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ペッコミ ショートストーリー掲示板

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SARZ【Dokidoki リフォーム大作戦】 - 返信 -

[92]はじめ


つばさ「はぁぁ、それにしても、この家、何か物足りないなぁ。」

らん「そうですねぇ、がらーんとしてて」

(青汁を一気飲みした)ジュン「ゴホッ、ゴホッ、そうは思わないんだけど…ゴホッ!」

つばさ「いや、だってさぁ、居間にはテーブルにテレビに棚にタンスでしょ、」

らん「台所もいたって普通でしたし、」

くるみ「冷蔵庫の中身も普通だったの〜!」

らん「何だか、在り来たりな家って感じですよね。」

ジュン「ゴホッ…、在り来たりでもどうでもいいんじゃないの!!?」

つばさ「これじゃぁ鳥かごの中の方がマシだよ。」

ジュン「し、失礼な!!!」

くるみ「じゃぁさ、皆でこの家をリフォームするってのはどうなの〜!?」

らん「いいですねぇ、ステキな家にしたいですぅ」

つばさ「ボクも賛成だよ★」

ジュン「賛成だよって、勝手に人の家をリフォームなんかしていいの!!?」

つばさ「いいじゃない、ボ ク た ち の 家 な ん だ し 。 」

くるみ「そうなの〜!」

ジュン(こ、この方達は………)

らん「では早速リフォームを開始しましょう♪」

つばさ「そうだね★」

くるみ「リフォームの始まりなの〜!」

ジュン「ちょ、ちょっと待ってよ!!!」

らん「あら、ジュンちゃんはリフォームをやらないのですか?」

ジュン「やらないに決まってるでしょ!!!!!あたしは勝手に他人様の家を荒らすようなマネをしたくないの!!!!!」

らん「もう、荒らすわけではないですよ。便利に暮らせるようにするだけですよ。」

つばさ「そうそう★」

くるみ「それなら、ジュンちゃんはお外に出てればいいの〜!」

らん「その間にらんたちでリフォームして、ジュンちゃんをあっと言わせるような家にしてみますから。」

つばさ「さぁさぁ、見習い守護天使として、出た出た!」

ジュン「わ、解ったよ………」


 ジュンはいやいやと家を出ていった。


ジュン(はぁぁ、あの人たちは何をしでかすんだろう………)

ガチャガチャ         ドーン  
     ギリギリギリギリ
  ウィーン
        ズゥゥゥゥゥゥゥ
ガタッ       カタカタ
         ズドーーーーン
   ガン

 ジュンが外にいる間、家の中からは騒音が鳴り響く。その時、ジュンの前を、若い女の人が通った。女の人はジュンに気づくと話しかけてきた。


???「こんにちは。」
           ギコギコギコギコ
ジュン「あ、こんにちは。」
          ザクッザクッ
???「そこに立って、誰をお待ち
ですか?」

ジュン「あ、ちょっと深い事情が
ありまして………」
           ズシーン
???「そうですか。私はこの
アパートの管理人の娘の
立川はるかといいます。」
        ガリガリガリガリ
ジュン「あ、管理人さんの娘さんですか。」
          ジャーーーーーー
はるか「はい。ところで、何だか
睦さんの家が騒がしい
みたいですが………
入ってもいいですか?」
      ギーーーーーーーー
ジュン「あぁあぁあ、今、
ちょうどリフォーム中で
ありまして…業者の方たちが
来ていらっしゃるんです………」    

    ………緊張の一瞬………

はるか「あ、そうなのですか。
それで貴方は家に入れないで
家の前にいるわけですね。」
      ザーーーーーーーーーー
ジュン「あ…、はい、そうです。」

はるか「ところで、貴方は睦さんの
お知りあいさんですか?」

ジュン「あ、はい…、一応………」
          ドンドンドンドン
はるか「あ、そうですか。睦さんとは
どうゆうご関係で?」

ジュン「あ、あの、その…、い…、
睦 さ ん の い と こ で す ! 」

はるか「あ、いとこさんでしたか。
それにしても睦さんにこんなに
可愛くてカッコイイいとこが
いらっしゃったなんて。」
              バキッ
ジュン「あ、ありがとうございます。」
           ガツッガツッ
はるか「では、私はおじいちゃんに用が
あるので、これにて、」
          ズズズズズズズズ
ジュン「あ、はい。さようなら。」
             バシッ

 はるかは去っていった。        

              ドゴン
ジュン(はぁ、このまま逃げたいなぁ。)

らん「ジュンちゃ〜ん、終わりましたよ〜♪」

ジュン「もう!!!!!??」

らん「さぁさぁ、入ってみてくださいよ♪」

ジュン「わ、わかったよ…。」


 ジュンは言われるままに家に入ってみた。


ジュン「 あ゛ 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! !  ! ! ! ! ! ! ! ! ! 」


 ジュンの目の前には…………………、トイレの便器が立ちはだかっていた!


ジュン「な゛、なんで玄関を開けていきなりトイレがあるの〜〜〜〜〜!!!!!?????」

らん「あら、これなら外出から帰ってくるとき、トイレに行きたいと思ったらすぐに行けますよ♪  学校帰りの道中、その時突如不幸は襲ってくる。う、し、しまった、もれる!!!こらえながらも必死に家へ向かって走る!!!そして、家に着き、玄関のドアを開けると、そこにはお目当ての便器が待っているではありせんか!はぁぁ、神様、有り難う!!!  っとなるわけですよ。」

ジュン「そりゃそうだとは思うけど、何も、入り口でいきなりトイレかい!!?」

らん「んんもう、つばさちゃんたちの所にもいっトイレ!な〜んちゃって★」


 …………………………


ジュン「わ、わかったよ。」


 その時、つばさが「ONE DROP」を歌うのが聞こえてきた。恐る恐るその歌の聞こえてくるところに行ってみると、

     ………

 つばさが風呂に入ってた。しかも、何故かその風呂には………、

 天井と壁が無い!!!!!!!!!!!!
ジュン「つ、つばさ〜〜〜〜〜!!!!!!」

つばさ「♪あ〜りが………、お、ジュンじゃん。ジュンもお風呂入る?気持ちいいよ★」

ジュン「気持ちいいよ★、じゃないよ!!!何でこの風呂には天井と壁が無いの!!!!!??」

つばさ「ああ、このお風呂、景色が見れなくて淋しいから、いっそのこと、天井と壁を無くして露天風呂にしようかなぁと思ってさ。」

ジュン「そ、それじゃ外の人に丸見えじゃん!!!」

つばさ「そんな堅い事気にしないの★」

ジュン「気にするよ!!! ところで、つばさ、さっき(中編で)50℃のお湯が出ないから風呂には入らないって言ってたよね?何で入ってるの?」

つばさ「ああ。50℃のお湯が出るように給湯器を改造しておいたからさ。これでジュンも暑〜いお風呂に入れるよ★」

ジュン「………」

つばさ「ジュンもお風呂に入る?景色も見れて、暑くて、気持ちいいよ★」

ジュン「入らないよ!!!」

つばさ「ほれほれ〜、遠慮しないでさ〜♪」


 つばさは、風呂のお湯を手で叩いてジュンにお湯をかけた。


ジュン「あ゛づ〜〜〜〜〜!!!!!」


 ジュンは華麗なギャロップで風呂を出て、居間に逃げ込んだ。


ジュン「な゛、何だこれは〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」


 居間には土が敷かれていて、向日葵(ひまわり)の花が沢山植えられていた。


くるみ「あ、ジュンちゃ〜んなの〜!」

ジュン「くるみ、一体何なの、この向日葵畑は!!!!!??」

くるみ「くるみ、向日葵の種がい〜つでもい〜っぱい食べられるように、この部屋を向日葵畑にしたの〜!!!」

ジュン「な゛………、居間は食事をしたり寝たりするところなのに、勝手に向日葵をこんなに生やして…!!!」

くるみ「これだと毎日ピクニックの気分でいいの〜★」

ジュン「よくないよ!!!」

らん「まぁ、向日葵畑なんて、長閑でいいですねぇ♪」

つばさ「そうだねぇ★」



 らんとつばさが居間(向日葵畑)に入って来た。


くるみ「でへへぇ〜、いいでしょ〜なの〜♪」

らん「でもこれでは向日葵にお日さまが当たらなくて、すぐに枯れてしまいますよ。それに、向日葵はのっぽさんですし、すぐに天井にとどいてこれ以上は伸びなくなってしまうのではないでしょうか?」

つばさ「なるほど、それならボクに任せてよ!」

ジュン「ちょっとつばさ、あんたこれから何するの!!?」

つばさ「アカイワノイチニチノリヨウキャクハロクニンダケ………バシルーラ!!!」


 すると、家がみしみしと軋み、見ると居間の天井の部分だけがベリッといってはがれ、空の彼方へ飛んでいってしまった!!!!!


ジュン「○×△□♂♀Ω!!!!!」

つばさ「ふぅ成功したね★」

くるみ「やった〜なの〜!これで、向日葵がもっともっと大きくなるの〜!」

らん「それに、天井が無くなって何だか開放的になりましたねぇ♪」

ジュン「 … … … … … だ め だ こ り ゃ … … … … … 」

                      【続く】

次回予告:『SARZ【決着!】[最終回]』

メール 2003年06月13日 (金) 06時42分


[93]エマ
Re:SARZ【Dokidoki リフォーム大作戦】


な、なんか…3人の変人度がさらに増しているような…(笑)

アパートのリフォームというお話はしっぽ本編でもありましたけど、それとは悪い意味で雲泥の差ですね。
つばさちゃんは外から丸見えでも気にしないなんて…そんなコじゃなかったはずなのに…(笑) しかも50℃のお湯じゃないとダメなんてなにガンコ親父みたいな事言ってるんですか!

くるみちゃんは勝手に栽培始めるし、屋根は飛ばすし…(苦笑)
あと、らんちゃんがおトイレマニアというところが個人的に許せません!(笑) 「いっトイレ!」なんて親父ギャグまで…。本家の「らんちゃんぺっ☆」といい、らんちゃんはギャグだとお惚け(というかおばか)娘になってしまいますね(^^;

ジュンちゃんの苦労はまだまだ続きそう……。最終回、期待してます(笑)

2003年06月23日 (月) 21時09分


SARZ 【Dokidoki 電話面接 編】 - 返信 -

[89]はじめ


トゥルルルルルル

くるみ「電話なの〜!」

つばさ「電話ならボクにお任せだね★」

ジュン「お任せだね★って、勝手に電話なんてとっていいの!!?」

らん「つばさちゃんの腕を拝見するいい機会ですよ。」

ジュン「いや、そうゆう意味じゃなくて…」

つばさ「じゃぁ、ジュンに聞こえるように拡声ボタンを押してあげるよ。」

ジュン「人の話聞けぇ!!!」


 カチャッ


つばさ「はい!睦で御座います!」

男「あ、睦さんですか?私、○△ソフト株式会社の□×と申します。」

つばさ「で、何の用?」

男「はい。明日、面接をやると打ち合わせしていましたが、会社の急な都合ができてしまったので、今、この電話にて面接をやらせていただけないでしょうか?」

つばさ「いいよ。」
                  ジュン「だめだよ勝手に!!!」
男「あ、よろしいですか。」
                  らん「まぁまぁ、黙って聞いてなさいよ。」
つばさ「ボクは嫌なことは先に済ませておく主義だからね★」

男「あ、あの〜、ところで、睦さんは男性だと伺ったのですが、あなたが本当に睦さん本人ですか?何だかお声が変ですが…。」

つばさ「ああ、ここんところ5日酔いだからね。」

男「………、あ、それはご苦労なさっていますね。でも念のため本人かどうか確認します。あなたの、下の名前は?」

つばさ「ううん、そうだなぁ、在り来たりな名前の『ごろう』でいいや!」

男「………、はい。確かに本人ですね。」

つばさ(当たったよ★)

男「では、早速電話での面接を始めますね。」

 【ここから先、よい子もよいお方も絶対マネしないで下さいね。】

男「何故我が会社に志願したのでしょう?」

つばさ「う〜んと、なんとなく。  あんたにボクの哲学を教えてあげるよ。『人生は【なんとなく】に支配されている』、だよ。」

男「コンピューターは何年間ぐらい使っていますか?」

つばさ「コンピューター!!?ボクはタイプライターを使ってるからコンピューターなんて触ったこと無いよ。」

男「あなたは大卒みたいですが、大学は楽しかったですか?」

つばさ「別に…、」

男「趣味は?」

つばさ「別に…、ない」

男「特技は?」

つばさ「別に…、ない」

男「親の事をどう思っていますか?」

つばさ「別に…、思ってない」

男「好きな食べ物は何ですか?」

つばさ「ない」

男「嫌いな食べ物は何ですか?」

つばさ「全部」

男「兄弟はいますか?」

つばさ「いない」

男「友達はいますか?」

つばさ「いない」

男「独身ですか?」

つばさ「そうだよ」

男「人生の目標は?」

つばさ「世界征服」

男「老後は何をされますか?」

つばさ「ま、やっぱタバコ屋の隠居かな」

男「では、最後になりますが、生きてて楽しいですか?」

つばさ「あんたはどうよ!?」


   ……………


男「お疲れ様です。これで面接を終わりにします。5分後に採用か不採用かを報告しますね。」


 ガチャッ


つばさ「まっ、ざっとこんなもんだよ!」

らん「つばさちゃん、凄〜い★」

ジュン「な、何て面接だったんだ………!!!あれじゃぁずえ〜ったい採用されない!!!」

らん「んんもう、ジュンちゃんったら、そんなの考えすぎですよ。」

ジュ「考え過ぎも何も!!!!!」

つばさ「大丈夫だよ。ボクが守護天使になる時にメガミ様(セツナ)に面接を受けたときもさっきの調子でやったら受かっんだよ。で、今ボクは守護天使でいるんだよ。」

らん「らんも、メガミ様との面接ではオヤジギャグを飛ばしまくって受かりましたから。」

くるみ「くるみは、面接の途中でお腹すいちゃって、自分の手をかじっちゃったの。そしたら、メガミ様に『まぁ、好き嫌いが無いとはえらいですね。』って言われて受かったの〜!」

ジュン「………」

らん「もう解りましたね?ですから、さっきの面接も問題ありませんよ。」

ジュン「いや、絶対受からない!!!!!」

つばさ「じゃぁさ、賭けする?らん、ちょっとアレ出して。」

らん「はぁい♪」


 らんはポケットから、濃い緑色の重々しい液体の入った瓶を取り出した。


つばさ「らん、センキュー★これからかかってくる電話で、『採用しました』って言われたら、ジュンはこの青汁を一気飲みね★」

ジュン「じゃぁ、不採用だったら、つばさが飲むんだよ!」

つばさ「いいよ!よし!交渉成立だね★」


 トゥルルルルルル

くるみ「電話なの〜!」

つばさ「お!丁度いいね!じゃぁ出るよ。」


 カチャッ


つばさ「はい、睦でございます!」

男「こんにちは、□×です。先程の面接の結果を報告します。あなたは我が社の社員として………」

          ジュン「受からない!」
          らん「受かりますよ。」
          くるみ「受かるの〜!」



   男 「 採 用 し ま し た 。 」



つばさ「いやったぁ!!!」

          ジュン「!“#$%&‘()=〜|」
          くるみ「ジュンちゃん、青汁一気飲み決定なの〜!!!」

男「先程の面接で、睦様はとてもユニークな方だということがわかりました。ですので、明日は都合が悪いので、明後日からどうぞ我が会社で宜しくお願いします。」

つばさ「はぁぁい★」


 カチャッ

                    【続く】


後書き:これはフィクションです。実際はこんなことはありえないので、注意してくださいね♪

次回予告:SARZ【あれこれリフォーム大作戦 編】

メール 2003年06月07日 (土) 23時15分


[90]エマ
Re:SARZ 【Dokidoki 電話面接 編】


ぶははははは!
爆笑しました。
全く、つばさちゃんなんて応対するんでしょう。
人生論を語ったり、目標が世界征服の割りには隠居後はタバコ屋とか、もうツッコミどころ満載でした。
っていうか、つばさちゃんもそれに迎合するらんちゃんもキャラ違ってるよ〜(笑)

ジュンちゃんだけまともなのが唯一の救いですか…。

しかし、採用しました……って…
まあ、ジュンちゃん青汁一気飲み頑張ってください(苦笑)

しかし、あんなんで内定もらえるんだったら私やっちゃいますよ。ええ(爆)

2003年06月11日 (水) 00時54分


[91]たてな
Re:………


情緒不安定時期が晴れた後に見て、
少々洒落っ気なしに冷やりとしました。

…丁度あるばいとの電話面接(?)で採用
もらった時なので(汗


××ソフト株式会社ということは、プログラマか
グラフィッカー志望してたのかのぅ、ゴロー君…
↑(私が「そういう志望」なので…)

さすがにツバサちんのコレはないですが、
そういう企業系だと、コレに近い返事は意外性を
認めてくれて、採用してくれるかも…ね?

2003年06月12日 (木) 10時27分


SARZ 【Dokidoki 新言語 編】 - 返信 -

[87]はじめ


 ジュンは3人のいる居間へ走って戻っていった。

らん「どうでしたか?」

ジュン「あんたたちの言った通りだったよ…。」

つばさ「でしょ!」

くるみ「で、あの男の人は何て言ってたの〜?」

ジュン「くるみ、あたしのさっきの会話を聞いてなかったの!?」

くるみ「くるみ、英語わからないの〜…。」

つばさ「ボクも、ユーとアメリカンジョークしか解らなかったよ。」

らん「らんも解りませんでした。」

ジュン「そんな!守護天使なら英語が喋れて普通だと思っていたのに…。」

つばさ「守護天使は、守護をすることが仕事なんだから、英語なんて必要ないよ。」

ジュン「じゃぁ、仮に街中で見知らぬ人に英語で話しかけられたら話しかけられたら?」

らん「そうなったら、」

ジュン「そうなったら…?」

らん「 走 っ て 逃 げ る に 限 り ま す 〜 ♪ 」

ジュン「……………」

つばさ「でもボク、英語は喋れなくてもメル○クス語なら喋れるよ★ アンルリ! トゥヤ メトゥン ウス ツバサ!」

ジュン「………え…?」

つばさ「今ので、『こんにちは!ボクの名前はつばさです!』って言ったんだよ。」

くるみ「くるみは『セムハム語』が喋れるの〜♪」

ジュン「そんな言語聞いたことないよ! じゃぁ、『こんにちは』はセムハム語で何て言うの?」

くるみ「な」

ジュン「…?『おはようございます』」

くるみ「な」

ジュン「…!!?『こんばんは』」

くるみ「な」

ジュン「『お休みなさい』」

くるみ「な」

ジュン「 何 で 全 部 『 な 』 な の ! ! ? 」

くるみ「『な』って一言に言っても、声の高さと感情の入れ方によって、その意味が変わるの〜!」

ジュン「じゃぁ………、『今日はこの家の人を守護しにきたが、この家には賞味期限切れの物ばっかりあったので、つまみ食いをしたらおなかを壊してしまった。』」

くるみ「な」

ジュン「『な』って言っただけで今の長い文を読んだことになったの!!?」

くるみ「そうなの〜!」

ジュン「………じゃぁ、『はい』」

くるみ「な」

ジュン「『いいえ』」

くるみ「なおえねいふぉんしすてぇいえんしえなヴぃヴぉゐ〜うぇいゐうふぃいかいえうぃなおあうぇうぇいんふぉあしんれいお」

ジュン「何でそんなに長いの!!?」

くるみ「いいえは例外なの〜。」

らん「あ、ちなみに言っておきますが、セムハム語っていうのは昨日くるみちゃんが作った言語なんですよ。」

ジュン「 そ う ゆ う オ チ か い ! ! ! ! ! ? ? 」

                【続く】



後書き:いやぁ、何だか凄くコントみたいになってしまいました…。あは(笑)
あ、【Dokidoki 新言語 編】という題名ですが、ボク(作者)は理系ですよ♪

追伸:ボクはこの前、『SARZ 【Dokidoki Visitor 編】』を投稿しましたが、そのSSではジュンが英語を喋っていましたよね。あれはボクが勝手にジュンに英語を喋らせてるだけで、実際のジュンは英語が得意だとは限りません。ネット上でもジュンの情報は希薄なので、ジュンを知りたい人は、ある情報にジュンが登場していると、その情報を強く信じ込んでしまう傾向にあると思うので、ボクはワンダバ・ダン様の著作権の権利を侵害しないためにここで言わせて頂きました。

次回予告:『SARZ 【Dokidoki 電話面接 編】』

メール 2003年06月03日 (火) 06時45分


[88]たてな
Re:SARZ 【Dokidoki 新言語 編】


むぅ。英語ペラペラとまではいかなくとも、
守護天使として最低限の交渉や処世術は
身に付けている筈なので、ランくらいなら
ある程度はできるのかも。

しかし…

>守護をすることが仕事なんだから
具体的にどういう仕事なのでしょうね(^^;


っていうかゴロー君帰ってくるのが遅っ!(笑

2003年06月03日 (火) 17時02分


SARZ 【Dokidoki Visitor 編】 - 返信 -

[85]はじめ


つばさ「じゃぁさ、次にここの家に誰が来るかを当てるゲームをしよう★」

くるみ「いいの〜!やるの〜!」

らん「らんもやりま〜す♪」

くるみ「ジュンちゃんはどうするの〜?」

ジュン「………あ…、じゃぁ…、あたしも………」

らん「それでは、せーのでいきましょう。」

中トリ「せーのっ!!!」

ら つ く ジ
ん ば る ュ
  さ み ン

道 道 道 睦
に に に さ
迷 迷 迷 ん
っ っ っ :
た た た :
ア ア ア :
メ メ メ :
リ リ リ :
カ カ カ :
人 人 人 :
の の の :
お お お :
じ じ じ :
さ さ さ :
ん ん ん :
! ! な : 
! ! の :
! ! | :
! ! ! :




つばさ「お!見事にボク達予想が一致したね★」

くるみ「なの〜!」

ジュン「………!!!??!!!?!??!」

つばさ「で、そのアメリカ人の訪問者は、顎鬚の50歳代のおじさんだと思うな、ボクは。」

くるみ「くるみは、目が青いと思うの〜!」

らん「ではそうと決まりましたら、訪問者を待ちましょう。」

ジュン「………信じられない!!!何であんたたちは同じ予想を!!?」

つばさ「ああ。それはね、守護天使は級が上がってくると、次に誰が家を訪問してくるのかが“勘”で解るようになるからなんだよ。」

ジュン「………はぁぁ………!!?」

くるみ「本当なの〜!」

ジュン「そんな………何であんたたちはありえない話ばかりするの………!!?」

らん「んんもう、ジュンちゃんに嘘を教えて何になるって言うんですか?全部本当ですよ。」

ジュン「………………」


 ピンポーン


つばさ「お!調度いいね★早速訪問者が来たね!」

くるみ「ほらジュンちゃ〜ん、嘘だと思うんなら、出てみるの〜!」

ジュン「………わかった。出てみるよ。」


 その時、玄関から男の人の声が聞こえてきた。


MAN“Hello! Is anyone here?”
<通訳:こんにちは!誰かいらっしゃいますか?>


 玄関からは日本語ではない、英語が聞こえてきた。


ジュン「 う っ ! ! ! ! ! ま じ か よ ! ! ? 」

くるみ「やったの〜!くるみたちの予想大当たりなの〜!」

つばさ「ほら、言ったとおりでしょ!」

ジュン「………」

らん「ほらほら、突っ立ってないで、早く出てきなさいよ。」


ジュンは玄関に走って行き、恐る恐るドアを開けた。


ジュン“He, hello...   !!!!!”
<こ、こんにちは………   っ!!!!!>


 その男の人は、口髭で50歳代で、目が青かった。


MAN“Oh, you are here!”
<あ、いらっしゃったのですか!>

ジュン“Yes, sir.”
<はい。おりましたが。>

MAN“You are very very PRETTY and COOL indeed!!!”
<君は本当にもの凄く可愛くてカッコイイね!!!>

ジュン“Th,thank you very much...Hah...”
<あ、ありがとうございます………、はぁ………>

MAN“Mm? You look pale. What’s the matter?”
<ん?顔色が悪いですよ。何かありましたか?>

ジュン“I have a lot of matters ...”
<色々とありまして………>

MAN“That’s too bad. That makes you less pretty than you really look. Try to Take It Easy!”
<それはいけませんね。可愛い顔が台無しですよ。気軽になりなさいよ!>

ジュン“Oh,thanks a lot...”
<ああ、ありがとうございます………>

MAN“You are so pretty that I’d love to MARRY YOU!!!”
<君は可愛すぎるから、僕は君と結婚したいな!!!>

ジュン“!!!!! It goes without saying, that’s impossible!!!!!”
<!!!!! 言うまでもないと思いますが、そんなことできません!!!!!>

MAN“American Joke, of course! HAHAHAH!!!”
<アメリカンジョークに決まっていますよ!ハハハ!!!>

ジュン“Ha,haha... By the way, why do you visit us?”
<は、はは………ところで、どうしてあたしたちのところに来たのですか?>

MAN“Haha...Oh, sorry. Would you tell me the way to the nearest station?”
<ハハ…あ、ごめんなさい。ここから1番近い駅までの道を教えてくれますか?>

ジュン“!!!??!???!! It means you’ve lost your way, doesn’t it?”
<!!!??!???!! それって…、道に迷ったってことですか?>

MAN“That’s it.”
<そうなんですよ。>

ジュン‘Unbelievable!!! Their expectation was completely true!!!’“I’m sorry. I moved to this appartment just today. So, I’m quite a stranger here.”
(信じられない!!!あの人たちの予想が当たってる!!!)<ごめんなさい。あたし今日ここに引っ越して来たばかりなので、この辺の道を知らないんです。>

MAN“Oh, OK. Thank you. I’m leaving now. Enjoy your youth! Bye!!!”
<あ、解りました。ありがとうございます。ではこれで失礼します。青春時代を楽しんで下さいね!では!>

ジュン“O, OK. Take care.”
<あ、はい。御気を付けて。>


 男の人は旅路へと去って行った。

メール 2003年05月25日 (日) 18時39分


[86]たてな
Re:SARZ 【Dokidoki Visitor 編】


…じゅんって、16歳でしたよね?>ワンダバ・ダンさま

英語ペラペラです。良いですね。お勉強も
しっかりできて。羨ましい…。
なんか、学校通ってたら平気で飛び級とか
しそうなんですけど…(^^;

2003年05月30日 (金) 13時24分


SARZ(中編) - 返信 -

[83]はじめ


前書き:毒天のキャラは全員ひらがなだということを忘れていました(汗)。この中編からは、らんとつばさとくるみをひらがなで表記しますね。3人ともP.E.T.S.ではなく、毒天ですよ。ジュンだけは正常。
 では続きをどうぞ〜♪


 うぅ、狭い………。廊下の幅が1mあるだろうか…?
 そんな中、ジュンは、らんとくるみの入った部屋へ入っていった。すると、らんはガスコンロの下の戸棚を、くるみは冷蔵庫を漁っている。


ジュン  ら、らん!!!あんたは一体、人の家の棚を勝手に漁って何をしてるの!!?

らん   え?決まっていますよ。この家でどんな鍋を使っているのか、下調べをしてるのですよ。………あら、何でしょうか、これらは?

ジュン  じょ、縄文土器!!?それに、弥生土器も!!?

らん   あ、そうでしたね。珍しい物を使っていますねぇ、ここの人は。

ジュン  ………


 ガツガツガツ


 ジュンがふと左を観ると、くるみが冷蔵庫を全開にして、その中身を手当たり次第、口に投げ入れている!


ジュン  く、くるみ!!!あんたは………!!!!!

くるみ  おいひいの〜!

ジュン  あんた!!!人の家にある食べ物を勝手に食べて!!!………あんたは何を考えているの!!?

くるみ  ん?食べ物のことを考えてるの〜!

ジュン  そうゆうことじゃなくて!何で冷蔵庫にある食べ物を………!!?

くるみ  くるみは、賞味期限の切れた食べ物を食べて冷蔵庫の掃除をしてあげてるの〜!

ジュン  う、ウマい言い訳だ★!座布団3枚★★★!………ってそうゆう場合じゃないよ!!!他人様(ひとさま)の食べ物を勝手に食べて、 泥 棒 に値する
 違 法 行 為 よ !!!!!

くるみ  ぞんなごどな〜いの〜〜、ヒック!

ジュン  あ゛〜〜〜!!!!!くるみ〜!!!!!あんた、いくら賞味期限切れの物でも、酒だけはやめなよ!!!!!

くるみ  ヴ〜るざ〜いの〜〜………ヒック!

ジュン  つうかあんた、未成年でしょ!!?

くるみ  ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅん、ジュンちゃ〜んに〜も呑ませてあ〜げるの〜〜!

ジュン  わ!くるみ!あたしに寄るな〜!!!


 ジュンは居間に逃げ込んだ。


ジュン  ふぅ、危うく呑まされるところだった。


 よく見ると、つばさがテレビで何かを見ている。


ジュン  つばさ!あんたも一体何をやってるの!!?

つばさ  ああ。ここの家に「天使のしっぽ」の第1期が有ったから、懐かしいなぁと思って観てるんだよ★!

ジュン  ………あのさ、あたしから見たら(つうかどう見ても)、あんたがサボっているようにしか見えないんだけど…

つばさ  サボってなんかいないよ。

ジュン  じゃぁ何をしてるって言うの!!?

つばさ  この家にあるビデオを観ることによって、睦さんがどうゆう性格なのかが解るんだよ。人を守護するには、まずはその人の性格を知らないといけないからね。

ジュン  そんな………

つばさ  う〜ん、睦さんは♂で1人暮らしだってメガミ様から聞いてるから、「天使のしっぽ」を見てる睦さんって、少女アニメマニアだね。

ジュン  つばさ!いくらなんでも、それは固定観念(Stereotype)よ!天使のしっぽを見てるからって、少女アニメマニアって勝手に決め付けるなんて!!!

らん   つばさちゃん、ジュンちゃん、緑茶が入りましたよ〜♪

ジュン  !!!


 らんが緑茶を持って居間に入って来た。


つばさ  おお!らん、センキュー★[ウィンク]

くるみ  [酔いが醒めてる]つばさちゃ〜ん、賞味期限だけど、冷蔵庫にモンブランが4つも有ったの〜★!


 くるみはモンブランを持って居間に入って来た。


つばさ  熱でもあるの!!?くるみがケーキをボクたちに分けてくれるなんて!

くるみ  でへへ〜♪実はぁ、モンブランを見てたらハムスターに見えてきたから、くるみ、食べるのが嫌になっちゃったから〜、皆で食べようと思ったの〜!

つばさ  ああ、なるへそ(なるほど)。

ジュン  ………く、くるみさんはともかく、らんとつばさも何をやってるの!!?守護先の家で勝手に緑茶とかケーキとか出して!!!

つばさ  いいのいいの。ケーキとかで堅いこと言わないの。

ジュン  でも…!!!

らん   ケーキなんてまだ序の口ですよ。つばさちゃんなんか放っておくと平気でお風呂に入るんですから。

ジュン  !!!

つばさ  今日は入らないよ。さっきお風呂に入って来て、50℃のお湯が出ない事を確認してきたからさ。

らん   んんもう、つばさちゃんったら、いつものようにチェックが早いんですね。

ジュン  あんたたちは間違えている…!!! 職 務 怠 慢 も 甚 だ し い ! ! ! ! !

らん   [緑茶を飲んで]はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………。んもう、ジュンちゃんったら、守護天使なんですから、そんなにすぐにカリカリしちゃダメですよ。

つばさ  ジュンもモンブラン食べない?

くるみ  このモンブラン、とっても美味しいの〜!!!

つばさ  ほらほら、意地なんか張らずに…

ジュン  意地じゃないよ!あたしは他人様(ひとさま)の物に勝手に手を付けるようなマネはしたくないの!!!

     〜〜〜〜〜間〜〜〜〜〜

つばさ  あれ?くるみ、口元にホイップクリームが付いてるよ。

くるみ  へ?[手で口元を拭う]

つばさ  いやいや、もうちょっと下…

     ……………

つばさ  取れたよ。

くるみ  ありがとうなの〜!

     〜〜〜〜〜間〜〜〜〜〜

ジュン  ………、もう、いい加減にしてよ!!!睦さんが帰ってくるかもしてないのに…

つばさ  うん。解ってるよ★

ジュン  解 っ て て モ ン ブ ラ ン な ん か 食 べ て る の ! ! ! ! ! ? ?

つばさ  [残ってるモンブランを丸呑み]もう食べ終わったよ。

ジュン  ………、冗談はよしてよ!!!睦さんがいつ帰ってくるか解らないのに………!!!守護天使なら家の整理とかをして、身だしなみを整えて守護相手を待つのが普通じゃないの!!?

らん   大丈夫ですよ。

つばさ  そうそう。無問題(もうまんたい)だよ。

くるみ  なの〜!!!

ジュン  …、無問題(もうまんたい)って、何で!!?


                   【続く】

メール 2003年05月15日 (木) 18時54分


[84]たてな
Re:SARZ(中編)


どりふや…コレ、絶対毒天とドリフの合体じゃ…

縄文…というか土器が発見される時点で
何かがおかしい…(^^;

ラン達も毒に侵されているが、この分だとゴロー君は…?

メール 2003年05月17日 (土) 16時32分


SARZ(前編) - 返信 -

[79]はじめ


ビンキー ねぇねぇ、めがみしゃま、びんきー、よくねむれないの。なにかおはなちをきかしぇてくれましゅか?
ユキ   そうねぇ、じゃぁ、私の後輩の守護天使のランさんとツバサさんとクルミさんが初めて地上に転生した時のことをお話をしましょうか?
ビンキー がん(癌)、ぼさつ(菩薩)、みるく?
ユキ   違いますよ、ランさんとツバサさんとクルミさんですよ。………そうそう、その時は、見習いの守護天使のジュンさんもいましたね。
ビンキー じゅん…?
ユキ   そうよ。それで、このお話に題名をつけるとしたら、『SARZ』がいいですわね。
ビンキー しゃーじゅ?
ユキ   サーズ、よ。今、地上にある「中国」っていう国で猛威を振るっている新型肺炎の「SARS」ではないのよ。「Soldier-Angels' Royal Zone」の略で、直訳すると「素晴らしい守護天使達の地帯」になるんですが、これを間接的に訳すると、「勝手な守護天使達」になりますかね。
ビンキー びんきーえいごわからないよ〜。
ユキ   ………、ごめんね。じゃぁ、ビンキーちゃんが安らかに眠れるように、お話を始めますね。昔昔あるところに…………………………


セツナ  では、これから睦悟郎の家に守護に向かうべく転生する者を指名します。それは、
     キンギョのラン
     インコのツバサ
     ハムスターのクルミ
          この3人です。
クルミ  やったの〜!大学に合格した気分なの〜!
ツバサ  クルミはあまいなぁ、ボクなんか、衆議院議員に当選した気分だよ!
ラン   ふっ、2人ともまだまだですね!私は…、

     世界を征服した気分です〜!!!

セツナ  3人とも静粛に!
     次に、これから、貴方がたと共に転生し、教育実習生として共に守護を手伝う者を指名します。それは、

     ウマのジュン
              あなたです。

ジュン  へ…?あたしが…!!?

セツナ  そうですよ。頑張って来て下さい。
ジュン  は、はい!!!
セツナ  では、これから貴方がた4人を転生します。

そう言って、セツナは杖を水平角度80°に振りかざした。すると、杖の珠から光が出て、4人はメイドの世界から地上の世界へ送り込まれた。
その送られた先は…、睦家の玄関のドアの前だった。

ラン   ふぅ、
ツバサ  やったぁ!!!地上に来れた〜!!!
クルミ  やったぁなの〜!!!これで、向日葵の種がい〜っぱいい〜っぱい食べられるの〜!!!
ツバサ  メイドの世界でも1日10万つぶは食ってたくせに。
ジュン  お〜い
ツバサ  あ、ごめんごめん、ジュンって言ったよね。
ジュン  うん。あたし、見習い守護天使のジュンっていうの。高校1年生で、あんたたちよりはちょっと年上だけど、一応見習いだから、あんたたちのことを参考にしたいんだ。宜しくね★
ラン   じゃぁ、こちらからも。
     こちらがクルミちゃん、大食い世界選手権で準優勝をとったのよ。
ジュン  ………マジかい!!?
ラン   で、そちらがツバサちゃん、2006年ワールド○ップに出場するのよ。応援してあげてね★
ジュン  ………はぁぁ!!?
ラン   それで、私がランといいます。
ツバサ  実績は、親父ギャグ世界大会で優勝したことだよね。
ジュン  ……………(な、何でこんなとんでもねぇ奴らの御隣りにいるんだ、あたしは!!!!!??)
ツバサ  じゃぁ、早速睦さんの家に入ろう♪

ツバサはドアのノブをひねった。鍵がかかってて開かない。

クルミ  なぁんだ、睦さん、御留守なの〜。
ジュン  あぁ…。じゃぁさ、睦さんが帰って来るまでちょっとこの周辺を散歩するのは…
ラン   いいえ、家の中に入ります。
ジュン  …?入るって、どうやって?

ラン   ピ ッ キ ン グ よ ★

ジュン  ……………
     え゛〜〜〜!!!!!ちょ、ちょっと待ってよ!!!!!!!
ツバサ  [ジュンの腕をつかんで]いいのいいの、守護する人が留守の場合は、その人が帰って来るまでに家の掃除や片づけをする、これが守護天使の掟だよ。
ジュン  そんなこと言っても、ピッキングはどう考えても 犯 罪 ですよ、 犯 罪 !!!
ツバサ  大丈夫!!ランはピッキング東南(盗難)アジア大会で3位を取ったんだから!
ジュン  ………い゛っ!!!ってそうゆう意味じゃなくて…
ラン   あら?この鍵穴、意外と複雑ですね。なかなか開きません…。
ツバサ  じゃぁ、ボクが開ける♪ヨネザワニトマラナイツバサヒャクサンゴウ………アバカム!!!

すると、ガチャッという音と共に、ドアが自動的に開いた。

ジュン  !!!!!!!!!!
クルミ  うわ〜なの〜!!!ツバサちゃ〜ん、流石なの〜!!!!!
ラン   もとからツバサちゃんに頼めば良かった事でしたね。
ジュン  ……………(この方達は……………)
ツバサ  よし、早速家に入ろう★!!!

旧中学生トリオ3人は睦さんの家の中に入って行った。

ジュン  ま、待ってよ!!!

ジュンも遅れて家に入って行った。

メール 2003年05月10日 (土) 17時45分


[81]ワンダバ・ダン
Re:SARZ(前編)


ジュンなら怪力でドアをこじ開けられそうな気が・・・。

ジュン「あたしはそんな事で力は使わないって・・・。」

ははは・・・、冗談だよ、冗談(笑)。
続きを楽しみにしてま〜す。

2003年05月12日 (月) 23時40分


[82]たてな
Re:SARZ(前編)


この、ドリフな展開好きです…(爆笑
突込み所が満載…

米沢に止まらない、つばさ103号…

? 鉄道?

って最後のアバカム? アバカム!?

ラン=親父の関係は切っても切れない関係なのでせうか…

何気にジュンはまともでしたね(汗

これはリアル画なのか…。それとも毒画なのか…?

2003年05月14日 (水) 16時53分


中毒(学)生 - 返信 -

[77]はじめ


 ある日、悟郎が風呂からあがると、居間には髪の毛をそれぞれ橙色・赤色・水色に染めた3人の少女が座っていた。橙色の髪の少女はクルミ、赤色はラン、水色はツバサと名乗っていた。

ツバサ  ボクは、御掃除を!
クルミ  クルミは御洗濯なの〜!
ラン   ランは、御夕飯の支度を!
悟郎   え………?
3人   せ〜のっ!1、2の3(なの〜)!

 3人の足元から煙が立ち上り、3人は煙に隠れてある間(約3秒間)にエプロンの姿に着替えた。何というはやわざ!

クルミ  じゃぁ、早速御洗濯に行って来るの〜!

 そう言うと橙色の髪の、クルミと名乗った少女はその部屋に散らかってる悟郎のスーツやワイシャツを取って玄関へ向かう。

悟郎   おい君、一体、僕の服を持ってどこに行くんだ!?
クルミ  ん?決まってるの〜!川に、洗濯に行ってくるの〜!
悟郎   ってお〜い!洗濯機なら家にあるよ〜!

 クルミは悟郎の言ったことを聞く間もなく外へ出て行ってしまった。
 はぁ………、悟郎が溜め息をつくと、台所からイイ匂いが漂ってきた。恐る恐る、台所を覗いてみると、赤髪の、ランと名乗った少女が、水面に油揚げっぽく輪っかの形をした物の浮いている鍋に味噌を足している。

悟郎   きっ、君は勝手に僕の家のガスコンロを使って何をしてるんだぁ!!?
ラン   あら、決まっております。今日の御夕飯の支度です。今日の御夕飯は、“おふ”のみそ汁とおふ入り野菜炒めとおふ入り卵焼とおふ丼です〜★
悟郎   って、全部“おふ”ばっかりじゃないか!!?
ラン   いいではありませんか、栄養満点で★
悟郎   そうゆう意味じゃなくて………
ラン   あら、御夕飯は他にも作りますよ〜。

 そう言うとランと名乗る少女は丼ぶりに御飯をよそい、その上に熱湯をかけまくった。

悟郎   一体何の意味があってそんなことしてるんだぁ!!?
ラン   できました〜★!御湯かけ御飯です〜。略して「おゆはん」、何ちゃって〜♪

 SE.(て〜れってってってってってって〜〜〜)

ラン   すみませ〜ん………[半泣]

ツバサ  いった〜い!!!

 その時、居間から、悲鳴が聞こえた。悟郎は居間に駆け付けると、水色の髪の、ツバサと名乗った少女が掃除機を抱えたままタンスの横に座って俯いている。

悟郎   君は君でどうしたの!?
ツバサ  ボク、掃除してたらタンスの角に右足の小指をぶつけたんだよ。
悟郎   ………だ、大丈夫?
ツバサ  大丈夫じゃないよ…、とゆうより、だいたいこの部屋が狭過ぎるんだよね。狭い部屋にテレビだのテーブルだのタンスだの、色々置いてあるからいっそう狭いんだよ。そうだ!部屋を広くするために、家具を全部片付けちゃおう♪!
悟郎   ちょっ、ちょっと待て!
ツバサ  タガマヤンセンオマヤノミカユカアタハカタワザネヨマシクフ………、サバツ!

ツバサが意味不明な呪文を唱え、サバツと言うのと同時に、右腕を水平角度(θ=)15°にして伸ばして人差し指を立てると、何音もたたずにテレビやタンスやテーブルがその場から消えてしまった!

悟郎   !!!!!
ツバサ  ふぅ、成功したね★!
悟郎   成功したね★じゃないよ!!!僕のテレビとかは何処に行っちゃったの!!?
ツバサ  ん?P.E.T.S. Community Online BBS の総合掲示板だよ。早く取りに行かないと流されて無くなっちゃうよ。
悟郎   ………何処それ???
ラン   まぁ、御綺麗になりましたね。

 ランが台所からおふのみそ汁の鍋を持って出て来た。

ツバサ  お、ラン、御料理御苦労様★[ウィンク]
ラン   はい。あら?ツバサちゃん、テーブルは?
ツバサ  あ!!消しちゃった!!
ラン   テレビは?
ツバサ  あっ、テレビも…
ラン   あ〜![涙目になる]今日の夜24時からセイントビーストが始まるのに〜!
ツバサ  ごめんごめん!今すぐテレビを戻すから。
悟郎   も…、戻せるんだ………[溜め息]。戻せるなら最初から言ってよ…!
ツバサ  じゃぁ、戻すよ。ウョジンシダシイオオマヤラムネシガヒウドンテタガマヤ………、サバツ!

 …………………………

悟郎   あ゛〜〜〜〜〜!!!!!
ラン   きゃ〜〜〜〜〜!!!!!
ツバサ  いや〜〜〜〜〜!!!!!

 ツバサが呪文を唱えた瞬間、またも何音も無く、家の天井が消え、壁が消え、そして、今座っていた畳も消えてしまった!!!そう、悟郎のいるアパートが全て消えてしまったのだ!!!3人がいたのが2階だったので、3人は地上から約3.5mの空間から垂直に落下し、何にも無い平らな土壌に叩きつけられた!

ツバサ  いった〜い!
ラン   痛いです〜。
悟郎   いてててて!
ツバサ  ごめんね。呪文の途中で「ボンラクサ」を言い忘れちゃったよ。
ラン   そ、そうだったんですね。でも、今度は失敗しなければいいじゃないですか。ファイトですよ★

悟郎   そ う ゆ う 問 題 か ぁ ! ! ! ! ! 僕の家が………、アパートがぁ!!!!!おい、早くアパートを戻してよ!!!戻せるってさっき言ったよね!!!
ツバサ  ごめん…。今ので[MP:0]になっちゃった…。もう…、戻せない………

 ツバサはその場で倒れこんでしまった。

 BGM(めちゃくちゃ臭い曲) C.I.

ラン   ツバサちゃん!大丈夫!!?
ツバサ  …いや、このまま死んじゃうかもしれない…。
ラン   ツバサちゃん、メガミ様が言ってましたよ。もしも死ぬときは、
ツバサ  死ぬときは………?

ラン   辞世の句を読め! と。

 BGM C.O.

ツバサ  ああ、そうだったね…。じゃぁ、一句、
     病に倒れ
      夢の枯れ野を…

クルミ  ただいま〜なの〜!
ラン   あ、クルミちゃん!
クルミ  あれれ?ツバサちゃ〜ん、どうしちゃったの〜?生きてるの〜?
ツバサ  大丈夫。辞世の句を、全部読み終わる前に止めたから。
クルミ  それはよかったの〜!
ラン   ところでクルミちゃん、洗濯は、終わったの?
クルミ  でへぇ、実はぁ、
     川がどこにあるのかわからなくて洗濯できなかったの〜! ん?ところでお家は???
ラン   ツバサちゃんが魔法に失敗して無くなっちゃったの。
クルミ  あぁ、そうだったんだ〜なの〜!でも〜、この方が広々してていいの〜♪!でも、お昼は直射日光が当たるからちょっといやなの〜!

悟郎   お前ら…、本当に…、帰れ!!!!!

      〜〜〜THE END〜〜〜

メール 2003年05月08日 (木) 17時02分


[78]たてな
Re:8時だヨ! 全員集合!


丁度こういう風な演出だったのでしょう…
ドリフの○爆笑とか…。
色々な意味で逝っちゃってますね…

ツバサが飛ばした物。
本当にどんどん流されていくのですな(^^;
何気に魔法の言葉が気になったり…反対から読むと…


毒になったジュンって一体…?

メール 2003年05月09日 (金) 14時20分


春眠 - 返信 -

[75]天原 福真



『春眠』



 カツン、カツンとアパートの階段を昇ってくる足音がします。
 スーパーの買い物袋を両手に下げたあゆみは、階段を昇りきったところでふぅっと一息つきました。その広めのおでこに少しだけ汗が滲んでいます。
「ハァ……やっと着きましたわ」
 ため息ひとつ。重い荷物をここまで運んできたこともあり、あまり体力のないあゆみにはいささか重労働だったようです。
 何しろ、彼女たちの家は大家族。その買い物の量も半端ではありません。
 いつもだったら何人かが連れ立って行くはずの買い物。それが何故今日はあゆみ一人なのかというと……
「もうっ! わたくしがこんなに苦労しているのも、みんなみんなみかちゃんの所為ですわ! 帰ってきたらとっちめてあげますからっ」
 と言う訳です。どうやら、みかは買い物当番をサボって何処かに出かけてしまったようですね。
 買い物袋を足下に置き、コキコキと首と肩を鳴らすあゆみ。そんな彼女の視界に、緑鮮やかな若葉が映ります。
「もうすっかり春ですわねぇ」
 怒りのため、今までキュッと結んでいた口元を緩めるあゆみ。芽吹く草花や、風に乗ってほのかに香る春の匂いをかぐと、だんだんと心が穏やかになっていくのを感じます。
 暖かな日射し。優しく頬を撫でる風が、汗ばんだ肌に気持ちよくて、思わずウットリとしながら呆けてしまいます。
「わたくし、やっぱり春が一番好きですわ……」
 前世では、迎えることの出来なかった春。そんな事情故か、あゆみの春に対する思い入れは人一倍です。
 しばらくの間、手摺りに寄り掛かりボーっとした時間を過ごすあゆみですが、突然思い出したように、ハッと背筋を伸ばします。
「いけない、こんな事していたら買ってきた物が悪くなってしまいますわ。全くもう、わたくしったら……」
 自分ののんびりぶりにため息をつきながら苦笑するあゆみ。そして、足元の荷物を再び手に持つと、ゆったりとした足取りで家へと向かうのでした。
「ただいま帰りましたわ〜」
 あゆみの声に続いて、ガチャンとドアの閉まる音が家の中に響きます。
「し〜っ、あゆみちゃん静かになのっ」
 すると、そんな囁くような声が奥から聞こえてきました。
 あゆみは部屋の中を覗いてみます。
 するとそこにいたのは、栗色の髪の毛を肩の辺りまでストレートに垂らした女の子。一瞬、それが誰だか分かりませんでした。
「くるみちゃん……?」
 ニコッと笑顔で応える彼女。よく見ると、女の子はいつもお団子状に纏めている髪の毛を解いたくるみでした。
 いつもとは違うくるみの姿に戸惑うあゆみ。
 更によく見ると、ちょこんと正座したくるみの膝を枕にして誰かが寝ています。
 らんでした。気持ち良さそうにスヤスヤと寝息を立てています。
「あらまあ……」
 二重にビックリです。見慣れないくるみの姿。そして、そんなくるみに甘えるようにして眠るらん。想像したこともなかった光景が目の前にあります。
「お帰りなさいなの〜」
 あゆみが唖然としていると、くるみが小声で声をかけてきます。
「あ。は、はい……」
 慌てて返事をするあゆみ。
「お買い物、ご苦労様なの」
 微笑むくるみに、ちょっとだけぎこちない笑みを返すと、あゆみは台所へと向かいます。
「はぁ……ビックリしてしまいましたわ。一体くるみちゃんもらんちゃんもどうしたんでしょう?」
 買ってきた物を冷蔵庫にしまいながら、小さく呟くあゆみ。
 そして、慣れた手つきで紅茶の用意をすると、作り置きのクッキー――らんの手作りです――をお皿に盛って、再び居間へと向かいます。
 そこにあったのは、やっぱりさっきと同じ不思議な光景。
 あゆみは紅茶とクッキーを乗せたお盆をそっとテーブルの上に置くと、二人の側に腰を下ろします。
「なんだか、すごく意外な組み合わせですわね」
「えへへ、やっぱりあゆみちゃんもそう思うの?」
 あゆみの言葉に、くるみが照れくさそうに笑います。
「お風呂上がりにらんちゃんとお喋りしていたんだけど、気が付いたららんちゃん寝ちゃってたの。そのままだと寝辛そうだったから、くるみが膝枕してあげてるの」
 事情を説明するくるみ。慣れないことをしている恥ずかしさからか、そのほっぺたが僅かに桜色に染まっています。
「そう言うことだったんですの……」
 解いている髪もお風呂に入っていたからなのでしょう。言われてみれば、くるみの身体からは石鹸の良い香りがします。
「フフ……ずいぶんグッスリと眠っていますわね」
 らんを見ながら、穏やかな笑みを浮かべるあゆみ。
 少し身体を丸めてくるみの膝の上で眠っているらんの姿は、いつもよりほんの少しだけ幼く見えます。
「らんちゃん、いつも頑張ってるから……」
 そっとらんの頭に手を置き、呟くようにくるみが言います。
「くるみちゃん?」
「らんちゃんはね、いつもすっごくすっごく頑張ってるの。お水が苦手なのにお料理とか一生懸命作ってくれて、くるみに美味しい物沢山食べさせてくれるの」
 ゆっくりと、らんの頭を撫でるように手を動かしながら、くるみは話し始めます。
 らんを見つめるその眼差しはとても優しくて、髪の毛を下ろしている所為かいつもより大人っぽく見えるくるみの姿に、あゆみはしばしの間見とれてしまいます。
「くるみは、らんちゃんにいくらありがとうって言っても足りない位なの。一番らんちゃんにお世話になっているの、多分くるみだから」
 頬にかかる髪を片手で掻き上げ、くるみは恥ずかしそうに笑いました。そして同じように、らんの顔にかかっている髪の毛もそっと指で退けてあげます。
「らんちゃん、偉いよね。トラウマも我慢してくるみ達のためにお料理作って……。らんちゃんがいなかったらきっとくるみはこんなに元気でいられないの。らんちゃんのおかげでくるみはトラウマに悩まされないで済んでるから……」
 あゆみは少し驚きながら、くるみの話を聞きます。良く言えばいつも天真爛漫、悪く言えばいつもなんにも考えていなさそうなくるみがこんな話をするとは意外です。
「あのね、くるみはらんちゃんにごめんなさいって思ってるの。だって、らんちゃんはトラウマを我慢して頑張ってくれているのに、くるみは我慢できていなくって……らんちゃんのためにお腹空いても我慢しようって思っててもどうしても我慢できなくて……。だから……」
 らんの頭を撫で続けながら、独白し続けるくるみ。あゆみはそんな彼女を見て、少しずつ胸の中に暖かな気持ちが広がっていくのを感じます。
「でもらんちゃんは、そんなくるみちゃんが大好きなんですわ」
 自分で思っていたよりも、ずっと優しい声が出ました。「え……?」
 くるみが顔を上げます。
 しょんぼりとしたその顔を見てあゆみは柔らかな笑みを浮かべ、そして続けます。
「らんちゃんが頑張り続けるのは、きっと自分が作ったご飯をみんなが美味しそうに食べてくれるのが嬉しいからですわ。いつもニコニコしながら見ていますもの」
 あゆみは紅茶を一口含むと、ほぅっと息をつきます。
「中でもくるみちゃんは、一番らんちゃんのご飯を美味しそうに食べていますもの。ですから、くるみちゃんに自分が作ったお料理を食べてもらうのが一番嬉しいはずですわ」
 そういったあと、『もちろんご主人様は別格かもしれませんけど』と言って笑います。
「そうなのかな……?」
 そう呟いてらんを見るくるみ。とても幸せそうな表情でくるみに膝枕をされています。
「フフ……。その寝顔が何よりの証拠ですわ。大好きなくるみちゃんの膝の上だから、そんな安らかな顔しているんですよ」
 優しく微笑んで、あゆみもらんの髪に手を置きます。
「う〜……」
「大丈夫。わたくしが保証します。これでもくるみちゃんよりお姉さんなんですよ。年上の言うことは素直に信じておくものですわ」
 そう言ってイタズラっぽい笑みを浮かべるあゆみです。
 そして……
「うんっ、それならくるみもとっても嬉しいの!」
 明るい声で答えたくるみの笑顔。それは春の日射しが差し込む部屋がもっと暖かくなるような、そんな素敵な笑顔でした。


 そして夕食時。
「う〜ん、やっぱりらんちゃんの作ったご飯は最高なの〜。いくらでも食べられちゃうの〜」
 くるみがすごい勢いでご飯をかき込んでいます。
「あぁっ、ちょっとくるみ! それはみかのコロッケよっ。人の分のおかずまで食べないでよ!」
「美味しいの〜。くるみ幸せなの〜」
「あ〜ん、みかのコロッケ〜。折角楽しみに取って置いたのにぃ……」
「ま、まあまあ、ほら僕のコロッケあげるから……」
「えっ、ホントに良いの? ありがとっ、ご主人様。だからご主人様って好・き・よ。チュッ」
「あ〜っ、みかさんってばいきなり何してるんだよっ」 たちまちみかとつばさの口喧嘩が始まります。
「らんちゃん、ご飯おかわりなの〜!」
「はいはい、ちょっと待っててね」
 いつもの光景。らんは笑顔でくるみの茶碗を受け取ります。
「はいどうぞ、くるみちゃん」
 山盛りによそった茶碗を差し出すらん。くるみは手を伸ばし、そして茶碗と共にらんの手を握ります。
「らんちゃん、いつも美味しいご飯ありがとうなの」
 少しビックリした様子のらんでしたが、やがてその表情は満面の笑みに変わります。
 あゆみはそんな二人を見ながら、とても嬉しそうな笑みを浮かべるのでした。





おしまい

++++++++++++++++++
久しぶりにSSを投稿してみような〜などと思い立ったもので……。
くるみがなんか違うと思われた方。その通りでございます(爆)
いや、僕としてはたまにはこんなくるみもね。と言うことで書いてみたんですが……。
ドキドキ……。

メール HOME 2003年05月05日 (月) 02時57分


[76]たてな
Re:まだ春ですよね? ね!?


くるみって、こういう風に時折センチメンタルにも
なるのですか〜。
いやいや、そういう気持ちを持てる事自体、くるみは
精神的な成長を遂げているのですよ。
例えトラウマが治らなくとも、他人の幸せを思いやり、
力になろうとするだけで十二分です。

あゆみの言っている事はもっとも。
「需要と供給」だし(笑
こんどはもっとくるみをシリアスに…

※STORYz。遅れてごめんなさいだぉ。
着実に進んでるから許してほしいぉ。

2003年05月06日 (火) 15時02分


(続)ねむねむ悟郎⇒青空の麓の習字教室 - 返信 -

[71]漂泊の旅人


ねむねむ悟郎の続き
<1階の悟郎の部屋にて>

ナナ  んんも〜〜〜!!!まだ起きないの!!?
ルル  でも、おそばやさんのごしゅじんたま、あたまがまぶしかったお〜。
モモ  ルルちゃん…。
ナナ  こうなったら「妙技」だ!
ルル  ねぇナナねぇたん、みょうぎってなんらお〜?
ナナ  こうゆうことだよ。

ナナ  御 主 人 様 〜 ! ! ! 早 く 起 き て 〜 ! ! ! ! !

ナナは悟郎の耳元で、新幹線が260km/hで通過する時と同じぐらいのうるささで叫んだ!

悟郎 うぁぁぁぁぁ(欠伸)、ミカはいつも声がうるさいなぁ…。Zzz………

モモ  まだ起きません…。
ナナ  んんんんんんんも〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

その時…

はるか 睦さん、朝からうるさいですよ!静かにして下さい!

はるかが寝ぼけまなこに悟郎の家に押しかけてきた。

はるか ここはアパートなんですから静かにして下さい!私、今まで寝てたのに起きちゃいましたよ!
ナナ  ご、ごめんなさ〜い…。
はるか これから気を付けて下さいね!っはぁぁぁ………

はるかは欠伸をしながら家を出て行った。

モモ  管理人さんを起こしちゃいました…。
ルル  でもごしゅじんたますごいお〜!いまのナナねぇたんのこえでかんりにんたんはおきたのに、ごしゅじんたまはそばにいたのにおきなかったお〜。
ナナ  ルル!!!関心してる場合じゃないよ!!!
ルル  (驚)
ナナ  こうなったら「最終手段」だ!
ルル  さいしゅうしゅだん?
モモ  1番最後の方法ってことですよ。
ナナ  ちょっと待っててね〜!


青空の麓の習字教室
<アパートの前の庭にて>
ナナは家を出て庭に出た。庭ではユキとアユミが芝生に薄い畳を敷いて習字をやっている。
ユキ  いいですかアユミさん、習字で大切なことは、習字に対するココロです。周りを気にせず、ただただ、字を書くことだけに全神経を集中させるのです!そうでなければ、ホンモノの良い字は生まれてきません!
アユミ はい、ユキさん。
ナナ  ユキ姉さん!
ユキ  [ナナに気付いてない]では、まづ、「郷愁」の「郷」から書き始めてみましょう。ゆっくりと、丁寧に。
アユミ はい、書いてみますわ。
ナナ  アユミ姉さん!!
ユキ  [まだ気付いてない]手元をよぉぉく見て、一筆一筆、慎重に。
アユミ はい。
ナナ  ユキ姉さん!!!アユミ姉さん!!!
ユキ  [未だ気付かず]あらあらアユミさん、もうちょっと、手元をよぉぉく見たほうが…。
アユミ え?よく見てますが………あ!

アユミは今書いている半紙を上げてみた。
下敷きが敷かれてない…。その上、アユミが字を書くのがゆっくり過ぎて、墨が畳にモロに染み入っている!

アユミ あああああ!さ、最初からこうする御積りでしたのよ〜!
ユキ  でも、下敷きが無いと………
アユミ たまには下敷き無しで、直接畳の上で書こうと…
ユキ  では、この墨の染みた畳はどうする御積りで…?
アユミ あ………、まぁまぁ細かい事は気にしない事ですわよ、[高笑い]オホホホホ!!!オホホホホ!!!
ユキ  まぁまぁ、細かい事ではありませんわよ、[やはり高笑い、しかも口を手に近づけて]オホホホホ!オホホホホ!
アユミ Take It Easyですわよ、オホ、オホホホホ!!!
ユ&ア オホ、オホホホホ、オホホホホホホホホホ!!!
ナナ  姉 さ ん っ て ば ぁ ! ! !
ユキ  [やっと気付いて]オホって、あらナナさん、どうしましたか?
アユミ [まだノッている]あらあら、ナナさんも、御習字を習いに来ましたの?
ナナ  違うよ!ナナに墨を貸してくれる?
ユキ  あら、いいですわよ。でも、何に使うのかしら?
ナナ  [左手の人差し指を振って]ひ・み・つ・だ・よ!お母さん!
ユキ  [赤くなる]おっ、お母さんって…、
アユミ [まだノッている]いやですわねぇ〜、[ユキの肩を叩いて]ユキさんがその歳だからですわよ〜。
ユキ  こ、こら!アユミさん!!!私そんなに老けてませんよ〜!!!
ナナ  [墨汁を取って]それじゃぁこれありがとうね!お母さん!!!
ユキ  ちょ、ちょっとぉ〜、「お母さん」はやめてぇ〜!!!
アユミ [まだまだノッている]では私は「母上」とも呼ばせてもらいましょうかぁ?
ユキ  やめて下さ〜い!!!

メール 2003年04月13日 (日) 00時09分


[72]エマ
Re:(続)ねむねむ悟郎⇒おヴぁさん2人の習字教室


はははは(^^

ナナちゃん達にあれやこれやの起こされ方(というより、これはイジメでは…(笑))をされても、しぶとく眠り続ける悟郎さんがナイスです。

よっぽどお疲れなんでしょうね〜。それにしてもはるかさんまで出てきたのがオドロキでした。管理人室にまで轟いた声が、どうして悟郎さんの耳に届かなかったのか…(--;

アユミちゃんとユキさんのやり取りも面白かったです。でも、おヴァさんだなんて可哀想ですよ〜(^^;

2003年04月13日 (日) 22時16分


[73]漂泊の旅人
「青空の麓の習字教室」に題名を改めました。


エマさんの言う通り、「おヴぁさん」はちょっとヤバかったですね。ということで、タイトルを
「おヴぁさん2人の習字教室」⇒「青空の麓の習字教室」
に変えてみました。

続きは考えてあるので、近々、(暇があったら)続きを書きたいと思います。
では、アデュオス!

メール 2003年04月14日 (月) 22時38分


[74]たてな
Re:(続)ねむねむ悟郎⇒青空の麓の習字教室


ゴロー君は寝起きが悪いのですね〜…
必死に起こすナナ達が可愛い…ぽ。

お二方もなかなかに天然(?)が入ってて…

しかし、アユミもうかうかしていられません。
ユキ姉さんは「お母さん」「母上」…
ミカは「お局様」…

次はアユミの番です。どんな呼称が…


はるかさんが出てきたのが一番新鮮。


最近はオリキャラSSの方も
メガミ様:「宣伝すなや…?」
たてな:「は、はい〜!」((´Д`;))ブルブル
で、でも以前にライオンのみさき嬢にシリアスSSでの
汚名返上をと…
メガミ様:「ならメールで言えや? な?」
たてな:「メ、メガミ様…怖い」

2003年04月16日 (水) 16時37分


ねむねむ悟郎 - 返信 -

[70]漂泊の旅人


はじめまして。漂泊の旅人という者です。僕もSSを作ってみました。

モモ  あの〜、御主人様…
ルル  朝らお〜!
ナナ  起きてよ〜!朝の散歩に行きたいよ〜!
悟郎  うぅぅぅぅん〜〜〜、もうちょっと寝かせて〜!
ルル  んもうお寝坊たんらお〜!
ナナ  もう8時だよ〜!・・・こうなったら「あの手」だ!
モモ  だ、だめですよ、それは…。
ナナ  じゃぁ、モモは御主人様が寝てるのと起きてるの、どっちがいいの!!?
モモ  あ………(照)、モモは…、起きていたほうがいいです…。
ナナ  じゃぁ決まり!ルル!
ルル  やるお〜!

ナナとルルは悟郎の全身をくすぐった。

悟郎 う…、はぁぁ、犬の肉球が、気持ちいい…Zzz…
モモ 起きません…。
ナナ ・・・こうなったら「切り札」だ!
ルル いいお〜!

ルルは悟郎の両目のまぶたを全開にした。

悟郎 うぅぅ、
ナナ こんどこそ起きたかな…?
悟郎 あ、御蕎麦屋さんの御主人、ハ…、ハゲ頭が眩しいですよ…。Zzz…


本当にごめんなさい!塾の時間になってしまったので…、続きは後で書きます!
あ、以後宜しくお願いします!

メール 2003年04月12日 (土) 19時30分





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