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オブライエンの「灼熱の罠、紅海遙かなり」を読み始めたら、やめられなくなりました。一気に読んでしまってから、そのままやめられなくなって「南太平洋、波乱の追撃戦」を読み直しています。これ、3年前に出たんですよねぇ、そういえば。 ホーンブロワーのTV放送からお付き合いをはじめた方々も、この本を元にした映画「マスター・アンド・コマンダー」からお付き合いはじめた方々も、いつの間にかこんなに長いお付き合いになりました。人の縁って不思議です。 (,⌒-⌒) v |
[456]投稿者:にっけ
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投稿日:2007年06月09日 (土) 22時16分 |
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こんばんは。
読みながら気になっていたのですが。 マチュリン先生のダイビング・ベルって……床はあったんですよね?
でも、足が泥だらけになったという記述もあり、しかし、ただ伏せたお椀では海底まで潜れるとは思えません……。 空気をいかに送り込むか、わくわくと説明するスティーブンの肩をつかんで揺さぶりたくなりました。←先生、死ぬからやめなさいって。
映画では覗き眼鏡箱のようなもので満足していたらしいのに、いつのまにこんな本格的なものにエスカレートしたんでしょう。
確か、独立戦争の頃にアメリカの湖で潜水艦(樽?)が造られたのでしたっけ。でも、こちらも底はあったはずですね。
いずれにしても。 「底、取って、蓋にしよ」という遊びがありましたが、海底ではやめておきましょう。
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[457] ダイビング・ベル...投稿者:鐵太郎(てつたろ)@管理人
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投稿日:2007年06月09日 (土) 23時57分 |
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こういうギミックはわくわくしますね。
えーと、今正確に思い出せないのですが、ドイルかだれか1900年代頃の推理小説で、ダイビング・ベルの中で起きた死亡事故の話がありました。引き上げられた中で被害者は、ストーブをつけたあげくに服を脱ぎ捨てて死んでいて、殺人か事故かという話ではなかったかな。多分しばらくたったら記憶の底からわいてくるかも知れません。(でも最近、打率が悪いのよね(笑)) そのときの描写ですが、ベルの中にソファーが一周しており、座った乗組員は足をかける台やものを置く板はあるけれど、底は穴が開いており、海がそのまま見えるような描写でした。
「・・・紅海遙かなり」の中では、空気を補給できる装置の描写がありますよね。これにより、海に沈んでいく途中でできる気圧差を補正して、あまり海水が上がってこないようになっているようですが、どういう仕組みなのかいまいちわかりにくい。読解力の不足ですよねぇ。( つ_T )しくしく
困ったときのWikiを見てみたら、こんなのがありました。 ⇒http://en.wikipedia.org/wiki/Diving_bell 死ぬほどせまっくるしいですねぇ。閉所恐怖症にかかりそう。
上にガラスがはまっているとか、分解式であるとか、本当に使い物になったのかどうか疑問があるのですが、ガジェットとしては面白いですね。 |
[458]投稿者:にっけ
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投稿日:2007年06月10日 (日) 17時41分 |
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>困ったときのWiki せ、せまい!ジャックなど大きめの人にはつらそうですね。 万が一、鎖が切れて持ち上がらなかったら、と考えると……なまじ中で生きていられるのが恐怖かもしれません。
昔の人は本当に勇気があったのだな〜。私ならソファがあってもくつろげません。
読み返してみましたが、「海水があがってこない」ってことは「上がってもおかしくない」形状ということだから、やはり底はないと考えるべきなんでしょうね。 うーん。これは「洗面器をふせて湯船に沈める」のと大差ないのでは(^^;)。 空気補給の仕組みは私もさっぱりわかりませんでした。
小道具というにはあまりに大きく重かったけれど、意外な活用ができましたね。 スティーブンの「道楽」も面目が立ってよかったです。 これからも張りきっていろいろ持ち込みましょう(こらこら)。
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[459] ダイビングベル、おまけ。投稿者:鐵太郎(てつたろ)@管理人
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投稿日:2007年06月11日 (月) 22時03分 |
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ダイビング・ベルの空気補給ですけど、上巻のP120あたりをよく読み直しまして、理解しました。いやあ、真面目に読めば理解できるのに、ナナメ読みはいけません。 某歴史関係掲示板で言われるセリフですが、「喪前、欲嫁!」まさしく。 (あ、ここのみなさま、2chほどではないのですが口が悪いので(笑)。)
空気補給用の樽があるんですよね。そして、合図してその樽を交換できる。この樽からベルの中に空気を入れる方法も、読んでみれば簡単です。お見事。 ただし、10m以上の海中から海上に合図が簡単にできたとなると、ちょっと疑問ですねぇ。そんなに簡単に合図はできないでしょう、多分。
そいういえばソファーと書いたんですが、ベンチですよね。この前言葉が出てこなかったんです。(しくしく) それとダイビングベルは、素潜りする人たちが一休みするためにも使われたそうですね。前に読んだミステリでも、海底の貝かなにかを採取する話だったようです。この場合は、空気は海上の船でせっせとポンプで送りこんだらしい。さぞや大変だったでしょうね。10mで一気圧ですから、20m下の海底は3気圧の空気を送らなくてはいけないのです。 昔の人力技術って、面白いですね。 |