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(11) 指揮者 西本智実さんコンサートレポ『横浜みなとみらい」にて 投稿者:クレモナさん

2004年6月21日(月)  台風のち晴れ
クレモナ達一行が横浜へたどりついたときは、なんとまあ、すさまじい嵐!台風めが
けて新幹線やまびこは走る・・・。どうか止まりませんように・・・。という状態で
した。MM21付近へきたときは暴雨風雨まっただ中。傘もおちょこで役立たず、つ
い目の前のホテルへも一歩もすすめず、「へーい!タクシー!インターコンチネンタ
ルまで」「・・・!え、お客さんすぐ裏っすよ」「いいんです!もう進めないんだも
ん!」あまりの近さに運ちゃんも苦笑い。そのくらいひどい天気でした。

しかし、
せっかくきた横浜だ!今宵はともに踊りあかさん!(?)・・・てなわけで、前から
チェックしていたウイーン風カフェへ、またタクシーをとばし「ヴィーナーシュニッ
ツェル(子牛のカツレツ)」「ザウアークラウト(イザークが料理してた)」そして
赤ワインに舌鼓を打つ・・・。(ポン!)
ピアノトリオの生演奏が聴ける素敵なお店でした。私たちが行った時間はあまり人が
いなくて彼らは、自分たちの好きな曲を弾いていたみたい。たぶんベートーヴェンの
ピアノトリオかなあ?なんかオル窓の、あの酒場のイザークを思い出しました。クレ
モナがあまりにも身を乗り出して聴いてるもんだから、Vnの彼がバッハの無伴奏弾
いてくれました。どうやらハンガリー人らしい。お会計の時、好奇心旺盛なクレモナ
が「素敵でした!この楽器はいい音ですね、もちろんあなたが弾くからですけど」と
話しかけたら「ありがとう、これはドイツの楽器なんです」ですと。あまりドイツ語
は堪能でないらしく(もちろんクレモナも・・・)お互いに精一杯の外国語で話たこ
とこそ、いとおかし・・・。店を出たコロには雨はやみ、風もやや弱くなっておりま
した。

さ、おなかもいっぱい、いい音楽も聴いたし、明日に備えてさあ寝ようっと。
こうして6月21日の夜は更けてゆくのであった。

************

2004年6月22日(火)快晴気温やや高し(ほんとにこうだったのですってば・
・・)
台風一過のすんばらしい青空!朝から横浜山手のお屋敷めぐりをして優雅な気分で、
いよいよみなとみらいホールへ。前の日に場所確認しておいたのでまようことなく、
お客様の列に並びます。やはり女性が多いです!「ああ、あなたもベルファン?」見
知らぬ人なのになぜか親近感がわいてきます。

クレモナ達の席は前から3列目の一番
はじっこ。下手から登場する西本さんがいち早く見える席なんです。まずはCD
チェック!「CDお買いあげの方には西本智実・アナスタシアの2人のポスターがつ
いてきまーす。」(なにいっ!)「かっ、買います!」・・・・思わず購買意欲をそ
そられお買いあげ〜。自分の席へ戻りどきどきしながら開演を待ちます。

客電ダウン・・・オケのメンバーがでてきました。Ob奏者の442のAの音が
「ぽ〜〜〜〜」そして調弦の音が「さわさわさわ〜〜〜〜」
・・あああいいねえ、このオケのコンサート独特の調弦の音・・・・期待感・幸福感
の混じったいい気持ち・・・。一通り調弦もおわり、一瞬の静寂の後、カッカッ・・
・と颯爽と西本さんが現れました!「かっこえ〜!!!」クレモナだけでなく周りの
女性達の、頭のうえにはこんな吹き出しがたくさん見えていました。カーブを曲がる
ときの指揮服のセンターベンツがひらっと翻り、まさしくあなたはオスカル様!アン
ドレならばここで詩を吟じたであろうに・・・。

一曲目 歌劇「運命の力」序曲  ベルディ作曲
おおお、前にみたDVDの西本さんより、指揮がすっきりシャープになっておられる
ような!?(私ごときが言うことではないのですが)日々研鑽を積まれていらっしゃ
るのですね〜。もう夢中で西本さんの姿を追っていました。

二曲目 「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35」 チャイコフスキー作曲
今回の目玉の一つ、アナスタシアとの共演です。アナスタシアのドレスは、上はブ
ルーのスパンコールのノースリーブ、スカートはやや渋い若草色、すこし玉虫色が
かっていて、動くたびにひらひらときれい。彼女の髪の色によくにあっています。本
当に抜けるように色が白くて、その楚々としたたたずまいとは違って、冷静な中にも
情熱を秘めたチャイコフスキーでした。うう〜ん、あなたもやっぱりオスカル様?

指揮者はソリストとアイコンタクトをよく取るのですが、ちょうどアナスタシアの方
へ西本さんが向くと、その視線のずゥうっと先には、ぽけ〜っと口を開けてみている
クレモナが・・・。「はいっ、西本さん、クレモナもそう弾きます!」もう自分があ
たかも1stVnの4プルート目ぐらいに、座ってる錯覚におちいっちゃってるクレ
モナでありました。隣の母もあきれてました。

演奏後の客席の拍手鳴りやまず、何度もカーテンコール、そのときも西本さんは、2
nd付近のオケのくぼみに入り、ひたすら自分は影のようにソリストへのアプローズ
を・・・。アナスタシアは、「西本さんも前へどうぞ」という仕草をするのですが、
「いいえ、これはあなたへの讃辞なのですよ」という表情で・・・。またしてもクレ
モナ「妃殿下に恋している20万の人々をごらんになっているのでございます。」と
いうオルカルさまを思いだしてました。
もうビョーキですね。

3曲目 交響曲第5番 ニ短調 作品47 「革命」 ショスタコーヴィッチ作曲

今回の3曲はどれもクレモナがオケで弾いた曲。とくにこれは八戸まで行って弾いた
ので特に思い出があります。
この曲の3楽章にとてもコケテイッシュなフレーズがでてくるのですが、その楽章を
ふってるときの西本さん、素敵でした。ねらいを定めて刺すような視線から一瞬に変
わって、陶酔感に浸った表情だったり、うううん、すてき!
もちろんクライマックスへ向かって盛り上がっていくときも、やはり性を越えた美し
さがありましたね〜。バトンテクニックとか音楽の解釈とかとはまた違ったなんか、
魅力があるんですね。

最後は何度も何度もカーテンコール、二階席のおばちゃまは、スタンディングオベイ
ション、手すりからもう身を乗り出して、拍手!会場からもほほえましい笑いが起
こっていました。西本さんもちらと見上げてほほえんでいらっしゃいました。

「あ〜よかったねええ〜」ホテルへ帰る道すがらも、演奏会の赤いプログラムをもっ
た女性の一行と、よくすれ違い、インターコンチネンタルでも何人か拝見しました。
ここでも「やはりあなたもベルファン?」と心の中でささやいてしまうクレモナでし
た。


2004年07月29日 (木) 01時25分




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