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愛書家の雑談室

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[1006]今晩は(^^)! 投稿者:JerryFish

投稿日:2014年08月26日 (火) 23時03分

鐵太郎様

度々、お邪魔して申し訳ありません(^^;)。
一応節目となる所まで読んだので進捗・及び感想です。

@『戦艦大和誕生』
現在、下巻99ページまで読みました。大和が竣工し、公試が終わった所まで読みました。西島氏が新たな仕事に着任。新たな道が開けたとほぼ同時に開戦してしまうのですね。
読んでる最中の感想。上巻のP398〜405の設計書の細かさに圧倒されます。良くこんな巨大で内部構造が複雑で、手に余る代物を早期に高品質にしかも安価に造ってしまってのけたところが凄いですね。工事が進捗するにつれて前間氏は西島氏の登場を控えさせてる感じですが、竣工後の武蔵との比較で下巻P94で「この成果は西島亮二造船中佐が『造船規格』として導入した工数管理概念によるもので・・・」と最後の一締めに西島氏の名前を抜粋してますね。

ところで日本のブロック工法って結構大掛かりな代物を出来てしまうみたいですね上巻P175の千歳の建造風景の写真で結構な大きさのブロック(?)を連ねてますし、大和ほどの代物でも10トン台(記載箇所喪失(TT))のブロックを組みつけて行ってるようだし。

A『英国軍艦勇者列伝』
『戦艦大和誕生』が一向に読み進まないのは、実はこの本を併読していたからです(^^;)。現在P79まで。
P35で護衛空母「アヴェンジャー(復讐者)」が返り討ちにあったという文には笑えました。この文章に代表されるように、とても読者を面白く読ませ、英国軍艦に興味を持たせ、またWLに引き込もうとする言霊(笑)すらありますね(^^)。

それにしても常々疑問に思うのがP53『女王陛下のユリシーズ号』の邦題ですね。原題は『H. M. S. Ulysses』で頭文字のHが彼(国王陛下)でも彼女(女王陛下)の二通りの使い分けが必要かと・・・(鐵太郎様には当たり前の事かと思いますが。)。ダイドー級が前期型・後期型を建造した時期ではジョージ6世(もちろん性転換の手術歴なし(^^;))が国王であったので「国王陛下のユリシーズ号」がより正確かと思うのですが・・・。日本国内でも圧倒的な人気を誇った小説なだけに、訳者様の訳文・文章力は素晴らしいのは証明済みです。故にそれだけで価値を損じるとか言う事は無いかとは思いますが。

あとダイドー級の速度が33ノットなのにユリシーズは40ノットを出せるというのもちょっと疑問に思いますね。
手元に『女王陛下のユリシーズ号』が無く再確認できないのが残念です。

またしてもとりとめの無い話をしてしまいました(^^;)。
まあ、こんな感じで遠隔地に住む私が無い知恵・読解力で
面白おかしく鐵太郎様の読まれた書籍を読ませていただいてます。

それでは失礼します(^^)!

JerryFish
[1007] JerryFish様。どもどもども(ry投稿者:鐵太郎@スランプいまだ健在
投稿日:2014年08月27日 (水) 22時53分
 お疲れ様です。読書の秋ですな。
 (当地では、甲子園が終わったらいきなり秋の気候になりましたw)

 ダイドー級の件。
>あとダイドー級の速度が33ノットなのにユリシーズは40ノットを出せるというのも

 「全力だ、少佐。急ぐんだと言ってやれ。アプディールやマンクスマンに負けんといっていた日ごろの自慢を思いださせてやるがいい」
 というセリフが「女王陛下のユリシーズ号」にあるってネタですよね。
 最後の場面でも、一番砲塔から星弾(照明弾)をぶっぱなしながら40ノットでヒッパー級重巡に突進していくという描写があります。
 このアプディールってのは、「英国軍艦勇者列伝」にもありますが、機雷施設巡洋艦という奇妙な超高速艦で、40ノット弱の最高速を叩き出したとか。
 あのセリフは、この韋駄天に俺たちのユリシーズが負けるわけないだろ、という自負なんだと思います。実際の最高速はどうだったにしろね。

 しかしもしかして、エンジンに滅茶苦茶に酷使したら、一時的ならできたのかも知れない。
 というのが、こんな例もあるのです。
 「巡洋艦「大淀」 16歳の海戦」
http://homepage2.nifty.com/Tetsutaro/Writer/O/O030.html
 で、最高速が公称35.5ノットだった「大淀」が、艦内のゲージで見る限り自速計のメーターの針が振れ止めのリミットを叩く45ノットまでいったことがあるとか。戦闘中の目撃証言ですから割り引く必要はあるかもしれませんが。
 しかし、ありえないとしりぞけることは、むずかしい。
 機械の性能は、カタログスペックだけのものではないのですから。

 あ、それと「女王陛下」の件。
 これは流行っていたボンド映画「女王陛下の007」(1969年)の影響じゃないかな。
 英国軍艦を差すHMSを訳すときに、いろいろ考えてノリでこの題にしたんだろうと思うんですよね。
 言葉として間違いなのは分かっていても。
[1008]投稿者:JerryFish
投稿日:2014年08月28日 (木) 21時40分
鐵太郎様

お疲れ様です(^^)。そしてこんばんわ。

>しかしもしかして、エンジンに滅茶苦茶に酷使したら、一時的ならできたのかも知れない。というのが、こんな例もあるのです。
「巡洋艦「大淀」 16歳の海戦」

●おお、この鐵太郎様によるこの文章、そう言えば一度拝見してました(^^;)。このとんでもない速度をたたき出していた事を思い出すことも出来ませんでした(TT)。
なるほど、スペックのすべてが最大値とは限らないですね。
ユリシーズは一種の試作艦ということですかね(ガンダムは色々ありますが必ず試作機、しかも高性能ときてますからね(^^;)。)。ユリシーズもそんな感じで(^^)。
それにしても機雷敷設艦がそんな速度を出せるのにも驚きですね。今まで島風が頭ひとつ飛びぬけてるかと思いきや、艦
これファンがこの事実を知ると泣いてしまいそう(笑)。

「女王陛下」の件、なるほどです(^^)。刊行が007の3年後、ブームにあやかろうとした編集者さんが渋る訳者さんを押し切ったという事情が有るのかも知れませんね。意表を突かれましたが、鐵太郎様のご意見が正解かと!

御回答有難うございます(^^)!
お陰様で長年の疑問が解けました。

それではまた(^^)。
失礼します

JerryFish



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