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まーなんつーか、公式戦史は勝者側のしか残らんつーか・・・。 勝頼ってそれほど愚昧じゃなかった、てのが最近の通説になりつつありますけど、実際本人に会ってみない事にはねぇ・・・(苦笑)。 高天神を陥していますから、凡将ではなかったのでしょうが、さて。 鉄砲三千挺はどうなんですかねぇ。これまた何も確証がないですしねぇ。 「三千挺用意していた」と「三千挺用意するのも可能だった」じゃ偉い違いなんですよね。
なんにしろ、武田勢の損害の大半は撤退時に食らったもののようで、遺品や遺骨が馬防柵のあたりからはほとんど発見されず、撤退路にあたる地域からザクザク出るとか。
自説開陳が好きな作者って、鼻につきますよねー。 井沢とか結構キライです(笑)。 何を根拠にそこまで断定できるんだお前は?って感じで。 |
[745] 井沢さんとかいろいろいますな、新説を提唱する「素人」。投稿者:鐵太郎@管理人
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投稿日:2010年11月04日 (木) 20時56分 |
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おそらくは彼らのような人たちが、時々歴史学に穴を開けるんでしょうね。それこそ素人なのでよく分かりませんが。 藤本正行さんとか鈴木眞哉さんの言うこともわかる、と思う。おそらく彼らの論に正しい点もあるのでしょう。 でもさ、新説はいつも正しいとは限らない。頑迷固陋の旧説がいつも間違っているとは限らない。 相手を黙らせて説を押しつけることが議論じゃないんだから、そのへんをもう少し考えてもらいたいもの。 子供だってみているんだぞ、と。(笑)
信長軍の三千挺に関しては、千挺の三段撃ちって言葉がどこかでできたあとで、それを筆写していくうちに三倍になったんじゃないか、とどこかに書いてありました。冗談みたいな話だけど、そんなことは別な例でもあったらしいから、案外そんなことが真実なのかも。 だとしたら、面白い。 面白いけど、それを証明してひっくり返すには、文字どおり河原の石をひっくり返すような地道でゴールのわからない作業が必要なんでしょうなぁ。
だから史学って面白いんですよ、といわれたことがあります。 |