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名前 田中洌
題名 車谷兆吉『赤目四十八瀧心中未遂』
内容 前々から読むようにすすめられていた車谷兆吉の小説が、偶然、伊勢本洋子さんの書棚にあった。
借りてきて、久しぶりに一日休んで(まるで我が家は、このところ、貧民救済院の様相を呈して日々多忙を極める)読みふけった。
大阪、尼ヶ崎の安アパートで暮らす、得体の知れない住人たちを描いていて、出だしは、ダダイスト新吉の『蝕の字のある、何とか(?)記』を思わせて、興味深い。つまり、うらぶれた底辺の神出鬼没と不埒さだ。
車谷兆吉さんは、たぶん書くために、尼ヶ崎の路地裏に入りこんだ。大卒の会社員崩れで、身を持ち崩して、一本三円で焼き鳥をさしながら暮らしている「私」という設定は、明治・大正期なら、啓蒙小説になったはずだ。
しかし、彼は「書くために」ということは、おくびにも出さない。そこに、ごまかしがある。そのごまかしをどうごまかすか、それが車谷兆吉さんのつらいところだ。必然的に、私小説の伝統のなかへ逃げる。個の観察と意見が縦糸で、ぼくたち底辺のたくましさと得体の知れなさが横糸だ。
つまり、大衆がひそかに待ち望む国民文学の対極に位置する、ありきたりの恋愛小説になってしまった。
「小説をひとつ書くのは、人をひとり殺すくらいのエネルギーがいる」という彼のことばは、書くモチーフのなさをどうごまかすか、というつらさにあるのだ。それは、作られたつらさであって、本当のものではない。彼の、別の小説を求める気になれないのはたぶんそのためだ。

なお、表題作は直木賞を受賞したという。
[249] 2006/09/27/(Wed) 08:29:44

名前 大松新二
題名 いるまんず17号の感想
内容 ご苦労様です。これが地方行政の実情なんですね。今の政治を考えるとこれも仕方がないと思ってしまいます。入間の自然がなくなるのだから住民はこぞって反対すべきなのでしょう。ところが実際はお上に逆らえない。
マスコミに訴えるのが一番効果的なのですが、新聞社は右に倣えで政治の言いなりときている。国民がやる気がないのも無理はない、といういつもの決着に落ち着いてしまう。
全くどうすればいいのかわからないのが現状ですね。しかも安倍政権は早くも失望の声が聞かれていますよ。
[248] 2006/09/26/(Tue) 21:32:31

名前 田中洌
題名 やっと取材を終えた
内容 市議会の一般質問が今日まであった。その取材を先ほど終えて、明日には何とか下書きを書きあげるつもりだ。
47歳の美人ホームレスは、施設に空き部屋ができれば生活保護を受けて収容されることとなった。
社会に対する不信と恐怖から来るおびえを本人が自分自身でどう癒して行くのかが、ひどくむつかしい問題だ。
大多数は、自立できない。スリップ・アウトして、元のホームレスに戻っていく。彼らは自分自身に正直なのだ。自分の気持ちを裏切ることはできないのだ。
役所のケースワーカーはもちろんのこと、NPO法人も福祉ボランティアも、例外なく、転落者を食いものにしているからだ。いや、障害者、高齢者も弱みにつけ込まれて、よってたかって食いものにされているというのが、実態だ。
行政が、それをしっかり援助しているのだ。
相互に、つるんでいるのだ。

[247] 2006/09/14/(Thu) 21:03:13

名前 大松
題名 早い
内容 本当一年が早いですね。今年ももう秋になりました。
でも47歳で生活保護が受けられるのですか?職安ならわかりますが?
総裁選挙は安倍さんでしょうが、なんだか理想論ばかりならべていて誰がなっても同じだろうというのが僕の意見です。
[246] 2006/09/08/(Fri) 20:53:30

名前 田中洌
題名 まる6年
内容 リストラ解雇を食らって、小説に挑戦して今日で6年がすぎた。
一日一日があっという間だ。
今年は、六月からスランプがつづいている。
四ヶ月目だ。
今日は、47歳の別嬪さんのホームレス歴4年目のねーちゃんといっしょに生活保護の申し込みに行く。
気分一新のためにMTBを新調する。(三台目)
来週、二、三取材して、それから瓦版だ。
それが終わったら、海だ。沼津か、日本海か、一週間ほど、海のそばで暮らして、何とか、スランプを抜け出したい。
[245] 2006/09/08/(Fri) 07:30:38

名前 大松
題名
内容 すっかり秋らしくなりました。Keiからまだいるまんずもらっておりませんが田中さん、ご苦労様です。(・∀・)!!
[244] 2006/08/26/(Sat) 13:42:34

名前 KEI
題名 伊勢本さん、ようこそ★
内容 いるまんずのファンのかたですか、有難うございます。
田中氏もますますやる気になられたと思います。
消費税、いったいどうなるのでしょうね。
格差社会……なんの改善もなく、総裁選挙が行われるのでしょうか。
日本の将来はいったいどうなるのか……そういった意味でも
いるまんずは価値のある新聞です。
これからもどうかヨロシクお願いいたします。

一週間ほど東京を離れますので
その間のことよろしくおねがいいたします。

KEI拝
[243] 2006/08/12/(Sat) 12:18:29

名前 田中洌
題名 『草の乱』神山征二郎監督・加藤仲代脚本、他
内容 120年前、秩父で1万人ほどの農民たちが高利貸しに支払い延期を求める嘆願運動に結集し、入れられずに結局武装蜂起にいたった事件というので興味を持って観たが、忠臣蔵、新撰組、玉砕の精神構造の流れを踏襲していて、尾形直人、林隆三の迫真の演技も、悲壮感と義務感のからまわりに終わった。
踏み込むと、9・11や今回の旅客機爆破計画を擁護することになって「教育委員会」や職員組合から後援や協賛を得られないからだろうが、実際は、制作者集団に踏み込むだけの生活実感(事象を実感的に見る眼)がなかったためだろう、と思った。
踏み込みたくても、踏み込めない。それでつくるから、ありふれた考えを無意識のうちに踏襲することになる。そういうときは、真実が見えてくるまでじっとしているに限る。三日でも、三ヶ月でも、三年でもじっとしているに限る。そうしなければ、書くことが知らないうちに、いいわけがましいものになっていく。

べた褒めの、メールをひとつ

●我が家のポストにミニ新聞をお届け頂き有り難うございました。政治がこのように文学的に語られた゛紙゛を私は初めて目にすることができました。「声」、また涙か出るような「犬を探しています」どこかの、想像・創造性のない全国共通チラシのような画一的な文字の羅列にあらず、感動しました。言葉の力を信じます。ハガキにしようかと思いましたが、てっとり早く移動中のケイタイから失礼することに致しました。有り難うございました。伊勢本 洋子。

ぼくの返事

●過分なお褒めのことば、ありがとうございます。
花火の音におびえて行方不明になっていた犬は、グリーンヒルの金沢さんという若い女性の方が保護していました。夫婦で高麗川に泳ぎに連れていってくれたり、ご馳走でもてなしてくれたりして、先日、無事、飼い主(私です)の元へ帰還いたしました。伊勢本さんへ、田中拝。


[242] 2006/08/12/(Sat) 08:09:07

名前 伊勢本 洋子
題名 いるまんず8月号に寄せて
内容 自分以外の人間は、みなリュックをしょって電車に乗り
秩父の山歩きをしていると思っていました。
怒り狂っている人がいることがわかり、嬉しくて。
 入間の住人より
[241] 2006/08/12/(Sat) 01:40:29

名前
題名 誤字
内容 ×暴漢気質 → ○傍観気質

すみませんでした。
[240] 2006/08/10/(Thu) 17:50:36






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