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[29] 7つのライトピース
ルイージもどき - 2003年08月07日 (木) 14時45分

         第1話+出会い

    『ここで塩とコショウを少々いれます。』
     カービィは料理番組をみていました。
       「おいしそうだなぁ。」
     カービィはよだれをたらしています。
 『そして・・・番組の途中すみません。緊急ニュースです。』
      「うぁ!さいあく!なんじゃそら!」
 カービィはあまりにも緊急ニュースがゆるせなかったのか、
  テレビをハンマーでたたきこわしてしまいました。
  緊急ニュースだったのに、見なくていいんでしょうか?
        ドンドンドンドンッ
     誰かがドアをたたきました。すごい力で。
      「ん?かんてにあがっていーヨー。」
      「かってにあがっていいんだな?」
    カービィには、きいたことのない声がしました。
           「え?」
 カービィがふりむくと、そこには見たことの無い人(?)が
       びしょぬれで立っていました。
  その人は、白い体をしていて足は黒く、目が青色です。
  天使の羽が赤くそまったような羽を生やしています。
     「きみ・・・誰?プププランドの人?」
   カービィがききます。でも、その人は答えません。
     「じゃあ、きみは何しにここへ?」
      カービィは質問をかえました。
     「・・・この国に星の戦士はいるか?」
 「え?ぼくがそうだよ。星の戦士だよ。あとメタナイトもそ
          うだけど。」
  その人はフッと笑います。そして、こう言いました。
  「じゃあ、そいつのところに案内してくれねぇか?」
 「・・・いいけど、まずきみが誰なのか、なんで星に戦士をさがし         
     ているのか、教えてくえなきゃ案内しない。」
         「・・・そうか、」
   その人は下に頭を下げました。そして頭をあげると、
 「俺は『キリミリ・グティック』。『フリーライト』族だ。
        俺は天気をあやつる。
          「天気・・・?」
 「そうだ。俺は、あるひ『フリーダーク』っつーやつらに
   『ライト』っていうペンダントをばらばらにされた。
   『ライト』は『フリーライト』の力のみなもとだ。
   だから、俺の天気をあやつる力がなくなり、天気が
    暴走した。もう、青空はみえないんだよ。このまま
   天気が暴走して、雷がこの国に落ち続けたらどうする?
        この国は、滅びるぜ。」
         
        ++ほろびる・・・++
  カービィの頭が、その一言でいっぱいになりました。
    カービィは、プププランドが好きだった。
  ++滅ぼしたくない。じゃあ、どうすればいいの?++
  カービィはそうおもいました。この国を滅ぼしたくない。
 けど、どうやって天気を戻すのか、カービィには、わかりませ 
           でした。
  「お前、この国をたすけたいだろ。そうなんだろ?」
      「うん。だけど、どうすれば?」
 「『ライト』のかけらを、いや、『ライトピース』を
    あつめて、『ライト』を元に戻すんだ。」
 「わかった。・・・でも、またこんなことがあるかもしれない  
        よ?」
     カービィが困った顔をしていいます。
  「ついでに『フリーダーク』を倒せばいいだろ。」
       「ああそっかぁ!」
     「・・・ところでお前名前は?」
   キリミリ・グティックがカービィの聞きます。
   「僕?僕はカービィ。星のカービィだよ。」
 「星の・・・カービィか。なあ。星野ってよんでいいか?」
     「じゃあぼくはキリってよぶね。」
     カービィはニッコリしていいました。
   「あ、そういや星野、緊急ニュース見たか?」
       「んーん、みてないよ。」
       「これから竜巻くるぞ。」
                     +つづく+



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