[144] FRIENDS 英雄たちの絆 |
- アーニャ - 2004年06月11日 (金) 18時46分
第二話 レイアム村。地方の端にある、小さな村。 ここは主に孤立していて、住みやすい環境の中にあった。 広場には誰かがいる。 レオン・エグゼナールとリョウ・アンリス。 二人は生まれたときからの幼馴染で、仲が良かった。 小さいころから喧嘩ばかりで今では良きライバル。 レオン「リョウ!そんなに攻めてばかりじゃ駄目だ!少しは引かないと‥。」 リョウ「レオン!私のやり方にいちいち突っ込んでこないで!」 レオンはリョウの腹に剣の柄をドンと突いた。 リョウ「痛‥。やっぱり素手じゃいけないのかな?」 リョウは武器といった武器を持っていなくて、いつも素手で戦っていた。 だからリョウの手はボロボロ。 レオン「俺もそう思ってさ、リョウのために作ってみたんだ。」 といってレオンはリョウに差し出した。 二つの鉄球がゴム製のわっかにつながっている。両手で持つ、フレイルのような物だ。 リョウ「へぇ‥。これが私に合う武器かぁ。なんかユニークな形だな。」 レオンはすくっと立ち上がった。 レオン「もう日が暮れるぞ。そろそろ帰ろうぜ。」 リョウ「もっと戦ってくれよ!まだ少しぐらい平気‥」 レオン「今日は何の日だ?」 レオンが強い口調でリョウに聞いた。 リョウ「え‥。何の日?9月
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