【広告】Amazonからポイント最大10倍冬支度セール

【語・り・場】

文学のこと、投稿した作品のこと、自分の話や他のこと、気軽に何でもお書き下さい。(宣伝・広告は厳禁!)

ホームページへ戻る

名前
Eメール
題名
内容
URL
削除キー 項目の保存


名前 けい
題名 起きてますか〜〜★
内容 オリンピックはじまりましたね!!
開会式ですよ★
わたしは競技はもちろん、開会式もけっこう好きなんです。
閉会式もきちんと観ますよ。
モードの国イタリア、さてはてどんなファッショナブルなセレモニーかな??
[168] 2006/02/11/(Sat) 03:58:49

名前 黄緑
題名 感想です
内容 表と裏の対比が効いている。表は金の使い放題の自治体、裏はホームレスの厳しい実情と、その格差がよくわかる内容だった。
入間市の人口はどれくらいでしょうか。わかりませんが、あの博物館は必要ないですね。裏で金をもらっている業者がいるのですね。調べていけば市長のファミリー企業かもしれませんね。(((T‐T))))))
[167] 2006/02/09/(Thu) 21:20:12

名前 田中洌
題名 才能
内容 昨日は久しぶりにゆっくり休んだ。
朝早く、橋下で暮らしている大貫さんが魔法瓶を持ってやってきた。お湯とコーヒーとホッカロンとバンドエイドがテントに置いてあったのでてっきり私が差し入れしたと思ってお礼をいいに来たのだ。
一昨年の暮れ、クリスマス特集の短編を書こうとして頓挫した作品がある。読みかえしてみると悪くない。女性主人公の顔も年齢もはっきりしないまま何度か手を入れているうちに、少しずつ形になってきた。
無理なこじつけをならしていくには、懸命に突っこむに限る。突っこむと、溶けていく。感覚が反発する部分は、力業でねじ伏せている部分だ。
大貫さんに二つ折りを手伝って貰いながら、印刷するかたわら、近況を聞いているうちに、場面をやはり、このあたりの、つまり、東京から遠い、河川敷に持ってきてはどうかと考えた。しかし、そうすれば、書きたい実際を大きく省かなくてはならず、いろいろ不都合がある。
ぺらぺらの黄色いテントで暮らしても、彼はまるで風邪を引かない。最近は、Jマートのパートの小母さんが、夜、十時頃に賞味期限切れの弁当とかお総菜を持ってきてくれるようになったので、一日二百円で十分やっていけるようになったという。65歳以上なら無料で入浴できる市民湯が、クリーンセンターにあるので週に二度、そこへ行くそうだ。余裕があれば、ちょっと遠いが、250円の銭湯まで出掛けるらしい。
彼は春を待ちわびている。
春になれば、上流まで行ってうぐいをとりたいという。
そんなことを耳にしていると、やはり、ここに「場所」を設定したほうがいいのかもしれないと思い直した。
峠の向こうを湖に水没した部落として、部落の人たちは、湖畔の工場で働く。
子供のとき捨てられて、部落に住んでいた女主人公も、工場の女工宿舎に住み込む。
今は、明日のない六十四歳だ。それとも七十二歳か?
女主人公は、捨て子を拾う。
拾っても、育てていくには、ひとりの力では及ばない。
生活保護か?
いや……待てよ。
そんなこんなを十日ほどでもう一度、設定し直して、それから遠野に行って、もう一度「場所」を構想してみよう。
百枚足らずの作品に二年も掛けて、まだ完成しない。
才能のないということは、ほんとうに辛いことだ。

誤字訂正
「何としても、炭は受けず」→「何としても、炭は売れず」
[166] 2006/02/09/(Thu) 11:36:36

名前 けいでがんす
題名 いるまんず11号届きました!!!
内容 こんばんは〜〜〜!!
寒いっすねえ!明日はまた雪が降りそうなくらい寒いっちゅう〜ことでっせ!
田中さん、届きました!!
いるまんず11号!
いやあ、ホームレスの人たち、寒そうっすねええ!!
最初の“崩壊する2000万人”のとこ、
なにが2000万人なのかちょっとわからなかったです。
ホームレス人口が2000万人と解釈していいんでしょうか??
写真は、迫力がありますね★
この場に居合わせたら、ちょっとびびってしまいそうです。
しかし知れば知るほど世の中、どうなっちゃうんでしょうかね。
この人たちはいったい……
“仕事がない”というより“住所がない””住民票がない”が前段階がありますよね。
先日の裁判で公園も住所要件として認められましたね。明るい一歩だと思います。
あと、前半はなるほど、とうなることも多く、よく調べたな、と思いました。
後半の裏面は文章が身近で、よくわかります。
しかし書き手として、ホームレスと一体化するのでなく
(一体化する部分も必要でしょうが)
突き放してみるのもいいかもしれません。
というのもだいぶ以前、論文をみてもらっていた教師が、
「一元的に書いてはいかん。他面から見ろ」とくりかえし言っておられました。
つまり
「ホームレスの立場」だけでなく
「管理側の立場」も少しあればな、と。
いかがでしょう。
[165] 2006/02/08/(Wed) 22:19:50

名前 黄緑
題名 衰退
内容 ご苦労様です。それにしても日本の権威主義は嘆かわしいものですね。それを煽っているのが出版社じゃ作家は口もはさめませんよ。残念ながら衰退する一途ですね。 (;´Д`)
[164] 2006/02/07/(Tue) 23:36:56

名前 田中洌
題名 ほっと一息
内容 刷り上げて、二つ折りにしておいた2500部の配布を頼み、郵送分33通を局に頼むと、やっと務めを果たした気持ちになった。
明日、あと2000部刷り、それで今月号は終える。
晴れたら出かけようと思っているうちに、なかなか晴れない。
どんよりとして雲が厚い。
久しぶりに小説を開くと、まずい表現やあらが見え、もっとうまい表現はないかと、あれこれやっているうちに、いつの間にか、昼になってしまった。
先日、新聞を縁に、三十数年前知りあった詩人と連絡が取れ、彼が書いた小説を二つ送ってもらった。何を書くかに迷いがあるが、見るべき感銘があった。
昨日の新聞で、文学賞を貰うことが重要で、作品の威力は二の次だと、外国の人が冷ややかに指摘していた。つまり、芥川龍之介も宮沢賢治も、どこに応募しても受賞できないし、出版するところもないだろう、と、この国の文化の、いつも変わらぬ権威主義をやり玉に挙げていた。
五百ほどある文学賞が、自治体や大手出版社の主宰で、官民癒着の思惑に沿わない作品は、消えていく宿命だ。
その宿命を、宿命として受け入れ、覚悟して創作する作家も、いるのだと、その元詩人の二つの作品を読んで知った。
それに、五味川純平の**作『人間の条件』を出した三一書房が長年の労使紛争にけりをつけて、新たな一歩を踏み出した、そのことも、どこにもよりどころのない作家にとっては、励みになるかもしれない。
鴨長明、吉田兼好、井原西鶴、近松門左衛門、川端康成、深沢七郎、三島由紀夫……など、社会的な関心を断念するという苦悶を糧に創作された作品のほうが確かに優れているようだ。
女子供の慰み物というが、断念と引き替えに弱者の気持ちに精通しようとしているからだろう。
社会派作家はもともと歓迎されない。
野間宏も武田泰淳も五味川純平もこれは詩人だか吉本隆明も『不毛地帯』の山崎豊子も、今やまったく、顧みられることはない。
日本は、先進国第三位の15%の貧困層を抱えているという。15%という統計も作為されていて当てにはならないが、少なく見積もっても20%が生活破綻すれすれだろう。それでも、蜂起や暴動は起こらない。江戸時代末期まで頻発した一揆や、明治の米騒動以来、政治はあらゆる不穏な動きを、その芽の段階でむしり取ることに成功している。ファシズムに反対しつづけたドイツの「白い薔薇」のような地下闘争が、日本にはない。
六十年安保も、負けることを前提にした闘争だとして、北方謙三は『あれは幻の旗だったのか』を書いた。彼は、「だれでも、勝つことが怖い」のだという。右を向き、左を向き、我が子を殺め、隣人を撲殺して、狡猾に生きのびてきた貧農層の陰湿さが、それぞれの心の奥深くに根付いているのかもしれない。
ただ、反社会的作家は許容される。無頼派、心中作家、つまり、阿佐田哲也、太宰治、……だ。
もうひとつ、最近思うのは、アメリカの強さだ。
宣教師の娘として中国に入ったパールバックの『大地』や山谷で炊き出しをするキリスト教を見ていると、生活のもっとも厳しいレベルまでかれらが浸透していると認めざるをえないことだ。
仏教は寄付を集め、哀れむだけで、貧困層に目を向けない。辺野古の基地反対闘争でも、キリスト教はいても仏教徒はいない。何々賞を受賞して、社会的な賞賛を貰うことでステップアップすることより、目の前にいる個々の名もない人たちに賞賛されることのほうが貴重だと知っているからだろうか。

以上、とりとめなく……。

●金持ちが金持ちになりすぎると道はひらける。
貧乏人が貧乏になりすぎても、道はひらける。●
        
      パールバック『大地・下巻』より。
[163] 2006/02/07/(Tue) 14:29:31

名前 田中洌
題名 印刷中
内容 今月はねたに困った。
昨日と今日で、何とか書きあげて、今日はトナーがつづくかぎり、印刷だ。
寒いし、風は強いし、寒風に煽られながら、あちこち、取材してまわった。
ほりえもんショックで、素寒貧になった四十過ぎの不動産屋がいた。
株価が下落ても儲かるというシステムがどうしても理解できないが、逮捕を事前に知っていて、ぼろ儲けしたやつらがたくさんいるそうだ。
火曜日までに五千部刷って、段取りを終えてから、その足で、花巻から遠野、釜石を経由して軽井沢まで行く。
柳田国男の『遠野物語』を見て、今書いている小説の「場所」の構想を練り直したいと思ったからだ。
それに、以前新聞で取りあげた、四万坪の田所義朗さんから「来てくれ」とお声がかかった。
柳田国男の『山の人生 抄』の書き出しのエピソードがすごい。

「何としても、炭は受けず、何度里へ降りても、いつも一合の米も手に入らなかった。最後の日にも空手で戻ってきて、飢えきっている小さい者たちの顔を見るのがつらさに、すっと小屋の奥へ入って昼寝をしてしまった。
眼が覚めてみると、小屋の口いっぱいに夕日がさしていた。秋の末のことであったという。ふたりの子供がその日当たりのところにしゃがんで、しきりに何かしているので、そばへ行ってみたら一生懸命に仕事に使う大きな斧を磨いていた。おとう、これでわしたちを殺してくれといったそうである。そうして、入り口の材木を枕にして、ふたりながら仰向けに寝たそうである。それを見るとくらくらとして、前後の考えもなくふたりの首を打ち落としてしまった。」

新聞を出して、一年、面白いといってくれるひとが、ひとり、また、ひとりと出てくるようになった。
駅前カフェ・シオのママは、閲覧ファイルに入れて、カウンターに置いていてくれる。
定期購読者もぼちぼち出てきた。
あと少しで、寒さがやわらぐにちがいない。
[162] 2006/02/05/(Sun) 15:47:01

名前 けいでがんす
題名 もうすぐ遙か、いや、春か。
内容 腰が痛い。
ロデオマシンのやりすぎか!!
書斎の椅子が堅く感じる!!!
前回の講談社、なんか作品の質より書き手のキャラで売ろうとしている気がする。
やはり
次回の直木賞は“たけし”もしくは“中田”、あるいは“モーニング娘。”なんて噂が出るくらい、
話題性重視か!!!
もとヤンキーで、そのあと政治家になって、今は拘置所にいるやつ、なんてな話題性を求めているのだろうな??
[161] 2006/02/05/(Sun) 14:41:03

名前 大松新二
題名 島に
内容 まだまだ寒いですね。沖縄もだいぶ変わりましたね。かつての面影は島の方にいくとまだまだ感じます。(・∀・)!!
[160] 2006/02/03/(Fri) 19:44:18

名前 田中洌
題名 ティーチイン沖縄に参加して
内容 沖縄タイムスの長元朝浩さんの、取材現場からの報告は、淡々としていて実感があった。
いや、確かに、アメリカが押しつけた平和憲法が、今、足かせとなって立ちはだかっているのだろう。
そのために、周辺事態法を整備し、メディアを取り込み、基地を押しつけなくてはならない。行く先が破滅であるか一時凌ぎかどうか知らないが、政治は政治の向かうべき方向に向かっているようだ。
だれもが平和を愛しているというのに、国政の現場は、総力を挙げて戦争の出来る国にしなくてはならないらしい。
長元さんはいう。
「米国は中国台頭に警戒感が強い。米国が動く。日米同盟も連動して動く。そのとき、外交的自立性があるのか。ロングピースのつづくヨーロッパとちがって東アジアは熱戦があった。次の何十年も事後処理などで不安定化していく」
防衛庁事務次官、外務省審議官、沖縄アメリカ総領事館レポートなど……、の具体を耳にしているうちに、父と同じ世代を生きた国民作家・五味川純平の註を思いだした。

「かつての日本と相似形の武力を使って政治主張を強要する現代の米国政府の極東政策の底には、長年月の、多様な多数の民間人のアジア諸地域への浸透の事実がひそんでいる。アジアだけではあるまい。日本はかつてドイツの驥尾に付して、対米交渉を誤った。今、米国の極東政策を洞察しえぬまま米国外交に追従し、対中国政策に同じ過誤を犯そうとしているのではないか」(1971年『戦争と人間』Vol.13、註「日米交渉」)

そういわれても、それっきりである。
私にも、父たちと同じように国政の動きに抗う有効な手だてはない。
文句をいい、書き、座り込みをして逮捕され、沈黙を押しつけられる。集会に参加し、散り散りになって帰ってくる。あるいは、爆弾を腹に巻いて飛び込むのか。
どうあがいても、どうすることもできやしない。
そして、もし、戦争に巻き込まれるときが来たとしたら?
まさかと思うが、もし、戦争が来るのだとしたら、あの15年戦争のときと同じようにできるだけ危険から遠ざかり、管理し、命令し、戦争を押しつける側にすり寄ろうと努力するより他にない。できるだけ安全圏に身を置き、焼き殺される犠牲者に哀悼を捧げる側にしがみつくより他にない。
私は入間基地、米軍横田基地の近くに住んでいる。
だから、許されることなら国外に逃亡したい。それが一部の人たちにしか許されないのであれば、結局いっしゅんの閃光を浴びてこの地で消滅するより他はない。
質疑の流れのなかで、沖縄のひとがいった。
「沖縄も沖縄で自立するときに来ている……」
私たちもそれぞれの持ち場で自立するよりないのかも知れない。
効果が何一つないであれ、共感する人たちが少数であれ、注視して欺瞞を暴き、嘘を嘘といい、こじつけをこじつけといい、ごまかしをごまかしといいながら戦い、少なくとも目を見開いたまま死んでいくほうがいいのかもしれない。
そういうふうに思っていくと、そうできる人たちがまだこの世にいると知るだけで、今の私には十分のような気がした。
[159] 2006/02/01/(Wed) 09:10:12






Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】Amazonからポイント最大10倍冬支度セール
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板