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  「奥の細道」⇒日和山

海晴(かいせい)

【 金華山 】 石巻 日和山上からの金華山遠望 
       日和山にある芭蕉・曾良像

牡鹿半島の先端にあたる「金華山」は、石巻から20数キロ離れていて、眺めることはできないが市の南端にある眺望絶佳の日和山からは望遠し、旅情を深めることができる。現に、この地には地元有志の寄進で芭蕉一行の銅像が建てられ、恰もそうであったが如き光景が演出されている。 また、日和神社の一隅には「雲折り折り 人を休める 月見かな」という芭蕉の句碑があるが、この句は細道行脚時のものではなさそうだ。 

なお「奥の細道」の記述によれば実際は、松島から平泉へ直行の予定であったが道を違えてしまって思いもかけず「石巻」とやらに迷い着き、宿を貸して貰える当てもなく、喉も乾いて難渋しているのを見かねた住民の親切で「四兵衛」という家を紹介してもらってやっと息がつけたということになっている。

尤も、このくだりは、芭蕉一流の構文技法で、辺地行脚の心細さを強調するための挿話だとする見解もある。事実、芭蕉は「巻石・袖の渡」といったこの地の歌枕をしっかりこなしている辺りからして、信憑性は高かそうである。

《 金華山 黄金咲くかや 秋の海 》 乱志


[1069]2009年04月21日 (火) 16時37分



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