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八巻香織 [ Home ] [ Mail ] | ||||||
駒ケ岳の
山襞に残る残雪が 馬の形になった 麓の田んぼでは 田植えが始まる |
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No.200 2008年07月02日 (水) 08時20分 | ||||||
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sora [ Home ] [ Mail ] | ||||||
紫陽花の谷
雨の夜 紫陽花の谷をゆく ワイパーが雨滴を拭うあいまを 淡色の思い出が ヘッドライトに浮かびあがっては流れ去る この深い海のどこからか 湧くように 次々と 海の底深く沈んでいた記憶が 浮かび上がっては過ぎる こんなにもたくさんの花を忘れていたのか 母よ 父よ 乳飲み子の私よ やがては私も海の底深く沈む 私が愛した人たちは悲しんで 探し尋ねてくるだろう その時のため 私も咲かせよう 愛する人の涙を吸い込んでは優しい色に変わる花を たわたわと たっぷりと 雨降る夜 紫陽花の谷に 過ぎたことの淡く優しく 浮かんではすぎてゆく *いつも ありがとうございます。先回の先生の批評文派、そのものが詩だと思いました。また厳しくご批評お願いいたします。 |
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No.192 2008年06月30日 (月) 10時13分 | ||||||
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田林勝子 [ Home ] [ Mail ] | ||||||
骨まで愛してと
呟く鮎 しなやかに串を刺し 初鮎を 焼く |
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No.153 2008年06月09日 (月) 11時19分 | ||||||
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田林勝子 [ Home ] [ Mail ] | ||||||
一人夜に聞く
遠雷は あなたの鼓動 いつの間にか 通りすぎていた |
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No.187 2008年06月26日 (木) 23時03分 | ||||||
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木村直之 [ Home ] [ Mail ] | ||||||
(短歌)
遥かにも 来つるものかな 峠道 振りさけ見れば 麦秋の海 |
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No.184 2008年06月24日 (火) 14時54分 | ||||||
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sora [ Home ] [ Mail ] | ||||||
硬く透明な空気を通り
光あまねく空に満ちる 遠く丹沢の峰々の薄い雪さえ 青を映す二月の空 忘れるべきをからりと忘れて 新しいページを開いたような青空だ なお痛みの去らない心に 冴えかえる空は無音で 悲傷ばかりがこだまする |
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No.179 2008年06月19日 (木) 13時47分 | ||||||
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磯貝あずさ [ Home ] [ Mail ] | ||||||
爺ちゃの写真が
ガタンと落ちた 避難所に着いてから 父がぽつりと言った 地震知らせてくれただべ |
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No.177 2008年06月19日 (木) 06時58分 | ||||||
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田林勝子 [ Home ] [ Mail ] | ||||||
飛び込んできた
訃報 無意識に マニキュアを落とし 口紅をふき取る |
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No.175 2008年06月19日 (木) 00時32分 | ||||||
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藤森かずゑ [ Home ] [ Mail ] | ||||||
【短歌】
抱き起こしたくなるような 露草を 無残に踏みて ママチャリが 行く |
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No.170 2008年06月16日 (月) 13時34分 | ||||||
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小堀 翠花 [ Home ] [ Mail ] | ||||||
【俳句】
灯を消して夕星惜しむ端居かな ■夕星=ゆふづつ 呼鈴を押せば恋猫離れけり 狼藉もときに美し薔薇散華 あじさゐの一揺れ蝶を生みにけり 地震痕の早苗の無残千枚田 ■地震=なゐ |
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No.169 2008年06月16日 (月) 13時21分 | ||||||
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