海晴(かいせい)
「奥の細道」⇒【 塩釜神社】 参 道 本 殿 「塩釜神社」は、伊達政宗によって1607年に造営され、東北鎮護の陸奥国一宮として広く崇敬されてきた社である。現社殿は1704年に竣工し、昭和になって改修されたものである。第一駐車場から赤鳥居に達すると、すぐ左の薄暗い林の中に「芭蕉翁奥の細道碑」がある。隣接の「志波彦神社」前を過ぎ西行すると左手に200段以上もあるという急石段の表参道に続く楼門があり右手に本殿に通じる唐門がある。 本殿は右宮、左宮、別宮に分かれていて社殿は豪壮華麗である。
ここには藤原秀衡の三男で義経を最後まで守護し、23歳で生涯を閉じた和泉三郎が寄進したという灯篭がある。芭蕉は「奥の細道」において彼を義勇忠孝の士として讃えている。裏参道を下り切ると「芭蕉止宿の地」はこの付近という説明板がある。
《 武士(もののふ)の 義勇偲ぶや 紅葉坂 》 乱志
[1059]2009年04月13日 (月) 23時17分
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