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御家とか御国とかのため、ってのは、為政者の常套句ですにゃ。 あたしゃ自分のためにしか働きませんがね(笑)。
んでツッコミ。
仙石騒動のトコ、説明文に意味不明な部分アリ。おきが? |
[732] ほい、まちがい。投稿者:鐵太郎@管理人
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投稿日:2010年09月26日 (日) 10時50分 |
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訂正しました。自分の文章を推敲どころか校正もできていない。情けなや。 ついでに表のデザインもいじりました。
望むと望まざるとにかかわらず、人間は組織の一員ですから、組織のためにプライベートをある程度つぶさなくてはいけないのはしかたがない。でも現代の公私の別を過去にあてはめる訳にはいきませんよね。むずかしいところ。 そこで当時の考えとして、「御家」は公で「わが家」は私だったはずなのですが、当時の「家」というものは現代の視点で見ると、伝統と義務と奉仕でがんじがらめになった空間であり、「公」と言ってもいいものだったりする。 当時の公私の別というものは、面倒です。 売り上げが危機だから今日は徹夜して頑張ろうや、と会社で言われれば、状況にもよりますがしゃあないかとオイラの世代なら思う。でも国のためにと言われてもシラける。 今の公私の別も、けっこう面倒かな?w
でもってこの本ですが、硬いです。 硬いけど面白い。 たとえば伊達騒動。 むかしむかし、NHK大河で「樅の木は残った」というのがありました。伊達騒動の時、原田甲斐という家老が大悪人だったという従来の説を覆して描いていて、当時斬新な視点だったそうな。 ところがこの本によると、原田宗輔(甲斐)とは領主の一門ではあるけれど重要な役職にいる訳でもないし、キーになった一人であると言うだけで、首謀者でもなんでもなかったりする。 この人が有名になったのは、歌舞伎などで主君の後にそのあとを継いだ幼君を毒殺しようとした大悪人と描かれたことによるらしい。原田甲斐の陰謀によって暗殺がたくらまれ、この幼君の毒味役の少年が毒と知りつつ食べるのです。その体に取りすがって泣く幼君の乳母(この少年の実母)の泣きの場面がこの歌舞伎の最大のシーンです。
こんなことまで書いていたら、肥大気味のうちのサイトとしてもちょっと問題があるのでカットしました。(笑) 歴史って、ほじくり返すと面白いですねぇ。 |
[733]投稿者:Takeahero
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投稿日:2010年09月26日 (日) 13時29分 |
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まぁあれです、「御国のため」と言われて散っていった英霊たち。 彼らにとって”国”とは、国家ではなく故郷とか家族の意味だったんだろうとか思ってます。 鬼畜米英に本土が蹂躙されたら・・・そう思えば、大切なモノを守るために散るっていうのも・・・アリかな?と思ったり。 まぁ、彼らを散らせておいて、自分らだけのうのうと生き延びた上官どもには天誅を喰らわせたい思いですけどね。
江戸時代の大名家って、ほぼ100%終身雇用のお役所なんですよね。でも出世もほぼ無い(苦笑)。 前世紀の日本企業のシステムって、この頃の名残が色恋(違:最初に出たのはUH−1だと)ように思えます。
歌舞伎とか講談とかのせいで有名になった人多いですよねー。 現代でも同じですけどね。 アノ本(マンガのほうかも)が出るまで、”前田慶次カ利益”を知っていた人は、日本中に何人いたのやら。 |
[734]投稿者:鐵太郎@管理人
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投稿日:2010年09月26日 (日) 22時07分 |
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お国のために死ねといわれて、みんなしかたなく死んでいったんだよ。 戦争はやめようね。 日本帝国の軍隊はひどかったんだよ。 もう二度と、兵隊になって国を滅ぼしちゃいけないよ。
ここまではいい。しかしそのあと、
軍隊があるからいけないんだよ。 お国のためになんていう価値観は、全部いけないんだよ。 日本人なら国を愛しちゃいけないんだよ。 国を愛すると言うことは、軍隊を復活して国を滅ぼすことなんだからね。
となってしまったのはなんだかなぁ。 羹に懲りて膾を吹く、って言葉がありますが、やり過ぎましたよね。
ところで江戸時代でもね、家柄でまったく地位が安泰だった家老などの階層と、「出頭人」といって、下級武士から大名や将軍の覚えめでたいと異例の出世できる人たちがいたそうです。 パターンとしては前者が守旧派で、後者が改革派だろうけれど、そのへんもいろいろあったりします。 御家騒動というと、たいていがこの二派による確執による者が多いようですね。その上に若い領主と隠居した前領主、家老のように臣下になった訳ではない一族の口出しなどが混じって、いろいろワヤワヤになるらしい。
歌舞伎や講談である事ないこと書かれた訳ですが、じつは事実は小説よりはるかに奇なり、だったりするようですね。こんな事を調べるのって、地道な調査が必要らしいですが、面白いでしょうねぇ。 |
[735]投稿者:Takeahero
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投稿日:2010年09月27日 (月) 21時54分 |
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あー出頭人ですか。柳沢吉保が筆頭有名人でしょうにゃ。 この人は、失脚しても断罪とかされなかったのが凄いな、と。 田沼意次とはえらい違いですよね。 側用人制度ってのは、硬直した人事の垣根を越える有用な方策だったようで。 まぁ異例の出世をしたわけですから、当然周りからはアレですけどね。
戦後の政策について、今更とやかく言っても詮無き事。 とは言え、切歯扼腕な感情も抑えきれず。
船長釈放したあげく、謝罪と賠償要求されてるんだもんなぁ。 外交とは、国益とは、さらには国権とは何ぞや?答えたまえ菅クン。 これで向こうはチョーシこくだろうし、お隣が便乗する可能性も高し。 バカだとは思ってましたけど、ここまでとは・・・。
#狂戦士 アンコール〜の項、補足×捕捉○ |
[736]投稿者:鐵太郎@管理人
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投稿日:2010年09月27日 (月) 23時23分 |
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あー、船長釈放はなぁ。どう考えてもあれは日本にとってはマイナス。 誰のシナリオかわかりませんが、甘かった。引いたら相手がつんのめるか引くと思ったのに、そのまま前に出て張り手の連打ですから。 読みが甘かったとしか言いようがないのですが、仙石さんの顔を見ると失敗したとは絶対に言いそうにないし頭を下げる気配なし。
ま、問題はこのあと。石破さんがブログで書いたように、非難するだけじゃなくてどこに落としどころを見つけて上手くまとめるかなのですが、はたして今の政府でそれができるのか。 http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-0147.html 鳩山さんが、「ボクにまかせておれば中国の偉い人にパイプもあったから上手くまとめたのに」と言ったのには思わず笑っちゃいましたが、こうなると今の政府も外交は下手だなぁ。
>補足 あは、その通り。 ついでにその下の短編の解説もちょっと追加。3行以内にまとめようとして、ちょっと言い足りなくなっていたので。 恒星のスペクトルの色を覚えるための 「オー、ビー・ア・ファイン・ガール キス・ミー」 という言葉は、アシモフの本で知ったのかな? コンピュータの頭脳を持つバーサーカーなら、覚えるためのこんな語呂合わせは必要ないんだよ、と言うのがネタですが、こういう上手い落とし話がバーサーカーシリーズですね。 |
[737]投稿者:Takeahero
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投稿日:2010年09月28日 (火) 23時51分 |
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かのチェンバレンおじさんの如く、確固たる信念を持って宥和政策に舵を切ったんならまぁ良いんですがね(結果はともかく)、何となく行き当たりばったりな感じが濃厚なんですよねー。 まぁあの人たちには最初から期待してなかったから良いんですけどね(つーか絶望してた)。
#語呂合わせ すいへいりーべぼくのふね ひとよひとよにひとみごろ(これなんだっけ?) みななろう(みななやむverもあり) 位しか思いつきません。 関ヶ原とか本能寺なんかは、もろに西暦で憶えちゃってるし(苦笑)。 |