■ ヤギさんの解剖実習

６日の午後、ヤギの解剖実習をやりました。
図説や普段の授業では学べないこともたくさん学べました。実際に自分の目で見て、自分の手で触って・・・
だけど、反芻類の体内の構造を見るだけなら、生きているヤギからやらなくてもよかったのでは、と思います。
どうしても生きているヤギからやるしかなかったのでしょうか。
確かに学んだことはたくさんあったけど、この実習が必要なものであったかは甚だ疑問です。
模型や、死体（手に入りにくいかもしれませんが）でもよかったのでは？と思いました。

■ 難しいテーマだね

ヤギの解剖は、私も最初はすっごく嫌だった（泣）自分の手で動物を殺すっていう経験は今までにないし...。でも、実際やってみて私はすごく感動したの。各臓器はすごくキレイだったし、その働きとか構造も、本当にうまいことできてるんだなって思った。私は今回の解剖を通して、体内の構造を理解するだけじゃなくて、生命の神秘とか、なんだろう、うまくは言えないんだけど、人の力が及ばないなにかを感じました。生きているヤギを殺して勉強させてもらったから、命を捧げてくれたヤギさんにはとても感謝してるし、ますます生命を大切にしなきゃって感じたのでした。だからって解剖を推進するかっていったらそうでもないんだけど。難しいです。

解剖のレポートが終わった今、ひめはゼミのレポートに苦戦中です。誰か助けて...

■ う〜ん

動物実験班として発言させていただきます。
倫理的死体（事故死、病死、保健所・病院等での安楽死など）から機能的解剖学を学ぶならば全くとは言わないが、あまり犠牲ということを考えなくてもよいと思う。ただ、実習に使わせてもらった動物に感謝の気持ちは絶対に必要だけどね。
ここで何が問題なのかというと、なぜ生きている動物をわざわざ殺して解剖の授業をしなければならないのかってことだよね？
倫理的死体を用いずに健体（健康な動物）から解剖をするなら死に立ち会うべきだと思う。だって、それは自分が勉強するためでしょ？自分は殺したくないけど、だれかが殺した動物で自分だけ裏の（嫌な）ことを避けるのは卑怯だと思う。
獣医学科の犬の解剖は殺すところをやらせてくれないし見せてもくれないんだよ！授業のコマ数とか色々問題はあると思うけど、そこは一番大切で優先すべきことだと思うんだけどね・・・
保健所からの払い下げの利用については今僕が一番考えていることです。解剖のために新たに殺される実験動物を使うぐらいならまだ払い下げを利用し、２つの犠牲を１つにしてあげたいと思う。

■ 続きましてー

私も来月、山羊の解剖実習だす。
本格的な解剖ってこれがはじめて。

はっきりいってこの授業とるのずっと悩んでたんだけど、私が取らなくても山羊が殺されることには変わりないのなら、私もその姿を見ておこうと思って履修を決意した・・・・けどーーー

やっぱりいざとなると恐いかも(涙)

これは完全に私の感情的な意見だけど・・・
どうしても生物を殺すことには抵抗あるんだよね・・・・。
死体を観察するのと訳が違うのは理解してる。
しっかし、頭では理解しててもどうにも・・・

私の場合、感謝というよりも、謝罪って気持ちが強いかな・・・。
殺しちゃってごめんっていう・・・。
山羊は自ら私たちの勉強に貢献しようと思ったわけでも何でもないからねぇ・・・・


ハッ。イタタタなカキコでごめんなさい。
でもこれが動物実験に対する、私の本心かな。
どんな理由をつけて正当化したって、殺したって事実は変わらないんだもんなー・・・・