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(8) 児童図書『新ちゃんが泣いた』 投稿者:郁 MAIL

児童図書『新ちゃんがないた!』
  作 佐藤州男 絵 長谷川集平
  発行 文研出版
  初版 1968年6月20日あらすじ

俺の幼馴染の新ちゃんは、生まれつき
両足が麻痺して自分の意志で動かす
ことができない。

新ちゃん生まれる前にお父さんが死んで
しまったのでお母さんとふたり暮らしだ。

新ちゃんは、健常児童の小学校には通え
ないので遠くの寄宿学校に入学した。
そこは病院と学校が一緒になった学校
なので勉強とリハビリができる所だ。

俺は新ちゃんと離れるのが寂しくて泣いた。

それから4年後、新ちゃんが俺の学校に
転入することになった。
俺はとても嬉しかった。でも、松葉杖の新
ちゃんが誰かに苛められないかと心配だ。
ドキドキの4月。いよいよ新ちゃんをクラスに
迎えての生活がスタートした!

↑は、作品のイメージで書きました。
作品中には上記と同じ表現は出てきません。


感想

読みやすい!!
それが読み始めてからすぐにそう思いました。
主人公の新ちゃんの幼馴染である『剛(つよし)』
の語りで日常が語られているので物語の世界に
入り込みやすかったです。

読み進めながら剛の気持ちにシンクロしてゆく
感じでした。あたかもそこに、登場人物が存在
しているかのような生き生きとした文章。

障害児の気持ち。それを取り巻く人々の気持ち。
新ちゃんのお母さんの思い。
それらが、日常のいろいろな事柄を通して少しずつ
読み手にわかりやすいように表現されています。

新ちゃんは障害を持っているけれど、とても前向きな
態度なので勇気をもらった感じでした。

ラストの新ちゃんのお母さんの『息子は今までもの
すごく頑張ってきたので、もうこれ以上、ガンバレと
は言いたくない。普通の子と同じように扱って特別
扱いはしないで」という意味のセリフに涙しました。

子育てをしている全ての方々に読んで欲しい作品
です。






2004年06月16日 (水) 21時25分




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