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[897]図書解説について 投稿者:Guilty

投稿日:2013年07月08日 (月) 09時13分

コナンのページに

 土地名だけで見ても、アキロニア、アルゴス、キタイ、クシュ、アスガルド。
 そう、あのシリーズ。しかしあのシリーズの作家は、かつてすべて自分の知識とイマジネーションによるものなのだ、と強弁しましたっけ。

とありますけど。
 さすがに全部は覚えていませんが、一目見ただけで、ほとんどの地名が元ネタの神話か伝承か史書がありますよ。つまり、ハワードのオリジナル地名じゃないです。
 だから、「すべて自分の『知識』とイマジネーションによるものなのだ」というのは強弁でも何でもなくて、単に「私は元ネタを知って、そこから想像して使ってるぜ」と言ってるだけだと思いますよ。
[898]投稿者:鐵太郎@管理人
投稿日:2013年07月09日 (火) 21時21分
 Guilty様、わざわざどうも。

 この件に関しては、あの文章を書いたのちのいろいろな変遷がありましたので、簡単に意見をまとめることは難しいですね。
 あの文章を書いたのは、2007/3/15(と書いてあります)。
 「あのシリーズ」を書いた作家が亡くなったのは、2009/5/26。

 死者を鞭打つのは という言葉は使いたくないけれど、反論の言葉を聞けない人の、過去の発言に関していつまでも論じても仕方がない。しかし彼女は、「あのシリーズ」に出てくる人名、用語、地名について、「コナン」からの引用あるいは剽窃では、と問われて、

  すべて自分が考えたものであり

 という反論を行ったのだそうな。
 その言葉を、そのままではあまりにも毒々しいし、本当にその言葉だけだったとは言えないのではないか、という疑いがあったため、

  自分の知識とイマジネーションによるものなのだ

 と、すこし甘い言い方に変えたのです。つまり、この引用すら正確とは言えないのです。少なくとも「知識」という言葉についてはハテナがつくと思っていただければ幸い。

 問題は、ハワードは自分の小説の中の言葉が、そのときまでに存在した過去の言葉を利用したものでは「ない」、と強弁したことは過去に一度もなかったこと。つまり彼は、自分はオリジナルだなどとは一言もいっていない。
 しかし彼女は、どういう形であるにしても、ハワードあるいは過去の言葉を引用したものではない、という意味の言葉を使った。そこが問題ではなかろうか。「想像」するにせよどうするにせよ、完全にオリジナルに思いついたにしては、あまりにも露骨ですしね。

 そして2009年、彼女は亡くなった。彼女の言葉がどういう経緯で、どのように発せられた言葉なのか、もう厳密に調査することはできない。良きにつけ、悪しきにつけ。
 私は、あの時の彼女ならそのくらいの事は言ったろう、と思う。でも、死者の弁を決める訳にはいかないですよね...



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