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(12) 夢見るタカラヅカ展・ベルばら原画・・・とおまけ 投稿者:クレモナ

8月1日〜3日まで東京でした。この機会にと思って、夢見るタカラヅカ展へ・・・。東京在住の友達と(もちろんベル友)東京オペラシティで待ち合わせ。前の日にちゃんと下見をしていたのに、京王新線のホームを間違えて30分ばかり遅刻・・・。
平日なので、しかも開館と同時に入ったので、混雑もなく悠々と見ることができました。入ってすぐ、シャンシャンといわれるフィナーレのパレードで生徒さん達が持つ持ち物の展示が・・・。「ああ〜これはベルばらのだよね〜」とにおいでかぎ分ける熟女二人。
やはりタカラヅカのシャンシャン、華やかで独特の輝きを放っています。ベルばらのお部屋では、初演の時からのポスターの展示と、アントワネットとオスカルの衣装が・・・「わあああ〜〜〜〜!!!!」もっとわああ〜だったのは、やはり原画です。「三部会招集」の時の扉絵・・・そして「オスカルとアンドレのツーショットカラー原画」「アントワネットとオスカル」
印刷になると真っ黒にベタになっている、オスカル様のブーツに、筆で塗った後が・・・。カラー原画はいささか年代を経て、紙の周りや、背景の部分に小さなしわがあったり・・・まさしくこれは人の手によって描かれた創造物なのだ・・・・と感激に打ち震えていました。友達と「わあ〜・・・」といったきり何にも言えずにガラスケースの前にたたずむこと数分。
 ベルばら初演時からのポスターの数々も、大変懐かしい物で、「このとき私たちも地方公演にみいったよねえ」「うん、テストまえだってのにね」「このとき、あたし楽屋のデマチして、なぜかおせんべいをプレゼントしたんだよね」「・・・お、おせんべいね・・・。何でその選択だったのかね・・・」・・・時はあっという間に○十年さかのぼり、お互いに頭のうえの吹き出しには、セーラー服を着ておせんべいと薔薇の花を持ったふたりが・・・。
そして、おきまりのグッズ売り場。アン○シャスさんのグッズやタカラヅカ展限定のメモ帳、便せん、クリアファイルなどを買い求め、「あああ〜また買っちゃった」と悲しそうではあるけれど幸せな(笑)ため息。二人で「この便せんでお手紙かこうね、お互いに!」・・・と固く約束してオペラシティを後に・・・・。
わたしは そのグッズを持って、調整に出していたバイオリンを取りになじみのバイオリン工房へ向かいました。
もう私がベルファンということは露見しているので、「おや、「クレモナちゃん、お帰り。どうだった?」「んも〜、素敵だった〜〜〜〜ね、ね、グッズ見る!?」「へ、へええ(汗)」・・・ちょうどそのとき、同じく調整できていたお上品でかわいらしい高校生、(どこぞの音大付属の音楽学校の2年生らしい)私が「このベルばらのね・・・」って言ったとたん、「えっっ!」とすごい反応!
「わっ、わたしあのう、すっごいベルばら好きなんです!!!
あのあの、クラスの子達も好きな子多くて、ちゃんと役もきまってて、わたしたし、ロザリーなんです!」クレモナ・お店の一同「・・・・!!!!・・・」あっけにとられ。「Mちゃん、そんなに好きだったの?」「はいっ!!」まあ、それまで華麗にバイオリンを奏でていた高校生のかわい子ちゃんと○ン歳と離れたお姉さまの間で、かな〜り友好が深まったのは言うまでもありません。
・・・とそこへバイオリン工房のオーナー登場。彼は年若いのですが何年もイタリアで修行を積み、みずからも音大卒、直接現地有名工房から楽器を買い付けることのできる人脈と語学力と兼ね備えた、すばらしいオーナーなのです。・・・でもとても気さくでひょうきんなんです。そのオーナーのYさん、「あれっ、もしかしてそれってオスカルの話?」「まあっ、Yさん何で知ってるの?」(注・Yさんはばりばりの男性です)「あ、ぼくねえ、オスカル大好きなんですよ!」「ひょえ〜、ほ、ほんと!」「だってねえ、僕の○○の秘密の番号1225ですよ」(一応秘密なので何の番号かは秘密ね」・・・もうこんなに書いちゃったら秘密じゃないって・・・。1225ときたらオスカルファンにはたまらない数字・・・。「すご〜い、それってオスカルの誕生日じゃない。」
「そうですよ、ね、僕オスカル大好きだって本当でしょ?」
・・・いるんだなあ、身近にも同士が・・・。て、盛り上がっていたら店長が「クレモナさん、新幹線間に合いますか?もう30分しかないですよ」「えええ〜っ」「僕に荷物もって一緒に走ってあげましょうか?」すかさずクレモナ「ええお願いするわ!」・・このとき弱冠店長の表情にかげりが(マジでぇ?)
もうクレモナはベルの話題で盛り上がっていますから、オーナーに向かって「じゃあ、オーナー、アンドレを借りるわね」「はっ、行ってらっしゃいませ!」「行くぞアンドレ」・・・ぴゅ〜っと脱兎のごとく店を出る二人・・・。きっと後に残った人々の話題の的になっていたに違いありません。クレモナさんもここまで好きだったんだねえ・・・って。
以上、タカラヅカ展および、広げようベルファンの輪!のレポ終わります。       変なレポで、スミマセン。


2004年08月06日 (金) 21時25分




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