海晴(かいせい)
「奥の細道」⇒【 野田の玉川】 野田の玉川 説明看板のあるお堂 この歌枕の探索には苦労した。概ね現地付近には達したが通行人、郵便配達人の誰からも確たる情報は得られ、やっと一軒の不動産屋の親父さんが道路沿いにある民家のお堂が関係ありそうだと教えて呉れた。なんと、このお堂は地主が個人的関心から設けたもので「野田の玉川」の説明板が添えられている。道幅6mほどの県道を跨ぎJRの線路下に流れ込んでいる水路がそれだと判明した。この細流が日本六玉川のひとつとして名高い歌枕であったとは信じがたいが、300余年も前に俳聖がここで佇んだのかと一抹の感傷を覚えた。 近くのコンビニで缶コーヒを求め、その領収書からやっと下記ナビ用電話番号を入手した。
《 秋深く 知る人もなき 歌枕 》 乱志
[1058]2009年04月13日 (月) 23時07分
|