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[1724] 投稿者:てれぽーたー - 夏の読書計画。 RES


 グレッグ・イーガン著「順列都市」上巻下巻、読了です。
 これ、「ディアスポラ」を読む前に読んでおくんだったなぁと、多少悔やんでいます。(それくらい、「ディアスポラ」が強烈だったわけですが……)意識をコンピュータの中に移植するという共通したテーマでありながら、「ディアスポラ」に比べ、「順列都市」は、書かれた年代を感じずにはいられなかったからです。しかし、その古くささを考慮に入れずとも、イーガンはすごいですね。
 肉体の生理機能を擬似的にコンピュータでシミュレートすれば、そこに非テューリング的な意識をもつ自我が生じる、といったようなことは、裏を返せば、現実世界の僕たちもただの生物機械でしかなく、肉体の持つ生理的な化学反応や触媒作用が、この現実というものを認識している意識そのものであるということです。
 木々に茂る葉の反射するある波長のマイクロ波を「緑」として感じ、降り注ぐある種の波長を「あたたかさ」として感じ、他者の中に「感情」を見出し、そこに愛を感じたり、憎しみを感じたり、多様で複雑な感情全て、機械である僕たちの内部で瞬間瞬間に組換えられる構成部品の連続したパターンの変化にすぎません。
 でも、そういった事実(未だに「仮に」というレベルですが)を突きつけられたとしても、そうは思えない(自分は機械だ、などと決して割り切れない)意識の持つクオリアは、どうしてこうも切なくてきれいなのでしょう。「自分」とは、いったい何なのでしょうね。

 さて、季節は梅雨に入りました。
 仕事がハードになったぶん、読書量が激減しています。今年になってまだ26冊。少ないなぁ。
 次に読む本です。
 まず、澁澤龍彦著「少女コレクション序説」。次が、グレッグ・イーガン著「TAP」。その他は、「SFが読みたい! 2009年版」などです。今年はSFを多く読みたいと思っています。その参考にしたと思います。

2009年06月14日 (日) 08時08分

[1725] 投稿者:てれぽーたー - 少女コレクション序説


 澁澤龍彦著「少女コレクション序説」、読了です。
 澁澤が筆の赴くままに綴ったエロスや中世ヨーロッパの文化に関するエッセイです。
 エロスに関する記述として面白いのが、「蝶のように、貝殻のように、捺花のように、人形のように、可憐な少女をガラス箱のなかにコレクションするのは万人の夢であろう。」などのように、澁澤が徹底的に愛玩する対象としての少女にエロスを感じている箇所です。対象とされている少女、あるいはその模造品である人形は、一切自ら語らず、受動的にふるまうことを余儀なくされています。
 なぜ、このような受動的にふるまう少女を、性的な魅力ある対象として愛玩してしまうのかは、男性の持つ、父性を明らかにしようとする欲求の表れである可能性があり、興味深いですね。
 つまり、言いなりになる女性は、男性にとって自らの遺伝子の半分を確実に次世代に残してくれる都合のいい存在であるということです。
 これ、日本のアニメなどに登場する無口な少女たちに、多くのファンが暴力的な視線を投げかけることに似ているような気がします。
 「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイや、「涼宮ハルヒの憂鬱」の長門有希、「DARKER THAN BLACK ―黒の契約者―」の銀<イン>、「機動戦艦ナデシコ」の星野ルリ、「美少女戦士セーラームーン」の土萌ほたる、「ギャラクシーエンジェル」のヴァニラ・H、「ゼロの使い魔」のタバサetc。
 彼女たちは、愛玩される人形のように、メディアの中で常に男たちの暴力的な視線に晒されています。澁澤のいう「少女という存在自体が、つねに幾分かは物体(オブジェ)である」とは、まさしく、この無口キャラに群がるアニメファンたちの心理ではないかと思うのです。
 澁澤が現代に生きていれば、アニメやコミック関連の氾濫するエロティックな表現の数々に、深い理解を示していたのではないでしょうか。
 本書の後半は、中世ヨーロッパにあふれていた神秘主義や博物学に関するエッセイです。その締めくくりとして、「マンドラゴラについて」と題し、その植物にまつわる伝説を書き綴っています。
 そして、本書は「この工業生産的な二十世紀の『黄金伝説』を、何とかして誕生させたいものである。」として、幕を閉じます。
 中世ヨーロッパにおいて、大衆や博識な科学者たち(と、当時は呼ばれていた)全員に蔓延していた『無知』が創り出した黄金伝説の数々。処女生殖、精子や尿から子供が誕生する、植物から人間や羊が生まれるといった妄言を、仮に黄金伝説と呼ぶのであれば、現代においても、滝からマイナスイオン、ゲルマニウムで健康になる、バナナダイエットなどの○○ダイエット、結晶で僕たちに答えを教えてくれる水、アメリカで多発する宇宙人による誘拐事件、素性のいい金属を使うと音の良くなるオーディオなど、この現代にも黄金伝説はあふれています。
 澁澤のいうような黄金伝説は、人に夢を与えるかもしれませんが、その夢は、無知の上に成り立つたんなる幻想です。このような黄金伝説は、人の歴史に残る恥部であると僕は思います。だからこそ、澁澤にはより魅力的な伝説なのかもしれませんが……。

2009年06月27日 (土) 20時22分

[1726] 投稿者:てれぽーたー - 人間失格!


 突然ですが、太宰治著「人間失格」、読了です。
 NHK「クローズアップ現代」において、『生誕百年 太宰治はなぜうける?』と題して放送していたのがきっかけで読んでみました。番組は終わりまで観ていません。ですので、番組の内容ははっきり言って知りません。とにかく「若者にウケている」という理由だけで読んでみました。
 感想は……、何もありません。(^_^;)
 本書の中で主人公の大庭葉蔵(これは、太宰自身であるらしい)が、必死で悩んでいることに、共感できなければ反感もありません。
 人が社会行動をするということは、すなわち、葉蔵のように自らを偽り、演じたりごまかしたりといった行動を必要とするものであるし、また、人の脳とはそのように進化してきました。そのことに対して、自己批判的であったりナーバスであったりするかどうかは、ヒトとしての多様性のひとつなのではないしょうか。
 っていうか、こんな悩みは普通中学生くらいで卒業するんじゃないんですか?(^_^;)
 僕も中学生のころは、身もだえるくらいにこういう悩みを抱えていたような記憶があります。
 僕が、太宰の小説を読んで何とも思わないのは、僕が年を取ったっていうことなんでしょうね。

2009年06月28日 (日) 19時04分

[1715] 投稿者:てれぽーたー - 春の読書計画。 RES


 年明けから一ヶ月以上かかり、ニック・レーン著「ミトコンドリアが進化を決めた」を読了しました。
 その後、日日日著「狂乱家族日記」壱〜参さつめを読了。続けて、今野緒雪著「マリア様がみてる ハロー・グッバイ」も読了。
 現在、今年六冊目になるルドルフ・シュタイナー著「農業講座 ──農業を豊かにするための精神科学的な基礎──」を読んでいます。
 シュタイナーによれば、窒素には、生きている窒素と死んでいる窒素があるそうで、植物の生育には生きている方の窒素が必要なのだそうです……。orz
 八十年前に書かれた本であるため、その内容に関してツッコミを入れることは控えようかと考えました。でも、ちょっとひどすぎる……。(^_^;)
 驚くべきことに、この現代の日本においてさえ、シュタイナーの主張を実践している人がいるらしいことが、webを検索すればわかります。しかも、学校まである!土星からの光が地球を貫いて、多年生植物の生育に影響を及ぼすなどの記述を、どう子供たちに教えるというのでしょうか?
 シュタイナーのいう霊的なものをシュタイナー以外の人が感じるか感じないかは、そういった霊的なものが存在するかしないかの証明ではなく、たんなるコンセンサスであり、ただの「馴れ合い」による共感でしかありません。もし仮に僕に子供がいたとしたら、そんなものを教える学校には、絶対に通わせたくはありせん。(^_^;)

 今後の読書計画です。
 ドルフ・シュタイナー著「農業講座 ──農業を豊かにするための精神科学的な基礎──」を読んだ後は、春日武彦著「精神科医は腹の底で何を考えているか」を読みます。
 その後は日日日著「狂乱家族日記」を読む予定です。
 「狂乱家族日記」は、アニメを見ただけではその裏側にある凶華の不安や悩みを理解しづらいのですが、小説ではそのあたりをしっかり描こうとしています。楽しみですね。
 今年も乱読が続きます。

2009年02月14日 (土) 18時47分

[1716] 投稿者:てれぽーたー - 超!脱力系


 ルドルフ・シュタイナー「農業講座」を読んでいます。どうしようもない部分……、というか、全体的にこんな感じなのですが、読んでいて非常に疲れる箇所がありましたので、抜き出してみます。
 以下の文章を読んでください。

──ここから──

 つまり、ケイ石によって宇宙から吸いとられたものと地上にあるものとの間に、絶えず相互作用がなければなりません。いってみれば「腹中」で生じている働きと、地下の「頭部」を養っているものとの間には、絶えざる交流が必要なのです。なぜなら頭部は宇宙に養われなければならないのですが、しかしそれは地上、すなわち腹中で生じている作用と密接な相互作用を保っていなければならないからです。宇宙からやって来て地下で捕捉されているものは、絶えず地上に向かって流れなければならないからです。宇宙からやって来て地下で捕捉されているものは、絶えず地上に流れ出ていくことができなければなりません。そして、それが地上に向かって流れ出ていくことができるために地中に存在しているのが、粘土質なのであります。すべての粘土性の物質は、本質的にいって地下にある宇宙的存在の作用を、下方から上方にもたらす促進剤なのです。

──ここまで──(ルドルフ・シュタイナー著「農業講座──農業を豊かにするための精神科学的な基礎──」より P65 4行目〜11行目抜粋)

 はっきりいって、わけわかりません!w
 ちょっと対話形式で書き出してみたいと思います。僕の心の叫びを聞いてください。w

>ケイ石によって宇宙から吸いとられたものと地上にあるものとの間に、絶えず相互作用がなければなりません。

 ほう……、そうなのか?でもなんで?


>なぜなら

 なぜなんだろう?(どんな理由が述べられるのか、期待に胸ワクワク)


>頭部は宇宙に養われなければならないのですが

 なぜ、頭部は宇宙に養われなければならないのか????


>腹中で生じている作用と密接な相互作用を保っていなければならないからです

 だからなんで?


>宇宙からやって来て地下で捕捉されているものは、絶えず地上に向かって流れなければならないからです

 だ〜か〜ら、その理由は?


>絶えず地上に流れ出ていくことができなければなりません。

 いや、だからその理由はなんなんだよ!!!

 しまいには、腹立ってきます。(^_^;)

2009年02月15日 (日) 11時28分

[1718] 投稿者:てれぽーたー - ただいま暴走中。


 ルドルフ・シュタイナー著「農業講座──農業を豊かにするための精神科学的な基礎──」をいったん脇において、日日日著「狂乱家族日記」シリーズを読みふけっていました。
 いまひとつ世界観に整合性がない、というのが正直な感想です。
 Dr.ゲボックが外人であるという表現は、乱崎家の人たちの住む国が、地球上の広大な土地を支配する大日本帝国である、という設定と微妙に矛盾していると思います。
 サバンナやその他アジアなどの広大な地域を自国とする大日本帝国内のさまざまな人種は、やはり肌の色や髪の色や瞳の色が違ってしかるべきなので、外見の相違だけでゲボックを「外国人」と判断するのは無理なんじゃないでしょうか?
 まぁ、こういう小説の舞台というのは所詮嘘八百の世界であり、よほど著者が注意していなければ、現実世界の常識にとらわれてしまって勘違いを犯しやすい、と思うのです。
 僕もそんなミスをしちゃいますので……。(^_^;)
 容貌も名前も全く違う人物が、実は同一人物だった、というオチにしても、その人物にせめて性格の一貫性などが欲しいですね。全くの別人格を、実は同一人物だったと述べられても、そこに説得力はありません。
 破壊の化身「閻禍」の伝説にしても、あれで終わりではないですよね?

 さて、春の読書計画は暴走を始めています!w
 現在読んでいるのは、稲垣恭子著「女学校と女学生 教養・たしなみ・モダン文化」です。今野緒雪著「マリア様がみてる」の中で、スール(姉妹)の関係という上級生と下級生の女生徒同士の関係というのが描かれていましたが、実際、その昔、「S(エス)」という姉妹関係があったそうです。下級生の女の子が、憧れの上級生のお姉様に熱い思いをしたためた手紙を渡す、という世にもおぞましい──(ry
 次に読むのが菅聡子編「<少女小説>ワンダーランド 明治から平成まで」です。
 これ、別に何か目的があって読むわけではありません。
 ただの好奇心です。(^_^;)

2009年04月19日 (日) 17時31分

[1720] 投稿者:てれぽーたー - 狂乱読書日記


 稲垣恭子著「女学校と女学生 教養・たしなみ・モダン文化」、菅聡子編「<少女小説>ワンダーランド 明治から平成まで」、日日日著「狂乱家族日記 番外そのさん」
、谷瑞恵著「伯爵と妖精 あいつは優雅な大悪党」、立て続けに読了です。
 「伯爵と妖精」は、まさに少女小説。王道ですね。
 次から、SFが続きます。
 ロバート・チャールズ・ウィルスン著「時間封鎖」、堀晃著「遺跡の声」、そして、グレッグ・イーガン著「順列都市」です。
 グレッグ・イーガンは、待てど暮らせど新作が出ない!で、よく考えてみたら、旧作ですがこの「順列都市」だけ読んでいないことに気付きました。
 あとは、澁澤龍彦著「少女コレクション序説」です。
 ゴールデンウィーク中、どこまで読めるでしょうか。

2009年04月30日 (木) 09時33分

[1721] 投稿者:てれぽーたー - 時間封鎖


 ロバート・チャールズ・ウィルスン著「時間封鎖」上巻下巻、一気に読了です。
 久々のSFを堪能しました。
 いや……、SFって、やはり面白い!
 人という生物種が繁栄を続け、その個体数を増やしていったならば、いつかは飽和状態となり、そこに飢餓が蔓延し種としての繁栄は頭打ちとなるでしょう。過去に、ホモ・サピエンスがアフリカを出て、ヨーロッパやアジアに新天地を求めたり、スペインが新大陸に進出し、大きな経済的な発展を遂げたり、常に人は新天地を求めて勢力を拡大してきました。
 その最終的な段階が、新しい星への移住です。
 この小説の中の人類も、新たなる惑星へ向け、進出していきます。
 僕を含めて一般的な読者に理解可能な範囲でSF的ガジェットをちりばめ、それっぽい理屈をこねて物語に引き込んでいきます。
 ですが、この小説の良質である部分は、そのSF的な部分ではなく、小説としての面白さにあります。
 時間的に外部の宇宙から断絶してしまった地球。太陽が赤色巨星化するなかで、種としての絶滅を目前にひかえた人々のさまざまな心の葛藤を描いていきます。
 太陽の光がシールドを突き抜けて地球に入ってきたって、スピンの外と内とじゃ光の速度は変わらないから、地表が焼き尽くされるなんてことはないんじゃ……、などの疑問は脇に置いて、とにかく物語を、そこに描かれる人間模様を楽しみましょう!(^_^;)
 さて、次は堀晃著「遺跡の声」です。

2009年05月02日 (土) 11時13分

[1723] 投稿者:てれぽーたー - 順列都市


 グレッグ・イーガン著「順列都市 上」を読んでいます。
 初版が1992年でしょうか?
 さすがにコンピュータを巡る記述には古くささを感じます。しかし、その圧倒的な想像力にはやはり驚かされます。なんといってもインターネットのインフラが整備される前ですからね、この作品。
 さて、僕の机の上には、雑学と称して読みふけった様々なジャンルの本が多数並んでいます。そのタイトルを見ると、「遺伝的アルゴリズムの基礎」、「セルオートマトン 複雑系の具象化」、「Excelで学ぶ遺伝的アルゴリズム」、「コンピュータシミュレーション」などなど。
 僕は、このグレッグ・イーガンの「順列都市」を読んで、「僕の雑学は、この本を読むためにあったのではないか?」とさえ思い始めています。シュレディンガー方程式が支配するミクロスコピックな現象から、ボトムアップ的に生じる複雑系のマクロスコピック世界。そして、それらを形成するコンピュータ中の仮想現実。
 生命活動や進化を模倣する人工生命。テューリング的なコンピュータの中で生まれる、非テューリング的な人の意識。
 もしそうであるならば、僕たちはいったい何者なのだろう?そういった強烈な問いかけが、彼の文面から湧き出します。
 やはり、イーガンはいいですね。陳腐な表現かもしれませんが、「SF的なセンス・オブ・ワンダー」に満ちています。

2009年05月18日 (月) 05時58分

[1607] 投稿者:てれぽーたー - 更新予定は、ずっと先! RES


 現在製作中のタイトル未定のオリジナル小説も、あらすじがほぼ完成してきました。
 当初、もっとハードなSFにする予定だったのですが、読みやすさを考慮して、ずっとゆるい設定にしてみました。
 どちらかというと、少年少女の冒険譚をメインに書いて見たいと思っています。環境問題を織り込みつつ、学園モノ的な内容を含み、ラブコメ展開ありの格闘美少女モノといった作品に仕上げられればいいなぁと、考えています。(欲張り!)
 さて、最後まで書けますでしょうか?
 ていうか、まずはタイトルを考えなきゃなぁ。

2007年10月11日 (木) 07時18分

[1608] 投稿者:てれぽーたー - 疲れるけど、結構楽しんでます


 あらすじだけで、すごい長さになってしまってます。w
 しかし、当初、物語の構成を考えるつもりだけで書き始めたあらすじに、途中気分が乗ったりすると、ついつい肉付けまでやってしまったりしています。これは、はっきり言って疲れます。
 この物語の、後半の場を盛り上げるためには、前半のマッタリ進行の学園パートを、いかにコミカルに描けるかが勝負です。ドジっ娘属性の主人公に、好感を持たせる技法をご存知の方、よろしければ僕にアドバイスをください。(^_^;)

2007年10月11日 (木) 19時44分

[1609] 投稿者:てれぽーたー - 資料集めに金が要る!


 さて、粗方ストーリーが組みあがってきましたので、いよいよ細部を煮詰めていきます。
 まず、参考資料として四冊ほど、本を注文してみました。

1 "コスチューム?中世衣裳カタログ (Truth In Fantasy)"
田中 天; 単行本; ¥ 1,890

1 "魔導具事典 (Truth In Fantasy事典シリーズ)"
山北 篤; 単行本; ¥ 2,625

1 "古城事典 (「知」のビジュアル百科)"
クリストファー グラヴェット; 大型本; ¥ 2,100

1 "中世ヨーロッパの城の生活 (講談社学術文庫)"
ジョゼフ ギース; 文庫; ¥ 1,050

 お話は、太陽系スケールの建造物の中で繰り広げられる「な〜んちゃってSF美少女ラブコメ」です。ところが、その内部に王政国家が存在します。と言っても、ガチガチの封建制度はなく、ほとんど社会主義のような体制をとる国家なのですが、一応お城とか宮殿とかを描きたいので、参考までに取り寄せてみます。
 ただし、「魔導具事典」は、たんなる興味本位でして、今回は参考にはしないでしょう。
 戦闘美少女モノであるといった理由から、武器なんかも考えています。ただし、基本的には素手で格闘させる予定ですので、あまり参考資料は必要ないかもしれません。
 北斗なんとか拳とか、火中天津なんとか拳などの武術名を考えてみたところ、「そういやぁ、あの○ー○○の得意技である○○○ってのは、面白そうだなぁ」と思いつきまして、これを採用します。本編ではこれに漢字をあてて、より武術っぽくすることに決めました。
 あとは、太陽系スケールの建造物の半径を、何億キロにするかと言った大きな問題が控えています。バクスターの採用したダイソン球に近いものにするか、もっと途方もない大きさにするか思案中です。

2007年10月15日 (月) 20時03分

[1612] 投稿者:てれぽーたー - だって、斬れば血が出るし……


 タイトル未定のまま、書き始めてしまいました。
 当初のプロットからいくつか変更を加え、さらに足りなかった詳細な情報も書き加えながら、一章「ぶどうの園の日常」を書き始めました。タイトルが決まっていないのに、サブタイトルはすでに決まっているというのも不思議な話なのですが、タイトルがなかなか思いつかなくて……。
 主人公が闘う美少女であるという設定はそのままで、いろいろと細かな動きを研究中です。武器を持たせることも考えました。冲方の「ばいばい、アース」に登場する少女や、アニメ「舞HIME」に登場する命(ミコト)など、小柄な少女が重く巨大な剣をブンブン振り回すようなシーンも面白そうだなぁと考えたのですが、どうしても斬ってしまえば血が出るし、痛そうなのでやめました。(^_^;)

 作中で、あまり人を殺したくないのと、血なまぐさい作品にはしたくないといった、甘えた根性の持ち主でして……。

 というわけで、主人公には素手で戦ってもらいます。ただし、敵さんは飛び道具や刃物でもって襲ってきます。それを、どう血なまぐさくなく描くかのか?そんなこと、はたして僕にできるのでしょうか?(;^ω^)

2007年10月21日 (日) 09時11分

[1613] 投稿者:てれぽーたー - 開始!


 信じられないことですが、Hard/Creationに「プレミアムコットン」を連載開始です。
 ようやくタイトルが決まりました。本当は、漢字で「○○のナントカ」てな感じにしたかったのですが、考えてみれば、タイトルに漢字を入れるほど重々しい作品じゃないんで、サラッとカタカナにしてみました。
 前回の、「おじゃまなマジカルガールズ」が、約11ヶ月で書き上げましたので、今回の作品は、たぶん書き終わるまでに10年くらいかかるんじゃないかと……。(^_^;)
 構成を練りつつ、自分なりに詳細に書き上げたプロット。しかし、本編を書く上でさらに変更を加えてしまったので、変更分のプロットをさらに書き出す作業に没頭しています。
 僕の考えていた登場人物の名前は、検索してみるとゲームボーイアドバンスのゲームで使われてしまっているようです。
 でも、基本設定がまるで違うし、この登場人物の名前が○○設定という発想は、誰でも思いつきそうなものなので、僕は登場人物の名前を変更しません。
 また、前作の「おじゃまなマジカルガールズ」で難解な用語を連発してしまった反省に、今作では読みやすさにこだわってみたいと思います。心がけている箇所をリストにしてみます。

1.漢字をひらがな表記にする
2.現代的な文脈を心がける
3.専門的な知識を必要としない
4.哲学ではなく冒険をメインとする
5.サービスシーンを忘れない

 とくに、5は重要だろうと思っています。w
 ちなみに、作品のターゲットは10代前半から、二十代後半の男です。いわゆる『萌え』ってやつを、文章で書く予定です。なので、制服はああだ、とか、体操服のデザインはこうだ、などの想像を膨らませています。
 主人公は、12歳の女の子です。身体的にも精神的にも、少女から大人の女に変わる微妙な時期だと思っています。作品の参考資料として、中世ヨーロッパの城の生活を読んでいるわけなのですが、当時の女性が12歳で結婚し、16歳で早くも寡婦となっていたという事実と照らし合わせて見ても、ロリコンという性的な嗜好が、根拠のないものではないと感じています。
 生物学的な適応から考えてみても、世の中の男全部がロリコンなんじゃないかと、疑っています。そういう意味で、微妙な時期の少女を描くと言うことは、男性読者にとってはサービスシーンなわけです。(何度も書くようだけど、宮崎駿しかり、川端康成しかり)
 だって、モンシロチョウのオスは、みんなロリコンだもんね。

2007年10月27日 (土) 16時47分

[1615] 投稿者:てれぽーたー - エッチっぽいシーンを多用したらダメだ!(^_^;)


 Hard/Creationの「プレミアムコットン」、第一章の「ぶどうの園の日常」に、「2」を追加です。
 すでに、死にそうです。w
 オリジナル小説の長編が、こんなにきついものとは思っていませんでした。
 いちお、初のラブ・コメであり「萌え」への挑戦です。ただ、異性の心の内を探りながら書くなどといった難解な技が、僕にこれから継続できるのでしょうか?
 主人公が十二歳の少女であり、僕とはまったく正反対の天真爛漫な性格設定にしてしまったので、「こう言われれば、どう思うのだろう?」とか「こんな場面では、どんな表情をするのだろう」と、想像力の限界に挑んでいます。
 また、十二歳の女の子を可愛く感じさせる文章を心がけているわけなのですが、ついつい描写がエッチな方向にいってしまいます。(^_^;)
 そして、肉感的な女教師の描写は、一部、AVなどを参考させていただいています。(衣装や体つきなど)
 これに、環境問題が絡んでくるわけなのですが……。心配だなぁ、書けるかなぁ?(^_^;)

2007年11月03日 (土) 20時08分

[1619] 投稿者:てれぽーたー - かなり疲れる!


 Hard/Creationの「プレミアムコットン」を書いています。
 主人公のコットンという12歳の女の子と、同い年でクラスメイトのユーキという少年のラブコメを、苦しみながらも書き進めています。
 どんなときに異性に好感をもつのか?
 どんなときに、胸がドキドキするのか?
 などを思い出しながら、あるいは妄想を抱きながら書き進めています。
 ふたりの視点をいったりきたりする手法を採用したので、少女の内面を想像してみたり、少年の心の内を想像してみたり、気持ちの切り替えが難しくなってきています。 
 さて、これからもっと登場人物が増える予定です。はたして僕に、そんな多くの登場人物を描くことなど、可能なのでしょうか?
 また、コットンたちの暮らすマルス・ツーという大陸を移動するための交通手段は、磁気浮上鉄道「Magnetic levitation and propulsion system」略してマグレブと呼ばれる鉄道です。これは、いわゆるリニアモーターカーです。
 そこで参考資料として、リニアモーターカーの本を読んでいます。財団法人鉄道総合技術研究所編「ここまで来た!超電導リニアモーターカー」です。
 それと、環境問題を小説に登場させるには、僕に知識がなさ過ぎたと、ようやく気づきました。(^_^;)すいません。今まで無自覚でした。
 急遽、何冊かのエネルギー問題関連の本を、参考資料として取り寄せます。
 太陽電池による起電力がどのくらいのものなのか?など、すでに、そういったシーンのプロットは進行してしまっているのですが、より詳細な情報を今後書いてみたいと思っています。

2007年11月17日 (土) 19時36分

[1620] 投稿者:てれぽーたー - 参考資料!


 参考資料として仕入れた本が、先に挙げた、

1 ここまで来た!超電導リニアモーターカー ¥1,500 1 ¥1,500

以外にも、数冊追加されましたので、リストにしてみます。

1 トコトンやさしい太陽電池の本          ¥1,470 1 ¥1,470
1 透明金属が拓く驚異の世界          ¥945 1 ¥945
1 基礎からわかるナノテクノロジー        ¥945 1 ¥945
1 あなたはコンピュータを理解していますか? ¥945 1 ¥945

 コンピュータの本は、別の参考資料ですが、こちらにも使うかもしれません。
 これ以前にも、

1 "ヨーロッパの宮殿"
太田 静六; 単行本; ¥ 5,500

 や、

 1 "不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション"  ドキュメンタリー映画; DVD; ¥ 3,126

1 中世ヨーロッパの城の生活    ¥1,050 1 ¥1,050
1 古城事典               ¥2,100 1 ¥2,100
1 魔導具事典              ¥2,625 1 ¥2,625
1 コスチューム?中世衣裳カタログ ¥1,890 1 ¥1,890
1 不都合な真実 スペシャル・コレクション ¥3,126 1 ¥3,126

なども買っていますので、簡単な参考資料だけでもすごい金額になりそうです。

2007年11月21日 (水) 06時16分

[1621] 投稿者:てれぽーたー - サービスシーンは忘れずに!


 Hard/Creationの「プレミアムコットン」、第一章の「ぶどうの園の日常」に、4.を追加です。
 アパート暮らしの独身女性の生活を想像すると、なぜか葛城ミサトの生活になってしまいます。その役を、この小説の中では、ミキ・ハヤセという社会科の先生にやってもらいます。(この名前にピンと来た人は、30代後半から40代前半です)
 大人の女性キャラを使って、なるべくアダルト展開にならないように自制しながら、軽くエッチなシーンを描くというのは、書いてみて初めて難しいことだとわかりました。まぁ、結構きわどいシーンもあったりするんですけど……。(^_^;)
 逆に、思春期の少年少女の心持を描いていると、楽しくてしょうがありません。コットンとユーキには、もっともっとドキドキさせてみたいと思っています。
 また、なるべく重いテーマを排除していこうと努力はしているのですが、環境問題をストーリーに絡めてしまったので、少しは難解な部分があるかもしれません。ただ、それを読ませた後には、かならずサービスシーンを置くように心がけました。読んでもらったことへの、感謝の気持ちです。(^_^;)

2007年11月24日 (土) 18時53分

[1629] 投稿者:てれぽーたー - 唇を奪われそうになった主人公


 「プレミアムコットン」、第一章の「ぶどうの園の日常」の6.を書き終えました。
 そこまで書きながら、なぜアップロードしないのかというと、推敲にすさまじく時間がかかっているからです。
 6.が、序盤の小さなクライマックスであり、力を入れています。
 主人公の女の子コットンが、唇を奪われそうになって傷ついてしまうという、書いているこっちが恥ずかしくなるようなシーンを、何度も読み返しては加筆し、修正を加えています。
 ラブコメで重要なのは、読者を異性の登場人物に惚れさせることができるかどうかであり、そういう意味でも、どう書けば、読者(男)が主人公の女の子を好きになるのか?を想像しながら書き進めています。
 では逆に、女性の読者がこの話を読んだときに、もうひとりの主人公ユーキくんを好きになるかどうかは、微妙です。僕にはよくわかりません。
 どうしてかというと、僕は男であって、女ではないからです。
 女性が読んだ場合の、ユーキくんへの好感度は、想像するほかありません。しかし、少なくとも、同性が好感を抱ける性格に描くよう、心がけています。
 そうしないと、読み続けることが苦痛になっちゃいますからね。

2007年12月20日 (木) 21時27分

[1637] 投稿者:てれぽーたー - 場面が変わって……


 さて、とりあえず第一幕の「ぶどうの園の日常」を、書き終えました。
 そして、第二幕「スフェリコンの胎動」を、書き始めています。
 しかし、場面が変わって、宮殿の中のお話などもあり、尊敬語とか謙譲語とか、普段さっぱり使わない言葉の連続で、書くスピードが今までの半分以下になってしまいました。
 謙譲語なんて、絶対使わねぇもんな。
 しかも、自分が設定したキャラが、あまりしゃべりそうにないキャラなもので、どう会話を成立させようかと、四苦八苦しています。

2008年01月09日 (水) 07時20分

[1651] 投稿者:てれぽーたー - 僕は登場人物に甘い orz


 ジェシカといういじめられっ子を、さんざんいじめぬいたあげく、ある少年が彼女を救う、という手はずで、物語を書き進めています。
 ところが、書きながらいじめていると、ついつい優しく手を差し伸べてしまいそうになる自分がいて、「いかんいかん、もっと冷たくあしらわなければ……」と、書き直しています。
 僕は鬼になるぞ!響鬼さん、弟子に……(古い)

2008年03月28日 (金) 07時10分

[1672] 投稿者:てれぽーたー - 名前で呼び合う瞬間!


 飽きもせずw「プレミアムコットン」を書いています。
 今現在、場面は三章「争乱の異国」に突入していまして、まったり展開のお話が、ようやく動き出そうとしています。w
 コットンの恋にも進展がありそうです。そこで、女の子(または男の子)が、好きな男の子(または女の子)を、名前で呼び始める瞬間を、ドラマチックに描こうなどと考えています。ちょうど、今、そういうシーンを書いているわけなのですが、頭に描いているシーンのスピードが速すぎて、僕の文章が追いついていきません。
 とりあえず、主なシーンをサラッと書いて、肉付けを後でじっくりとおこなうという手法を採っているのですが、肉付けをおこなうことによって、場面のスピード感が損なわれるんじゃないかと心配です。
 んまぁ、でも、とりあえず当面の目標は、ラストまで書ききることです!
 技術なんて二の次だ!
 小説がこんなに疲れるものだとは思いませんでした。w

2008年07月09日 (水) 22時26分

[1690] 投稿者:てれぽーたー - もうすぐ一年


 書きかけの小説「プレミアムコットン」、サブタイトル「争乱の異国」の最終節まで追加しました。
 インプットメソッドをATOKに替え、Wordを使って文章校正をおこない、人物や名称等、若干修正を加えたものをアップロードしています。
 更新履歴を見てみますと、書き始めてからもうじき一年になるんですねぇ。物語は起承転結の「転」の部分にさしかかりつつあります。
 大まかな構成ができているとはいえ、細かな人物の動きや時系列の整合性に頭を悩ましながら書いています。そのうえ、ユーキくんの性格では、「こんなこと言わねぇよなぁ」などと推敲しながら書いていますので、遅々として進みません。
 後半、ド派手なアクションやちょっとした「お涙ちょうだいシーン」も考えています。
 さて、最後まで書けますか?
 いや、絶対書いてやる!w

 文章校正で一番悩んだのが、「い」抜き言葉を使うかどうか?
 普通、僕たちが会話をしていると、ごく普通に「い」抜き言葉や「ら」抜き言葉を使用していることに気付きます。
 ただ、それを文章でおこそうとしたときに、読み返すとどうしても舌足らずな文章になってしまいます。
 でも、考えてみれば登場人物みんな舌足らずな人間ばかりだし、しっかり者のユーキくんにしたってまだ中学生なわけだし、まぁいいか!と、「い」抜き言葉は使用することにしました。反対に「ら」抜き言葉は極力ひかえたつもりです。
 それとこの掲示板にも書いたことがある、「違和感を感じる」という言葉を使用するかどうか?です。
 ニュースなどを見ていると、政治家の方たちもごく普通に「違和感を感じる」という使い方をされていらっしゃるようです。ちなみに、Wordの校正機能を使えば、「違和感を感じる」という文章は「重ね言葉」であるという理由からはねられます。あと、「まず第一に」などの言い回しですね。
 しかし、どちらも通常話し言葉の中で使ってしまう言い回しであるという理由から、「使ってもいいじゃないの?」的な気楽な選択をしてしまいました。
 別に、目くじら建てるようなもんじゃないでしょ!w

2008年09月16日 (火) 10時45分

[1698] 投稿者:てれぽーたー - ローションプレイです!


 「プレミアムコットン」を書いています。
 鬱な展開が続いていまして、書いているこっちまで鬱になってしまいそうです。
 が、今書いているシーンは、この作品一番のエロシーン……orz
 すいません。やっちゃいました。ローションプレイです!w
 惑星アズールの王女シルクが、本人確認のために、透明な粘度のある液体に全裸で浸かってしまいます。いたいけな少女が、あんなことや、こんなことを……。
 瀬名秀明の文章を読んでいると、この作家、異様にやらしい描写が生々しくうまいことに気付きます。腎臓移植のシーンでさえ、まるで臓器を弄んで犯しているような気さえしてきます。
 話の内容はともかく、「うまいなぁ」と思ったわけです。
 まぁ、そういう要素もちょっとは作品に取り入れてみようかという、気まぐれでして……。
 このシーン、じつは当初予定していたシーンではありません。エッチなシーンは、予定では、エロゲ原作のアニメにありがちな温泉入浴シーンにしようと思っていました。しかし、そのシーンを組み込むためには、物語がだらだらと冗長になってしまいそうなので、やめました。
 そういうわけで、そろそろクライマックスに向けて物語も自分自身も盛り上げていかなければなりません。
 年内に書き上げることができるでしょうか?!
 たぶん、無理だ!w

2008年10月26日 (日) 19時17分

[1706] 投稿者:てれぽーたー - 窮地に立たされた


 「プレミアムコットン」、執筆中です。
 え〜、主人公のコットンがソシアルで囚われの身になり、どうやって救出しようかとルゥ王女やサーラ、ジョエルくんやユーキくんらが必死に悩みます。しかし、なかなかいい解決策が出ません。
 なぜ出ないのか?
 それは、僕がいい解決策を見いだせないでいるからです。(^_^;)
 これだ!と思いついて書き始めると、これまでの話との整合性がとれなくなり断念。そしてまた、これだ!と思いついて書き始めても、それも乱暴な解決策だし……。
 そんな感じでなかなか前に進めませんでした。
 結局、この場面でいい解決策は出ず……。しかし、「そうか、その手があったか!」と、プロット上の抜け道をみつけました。いわゆる、「逃げ」ってヤツです。(^_^;)
 小説って難しい。

2008年12月19日 (金) 07時53分

[1717] 投稿者:てれぽーたー - あと少し!


 「プレミアムコットン」も、いよいよ大詰めです。
 エピローグをどこまで書くかを検討中なのですが、つぎつぎに書きたいシーンが頭の中にわいてきています。
 今回、初めて長編を書きました。
 長編を書くうえでは、必要な基本構成やプロット、アイデアや知識、物語の世界観や時間軸、あるいはガジェットや名称、キャラ設定etc、が必要です。
 頭をフル稼働させても足りない仕事を、ひとりでこなさなきゃならん!
 本当、疲れました。
 しかも、あらすじの段階で発生していた矛盾に気付いていなくて、それを修正しながらのプロット進行は、かなり大変なものでした。
 まぁ、こんな作品ですので、「どうして活躍するのが子供ばかりなのか?」とか、「小柄な少女が大人に太刀打ちできるわけがない!」なんてツッコミは置いといて、じつはスフェリコンとアズールの公転周期の関係が曖昧であったり、三箇所で同時に進んでいく物語の時間軸が、すこしずれていたりとか、そういった致命的な欠陥もあったりするわけです。
 これ、自分でも気がついていたんですけど、物語の整合性よりは、とりあえず勢いで行ってみよう!といったノリで、突っ走っちゃいました。
 そして、もっと大きな問題が発生しています。
 話が長くなりすぎてファイルが巨大になったため、サーバにアップロードできなくなっちゃったんですね。(^_^;)
 この辺は、途中まで読ませて、続きを読みたければ圧縮ファイルをダウンロード、なんて方法で解決しようかとも考えています。
 さて、終わりまであともう少しです。

2009年04月14日 (火) 06時55分

[1722] 投稿者:てれぽーたー - 完!


 プレミアムコットン、「完」です。
 終わりました。
 長かったなぁ〜。
 で、書き終わったファイルを全部くっつけて、ひとつのファイルにしてみると、ファイルサイズが2M以上あります。(^_^;)
 これ、サーバにアップロードできません。どうしましょ?
 さて、そんな問題は些細な問題です。(そうなのか?w)
 現在は、小説の細部をチェックしている最中です。意外に、初期プロットで考えていたことを、途中で放り出してしまっている箇所があったりするので、その部分の整合性を調整しながら、推敲と校正を行なっています。
 また、大きな問題もあります。
 まず、僕の考えたスフェリコンのような構造では、内部でコリオリが発生しないという事実です。
 これをクリアするガジェットを考案中で、そのアイデアがうまくいかないと、物語の中で発生する巨大ストームや気象コントロールのお話しは、すべて台無しです。
 あと、これは目をつぶってもらおうかと考えていますが、スフェリコンは、あの構造ではソルに向かって崩壊してしまいます。外周部は遠心力でなんとか構造を維持しているような解釈も可能なのですが、北天や南天は、明らかにソルに向かって落ちます。
 今度は、普通に地球を舞台にしたお話しを書いてみたいですね。(だって、楽なんだもんね!w)

2009年05月08日 (金) 07時05分

[1714] 投稿者:てれぽーたー - 2009年新春アニメスレッド RES


 見ているアニメのリストです。
 まずは今期放送中の作品。

 トラどら!
 かんなぎ
 まりあ†ほりっく
 マリア様がみてる 4th
 絶対可憐チルドレン

 ちょい古め。

 もやしもん 
 ひまわり!!
 S・A〜スペシャル・エー〜
 コードギアス反逆のルルーシュ
 神曲奏界ポリフォニカ

 旧作。

 TRIGUN
 ヴァンドレッド the second stage
 銀河鉄道999

 この中で、一番コメントしやすいのが「もやしもん」です。
 主人公の沢木くんは、「菌」が見える農大生で、発酵食品などあらゆる場所で生存する「菌」を、肉眼で見ることが可能です。
 ちょっと疑問に思うのが、「沢木くんには、いったい何が見えているのか?」です。 
 「『菌』が見えている、でいいじゃないか」と言われそうですが、問題はそう簡単ではありません。
 乳酸菌や納豆菌は、細菌と呼ばれる原核生物です。沢木くんには、この細菌が見えるようですが、どうも見えているのは細菌だけではないようです。
 酵母やアオカビやクロカビも見えていて、これは菌類であり、細菌とはまったく別の生物です。また、インフルエンザウィルスも見えているようで、これはもはや生物ですらありません。
 では、沢木くんには、いったい何が見えているのでしょう?
 もし仮に、ヌクレオチドが見えているのであれば、細菌の持つDNAやプラスミドなどのほかに、空気中を漂うウィルスや、アポトーシスによって剥がれ落ちた人間の皮膚細胞のかけら、それに体を構成する数百兆の細胞に含まれるDNA、そしてうどんのかつおだしに浮かぶ無数のうまみ成分まで見えてしまうことになります。
 細菌や菌類、それにウィルスなどをひっくるめて、「菌」などと呼んじゃいけません!特に農大生は……。
 細菌と菌類なんて、生物学的には僕とサボテンの違い以上に違うわけですからね。(^_^;)
 「あやかし」や「妖怪」、「魔物」などが見えるという設定のお話以上に、実在する「細菌」や「菌類」、「ウィルス」が見えるという設定には慎重であるべきだ、なんて思うのは、僕がそういった種類の科学っぽいお話に期待しすぎるからなのでしょうか?
 樹研究所の院生、長谷川遙が、沢木くんに懐疑的なのもわかる気がします。(^_^;)

2009年01月10日 (土) 22時05分

[1719] 投稿者:てれぽーたー - ゴールデンウィークだ!


 ゴールデンウィークに観ているアニメリストです。

極上!!めちゃモテ委員長
ハヤテのごとく!!
けいおん!
神曲奏界ポリフォニカ Crimson S


 新作は以上四作品。
 その他に、

忘却の旋律
怪物王女
乃木坂春香の秘密
宇宙をかける少女
銀河鉄道999
ストライクウィッチーズ
コードギアス反逆のルルーシュR2
しゅごキャラ
かりん

 などの旧作を、観ています。
 中でも、「最近、女の子向け魔法少女モノを観てないなぁ」と思って観始めた「しゅごキャラ!」はいいですね。
 これを観ていて気付いていたことです。女児向けや、いわゆる少女向けの物語に登場する主人公に、「両親がきちんと存在する」ということです。
 平行して読んでいる「<少女小説>ワンダーランド」の中で、斉藤美奈子は「現代文学に見る『少女小説』のミーム」と題した小論において、少女小説には両親を失った主人公が多くみられることを挙げています。
 「ハイジ」しかり、「赤毛のアン」しかり、「あしながおじさん」しかり。
 斉藤は、その理由として、「物語の中で少年少女を活躍させるには、小うるさい両親は要するに『邪魔』」だから、と述べています。
 たしかに、両親に縛られ、学校と自宅、あるいは塾と自宅を通うだけの日常であれば、そこに大冒険などのつけいる隙はなく、淡々とした日常に留まってしまいます。だからこそ、子供たちは安全な暮らしを送れるのでしょうが、それでは物語は成立しません。
 じゃ、どうするのか?
 親は死んだことにしましょう!(^_^;)
 と、こんな感じで、両親を失った少女が、小うるさい両親に束縛されることなく活躍する物語が始まっていくのです。
 ところが日本のアニメはそうではないようです。
 中には古典的少女小説タイプの話も存在しますが、たいていの魔法少女に両親は存在し、時に超然とした態度で子供の奔放な生活を見守ります。
 両親が、母親父親ともにどこか人間性を欠いた多幸感継続型の場合(例えば、「ふしぎ星の☆ふたご姫」の両親、あるいは「おねがいマイメロディ」のマイメロの両親)、超越的な包容力で娘たちの危険な行動を許容してしまいます。だから、彼女たちはあれだけの大冒険が可能だったわけです。こういう、多幸感継続型の両親、あるいは片親の存在によって、主人公の少女たちが活躍できるタイプの話とは別に、両親、あるいは片親ともに現実型であるにも関わらず、活躍してしまう少女たちがいます。(「おジャ魔女どれみ」や「ふたりはプリキュア」、そして「しゅごキャラ!」など例を挙げればきりがない!)それらはさまざまなプロットを使って、彼女たちを活躍させているようです。このことから、現代の日本において、両親とは、少女を束縛する存在ではないのかもしれません。また、経済的な支援を必要とする少女にとって、財源である両親や片親は、自身を活躍させるには非常に都合のいい存在である可能性もあります。
 斉藤ふうに言えば、日本のアニメにおいて、少女が主人公として活躍する場に、両親や片親が必要だというミーム(文化的遺伝子)が適応的であり、多くの視聴者に共感をもたらしているという事実が、それを証明しています。自立していない主人公が活躍する上で、経済的な支援が必要だという作品に共感してしまえる現代の少女たちは、かなりしたたかな存在なのではないでしょうか。(生物学的に、幼く無力な自分を保護してもらいたいと望むことは、ごくあたりまえの行動だとは思いますが……)

2009年04月27日 (月) 07時57分

[1707] 投稿者:てれぽーたー - 年末恒例、良書ランキング! RES


 今年も、もうじき終わりです。
 なんかいろいろあった一年でして、それらひとつひとつを片付けているうちに、あっというまに過ぎ去った感じです。
 原油価格の高騰や日経平均株価など、なにかと変動の多い年だったようですが、自分的にも血糖値の上昇や体重の減少といった変動が大きかった年でした。(^_^;)
 さて、恒例の年末良書ランキングです。年末になってむらむらと物欲が沸きたち、ほぼ毎日のように小遣い欲しさに残業していましたので、本がさっぱり読めていません。それに、アニメの本数が半端な数ではなかったため、そちらに時間が割かれてしまったようです。
 12月28日現在読んでいる、ニック・レーン著「ミトコンドリアが進化を決めた」を、たぶん読了できないであろうと思われるため、今年読んだ本はたったの51冊!
 少なすぎます。
 とりあえず、全リストを公開します。

 1.ヤマグチノボル著「ゼロの使い魔13 <聖国の世界扉>」
 2.谷甲州著「パンドラ 1」
 3.谷甲州著「パンドラ 2」
 4.谷甲州著「パンドラ 3」
 5.谷甲州著「パンドラ 4」
 6.雪野紗衣著「彩雲国物語 黄金の約束」
 7.雪野紗衣著「彩雲国物語 花は紫宮に咲く」
 8.雪野紗衣著「彩雲国物語 想いは遙かなる茶都へ」
 9.今野緒雪著「マリア様がみてる キラキラまわる」
10.武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」
11.山本弘著「”環境問題のウソ“のウソ」   未
12.北野宏明・竹内薫著「したたかな生命」
13.リチャード・ドーキンス著「神は妄想である?宗教との決別」
14.ウェン・スペンサー著「ようこそ女たちの王国へ」
15.スーザン・セリング著実川元子訳「巨乳はうらやましいか?」
16.シャロン・モアレム著矢野真千子訳「迷惑な進化 病気の遺伝子はどこから来たのか」
17.遠藤誉著「中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす 」
18.中村圭志著「信じない人のための〈宗教〉講義」
19.ウェン・スペンサー著「ティンカー」
20.梅津信幸著「あなたはコンピュータを理解していますか?」
21.堀越英美著「萌える日本文学」
22.川端康成著「伊豆の踊子」 未
23.エリオット S.ヴァレンスタイン著「精神疾患は脳の病気か??向精神薬の科学と虚構」
24.針間克己著「性非行少年の心理療法」
25.神坂一著「スレイヤーズすぺしゃる 魔法の老女プリンシア」
26.神坂一著「スレイヤーズすぺしゃる 白銀の弾丸」
27.エドワード・O ウィルソン著/岸由二訳「人間の本性について」
28.前野隆司著「脳の中の『私』はなぜ見つからないのか? ~ロボティクス研究者が見た脳と心の思想史」
29.グレッグ・ベア著「ダーウィンの使者」上
30.グレッグ・ベア著「ダーウィンの使者」下
31.長谷川寿一/長谷川眞理子著「進化と人間行動」
32.トーマス・ギロビッチ著「人間この信じやすきもの?迷信・誤信はどうして生まれるか」
33.木村資生著「生物進化を考える」
34.チャールズ・エリス著「敗者のゲーム なぜ資産運用に勝てないのか」 未
35.有田隆也著「心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎」
36.エドワード・オズボーン・ウィルソン著「生命の未来」
37.ルイザ・メイ・オルコット著「若草物語 上」
38.ルイザ・メイ・オルコット著「若草物語 下」
39.ルイザ・メイ・オルコット著「続・若草物語 上」
40.ルイザ・メイ・オルコット著「続・若草物語 下」
41.神坂一著「スレイヤーズ せれくと 1」
42.ルイザ・メイ・オルコット著「第三 若草物語」
43.ルイザ・メイ・オルコット著「第四 若草物語」
44.小川一水著「妙なる技の乙女たち」
45.ヤマグチノボル著「ゼロの使い魔 14 <水都市の聖女>」
46.今野緒雪著「マリア様がみてる マーガレットにリボン」
47.サイモン・シン著「フェルマーの最終定理」
48.大淵寛、高橋重郷編著「少子化の人口学」
49.ダン・シモンズ「ハイペリオン」
50.グレッグ・イーガン著「ディアスポラ」
51.今野緒雪著「マリア様がみてる 卒業前小景」

(未 となっているタイトルは、最後まで読めていない本です)

 相変わらずの乱読です。
 特に毛色のかわったところでは、22冊目の川端康成著「伊豆の踊子」です。これは、その直前に読んだ堀越英美著「萌える日本文学」のように、日本文学の中に恣意的に「萌え」を見出すような読み方をしてみたくて、読んでみました。
 文脈が違えど、好きになった娘のあとを、ついふらふらとついて行きたくなる気持ちや、無防備な娘の髪の毛が触れるくすぐったさのような感情は、どんな時代の男たちも持っていたんだなぁ、と感慨深いものがありました。(^_^;)
 あとは、ルイザ・メイ・オルコット著「若草物語」ですね。
 アニメの出来が非常によかったため、原作を読んでみたくなった作品です。とくに、ジョオの微妙な乙女心のようなものが描かれる「続・若草物語 上 下」は秀逸でした。
 では、ランキングを発表したいと思います。

2008年12月28日 (日) 10時34分

[1708] 投稿者:てれぽーたー - 忘れ物


 今年読んだ本は52冊ですね。
 一冊忘れていました。

52.瀬名秀明著「パラサイト・イブ」

 これを追加しておきます。

2008年12月28日 (日) 10時42分

[1709] 投稿者:てれぽーたー - 五位、四位、発表!


 では、ランキング発表です。

 五位 サイモン・シン著「フェルマーの最終定理」

 ピタゴラスの定理として有名な式です。

2+Y2=Z2

 この場合、よく使われる整数解は、X、Y、Zがそれぞれ、3,4,5とするものです。

 では、

n+Yn=Zn

において、nが2よりも大きい自然数であれば、上記の式を満たす自然数X、Y、Zは存在するのでしょうか?

 この式、感覚的にはどうでしょう?
 いくつか自然数を代入してみて、回答が得られそうにないなぁ、といった漠然とした予想はできるかもしれません。しかし、数学の証明とは、その感覚的なものを冷徹なまでに完璧に証明してみせなければなりません。
 この世にいくつ自然数が存在しようとも、幾通りものX、Y、Zの組み合わせが存在しようとも、それらすべてにおいて、この式を満たす自然数X、Y、Zは存在しない、と証明しなければなりません。
 こういった定理は、この宇宙にまだまだ埋もれていて、それを発掘する作業に従事している人たちが数学者なのでしょう。
 彼らは、宇宙の誕生と同時に築き上げられたこれらの定理と対話し、岩盤の中に埋もれた鉱脈を探り当てるように、価値ある鉱石を発掘します。
 そういった数学者の情熱のようなものを、ほんの少し僕たちにも共有させてくれそうな気にさせる一冊でした。(実際の、彼らの興奮や感動など、僕たちには想像もつかないほど強烈なものなのでしょう!)

 四位 ルイザ・メイ・オルコット著「続・若草物語 上 下」

 「キャラ」という言葉あります。
 映画やドラマをみていて、「このキャラなら、そんなふうに言いそうだ」とか、「このキャラで、これはあり得ないだろう」なんて使い方をします。
 では、なぜ、僕たちはそんなふうに、他者を自分の主観的なイメージに閉じこめるような思考をするのでしょう。
 「若草物語」の中の人物たちには、女性らしい「メグ」、おてんばの「ジョオ」、引っ込み思案な「ベス」、おしゃまな「エイミー」というように、はっきりと確立したキャラクターが設定されています。
 いえ、間違いです。
 設定されているのではなく、たぶん、ルイザ・メイ・オルコットが、「若草物語」を書いていくうえで、自然とそのような描き方になったのだと思われます。
 しかし、読み手である僕たちは、あきらかにそれを「キャラ」として受け止め、ジョオはローリーに対してこんな態度をとるだろうと予測し、メグはこのような場面ではこんな態度をとるに違いない、などと想像します。
 僕は、これが性格の記号化であると主張します。マンガに描かれる人の顔や煙が、実際の人の顔や煙ではなく、記号として配置され、その記号を手本に描いたマンガが、さらなる記号化の促進を遂げ、もはや人の顔の輪郭ではなくなったように、性格の記号化が促進されると、昨今のアニメにみられるような極端なツンデレキャラやドジッ娘、委員長キャラや癒しキャラのような、実際の人間とはかけはなれたようなキャラクターを生み出しているように思えます。
 いろんな意味で楽しめた作品でした。

2008年12月30日 (火) 09時35分

[1710] 投稿者:てれぽーたー - 三位


 三位 グレッグ・イーガン著「ディアスポラ」

 たしか、一昨年前に一度読んだSFです。再読ですね。
 一年をふり返ってみて、読んだSFのほとんどから、「SFらしい感動」を得ていないことに気付きました。ところが、やはりイーガンの作品は違います。
 誤解を恐れずに言わせてもらうと、僕は、イーガン以上に「SFらしい感動」を与えてくれる作家はいないのではないか、と思っています。
 この小説中の孤児ヤチマが、<真理鉱山>の中に定理を探し求める行為は、まさしく五位の「フェルマーの最終定理」で書いたような、数学者の探求心に直結します。
 「ワンの絨毯」が高度な知性を備えた生物であるということに、僕たちの意識とは何なのだろうと考えさせられます。
 さまざまな「知」の果てをめざして、人はたゆむことなく彷徨う「ディアスポラ」です。
 イーガンの作品は、何度読んでも感動を与えてくれます。新作に期待します。

2008年12月31日 (水) 10時05分

[1711] 投稿者:てれぽーたー - 一位、二位、発表


 二位 エドワード・O ウィルソン著/岸由二訳「人間の本性について」

 人は、発達した知性によって、本能からおよそかけ離れた生活をおくっているという誤解……。
 僕たちはあくまでもほ乳類の中の一種であり、近縁の種と、ときには同じような社会行動をとる場合があります。
 例えるなら、子供を育てたり、恋愛をしたり、病人を介護したり、ときに人間同士、殺し合ったりします。
 こういった心の構造は、進化の過程で得た構造です。教育によって埋め込まれた思想などとは違い、容易にその構造を刷新することはできません。
 いじめや犯罪がこの世界からなくならないのと同じくらい確かに、人は誰かを好きになったり救いの手をさしのべたりします。
 

 一位 リチャード・ドーキンス著「神は妄想である?宗教との決別」

 オーム真理教が日本のマスコミを騒がせた当時、僕はテレビに出演したオーム信者が、強くそのばかばかしいドグマを信じ込んでいることにショックを受けました。そして、彼らの間違いを指摘するために、いわゆるカルトではない、本来の宗教家たちの主張も数多く耳にしました。
 しかし、僕には、カルトと宗教の違いがわかりませんでした。
 僕には、宗教家たちの主張すら、空虚なものに思えたのです。
 カルトも宗教も、所詮はまやかしです。
 教祖の麻原を盲目的に信じることと、神棚に飾られている白い紙切れを神聖視することは、まったく同じ行為だということです。(あるいは、新年に、賽銭を投げ込んで祈る行為も……)
 あちらは間違っていて、こちらは正しいと主張するのであれば、なんらかの根拠を示さなければなりません。もし、それができないのであれば、その主張はただのダブルスタンダードです。
 テレビなどでこういった宗教問題が取り上げられることは、あまりありません。宗教というのはいわば神聖な領域であり、触れてはならない議題であるわけです。ところが、あえてその不可侵領域に科学者として踏み込んだドーキンスの勇気に敬服します。

 しかし、僕は、それでも宗教はこの世界からなくなることはないだろうと思います。ホモ・サピエンスという種が、進化の過程で身につけた思考構造は、どうもがいても宗教の呪縛からは逃れそうにありません。ドーキンスのいうように、宗教を信じるということが、目上の者のいうことを素直に信じる心の構造の副作用であるならば、悲しいことですが、これからも宗教のために命を落としたり、他人の命を奪う人の行為は、ずっと続くのかもしれません。

2008年12月31日 (水) 16時19分

[1712] 投稿者:てれぽーたー - 2009年だ!


 新年、あけましておめでとうございます。
 総評を昨年内に書けませんでしたので、年始早々、書いてみたいと思います。
 四位の「若草物語」は、本来なら「マリア様がみてる」が占めるべき順位です。(^_^;)
 僕が高校生だった時、当時通っていた工業高校の国語教師が、マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」や、その昔教え子だった女子生徒から送られてきた詩的な手紙を、教壇でべた褒めしていました。
 その時、僕は思ったものです。やっぱ、この先生も男なんだなぁ、と……。
 べつに批判するつもりはないのですけれど、今から思えばそれって、「俺はスケベだぜ!」と胸を張って宣言しているようなものないのかと思うのです。いかがでしょ?(^_^;)
 そういう僕も、この場で「若草物語」や「マリア様がみてる」をべた褒めしているわけです。これって……orz
 まぁいいや。(^_^;)

 三位の「ディアスポラ」は、一昨年前に読んだ時よりも理解度が増している、ような錯覚を感じます。(^_^;)
 魚釣りの楽しみというのは、魚を釣り上げるという最終目的を果たすことにもありますが、じつは、釣り糸や釣り竿を伝わる振動、魚が水中で必死にもがいている、あのぶるぶると手のひらに伝わる振動も楽しさのひとつです。
 SFの楽しさというのは、そのぶるぶるに似ている、と思うのです。
 今回の「ディアスポラ」の第四部、「ワンの絨毯」でのエレナのセリフです。

「ちょっと思いついたの。あのイカたちもまったく同じことを自問してるんじゃないかって」

 ここで第四部が終わるのですが、その瞬間、ぶるぶるを感じるわけです。そのセリフの意味を理解した瞬間、「であるならば、僕たちの心って何だろう?」みたいな深遠な未知の領域を感じます。その回答を、決して釣り上げることはできないにしても、心にわだかまった疑問を、ぶるぶると伝わる振動で感じ続けることができます。深遠な未知の沼底に横たわる巨大な疑問が、釣り糸を伝わってもだえ苦しんでいます。
 このぶるぶるですよ!SFの楽しさっていうのは!
 大森望が「ディアスポラ」の帯に、「あらゆる文学形式の中でSFだけが与えうる深い感動。そのもっとも純粋なかたちがここにある」という言葉を寄せています。大森にとっての純粋なかたちがどんなものなのか知りませんが、僕にとってSFの純粋な感動は、このぶるぶるです。
 SFらしさというのは、このぶるぶるにあります!イーガンの小説には、このぶるぶるがたくさん詰まっているんですよね。

 今年の読書目標っていうものは、別にありません。
 とりあえずは今読んでいるニック・レーンの「ミトコンドリアが進化を決めた」を読みます。その後の計画はまだ立てていません。
 ちょっと読んでみたいライト・ノベルなどもあります。
 たまにはコミックなども読んでみようかなぁ、とも考えています。
 今年も読書三昧な日々をおくらせていただきます。

2009年01月01日 (木) 09時08分

[1701] 投稿者:てれぽーたー - 寄せ集めのパーツでパソコンを作ってみた RES


 メインPCが起動不能になるトラブルに見舞われてから一ヶ月が経ちました。
 起動不能になったときのトラブル対処法探しは、ネット検索が便利なわけですが、PCが起動不能であるため、当然それはできません。
 そこで、そのような時のためにもサブで使う2台目PCを格安で組んでしまおう!と思い立ち、やっちゃいました。そのため、この掲示板の書き込みも滞ってしまいました。
 結果から先に書いてしまうと、すでにPCは完成して、無事動作しています。また、意外に金がかかったことも告白しておきます。(^_^;)
 会社にはいろいろな趣味人がいらっしゃるもので、その中には自作PCマニアみたいな人たちもいらっしゃるわけです。そのような人たちの話を聞くと、みなさん、結構余ったパーツを持っていらっしゃいます。これはひょっとして!
 そこで、この人からはマザーボードとCPUを、この人からは電源を、この人からはグラフィックカードとFDDと組み立てを……、とやっていきます。まぁ、ドラゴンボールZの元気玉みたいなPCなわけです。
 マザーボードはASUSの古いヤツ。CPUはPentiam4の2.4GHz。電源がZUMAXの520wが入手できました。ここまでが¥4,000。
 FDDはもらいものです。グラフィックカードも、マザーボードが古くてPCI ExpressではなくAGPだったので、古いモノしか対応せず、自然と「古いからやるよ」となって、これもタダ。でもこれ、DVI出力のあるタイプのカードで、今回の企画にはバッチリ!なぜなのかというと、モニタは既存のテレビ、シャープのAQUOS、32インチを使用するからです。これには、DVI-Dという規格(これが頭を悩ます原因のひとつでした)の入力端子があって、画面サイズ「フルワイドXGA」に対応しているからです。ビデオカードにこの画面サイズがデフォルトで存在するかどうかは不明でしたが、なんとなくいけそうだったのでこのカードをチョイス。

 この時点で不足しているパーツは、ケース、HDD、メモリ、DVDドライブです。あと、マザーボードのドライバです。

 ここまでかかった費用はまだ¥4,000。

続きます。

2008年12月06日 (土) 10時30分

[1702] 投稿者:てれぽーたー - DVIケーブルで悩んだ!


 HDDは家に転がっていた120GBのものを使用します。
 ケースはミドルタワーをパソコン工房で買いました。これが¥5,980
です。
 DVDドライブは、当初もらいもののCDドライブを使う予定でした。でも、せっかくテレビに繋ぐのだし、DVD観たいし、メディアのコピーもやりたい……。
 欲が出て、結局ATAPIでマザーボードと繋ぐタイプのバルク品を購入。
 メモリは512MBを二枚購入。DDRのわりには安かった。
 が、安く済んだのはここまで。
 モニタであるシャープのAQUOSと繋ぐにはDVIケーブルが必要です。このDVIケーブルが5メートルものが必要だったので高い!店頭にDVIは3メートルものしかなく、HDMI/DVI変換ケーブルしか5メートルものがありません。そのお値段が\5,780。HDMI/DVI変換ケーブルをさらにDVI/HDMI変換するコネクタが\2,780。もろもろの小物パーツを含めて計¥18,826。
 ケーブルその他にこんなにお金がかかるとは……。
 家に帰って買ったパーツをながめます。すると、DVIケーブルにおかしなところがあります。見慣れたDVIケーブルと、端子の位置が微妙に違うのです。間違えたのか?
 じつは、DVIケーブルにはいくつも種類があったのです。
 AQUOS側のコネクタは、DVI-Iと呼ばれるコネクタです。デジタル/アナログ両方に対応しています。通常パソコンのモニタに使われているDVIコネクタは、DVI-Dと呼ばれるもので、デジタルにしか対応していません。
 僕が買って帰ったケーブルはDVI-Dが使われています。では、AQUOSにDVI-Dは繋げられないのか?
 これ、可能なんです。
 DVI-Iは、デジタル/アナログ両方に対応しているため、問題なく接続できます。反対に、DVI-DコネクタにDVI-Iケーブルを接続した場合、アナログ信号は受け付けてくれません。デジタルならばOKなんですけどね。

 さて、パーツがそろったところで組み立てです。

 続きます。

2008年12月07日 (日) 03時27分

[1703] 投稿者:てれぽーたー - PC完成!


 金曜日の夕方に寄せ集めたPCのパーツを全て今回の仕事人に渡します。僕はその日は残業だったため、その後2時間ほど働いて家に帰りました。
 晩飯食って風呂入ろうかと思っていると仕事人から電話が……。
 足りない部品でもあったのかと一瞬あせりましたが、その電話は「おう!今、組み上がったぞ!」というものでした。
 仕事人はすでにOSのセットアップも開始しているそうで、PCは順調に動いているようです。
 PCを受け取ったのが、土曜日の朝、会社にて……。自作機の組み立てに慣れている人ならば、一時間もあればPC一台くらいは組み上げられるのだそうです。
 しかし、多少問題も残っていて、電源ランプとHDDのLEDが点灯しないこと。そして、マザーボードのドライバがみつからないことです。
 とりあえずインターネットに繋がらなければ何にもならないので、仕事の帰りにLANカードを購入。自分で組み込みます。
 家に帰ってさっそくAQUOSに繋ぎ、まずは起動させてみます。
 起動に多少のもたつきはありますが、まぁ、寄せ集めなのでこれでいいでしょう。
 AQUOSとビデオカードの相性もいいようで、フルワイドXGA、1366×768という画面サイズも対応していて言うこと無し。フルハイビジョンより低い解像度になってしまいますが、再生する動画はAVI形式やSPサイズのものばかりなので、これでいいんです。
 しかし、1366×768では文字が小さい。「部屋を明るくして、なるべくテレビから離れて見ましょう」っていうくらいなので、テレビはソファの位置からはだいぶ離れています。なので、字が読めない!
 そこで、フォントを特大に設定、アイコンもでかいヤツに変更します。
 これで、だいぶ文字が読めるようになりました。
 しかし、イーサネットのドライバがみつからないため、インターネットに繋がらないし、じつをいうと、サウンドのドライバも無いので音も出ません。
 イーサネットは、最初からギガビット対応のものが欲しかったので、今回購入したCoregaのLANカードを挿して対応します。
 そして、ユーティリティを先にインストールしてから、PCIに挿します。ドライブをインストールしてルータに繋ぎ、ルータのセットアップを終えると無事インターネットに接続成功。例によって文字が読めませんので、フォントサイズを拡大します。
 で、次は音です。

続きます。

2008年12月14日 (日) 11時11分

[1704] 投稿者:てれぽーたー - テレビPC


 今回の寄せ集め企画に使用したマザーボードは、ASUSのP4GE-Vというモデル。ASUSのサイトにはまだドライバなどが置いてあるので、それをダウンロード。デバイスマネージャからドライバを読み込ませます。
 無事インストール成功!と、思いきや……。ドライバをインストールしたにもかかわらず、音が出ません。ドライバが古いのかと思い、最新版を探しましたがみつからず。
 仕方ない、サウンドカードを買うか?と思いつつ、部屋のジャンクコーナーの中へ、古いLANケーブルなどをしまっていると、その中にサウンドカードが転がっているではないですか!
 これはラッキー!
 で、さっそくPCIに挿して使います。Aopenの古いサウンドカードです。ドライバはAopenのサイトにありました。
 最初新しいハードウエアの検出がうまくいかなかったものの、再起動で検出。無事ドライバをインストールして使えるようになりました。
 サウンドの出力先もAQUOSを利用します。音はしょぼいのですが、いいんです。テレビを観る感覚でパソコンを楽しむのが、今回の企画で作るパソコンのふたつめの主旨なのですから。
 さっそく、以前友だちからもらったアニメ「いぬかみ!」の映像を楽しんでみます。
 使用ソフトは、K-Lite Codec Packに含まれるメディアプレーヤークラシックを日本語版にすり替えたものです。
 いかにも「テレビ!」という感じでいいです。元が640×480というサイズだし、超高画質で楽しむような映像でもないし、ビール飲みながら気楽にみるには、これくらいで十分です。
 しかもネット上の動画がテレビで楽しめます。ソファに寝っ転がってこういうのを楽しむには最適な一台になったんじゃないかと思います。

続きます。

2008年12月14日 (日) 17時43分

[1705] 投稿者:てれぽーたー - 願いましては……


 問題点、というか不満な部分もいくつかあります。
 まず、USBに外付けのHDDを繋いだところ、たまに認識に失敗するようで、不明なデバイスとなってしまいます。しばらく放置するとハードウエアの検出がうまくいくようで、ドライブを認識できます。が、長時間使用していると再びドライブを見失い、安定しません。
 そこで、USBのインターフェイスカードをPCIに挿しました。このカードに外付けのHDDを繋ぐと安定します。
 とりあえずこれで使えます。
 次に……。
 部屋の中で二台のPCをルータを使ってファイル共有しているわけですが、どうせなら一台の大容量HDDをファイルサーバにして使用したいと思います。しかも、二台ともギガビットのイーサネットに対応しているくせに、ルータがギガビットに対応していません。(といってもこのルータ、今回の仕事人から借りているものなので文句は言えません(^_^;) )
 やはり、ギガビット対応のルータが欲しいですね。しかも、USB外付けHDDをNASで使えるタイプのものが……。
 次はモニタ表示。
 やはり、文字が小さくて読めないんです。(;^ω^)
 ブラウザやシステムなどのフォントは大きさが変えられるからいいのですが、問題はインストール作業など、テキストをきちんと読まなければならないような場合です。
 解決策として、サブモニタの追加を検討しています。
 今回使用したビデオカードが、デフォルトでデュアルモニタに対応しているようなので、サブのモニタをパソコンの近くに設置してミラーリングさせます。
 これで、読めない文字が読めるようになる……、はずです。
 それから、消費電力が大きすぎることも、問題です。
 僕のテレビPCのスペックでは、520Wもの電力は必要ありません。電力消費量の小さな電源に換装することも検討しています。

 今回のテレビPCにかかった費用。

マザーボードとCPU    4,000  中古
メモリ          3,560
HDD 部屋に転がっていたヤツ
FDD もらいもの
DVDドライブ       5,280
電源           もらいもの
ケース          5,980
取り付け用パーツ・その他 1,020
OS           13,800
グラフィックカード    もらいもの
サウンドカード      部屋に転がっていたヤツ
LANカード        1,780
LANケーブル       600
インターフェイスカード  980
DVIモニタケーブル    5,780
HDMI/DVI変換コネクタ 2,780
オーディオケーブル    1,040
キーボード       1,980
マウス          980
モニタ         AQUOSを使ったのでタダ

合計で……。

2008年12月14日 (日) 19時17分

[1683] 投稿者:てれぽーたー - 秋の読書計画2008 RES


 2008年、秋の読書計画です。
 まず、読みかけのルイザ・メイ・オルコット著吉田勝江訳「第三 若草物語」と同「第四 若草物語」を読みます。
 その後は、サイモン・シン著「フェルマーの最終定理」。
 次が、あずまきよひこ「よつばと! 8巻」。
 小川一水著「妙なる技の乙女たち」。
 これらを読み終えた場合、昨年からずっとおあずけになっていますダン・シモンズ著「ハイペリオン」シリーズを読みたいと思います。

2008年09月06日 (土) 09時17分

[1684] 投稿者:てれぽーたー - 本当は怖い句読点


 ルイザ・メイ・オルコット著吉田勝江訳「第三 若草物語」、読了です。
 僕は、こうやって掲示板に文章などを書いている人間として、文章の中の句読点の位置を気にしながら、本を読んだりします。
 例として、「第三 若草物語」より、抜粋します。

──ここから──

 これからなにがはじまるのか知りたくて、ベア先生以上に気をもんでじりじりしているパパがあっというまに「きんぽうげちゃん」はジョーおばさんにどこかにつれて行かれてしまった。

──ここまで──(「第三 若草物語」P470)

 句点の位置は一箇所だけ、{知りたくて、}ですね。
 少し解説します。この場面は、ジョーとベアの経営する学校の生徒やジョーの姉妹親戚が集って感謝祭のパーティーを楽しんでいるシーンです。そのパーティーで、子供たちがこっそり準備し、内緒にしていた出し物があるというので、ベア先生もローリーもいったい何がはじまるのかと興味津々です。
{「きんぽうげちゃん」}というのは、ローリーの娘ベスのことです。そして、{パパ}とは、{「きんぽうげちゃん」}の{パパ}なので、ローリーのことです。
 じつは、最初に読んだとき、僕はこの文章が理解できなかったのです。僕の頭の中では、以下のように句読点が追加されていました。

これからなにがはじまるのか知りたくて、ベア先生以上に気をもんでじりじりしているパパが、あっというまに「きんぽうげちゃん」は、ジョーおばさんにどこかにつれて行かれてしまった。

 これでは、主語がふたつになってしまって、まったく意味をなしません。
 たしかに、{ジョーがパパをどこかにつれていく}よりは、{ジョーがベスをどこかにつれていく}方が文脈からしてあっているように思えます。それにしても、まさかオルコット女史がこのような変な文章を書くはずはありません。
 もし、句読点を加えるならば、以下のようにしなきゃいけなかったんですねぇ〜。w

 これからなにがはじまるのか知りたくて、ベア先生以上に気をもんでじりじりしているパパがあっというまに、「きんぽうげちゃん」はジョーおばさんにどこかにつれて行かれてしまった。

 う〜ん。句読点の位置だけで、こんなに意味が違ってしまうものなのですね。{ローリーが「あっ」というまに、ベスはジョーおばさんにつれて行かれた}わけです。
 気をつけよう……。w

2008年09月07日 (日) 07時26分

[1688] 投稿者:てれぽーたー - 二冊追加!


 読書計画に追加です。
 大淵寛、高橋重郷編著「少子化の人口学」。
 これ、忘れていました。w
 「若草物語」と平行して読んでいます。
 次に、瀬名秀明著「パラサイト・イブ」です。古本屋にて、ハードカバーの単行本を105円でゲット!程度もいいし、得した気分です。

2008年09月12日 (金) 19時17分

[1689] 投稿者:てれぽーたー - 恋する女の子


 ケータイ小説の映画化である「恋空」を観ました。
 いやぁ、面白かったですね。
 女性の携帯電話を拾ったならば、とりあえず中のデータを消去して返し、自分の名前も明かさずにその携帯の持ち主に電話をかけまくればいいわけですね?
 そして警察に通報されなければめでたく恋人同士!
 あっぱれな映画でした。
 「俺は空になりたい。空になって美嘉のこと、ずっと見守るんだ」なんてセリフ、僕は絶対書けません!(^_^;)
 内容が薄っぺらいとか、病気の知識がどうたらなどの批判はあるようですが、小説なんてそんなものです。所詮、ウソですからね。少なくとも、この話に共感できた中高生にとっては、面白い作品だったわけなので、それでいいんじゃないでしょうか?

 大淵寛、高橋重郷編著「少子化の人口学」を読んでいます。
 本文中の人口学において、ある仮定では、子供という「財」を獲得するために、女性が利益と損失の葛藤の中から、最適となる解を得るよう打算的な行動をする、としています。この仮定の中で女性は、修学に要した費用や就業による収入、結婚による離職や養育のためのコストを常に計算しながら行動しています。修学に要したコストが安く、就職後の収入が少なければ早期に結婚し、修学に多額の費用を投資し、高収入を得るような職業を選択した場合は、婚期を遅くするか、未婚の状態を選択します。自分が親と同居しているか同居していないか、あるいは、父親の年収がいくらか?といった自分をとりまく環境を常に視野に入れながら、どの時期で子供を産めば自分にとって最適な解が得られるかを、スーパーコンピュータのような頭脳で計算しています。
 人口学の中で、女性の行動はこのように仮定されていますが、実際の女性は、映画「恋空」の主人公美嘉のように、理不尽なきっかけによって恋におちたり、盲目的に誰かを愛してしまったりするようです。
 人口学を読み続けると、あたかも女性のおかれた経済状況のみが子供の出生力に影響を及ぼしているような錯覚にとらわれます。しかし、実際にはそうではなく、女性たちの生物学的な心の選択が、結婚や子供をもつという行動を引き起こしているのであり、早期に結婚した女性は、自分への投資を子供に割り振ると予想できます。だからといって、自分への投資を早々に打ち切った女性が、必ず結婚するというわけではありません。

2008年09月13日 (土) 20時36分

[1691] 投稿者:てれぽーたー - 少子化の自分流仮説!w


 大淵寛、高橋重郷編著「少子化の人口学」を読んでいます。
 1960年代以降の少子化傾向の特徴を説明する仮定のひとつとして、「結婚の需要と供給の低下」を分析している研究者がいらっしゃるようです。その研究によると、「見合い結婚」から「恋愛結婚」への配偶者選択方法の変化や、恋愛の低調さなどを引き合いに出し、結婚に対する「需要」と「供給」ともに低下していると結論づけられているようです。
 また、別の研究によれば、「男女のパートナーシップという男女の親密性の変化」から未婚化の要因を明らかにしようとする試みがあるようです。
 いろんな「仮定」があって読んでいる側は楽しいのですが、そうやって求められる回答の多くが「近似値」にすぎないといった印象を強く受けます。
 そこで、僕も少子化の原因を探る仮定として、「生活の質的な向上と価値観の変化が、配偶者に求める価値を相対的に上昇させた」というのを挙げてみたいと思います。
 仮に自分が持っている資材をAとします。Aには経済的な資産や自由な時間、親の評価による人間的価値、これまで自分に投資されたであろう経済的な資産や時間など、あらゆる物理的、精神的価値が含まれます。これらの資材を継続的に配偶者との共同生活に持ち込めれば、結婚への移行はスムースに行くと思われます。
 しかし、そうではなく、Aという資材を失って手に入れなければならないのが、配偶者であるならば、それによって得られる価値BがA以上の資材をもたらさなければなりません。
 A<Bであれば、結婚への移行はスムースであり、A>Bであれば、資材の損失となり、未婚化を促進するものと考えられます。
 問題はBの減少ではなく、Aの増加です。高度経済成長によってもたらされた生活の向上や子供への教育投資の増加、少子化によって親の財が少数の子供へ集中したことによる親が与えた価値の上昇(わかりやすく言うと、「甘やかす」って奴です)などが、その子供が成長し大人になったとき、相対的に配偶者に求める価値を増加させます。これにより、結婚への需要は減少し、恋愛の低調によって引き起こされる供給の減少が、さらなる未婚化を促進します。
 これは、結婚よりも子供をもうけることよりも、まずは自分の資材を豊かにしようとするインセンティブに基づいて、人が配偶者を得るための行動をしているという仮説です。もし仮に、子供を得ることによって、失った資材以上に、何らかの価値を得るのであれば、結婚への需要は増すと思われます。(いわゆる、子供が好きって奴です)
 ただ、やっぱ無理があるなぁ。w
 その人の持つ価値、特に親が与えた価値などを、どう数値化するのかと……。(^_^;)

2008年09月16日 (火) 17時18分

[1692] 投稿者:てれぽーたー - 女性が活躍するSF


 小川一水著「妙なる技の乙女たち」、読了です。
 宇宙開発というのは、一時のバブルなんじゃないか?
 このオムニバスストーリーの中の「the Lifestyles Of Human-beings At Space」で、主人公美旗が放った一言は、作家小川一水の抱いている現代の宇宙開発に寄せる微かな不安感のような気がしました。
 いやぁ、面白かったなぁ。特に最後の「the Lifestyles Of Human-beings At Space」は、「第六大陸」の小川一水らしく、また、さらなる作家としての円熟味も感じられて、本当、参りました!
 軌道エレベータを中心とした島を舞台に物語を書くことで、ほんの些細な日常生活のできごとがSF的なエピソードとなっていく。逆に言えば、SF的な舞台に、日常生活をあてはめてみただけかもしれないけれど、ただそれだけで終わっていないところが、「うまさ」なんでしょうね。「港のタクシー艇長」なんて、SFじゃなくてもいいし……。
 ってぇわけで、読書計画の中の一冊の清涼剤のような一冊でした。
 次は、サイモン・シン著「フェルマーの最終定理」です。

2008年09月20日 (土) 09時59分

[1693] 投稿者:てれぽーたー - フェルマーの最終定理


 サイモン・シン著「フェルマーの最終定理」、読了です。
 様々な公理の織りなす世界に僕たちは生きている、と言えば、少し感傷的すぎるのかもしれません。
 しかし、そういう公理をひとつひとつ発見し、証明していく作業に没頭しているのが数学者という人たちなのでしょう。それら公理は、彼らが発見したからそこに存在するのではなく、百五十億年前にこの宇宙が誕生したときからそこに存在したものであり、未だ発見されない多くの定理は、発見されることを今か今かと待っています。

nが2より大きい自然数であれば
n+Yn=Zn
を満たす、自然数X、Y、Zは存在しない。

 一見単純な定理に思えるこのフェルマーの最終定理は、三世紀以上の間、数学者たちの頭を悩まし続けました。しかし、この定理に隠された深遠さ、数論の複雑さは、僕の想像をはるかに超えるもののようです。
 最初に僕がフェルマーの最終定理に出会ったのが、ロジャー・ペンローズ著「皇帝の新しい心」です。無限に続く整数のすべてにおいて、ある定理が成り立つことを証明することは非常に難しく、また深遠なテーマであることを思い知らされました。
 数学におけるこういった問題は、僕のような一般人にも何らかの啓発を促すようです。
 文句なしに面白かったですね。
 SF以上にSFを感じさせる一冊でした。
 次は、瀬名秀明著「パラサイト・イブです。

2008年09月28日 (日) 19時03分

[1694] 投稿者:てれぽーたー - 頭の悪いミトコンドリア


 瀬名秀明著「パラサイト・イブ」、読了です。
 「パラサイト・イブ」といえば、「BRAIN VALLEY」や「デカルトの密室」の著者である瀬名秀明の代表作であり、かなり期待して読みました。ですが、ちょっと期待はずれです。この小説がホラーであるということがわかった時点で気がつかなければならなかったのですが、見事に期待を裏切ってくれました。
 瀬名の文章は非常に巧いと思います。読者を惹きつけ、物語の中に没頭させていきます。それが、ホラーのような娯楽性を楽しむぶんにはいいレベルの作品に仕上がっていると思います。知識にも圧倒されます。とても頭のいい人なんじゃないかと思います。
 ところが、本作の内容はお世辞にも頭のいいような作品ではありません。
 ミトコンドリアが過去の記憶を持っていたり、培養された肝細胞が人の大きさまで成長して(その質量をどこから得たのか!?)うねうねと動き回ったりと、まるで六十年代の日本映画「吸血鬼ゴケミドロ」のようなノリの作品でした。
 また、ミトコンドリアのEve1は、利明の精子をどう利用したのかの説明が不十分であるため、利明との間に生まれたミトコンドリアの子供がいったいどんな存在なのかさっぱりわかないし、その子供が何をどうしようとしているのかも、さっぱりわかりません。
 ミトコンドリアが自分の意志を持っていて、核DNAに支配されずに進化したいのであれば、そういう変異を起こして勝手に進化すればいいような気がします。それには人間の形態を真似る必要などないだろうし、人間と交わって何らかのDNAと交叉する必要もないと思われます。
 あっ!そうか!聖美のミトコンドリアの頭がその程度だったというわけなのか!
 あんまし、頭のいい作品ではありませんでした。

 次は、ダン・シモンズ著「ハイペリオン」です。
 旧作が続きます。

2008年10月10日 (金) 11時52分

[1700] 投稿者:てれぽーたー - 今年は少ない……


 ダン・シモンズ著「ハイペリオン」、読了です。
 が、しかし、「ハイペリオンの没落」は、途中にてリタイヤです。
 こういうのは、僕には読めません。
 そこで、こういうSFとは対極にある作品、グレッグ・イーガン著「ディアスポラ」を再読します。
 その後が、ニック・レーン著「ミトコンドリアが進化を決めた」を読みます。
 今年、この時点で49冊。
 少なすぎます……。

2008年11月03日 (月) 20時29分

[1696] 投稿者:てれぽーたー - 数学っぽい話 RES


 ゼノンのパラドックスは、数学的に表現できるのではないかと思いつき、ちょっとやってみました。
 ゼノンのパラドックスというのは、こういう話です。下図を参照してください。

 アキレスは亀の10倍足が速い。
 亀は、アキレスに100メートルのハンディキャップをもらっている。(B地点)
 A地点からアキレスが100メートル走ると、亀はアキレスの前方10メートルを走っている。(C地点)
 アキレスがもう10メートル走ると、亀はその先1メートルを走っている。
 アキレスが1メートル走ると、亀はその先0.1メートル先を走っている。
 よって、アキレスは亀を追い越せない。

 そんなバカな話はありません。
 アキレスが200メートル走れば、亀を追い越していますよね?
 で、ゼノンのパラドックスにおいて、なぜアキレスは亀を追い越せないのか?
 これを、数学的に表現してみようとしたわです。



 アキレスの走る速度を、毎秒10mと仮定します。亀は、その1/10の速度なので、毎秒1mです。
 アキレスが亀に追いつくのがt秒後とすると、アキレスが走った距離xは、

x=10t   であり、

 亀が到達した地点yまでの距離は、

y=100+t   となります。

x=y  なので、

10t=100+t  となり、両辺をtで割ると、

10=100/t+1  これを変形させると、

100/t=9

t=100/9   

 よって、アキレスが亀に追いつくのは100/9秒後である。

 この100/9というのがくせ者で、小数点にすると11.11111……で、割り切れないことに気付きます。
 ゼノンのパラドックスというのは、この永遠に続く割り切れない小数点以下の位を、ずっと辿っていくような話なのです。(よね?)

 続きます。(たぶん w)

2008年10月23日 (木) 06時44分

[1697] 投稿者:てれぽーたー - 11.111111111……と、永遠に続くのか?


 続きです。

 仮に、アキレスと亀が11.110秒間、走ったとします。この場合……

アキレス  111.10m
亀     111.11m

であり、まだ亀が先行しています。
 しかし、11.112秒後では、

アキレス  111.120m
亀     111.112m

であり、アキレスが亀を追い越してしまいました。
 ゼノンのパラドックスというのは、この境界線……、つまり、11.111111111……をずっと先まで辿るような話であり、アキレスが追い越せない時間の範囲を永遠に10で割っているようなものです。11.111111111……を、例えば0.000000000000……1だけ経過すれば、アキレスは亀を追い越してしまいます。
 ただし、ゼノンのパラドックスは、その11.111111111……がどこまで続くのかが主眼であり、アキレスが亀を追い越すとか追い越さないとかいった議論は、どちらかというと、どうでもいい議論であるような気がします。
 僕が、完璧にゼノンのパラドックスの主旨を理解していないので、このパラドックスの話はこれで終わりです。
 話題として面白いのは、100/9という数字が、11.111111111……であり、それは本当に永遠に続くのか?といった議論です。
 100/9、それが割り切れない数字であると、人間はなぜ知っているのか?それを、コンピュータが知ることはあるのだろうか?
 そういった議論が、ロジャー・ペンローズの「皇帝の新しい心」という著書において、なされていました。

続きます。(たぶん)

2008年10月23日 (木) 19時19分

[1685] 投稿者:てれぽーたー - 秋のアニメ RES


 最近観ているアニメのリストです。
 だいぶ、リストの中身も変わってきました。

スレイヤーズ REVOLUTION
恋姫無双
絶対可憐チルドレン
狂乱家族日記
ゼロの使い魔 三美姫の輪舞
銀河鉄道999
DARKER THAN BLACK 黒の契約者
のだめカンタービレ
トライガン
ヴァンドレッド

 以下は、今後観る予定です。

キングゲイナー
彩雲国物語第2シリーズ
おねがいマイメロディ すっきり
スレイヤーズ 全シリーズ

 新旧織り交ぜて観ています。その中でも、「銀河鉄道999」は懐かしいですね。
 機械の体をただでもらえる星へ行きたいという希望を持って、メガロポリスへ向かった鉄郎とおかあさんは、途中、機械伯爵の人間狩りにあい、おかあさんは機械伯爵に殺されてしまいます。鉄郎は機械伯爵から逃げのびますが、吹雪の中で意識を失います。
 鉄郎が目覚めると、そこは暖炉の火が燃えるあたたかい部屋でした。
 メーテルと名乗る女性が、鉄郎を助けたわけですが、そのメーテルは、鉄郎がメガロポリスに向かっていたことを知っていました。
 さて、どうしてメーテルは、鉄郎親子がメガロポリスに向かっていたことを知っていたのでしょう?
 それは、メーテルが、集音器を使っていたときに偶然彼らの声を拾ったからなのです。
 本編では、そのシーンはさらっと流されます。しかし、ちょっと待てよと……。
 メーテルは、いったい何のために集音器を使っていたのか?
 盗聴の趣味でもあったのでしょうか?
 怪しすぎるぞ、メーテル!w

2008年09月07日 (日) 18時52分

[1695] 投稿者:てれぽーたー - 本数減った?


 AT-Xで「超スレイヤーズ祭り」をやっている都合上、この秋は本数を控えようと思っていました。編集やDVDへのダビングなど時間がかかりますので……。
 ところが、新作を数本観た結果、今期は三本も観ることになってしまいました。
 今期新作が、

とらドラ!
伯爵と妖精
かんなぎ

の、三本。
 継続して観ている新作が、

絶対可憐チルドレン
GUNSLINGER GIRL IL TEATRINO

の、二本です。
 旧作も観ています。
 リストにすると、

銀河鉄道999
スレイヤーズ
機動戦士ガンダムZZ
トライガン
ヴァンドレッド

の、五本です。
 ZZはひどいですねぇ。w
 子供に簡単にはり倒されるブライト艦長(本当に軍人か、おまえ)とか、アーガマで野放しの捕虜(逃亡しろといわんばかり!)とか、人を見る目がないハマーン(マシュマーとかキャラとかアホばかり!)とか、自分が一番自分勝手なくせに敵に向かって「あなたたちが自分勝手ばかりしてるから!」と叫ぶ主人公とか……。もう、バカばっか!
 これは、機動戦士ガンダムという素材を使って富野が試したスラップスティック・コメディなんじゃないかと思います。
 でも、こんな出来の悪いドタバタもないかなぁ?
 観続けるためには体力のいるアニメです。

2008年10月19日 (日) 08時07分

[1686] 投稿者:てれぽーたー - 崖の上のポニョ RES


 ジブリの映画「崖の上のポニョ」を観てきました。
 超人気の宮崎駿作品なのですが、ここはひとつ、あえて言わせてもらいます。
「これって、そんなにいい作品なの?」
 作中で、デボン紀とかカンブリア紀とかいう地質学上の年代をさす言葉が登場します。作品では、これらの年代の海が、現代よりも豊かであったかのような表現が用いられています。何をもって「豊か」なのかはわかりませんが、カンブリアの生命の爆発などの表現もあり、「豊か」さの基準を生物の多様性だとすれば、現代の海も、古生代以上に生物の多様性を持っています。
 何を表現したい作品なのか、その主旨がはっきりしないし、声優に所ジョージを使う理由もわからないし、何がどうすばらしいのか僕にはさっぱりの映画でした。
 「ファインディング・ニモ」のようなアホ映画にしても、今回のような「崖の上のポニョ」にしても、子供が観て楽しめる作品である以上の作品ではなく、何もそう大人が拍手喝采するほどの作品ではないような気もするのですが、これは僕のルサンチマンなんですかねぇ〜。
 子供より大人が楽しめるアニメは、「メダロット」や「明日のナージャ」であり、ジブリアニメは所詮子供のアニメだって思っているのは、僕だけなんでしょうか?

2008年09月11日 (木) 19時44分



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