海晴(かいせい)
乙字ヶ滝
乙字ヶ滝 「乙字ヶ滝」は、等躬邸から南東6kmの地点にある。 阿武隈川の水流が岩盤の段差から落ち込み幅広の滝を形成している。落差は数メートル程度だが横幅は200m強あり予想していたよりはるかに優美で見ごたえのある滝であった。
南岸は「滝見不動堂」や各種の句碑を中心に、樹木に覆われた平地の公園なっており遊歩道が川沿いに伸びている。画板を広げて写生に打ち込んでいる老人の姿もあり風情を感じる。芭蕉達は等躬が提供した馬に乗り、この滝を経由して奥州街道を郡山に向かった。
《 滝姿 小さくも良し 乙字滝 》 乱志
[990]2009年01月11日 (日) 22時12分
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