海晴(かいせい)
大雄寺 《 夏山に 足駄を拝む 首途かな 》 茅葺の山門 茅葺の本堂
「大雄寺」の正式名称は「曹洞宗黒羽山久遠院大雄寺」で寺伝によると1404年に黒羽 余瀬で創建され20年後に戦火で消失した後、1448年に再建され、1576年に現在地に移築された。 禅宗様式に則り山門、本堂、鐘楼、庫裏、回廊、いずれも質素な総茅葺となっており風格のある精神的遺産である。一度は訪問する価値のある古刹と云えよう。
この寺には喜怒哀楽の様々な様相をした石造の羅漢像16体が配置された庭園もある。
《 茅葺の 古刹に重き 気配あり》 乱志
[955]2008年12月24日 (水) 12時18分
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