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歴史って、特に学校で習うヤツは、対立と戦争を時系列順に羅列しただけなんですよね。 実際に記録が残ってるのも、そういうのばっかりなんで、仕方ないのかも知れませんが。
国家・民族・宗教、と、対立の原因は多々ありますが、結局一番の根っこは隣人憎悪じゃないかなぁ、とか思います。
史実上、隣国と争ってない国は皆無でしょうし、その隣国は、民族・宗教が違う場合が大半。
盛期にある国家は、大概膨張政策に奔って近隣を攻め、どっちが勝とうが残るのは、しこりと対立。
結局、人間てのは感情の動物なんで、”隣国とは仲良くすべき”と理解はしていても、過去の経緯なんかを思い出すと、”隣国憎し”の感情が先に立ってしまうんですよね・・・。
性と言うべきなのか、業とすべきなのか・・・どちらにしても、そう簡単に割り切れるもんじゃないからなぁ・・・。
あーなんか、取り止めない文になってしまいました。深謝。 |
[589] 歴史って、難しいですねぇ。投稿者:鐵太郎@管理人
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投稿日:2009年04月06日 (月) 18時03分 |
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単に史実だけを並べていっては面白くない。それに、単に並べていったのでは原因と結果の考察がなくなる。 そこでなんとかしようとして、人物史や政治史・軍事史を入れると、今度は価値判断の問題が出てくる。つまり、何かに肩入れしちゃって、どちらの方が「正しいか」という判断をしてしまうようになる。正しいものがあれば、その反対は悪い方ということになる。後醍醐天皇が正義なら、足利尊氏は悪人になる。ブルータスが正しければ、カエサルは悪人になる。 これに戦争が絡んでくると、モロに善悪という言葉を使って大義名分を立てる必要ができる。世界の歴史上で、自分たちが悪い征服者だといって戦争しない。みんな、それが必要だからやむを得ず戦争をした、とか、神の導きによって、とか、従わない相手を征伐するいって戦争します。 そんな大義名分がある限り、戦争をする口実はなくならないし、戦争はなくならない。
ところがね、近代になると、戦争技術が向上して、効率よく敵の財産を破壊して殺せるようになったものだから、戦争をすると両者にとってどえらいことになるぞという「自覚」が生まれたんですよね。
人の争うサガはなくならないけれど、こういう戦争を抑止する方法があるのであれば、それでもいいのかも... となりの半島のお馬鹿さんも、即全面戦争をする気はないでしょうからね。
とりとめのない返事ですな、これも。w |
[590]投稿者:Takeahero
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投稿日:2009年04月06日 (月) 21時03分 |
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「全面戦争は、たとえ勝っても割に合わない」
こういう認識が(欧米に)広まったのは、WWT以降でしょうか。 10年前の日露戦争で、既に見えててもおかしくはなかったんですけどね。 まぁ、”先進の文明人”たる彼等にとっては、東洋の辺境で”未開の蛮族”が何十万死のうと、興味無かったんでしょうね。
にしても、認識した割に、わずか20年でまたおっ始めるんですから、人間てつくづく・・・。
あーそうそう、健康保険て、適応じゃなくて適用だと思いますよ。 |
[591]>適応じゃなくて適用投稿者:鐵太郎@管理人
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投稿日:2009年04月06日 (月) 23時16分 |
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あは、そうですね。見直したつもりでも漏れますな。編集者にならなくて良かった。(わはは)
ま、平和が一番良いけど、平和を守るつもりなら、やはり戦争を研究して、戦わなくてすむ方法を考えるしかないと思いますね。 誰かに守ってもらって一生を終えられるのなら、人に汗をかかせたあげくに戦争をする人間など獣だと言ってすむのなら、それはそれで楽でいいんですけど。(おいおい) そろそろわが国も、楽してはいられなくなるらしい。嫌な話だなぁ。
50年後に歴史を書く人が、どんな形容でこの時代を描くのか、ちょっと楽しみです。(ふっふっふ) |