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服従の快感を覚えた3人
BUTAPENN さんのサイトから、お祭りにたどり着きました。 楽しい企画ですね〜。
3作も出品だなんて、すごすぎます。
最初から最後まで、止まることの無い緊迫感に痺れました。
老婆にも少女にもなる、魔性の女性の妖艶なナマ足も素敵…… 。
服従の快感を覚えた3人は、すでに堕ちているんでしょうね。
ところで、女生徒が役員になった場合、魔性の殿方とか、アリでしょうか ( ´艸`)
ナマ足の誘惑
梅(b^▽^)bさん、感想ありがとうございます。
緊迫感を感じてくださり、はたまた、むっちりナマ足に魅惑されてくださって、うれしいです。
この三人、実はすでに堕ちているのでしょうね。いつそれを認めるかだけの問題で。
>女生徒が役員になった場合、魔性の殿方とか、アリでしょうか
少女に仕える男子生徒が、実は美少年なんですね。執行部が女性の場合は、彼がお相手いたします。
成長すれば、魔性の黒執事ですよ。奥さん!
name:ナノハ
Date:2010年08月21日 (土) 18時33分 No.41
こんばんは!
おもしろかったです。一気に読んでしまいました。
それにしてもこの少女、一体いつからこんな風に
しているんでしょうねぇ。学校だけでなく、国まで…。
彼女の犬になってしまったら、もうおしまい。
少しぞっとしました。
梅(b^▽^)bさんがおっしゃった、魔性の殿方バージョンも
カッコ良さそうですね!
魅惑の女主人の飼い犬たち
茶林です。
いつものBUTAPENNとはちょっと毛色の違うお話でしたね。犬祭りだけに!
コミカルな小ネタを交えながら少しずつホラーな展開に雪崩れ込む筆致は、さすがです。
脚は充分に堪能させていただきましたが、私だけはあえて言おう! 乳成分が足りない、と!
……いや、うん。面白かったです。
どこで魅せられたのやら
この3人なら密秘条項の無効に翌日ぐらいには気付く筈だから、それを指摘しなかったのは、その段階でこの魔女の魅力に魅せられていたのでしょうねえ。となると理不尽な先生が殺された時に、すんなり黙る事で済ませたのも納得いくし。
まあ、中国の古典で出て来るじゃじゃ馬女房(悍婦)の話も、男を色で誘惑して支配する話ばかりですから、そういう狐達にくらべればこの魔女は可愛いものかも
安心感
拝読しました。
読みはじめてすぐに安心することができました。「きっと、この作者さんのこの作品ならガッカリさせられることはないだろうな」って。話の流れ・リズムもいいし、気の利いた表現もちりばめてあり、心地よいまま読み通せました。
で、ひとつだけ気になったんですが――あの誓約書は厳しすぎて誰もサインしないんじゃない? ってとこが引っかかりました。ここは設定を納得させるためのポイントで、どうしても読者の注意がいくとこなんで。
軽快な話に仕上がってるので、そこは『なんとなく気圧されてうやむやのうちに従ってた』ぐらいの大雑把な理由でもOKだったと思います。
よく出来た話だからこそ、些細なところが気になったのかもしれません。とにもかくにも面白かったですよ。
裏で誰かが手を引いて
おひさしぶりです、ごきげんよう。三里です。
拝読いたしました。
びしびしと伏線張りまくりの引っ張りまくり、
ドキドキしながら読ませていただきました。
少女(老婆?)と付き添いの少年の描写が艶っぽかったです。
怨みは強い情熱ですよね。もうこの3人は少女から逃げられない。
name:招夏
Date:2010年08月24日 (火) 21時22分 No.116
面白かったー
こんにちは〜拝読させていただきました(^^)
三人は、もう既に犬ですね…気の毒に……
>「全っ然、聞く気になりませんね」
>「冗談は顔だけにしろ」
>「ついでに、板書のスペルミスを減らせ」
この辺りのセリフに、BUTAPENNさんの楽しい高校生活を垣間見たような気がするのは気のせいでしょうか?生徒会長で辣腕をふるっていませんでしたか?教師タジタジの…(笑)。最後まで一気に楽しく読ませていただきました。
すみません、返信がとても遅くなりました
>ナノハさん
感想ありがとうございます。
彼女、いったいいつからこうしているんでしょう。「何百年も」ということは、江戸時代? 龍馬も西郷どんも、みんな彼女に操られていた? なんて考えると楽しい…恐いですね。
>魔性の殿方バージョン
女子高では、車椅子が男子で、横にいるのが女性かもしれません。わああ、いいなvv。
>茶林小一さん
感想どうもありがとうございます(サイトでのご紹介もありがとうございます)
犬祭だけに、毛色ちょっと違ってますか? 実はかなりの難産でして、前半はとってつけたようなコミカルだったかもしれません。でもこういうお祭りは、ふだんの自分の殻を破る冒険には、ちょうどいい舞台です。
>乳成分
いや、初稿では、乳成分もちゃんとありました。でも、茶林さんがいらっしゃるので、あえて! むっちりナマ足の魅力に目覚めてください。
>天然記念狼さん
魅せられたのは、すでに出会いからです。予言者だということばを最初から真に受けた時点で、彼女の虜になってたんですね。
男たちを自分の意思で動いていると錯覚させて支配できるのですから、彼女は利口なのだと思います。でも、これならまだ可愛いもんですか?
>道三@犬にならないが、ヒモにだったらなってもいい
感想ありがとうございます。そうですか。ヒモならOKですか。
安心感と言っていただけて、ほっとしました。今回初稿シリアス→最終稿コミカルと、ふらついてたもんで。
で、誓約書のことですが、まず高校の生徒会ごときでは誓約書そのものがないと思います(就職のときは保証人なんて立てるようですが)。それを厭わなかった三人は、よほど激しい選挙戦を勝ち抜いて執行部になりたかったのかもしれません。でも、確かにここで、「あれ」と立ち止まってしまいますね。なるほど、おっしゃるような一文があればよかったです。
>三里アキラさん
感想ありがとうございます。
むっちりナマ足と、お手手ぺろりの色気を感じとってくださってうれしいです。
>裏で誰かが手を引いて
確かに姿を現してませんが、少女のほかに誰か糸を引く者がいると思います。そいつは何百年生きているのでしょうね。三人がもし呪縛から逃れたければ、その黒幕を倒す必要がありそうです。
>招夏さん
感想ありがとうございます。三人は、もうすでに犬ですね。そのことを認めれば、彼女のそばでお手手ぺろり。認めない限り、予言の縛りに苦しめられるわけです。
>この辺りのセリフに、BUTAPENNさんの楽しい高校生活を垣間見たような
いや、私の高校生活はまるきり逆で、軍隊のように教師が威張ってました。一度こんなことを言ってみたかった。
name:りい
Date:2010年08月31日 (火) 00時14分 No.235
こんばんは。
御作、拝読させていただきました。
ぴーんと張り詰めた緊張感のなか、時々くすりと笑わせてくれ、テンポもよくて、さくさく読めました。
気付かぬうちに溺れていく。魅惑の美少女。怖いですね〜。
りいさまへ
感想ありがとうございました!
> ぴーんと張り詰めた緊張感のなか、時々くすりと笑わせてくれ、
そうおっしゃってくださって嬉しいです。脱力するようなギャグで緊張感をだいなしにしたかなと思ってたもので。
魅惑の美少女(それとも美老婆?)に操られまいとしながら、かえって深く溺れていく三人が、もう今から見えるようです。
ありがとうございました。
謎めいた美少女って魅力的ですね
読ませていただきました。
学校の災厄を次々と予言する美少女。何とも魅力的な設定ですね。主人公の三人のそれに対する対策の立て方が面白かったです。イジメ対策、なるほどこの手もありかなって思っちゃいました。
確かに予言は回避されたのかどうかなんて判らないですよね。それにしても、その証明のために殺されてしまった先生がお気の毒です。
すっかり美少女の虜になってしまった三人は、この先、たぶん就職先でもこの少女に再会するんでしょうね。国まで動かしている彼女は、いったい何者なんでしょうか。傅いている少年は本物の犬なんでしょうか。考えれば考えるほど謎だらけですが、とにかく面白かったです!
楽しませていただきました。
まあぷるさんへ
感想をどうもありがとうございます!
主人公たちの打ち出す対策は、どれもバカバカしいけど、なぜかうまく行ってしまうのですね。
今回「予言」がテーマと聞いて、予言というものは阻止したら当たったことにはならないというパラドックスを描きたいと思いました。予言者からしてみれば、予言は意地でも阻止されてはいけないんですね。
傅いている男子生徒の正体もわからずじまいですし、垣先生が殺された理由は書いていません。いろいろ謎のまま終わってしまった部分が多すぎたかもしれません。
先生は直接的には予言の証明のために殺されたわけですが、一方では、長年のつきあいで彼女の正体を知りすぎてしまったとも想像できます。
お察しのとおり、三人は大学を卒業して就職しても、彼女から離れられそうにありません。やがて政治家になって、どこかの政党の三役に…ということになるのでしょうか。
いろいろ想像してくださって、私も楽しみました。ありがとうございました。
name:楠沢
Date:2010年09月05日 (日) 14時37分 No.307
ぞぞっと
拝読しました。
作品紹介からてっきりコメディと疑わず読み進めていたら、あれよあれよとホラーの世界へ。
あくまでもコメディがベースにあるので、それが逆にラストでぞぞっとさせられました。
拝読しました。
半村良の嘘部シリーズを彷彿させる、間接的闇の工作戦が楽しい。
禁止禁止で締め付けない、やらせるという逆転の発想が功を奏したか、作戦上は上手く行ったかに見えて…
その先にあるのは堂々巡りの…
有能な彼らが大学を卒業した後に廻される、所属機関が楽しみです。
name:迅本
Date:2010年09月14日 (火) 22時43分 No.479
butapennさまらしい、秀逸な作品でした
butapennさま、こんばんは。
御作「DOGmatic」拝読致しました。
軽快なリズムから暗雲、そして、淡彩ながら既に彼女に取り込まれている、という余韻を持たせるエンドに、
やっぱりbutapennさんだ!と楽しみながら読ませて頂きました。
いつもリアリティ溢れるbutapennさんの作風を意識して今作も読ませて頂きましたので、
すみません、これは私見なのですが『イジメ撲滅』に関してのみ、私には三人の打つ手が妙案とは思えませんでした。
イジメに対する風評はそう簡単に変えようがないのではないかと…
しかし、逆をいえば世間的には不謹慎にすら映る逆転策を見事に浸透させる事で、さらに3人の実力が際立っていたともいえるのですが…。
ご気分を害されましたら、すみません^^;
とにかく、引き込まれる面白い作品でした。
初版versionも是非読ませていただきたい!と心から思いました。
ありがとうございます
>楠沢さん
感想ありがとうございます。
最初シリアス路線で、さっぱりモノにならず、冷や汗かきながらコメディに書き換えたという裏話があります。両方が違和感なくつながって、うまく対比の効果をあげているとしたら、成功です。ああよかった。
>:30-06さん
>間接的闇の工作戦
「風が吹けば桶屋がもうかる」的な工作をと、あれこれ考えて、こんな形になりました。「半村良の嘘部シリーズ」がそれなんですね。未読なので悔しいです。
大学を卒業した三人が所属するのは、やはり某党でしょうね。
今回、三役のひとりが女性になったので驚きました。彼女なら、謎の美少女の毒我にかからなくてすむかもしれません。
>迅本さん
感想をありがとうございます。
イジメ描写については、コメディ仕立てに変更したときに、一番加筆した部分です。
まさにご指摘のとおりで、こんな計画でイジメが根絶できるはずはありません(ほかの作戦も似たりよったりですけど)。そのリアリティのなさが、かえって予言の超自然性を暗示するはずでしたが、なかなかそのあたりを書くのはむずかしかったです。
実は、「混雑した通学バス」「バイクの三無い運動」「イジメ」などは、私が高校のPTA会長をしたときに起こった問題でして、やはり妙案というのは、なかなかないものです。せめてお話の世界だけでも、イジメは解決してほしいです。
初版バージョンは、残念ながら消してしまいました。こういうとき、紙の原稿だと残っていていいんですよね。