09月12日 (日) 20時40分 No.442拝読しました。
ハードボイルドな香りがなんとも、特殊な任務の空しさを引き立ています。
あれ？お客かな？
いえね。ウチの玄関の前にも、ラブラドール・レトリバーを連れた無表情なスーツ姿の役人が立ってるんスけど…name:迅本 Date:2010年09月13日 (月) 22時08分 No.460Re: ドアの外で犬の声が…ぶるぶる
こんばんは招夏さま、はじめまして。
拙作へのご感想、有難うございます！
（ご返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんでした＾＾；）
＞役に立ってないと見なされれば連行される。そんな息苦しい社会が来ないことを願います。
息苦しさを感じて頂けて、嬉しいです。
ある種の犬の鳴き声に怯える社会というのも面白いかもと思って書いてみました。
やりすぎかなぁともちょっぴり反省していたのですが、
小生の想像を超えて多くの感想を頂戴し、とても嬉しく思っています。
それから前書きの件。
わーっ＾＾；ほんとうですね。 すごいテンポのいい自作自演に見えます（笑）
すみません、ここでこそ改行いれておくべきでしたっ
前書きからのいきなりの冒頭文で、ずいぶん温度差をお感じになったのではないでしょうか。
すみません、今後気をつけるように致します！
ご指摘ありがとうございました。name:迅本 Date:2010年09月13日 (月) 22時16分 No.461Re: 拝読しました。
30-06さま、はじめまして。
拙作へのご感想、有難うございます！
返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんでした＾＾；
まずは、洒落の聞いたご感想をありがとうございました（笑）
30-06さまの作品も読ませて頂きましたが、御作品の筆致といい、
ユーモア溢れるお方だなぁと 思わず笑みがこぼれました。
＞ハードボイルドな香りがなんとも、特殊な任務の空しさを引き立ています。
役人の空しさまで汲み取って頂き、感激至極です。
貴重なご感想を有難うございました！name:butapenn Date:2010年09月15日 (水) 22時50分 No.499ハッピーエンドかバッドエンドか
私も最初読んだときは、「母親に暴力ふるいながら寄生する息子は、矯正してもらったほうが幸せじゃないか」と一瞬思ったのです。
だが、二読して、やはり違うなと、何かうすら寒いものを感じました。
ひとつには、彼らを完璧に矯正できる施設というのは、いったいどんな訓練をする場所なのか。あるいは人格を完全に別人にしてしまうのか。
そして犬を連れてきた役人の、やさしい笑顔から無表情への転換。さらに役人自身が犬に吠えられることに恐怖を感じていること。
やはり、ここに描かれている社会は異常な管理社会であると言わざるを得ないようです。
鬱々としたモノトーンの光景が、ほろ苦い読後感とともに印象に残りました。name:迅本 Date:2010年09月20日 (月) 23時04分 No.543Re: ハッピーエンドかバッドエンドか
butapennさん、こんばんは！
拙作へのご感想、ありがとうございます。
御礼が遅くなりまして、申し訳ありませんでした＾＾；
＞鬱々としたモノトーンの光景が、ほろ苦い読後感とともに印象に残りました。
ありがとうございます。 ご感想頂き、とっても嬉しいです。
異常な管理社会、まさにそうですね。 筆者も同じ思いです。
私見なのですが、完全に人格を別人にしてしまう技術が仮に存在したとして、
それを行使してしまったら、その時点で、恐らく人間らしい社会ではなくなってしまうだろうなぁと思います。
butapennさまも、拙作中の『矯正』から、『洗脳』を連想されたのではないでしょうか。
私も、butapennさんに読み取っていただいたように鬱々とした閉塞感のあるお話として自作を読みますが、
読んで下さる方の頭の中で、様々な姿に映して頂けていただけるのは、書き手としてとても嬉しいことですね。
ご感想、ありがとうございました。
