トリノ冬季五輪が華やかに行われているが、一方ではメダルが取れないという嘆きも多く耳にする。世界が相手だから仕方ないが、メダルはそんなに重要だろうか？
プロ野球ペナントレースは負けることが許される。昨年日本一のロッテは49敗もした。試合数が違うから比較するのはおかしいが、五輪やサッカー、大相撲では考えられない。ましてや高校野球のようなトーナメントの悲壮感もない。
今年ロッテに優勝してほしいか？と聞かれたら“当然”と答えるが、それのみを求めているわけではない。多くの巨人ファンのように勝利至上主義を否定こそしないが、肯定もしたくない。
勝ちの固執しないプロ野球に敗者の美学を垣間見る。江夏の２１球！１０・１９最終決戦！、大洋山崎こけしバット、大沢親分の激しい抗議、田淵の笑える走塁、新庄の意味のないジャンピングキャッチ、マリンスタジアムのぬけるような青空。
プロ野球は毎晩の酒の肴だ、飲めない人には毎日の定食だ。
沢山負けて、沢山勝とう！
あーなんて野球は素晴らしいのだろう。
開幕が待ちきれない。

あの日は忘れられませんね。
我々にとって…（ばく？）。
翌日、沼津で阪急の身売りを知り、衝撃でした。
尚、１０・２０は「南海ホークス」最後の日と
なりました。

夜中でつらいけど、オリンピックの生中継を楽しく観ています。

マスコミのメダル有力なんて煽りだと最初から分かっていたし、世界最高の選手が、どのように競技するかを観るだけで満足感は得られます。

野球もそうですけど、どのスポーツでも最高の試合はいいですね。