[88] 僕らの旅ー必ず僕は会いに来る編ー |
- バスケット - 2004年10月04日 (月) 20時23分
なんて時間が経つのが早いのだろう。もう3日が過ぎた。僕はできる限り笑った。がんばって。だけど、だけど。。。 「どうしたんだ?」キキが僕の顔をのぞきこむ。泣きそうな顔を見られそうだったので僕は何とかごまかした。キキは笑った。そして僕に言ったんだ。「俺たちはずっと一緒だよな!!」泣きそうになった。涙をこらえた。どうしてだろう、どうしてこんな事になってしまったのだろう。どうかばれないで!!どうか!!その時だった。母と父が僕を見つけた。「サキ!!こんな所にいたのかい。。。!?お前にもしもの事があったら私達は。。。」震えている、母は泣いていた。 心が痛んだ。母が僕のことをこんなに心配している。辛くなった。母は家へ帰ろうと言った。僕はキキを見た。キキは僕に「また、明日な」と僕に言った。 つづく
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