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名前 |
MUTUMI
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題名 |
243 |
内容 |
「そいうことならば……」 仕方ないと、吐息と共にボブが了承する。 「強面モードでよろしくね」 「……はい」 ボブは小声で頷いた。 一矢の台詞は、きっちりはっきりくっきりと誤解を生む余地がないぐらいに、正面から力技で張り倒して脅して来いと、言っている様なものだ。ボブは、クラクラとする頭を軽く振った。 (又、悪い噂が広がるな) 憂鬱に思うが、それはそれとして胸に仕舞う。 「他に何か出ましたか?」 「驚きのネタが一つ」 プレスから渡されたカード型の記憶媒体を、一矢は取り出す。 「リンケイジャーがディアーナ星に入った、らしい」 「!」 驚くボブの手の中に、一矢は記憶媒体を落とした。 「これで繋がるな。誰がセクト端末を攻略したのか? 答えはリンケイジャー」 ニッと唇を歪め、一矢はボブを仰ぎ見た。 「どうやらギルガッソーは電子戦を御所望のようだ」 |
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[276] 2007/09/11/(Tue) 21:48:04 |
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