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[1139]非常に長文になるのは覚悟の上(^^;)! |
投稿者:JerryFish
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投稿日:2015年03月09日 (月) 23時18分
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鐵太郎様
連日の書き込みになり、大変失礼します(土下座)。
※遅きに失してますが、凡例として★を鐵太郎様の 回答文もしくは解説文、●を私のコメントとして、 書かせて頂いてます。
(1)Sさんに旅順攻囲戦まとめ文書を お渡ししました。
朝、Sさんが出勤して落ち着いた時機を見て、 お渡ししました。午前休憩中に (たぶん鐵太郎様の解説文でしょう。)を 読まれたようで、 昼休み中に「あれは中々面白そうだね!家に 帰ってから読むよ。電車内で読むと終着駅まで 乗り越しそうだから(笑)。」とのお言葉でした。
後は昼休み中は相変わらず包囲攻撃を楽しまれてた ご様子(というか包囲殲滅される事すら 望んでないのか?この御方は(笑)?)。
それまでは私と(旅順攻囲戦の話の以前で) 会話するときは「西島さんは、」「西島さんは、」と、 西島亮二氏をさも(存命で)同僚であるかのごとく 語ってたのですが。←「でもまだ、全部読み切って ないでしょ?」とは口が裂けても言えませんが(^^;)。
(2)今回の解説文の感想 (アップに自分勝手に感謝感激です(^^)!)
@『零戦と戦艦大和』 第一部 抜粋部分を読む以外、詳しい内容は窺い 知れません。でもある意味Bの冒頭抜粋と同じく 食傷気味(私の知ったかぶり、知ってるつもりも 多分にあるかとは思いますが。)。 私が軍事関係で第一人者であったと評価していた 故・江畑謙介氏が参加しているので、 それ以上はちょっと何とも言い難いです。
これもまた司馬史観にとらわれてる方々と同様に、 私も彼の(実績?or権威?)にとらわれてるのか?
第二部 座談会に兵頭二十八氏が参加され、また彼の発言を 読む限り、私の知りえる軍事知識では非常にまともな 発言をされてるのに驚きました。
彼は例の別宮氏と懇親が深い点で疑惑の目で 観てしまいます。 また私は彼の以下の著書・共著をかつて 購読したことがあります。
『地獄のX島で米軍と戦い、あくまで持久する方法』 (四谷ラウンド、2001年)(処分済み) では良い表現で現しても奇抜な発想と戦術を唱え、
『並べてみりゃ分かる第二次大戦の空軍戦力』 (銀河出版、1997年) (宗像和広/三貴雅智/小松直之、共著) の著作でも、私が読んだ感想では 宗像氏が会話の主導権を握り、 兵頭氏はトリビアを合いの手で入れる程度の 役回りでしたが。
う〜ん。人様を評価するには、2冊程度で決めては いけないという事ですかね(^^;)? それとも、本書が発行されたのが2008年。 「男子三日会わざれば刮目して見よ」程の 絶えざる勉学に励まれた結果なのでしょうか?謎。
A『中島知久平』 この方については海軍軍人から転身して 中島飛行機を設立した経営者、 ぐらい程度の知識しか持ち合わせていませんでした。
鐵太郎様の解説文中にある
★「栴檀は双葉よりなんとやら」
●(誤解を恐れず極言すれば「早熟かつ大スケール」)、 中島氏の「人生のスケジュール」を読むと彼の考えが 私の知ってるエピソードとしっくりと合うような気が します。
★彼の視点に傾くとはいえ先を見通す眼力を持った人で あったらしい。
(戦時中)「戦争に勝とうが負けようが、 戦争が終わればこの会社は潰れる。 (これだけの設備と生産量は持て余す)」←うろ覚え
★国を憂える思いとで出来上がった、 ある意味国士といっていい。
●司馬氏が「坂の上の雲」で揶揄してた「国士」気取り の連中とは違うのですね。
Z飛行機「富嶽」の非現実的な計画案を提出したのも、 どうやってもこの戦争には勝てないと軍部に 暗に悟らせるためという有名な俗説も、 ある意味、真実味が帯びてきたような解説文でした。
B『1812年の雪』 う〜ん。ロシアが戦場になると、近世以降はモスクワが 占領されることに左右されたり、無効力化されたりして ますね(知ったかぶり、知ったかぶり(^^;)。)。
ナポレオンはモスクワ占領してもロシアを屈服させる ことができず、
ボルシェビキは文化的な中心の モスクワを占領することにより、 ロシア全土を革命の成功に導き (大学ではそう習いました)、
そしてバルバロッサ作戦では、 モスクワを占領しなかった(できなかった?)が、 どうやらWW2の独軍の一つの ターニングポイントであるし。
ま、それはともかくとして本書の解説文に戻ります。 私から観ると近衛兵に対するナポレオンの取扱には、 消極的ながら賛同する他は無いかなという観方を してしまいます。愚考するに欧州のほうが最後の手札 としての予備軍はとっておきの戦力であり、 温存(手厚い待遇で忠誠度を高め、最後の最後までか、 絶交の好機に戦線投入を図る)ような傾向があるかと。
それにしても、ナポレオンはエジプト遠征から配下の 軍勢を見捨てて逃げ帰り、今度はモスクワからです ものね。「一将功成りて万骨枯る」という言葉が 書き込みをしながら、ふと頭をよぎりました。
また、兵役の話を読んでも中国史のどこかであった、 「福手福足」(兵役を逃れるため、手足を潰す)も 想い起こさせます。
また物語としては面白い三国志演義(正史ではなく) の終焉時点では史実上、中国全土の人口が1/5に なってたということも、どこかで聴いた記憶が(^^;)。
古今東西問わず、といったところですね。
(3)ご紹介頂いたサイトについて。 ルパン○世が泣いて喜び、 製作スタッフは枕を涙でぬらす(笑)。 そんな以下の評価に大笑いでした。
http://reichsarchiv.jp/misc/lupin/lupin.swf?inputStr=%8ej%8f%e3%8d%c5%88%ab%82%cc%83N%83%5c%91%e5%89%cd
あと、私が例のサイトで「花燃ゆ」を奇怪な笑い声と 腹痛に耐えながら、笑える解説文の抜粋を (一応)第三回以降を書き込ませていただきます。 あ、読み飛ばしされても結構ですよ(^^;)。 (3)の項は自己満足でコピペしてるだけなので。
第三回
@「自分の命を何のために使う? 死などかまわん」 などとのたまってますが、 確かに自分だけのことですむならそうすればよろしい。 が、周囲を巻き込むことを考えてないあたりが幼稚です。 ドラマではがんばって「至誠の人」っぽく描いてますが、 ちょっと政治にかぶれたイキがっている中学生に しか見えなくて失笑。
Aそれから、文に詰め寄られ、 なぜか川の中へジャブジャブ突入する寅次郎。 この演出、現代劇でもよく見ますが、何これ? 普通、川に入る? 何したいの? こんなヤツいねーよ。こんな演出しちゃうのって、 恥ずかしくね?
B狂信者たちと同じメンタリティですな。
Cあー、イタいですね。実にイタい。
D全く。ここを踏み外すと単なるテロリストですね。 って、長州藩の連中のことか。
第四回
@今回もまた、中二病が重篤化した寅次郎が周囲に 多大な迷惑を掛けた末に甘やかされるというお話。
A浦賀奉行所支配組頭、黒川嘉兵衛は、 寅次郎の罪を軽くしてやろうとしてくれます。 が、今回もまた人の好意を踏みにじり、 自分のイタい行動を全てゲロする寅次郎さん。
第五回
@野山獄に収監された寅次郎は、本をFumizonに 発注して読書三昧のいいご身分。 わざわざFumizonに注文しなくても、 司獄の福川に言えば「あるよ」と 出してくれそうな感じですが。
●Fumizon(笑)!幕末からそんな便利なサービスも あったのですね(^^)!
Aが、金子君は既に半死半生。 うわごとのように密航を回想する金子君。 こうしてあらためて映像化すると、 「連れて行け」とダダをこねて暴れる外国人って、 すっっごく迷惑だったろうなぁ。 その場で殺して外洋に捨ててもバレないだろうに、 ちゃんと浜まで送ってくれるんだから紳士的 かつ文明人な対応です。 長州人は「攘夷!」とか言っちゃって 斬りかかっちゃうんですけど。
第六回
@いやホント、どうでもいい回でした。 見所は井川遥の美貌くらい。 こんな話を見るために人生の中の貴重な40分を 浪費すべきなのか、 こんなドラマなんか見ないで他に もっと何かなすべきことがあるのではないかなどと、 意識の高い自省にふけってしまう、 啓発性の高い回でございました。
第七回
@今回は、「寅次郎を野山獄から出す出さない、 寅次郎が出る出ない」だけを (グダグダと)実に丁寧にネットリ描く、 退屈な40分。我らがスーパーヒロイン、 11、2歳の小娘・文の画策が藩主の耳にまで とどくという「さすが文」なお話。 何から何まで文にお任せくださりませ。
A寅次郎は、獄囚を集めて得意げに武勇伝を開陳中。 安いヤンキーが昔のやんちゃ話を自慢している みたいで激痛です。 さすが精神年齢5歳の寅次郎。アイタタタ。
B寅次郎の釈放を目指す文は、 こともあろうに獄囚の久子に相談するという 斜め上の行動で笑わせてくれます。 「東大に入るにはどうしたらいいか」を 浪人生に相談するようなものです。 ま、数え13歳(つまり小学生)の 小娘が考えることですから、 馬鹿げていてもおかしくないのですが、 実際にこれを考えたのは大人の脚本家ですからねぇ……。
Cアンタ、自分を「奥方」って……。 「奥方」は敬称だから、自称するのは異常ですが。 なるほど、この脚本家は日本語が不自由である という致命的なハンデを乗り越えて 脚本を書いていると。泣かせるじゃありませんか。
Dこうしてまたも甘やかされた精神年齢5歳の寅次郎。 が、「このままで構いません」と、 野山獄から出ようとしない寅次郎。 さすがです。獄から出すために奔走した 伊之助や桂、周布、彼らの意気を感じて出すと決断した 椋梨や敬親の好意を無にし、メンツをつぶして 自己満足に浸ってます。
第八回
@今回は、棒読みのポンコツ玄瑞がニート寅次郎に 弟子入りするという、ただそれだけのお話。 既に数々の偉業を成し遂げてきたスーパーヒロインの 文さまも奮闘しますが……。 「文、イラないんじゃね?」という思いは がんばって忘れましょう。
A寅次郎「ご心労をお掛けしました」 全くだ。けど、お前、後18回イタいことする気だろ。
Bすると、数え13歳にして数々の大活躍を ご経験なされたスーパーヒロイン文さまが、 ニート寅次郎に塾の開講をご提案なさいます。 なるほど、数多くのテロリストどもを輩出したことで 知られる松下村塾は文さまの発案でしたか。
C寅次郎にdisられたポンコツ玄瑞は、感情むき出しの メールを早速送信してきます。 ああ、メールだとこじれるから、 送信する前に一呼吸置くのは基本ですよ。 メールリテラシーは高くないようです。 ま、御所に大砲撃ち込むようなテロリストらしい 短絡っぷりともいえますが。
が、寅次郎に既読スルーされ、 ますます激怒するポンコツ玄瑞。
ようやく届いた寅次郎からのメール。 さらにdisられ、またも激怒して 返事を書くポンコツ玄瑞。 だから、頭に血が上ったときに メールを書くなというのに。
D激高したポンコツ玄瑞の様子に驚き、 次々と部外者が参戦して拡大する乱闘という ありがちなドタバタ劇が失笑を誘います。 「熱血先生、誕生」なんてタイトルを付けちゃう スタッフが集まっているのですから、お察しです。
第九回
@文の大活躍シーンを無視すれば、 割と見られる回でした。 ほぼあらゆるシーンに登場する文の出番を もっともっともっと減らせば、 より面白くなると思うのですが。 (中略) やはりカット。文の場面だけが削られず、 どんどん薄っぺらいドラマに。
A父母、兄を差し置いて、杉家でなぜか1人だけ 財政難に心を痛める小娘の文さまは、 高杉家の経済力に目を付けて、 下心ありありで訪問営業に乗り出します。 経営、経理、給食係、受付嬢、飛び込み営業をこなす スーパーヒロイン文さま、さすがです。 まぁ、成功しているのは給食係くらいですが。
B相変わらずブチ切れるポンコツ玄瑞。 その前にその棒読みをどうにかしろ。
第十回
@今回は、能力の有無は誰も論じず、 たまたま居合わせたお偉いさんに直訴したら 都会への留学が認められちゃったという、 まさに「無理が通れば道理引っ込む」事案発生。 (中略) 利助が良かった一方、 やはり文はいなくても話が成立したという 残酷な事実が浮き彫りになります。
A初代総理大臣が松下村塾入り。志は「立身出世」と、 結果から逆算したような答えには失笑。
Bこれを聞いた文さまは、 案の定、稔麿の江戸行きを画策します。 ただの小娘を話に絡ませるため、 とにかく他人の事情にくちばしを突っ込ませます。 年齢的にも能力的にも(時代的に)性別的にも 無理があるということに、頓着していられません。
こうして文さまの大活躍っぷりを見ていると、 やたらと銃を撃ちたがる以外は 普通に畑仕事を手伝っているだけだった 八重が普通に思えてきます。 史実上に残した功績は八重が圧倒的に上なのですが。
Cあの文之進が小娘の言に耳を貸すわけがない…… と思ったら、 あっさり口車に乗せられてしいまいます。 文さまに関わると、なぜみんなアホになってしまうのか。
D色町に続いて浜崎港に突撃。船着き場をうろつき、 みなさんの仕事の邪魔をなさいます。 誰か、この小娘を本当にちゃんと叱った方がいい。
E松陰「諸君、狂いたまえ!」 天性のアジテーターです。本人が一番狂ってるし。 すると、塾生が一斉にダッシュ。 このあたりの展開は唐突感が否めません。
★今年の大河はこれよりましであることを期待 したいのですが。 大丈夫だよね、NHK? やればできる子だよね?
●う〜ん!?この解説っぷりを観る限り、 既に駄目駄目感に沈みそうです(TT)。 でも、このサイトは毎週の私のお楽しみに なりそうですね(^^)!
鐵太郎様の頭痛がご快復を祈念しつつ、 それでは、大変な長文失礼しました(土下座)。
JerryFish |
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