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235ページ「細かいことはどうでもいい。ともかくもそれはあらわれた。なんだかよくわからないがいるものはいるのである。」
・・・(爆)www。いや、まさか佐藤先生の作品でこんな文章にお目にかかると思わなかったです。
236ページ「むろん危険が存在すると知り、あえてそこに向かった者たちについてはどうにもならない。」
ぶっw・・・。佐藤先生がご覧になった(と思われる)映画「シン・ゴジラ」をここまでコミカルでライトな狂騒劇に仕立て上げられるとは!!
「宇宙軍陸戦隊」の後の一服の清涼剤、また「地球連邦の興亡」の記念すべき「統合艦隊解散の辞」を述べられる柳田大佐(後の統合艦隊司令長官)のミッシングリングに繋げられるとは。
・・・。それにしても、やはり佐藤先生の夭折は本当に惜しまれるべきものです。佐藤先生だったら自分の死後征くべき世界を天国とも地獄とも、そんな陳腐な観念では語られないでしょうね。
その意味でも鐵太郎様の「白鳥の歌」、ワーグナーの騎士ローエングリン(になぞらえてるのでしょうか?)のように白鳥に乗って「去る」のが似つかわしいのかもと、今、ぼんやりと考えております。
それでは鐵太郎様とお母様のご壮健と、佐藤先生のご冥福を改めて祈願します。 |
[1336]JerryFish殿 どうもです。投稿者:鐵太郎@自宅
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投稿日:2017年07月22日 (土) 17時44分 |
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佐藤大輔さんの急逝は、本当に残念でしたね。 もっとたくさん読んでみたかった作家でした。
「白鳥の歌」に関しましては、ご存じの様にネットでもいろいろ上がっていますが、
>白鳥は生涯鳴かないが死ぬ間際に美しい歌を歌うというヨーロッパの伝説より来た言葉、人生最後に披露する舞台や演奏や戦い、あるいは人生の最後に成した事を指す。
という説明に従って、氏の最後の作品となってしまったと言うことで、そう呼んでいます。 本サイトの中で、多島斗志之氏の最後の作品についてもそのような描写があり、よい言葉だと思って使っております。 ⇒http://tetsutaro.in.coocan.jp/Writer/T/T053.html#T053-009 |
[1337]お返事ありがとうございます。投稿者:JerryFish
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投稿日:2017年07月22日 (土) 22時05分 |
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鐵太郎様、お久しぶりです。
紹介していただいた御書評、そう言えば拝読してました。大変申し訳ありません。私の記憶力不足、「白鳥の歌」の事前のネット検索下調べ不足による不手際ですね。
『愛書家の縁側』を陰ながら応援させていただきます。
それでは失礼いたします。
JerryFish
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