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HOME杜の日記森番のギャラリー杜のベンチ杜のポスト

こちらは皆様の作品を投稿頂くための掲示板です
五行歌 俳句 短歌 現代詩などジャンルは問いません

※ 長いエッセイ、小説などについては『杜のポスト』より直接ご送稿下さい

ネット上のマナーを守られた上で、
どうぞ、ご自由にお書き下さい

 

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sora [ Home ] [ Mail ]
ネット投稿自体初めてで、枠をはみ出してしまい、どう削除して良いか分かりませんでした。
添削、ありがとうございます。
書き直してみます。
No.168 2008年06月16日 (月) 08時38分

 

sora [ Home ] [ Mail ]
 夏の朝まだき 
 垣根の白薔薇が
 幾重かの花びらをほどいている
 ゆうべの驟雨の露を置いたまま

 夏の蒼い夕方
 花びらが散っている
 白蝶のむくろとなって
 芝生の上に点々と

 風もなく白薔薇は散った
 かすかな香りも残さずに
 季節が移ろうように
 人も変わり去っていく

 秋の夕暮れ
 白薔薇は灯し火色の実を点す
 戻らぬ人を待って
 垣根に幾つも小さな火影を掲げる


*初めての投稿です。よろしくお願いいたします。


 
No.166 2008年06月15日 (日) 20時26分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
 sora さん、いらっしゃい。素敵な詩を有難う。
 去った人への想いを、垣根に咲いた白薔薇に仮託したのでね。
 散り敷いた白薔薇の花びらを「白蝶のむくろ」に、薔薇の赤い実を「小さな火影」に喩えるなど、随所に才能の閃きを感じました。
 
 このコーナーは「ギャラリー」と呼んではいますが、完成された曲を披露するというより、エチュードを演奏していただき、それに私が講評を加えるという一種の道場です。失礼で厳しいことを言う事もありますが、予めご了承くださいね。

 中国の『戦国策』という古い書物に、こんな話が出ています.
蛇の絵を描く競争で、早く描き終わった男が時間が余ったので足を描き足したところ、それは蛇に非ずと失格になってしまった.
この故事から、余分なものを付け足すことを表す「蛇足」という成句が生まれました。詩の世界でも同じです。自分の気持ちを読み手に伝えるためには、余分な表現をできるだけ削ぎ落とすことが大切です。水を遠くに飛ばすためにホースを強く握るでしょ。
同じように詩には圧縮が必要なのです。あなたの詩は一つひとつの言葉を飾りすぎて、削るべき冗漫な部分が多いように思います。あなたの作品の前半を、次のように添削してみました。いかがですか。

  夏の朝まだき 
  垣根の白薔薇が咲いた
  花びらに
  夜来の露がひかる

  夕べ
  薔薇は白蝶の骸(むくろ)となって
  芝生の褥(しとね)に
  点々と散る

 こんな調子で、後半はご自分で推敲なさってみてください。
 
No.167 2008年06月16日 (月) 06時18分

 

小笠原 澪 [ Home ] [ Mail ]
ガラガラ と
何かが崩れていく
深層に走る深い亀裂
秋葉原事件は
余震の一つに過ぎない
No.163 2008年06月15日 (日) 00時32分
小笠原 澪 [ Home ] [ Mail ]
ご示唆に従って、初めて五行詩というものを
作ってみました。未だ、作品と言えるものでは
ありませんが、厳しいご指導をお願いします。
No.164 2008年06月15日 (日) 00時40分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
 初めての五行詩とは思えない出来栄えです。素晴らしい。
 秋葉原で起きた無差別札事件は、背後に教育、家庭、IT
社会など、様ざまな問題の伏在が指摘されています。それを
「深層に走る深い亀裂」と表現した viewpointが鋭いです。
ガラガラというオノマトペで書き出した詩形も良かった。
3句に「社会の深層に走る亀裂」と、社会という言葉を
入れたほうがいいでしょうね。
No.165 2008年06月15日 (日) 13時57分

 

小笠原 澪 [ Home ] [ Mail ]
  【短歌】

人殺すナイフを
笑ひつつ
買へる
男を映す
深夜のテレビ
No.161 2008年06月12日 (木) 17時36分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
 秋葉原無差別殺人をとりあげたのですね。大量殺人の凶器を笑いながら買う容疑者、それを繰り返し放映するTV…この事件の背景を象徴的にとらえた着眼点がいいですね。殺人にしか使わないラガーナイフが自由に流通していること、治外法権化した秋葉原のホコ天などなど、日本社会の歪が一挙に噴き出した感じがします。
 短歌としては、調子がややぎこちないですね。こういうテーマは口語体の五行詩のほうが適しているかもしれませんよ。こんど挑戦してみて下さい。
No.162 2008年06月14日 (土) 04時41分

 

塩沢みづき [ Home ] [ Mail ]
  【俳句】

水無月の伊那谷に水あふれゐて

城址の坂をのぼれば遠郭公

郭公や花の終はりし古城址

月いでよ仏法僧も鳴きいでぬ

十薬や絵島の墓は傾ぐまま

No.157 2008年06月10日 (火) 08時02分
塩沢みづき [ Home ] [ Mail ]
作文塾では、いつもお世話になっています。
未だ自信はありませんが、勇気をふるって
投稿させていただきました。
 どうぞ、よろしくお願いもうしあげます。
No.158 2008年06月10日 (火) 08時05分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
 みづきさん、だいぶ上達されましたね。お父さまが俳人だから
DNAを受け継いだのかな。これは高遠城址の吟行のようですね。
あそこには師の木俣修先生の歌碑があるので、よく行きますよ。
歴史博物館の北原館長も、よく存じ上げています。(閑話休題)
@水無月と「水あふれ」の対照が面白いです。
A遠郭公とは遠くから聞こえる郭公の声。あの急坂を登りきったとき、聞こえてきたのですね。
B高遠は小彼岸桜で有名ですが、花が散れば何も無い処。寂しさが伝わってきます。
C荒涼とした古城址の夕べ。せめて月でも上がってくれ、ほら仏法僧も鳴き出したよといった心境でしょうか。
Dこれが、いちばんいいね。小さく傾いだ墓と十薬(ドクダミ)の花に、絵島の悲劇的な生涯が偲ばれます。
No.159 2008年06月10日 (火) 14時03分
塩沢みづき [ Home ] [ Mail ]
ご指導、有難うございました。
 作文塾だはエッセイと俳句を教えていただいて
いますが、これからは短歌もみていただきたいと
思っています。よろしきお願いいたします。
No.160 2008年06月10日 (火) 19時51分

 

田林勝子 [ Home ] [ Mail ]
大変なポカです。
やはり指摘されました。恥ずかしい詩です。
迷ったときは、じっくり推敲しないといけませんね。

今後、気をつけます。
有難うございました。
No.156 2008年06月09日 (月) 22時17分

 

小笠原 澪 [ Home ] [ Mail ]
 【短歌】

姑(はは)の臥す
離れの背戸に
夕さりて
どくだみの花
白じらと咲く
No.148 2008年06月07日 (土) 05時58分
小笠原 澪 [ Home ] [ Mail ]
お早うございます。五行詩は未だ自信がございませんので、詠み馴れた短歌で「どくだみ」を詠ってみました。宜しくお願いします。
 それからちょっとお伺いしますが、作文塾で添削していただいた作品を、この「杜のギャラリー」に投稿しても宜しいでしょうか。
No.149 2008年06月07日 (土) 06時09分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
 澪さん、ドクダミの歌を有難う。私の日記に合わせてくれた即詠でしょうが、よく出来ています。
 お姑さまは、離れで病み臥しておられるのですね。夕かげの中でひっそりとながら凛とした気品を失わず咲くドクダミの花に、お姑さまの面影を重ねられたのですね。調子も整っていて品格のある作品です。
No.150 2008年06月07日 (土) 13時47分
小笠原 澪 [ Home ] [ Mail ]
 お褒めいただいて嬉しく存じます。シチュエーションは、ほぼ先生のおっしゃったとおりです。姑は秋に米寿を迎えますが、昨年末から体調を崩して療養中でございます。
 この歌は4句が「卯の花白く 咲き匂いけり」でしたが、先生の日記を拝見して「どくだみ」に変えてみました。このような虚構はいけませんでしょうか。
 いろいろ有難うございました。
No.152 2008年06月08日 (日) 06時24分

 

宮坂ちひろ [ Home ] [ Mail ]
河童忌の蜘蛛所在なくぶら下がり

舞妓ふたり辻利にならぶ加茂祭

鈍行に乗れば西日のあかあかと

薬師寺に菩薩は居らず木下闇

太宰忌や三鷹を過ぎて雨となる

No.144 2008年06月06日 (金) 16時37分
宮坂ちひろ [ Home ] [ Mail ]
ご無沙汰しています。
 雑俳五句送らせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
No.145 2008年06月06日 (金) 16時40分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
 智尋さん、いらっしゃい。あなたは短歌だけでなく俳句もなさるのですね。なかなか良い句ですよ。
@芥川の作品中の蜘蛛は何かと忙しいが、眼前の蜘蛛は所在なしということですか。なかなか面白いです。
A辻利は京都の有名な甘味処、加茂祭は葵祭のことですね。京の風情が出ています。
B特急の旅は先を急ぐから窓外に眼をむけることもない。赤い夕陽の美しさを愛でられるのも鈍行なればこそ。いい句です。
C日光・月光菩薩は東京国立博物館にご出張中、留守の薬師寺は思いなしか木下闇もひときわ深いという句ですね。
D三鷹を過ぎるとき俄かの雨。ふっと三鷹・禅林寺への連想から桜桃忌を思い出したのですね。これがいちばんいい句です。

 強いて難点を探せば、何れの作品も些かゼネラリティーに欠ける点です。@では『蜘蛛の糸、Aでは辻利や加茂祭、Dでは三鷹・禅林寺での桜桃忌のことなどを知っている人でないと完全理解は難しいでしょう。あまり薀蓄に頼らないで作句してみて下さい。
No.147 2008年06月06日 (金) 20時49分
宮坂ちひろ [ Home ] [ Mail ]
ご丁寧なご指導、有難うございました。ご指摘いただいたことを胸に、原点に戻ってやり直したいと思います。
No.151 2008年06月07日 (土) 19時33分

 

八巻香織 [ Home ] [ Mail ]
二千キロの
海越えてきた
アサギマダラ
優しく迎えて
卯の花匂う
No.141 2008年06月03日 (火) 20時14分
八巻香織 [ Home ] [ Mail ]
 みなさま、しばらきです。
 再開、嬉しいです。
また宜しくお願いいたします。
No.142 2008年06月03日 (火) 20時17分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
 香織さん、しばらくです。お元気でしたか。
 アサギマダラは、私も大好きな蝶です。長距離の海を渡る蝶として有名ですが高地にも適応できるようで、若いころ3000m級の山でよく見かけましたよ。卯の花はちょうど今ごろ咲いている花で、ひときわ香りの高い花ですね。長旅をしてきたアサギマダラが、甘い香りの卯の花で一休みしている光景が目に見えるようですね。4句の「優しく迎えて」が、よく利いています。
No.143 2008年06月04日 (水) 12時26分

 

田林勝子 [ Home ] [ Mail ]
一駅ごとに
脱ぎ捨てる
旅衣
妻に戻り
母に戻る

No.127 2008年05月30日 (金) 00時26分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
 いい作品ですね。同窓会か何かの旅の帰途でしょうか、はしゃいだ気持ちが次第に静まって妻であり母である自分に還っていく姿が、たいへん巧みに詠われています。詩形もきちっと決まっています。これまでのあなたの作品の中で3指に入る秀作ですよ。
No.128 2008年06月01日 (日) 12時49分
恵 [ Home ] [ Mail ]
帰途につくときの侘しさのようなものがよく伝わってきます。
私の旅は支度の段階ですでに始まっているようなもの。未知の出来事が待っていることを思うとそれだけでもワクワクしますもの。
しかし、日常に戻ることへの安堵感というのも無意識のうちにあるのかもしれません。帰巣しようとする女ごころでしょうか。
それがあるからまた旅の楽しみは繰り返されるのかもしれませんね。
No.129 2008年06月02日 (月) 00時50分
田林勝子 [ Home ] [ Mail ]
先生へ
過分のお褒めに預かり、とても嬉しいです。閑古鳥が鳴こうが、出がらしのお茶でも、不味い団子でも、美味しく思う人達もいるのです。そして元気を取り戻すのです。くよくよ考えすぎませんように、でんと構えていてください。
私もこのところ、閑古鳥が鳴きっぱなしの状態です〔お店のこと)時々ギャラり-へ伺います。ご指導よろしくお願いいたします。お手柔らかに!
No.136 2008年06月02日 (月) 21時37分
田林勝子 [ Home ] [ Mail ]
恵 様
歌会、お店と忙しく、失礼いたしました。
ご感想を頂、光栄です。
楽しかった旅の帰路は、現実に戻る自分に、心が沈み同時に、安堵感と疲れと、複雑な心境に支配されます。いつかこの心境を詠いたかったのです。これからもよろしくお導き下さい。こんどは、辛口でも素直に、お受けいたします。
有難うございました。
 
No.137 2008年06月02日 (月) 21時58分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
 恵さん、田林へのご歌評、有難うございました。私からも御礼を申し上げます。これからも後進へのご指導、宜しくお願い致します。
No.140 2008年06月02日 (月) 22時31分

 




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