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HOME杜の日記森番のギャラリー杜のベンチ杜のポスト

こちらは皆様の作品を投稿頂くための掲示板です
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ネット上のマナーを守られた上で、
どうぞ、ご自由にお書き下さい

 

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八巻香織 [ Home ] [ Mail ]
駒ケ岳の
山襞に残る残雪が
馬の形になった
麓の田んぼでは
田植えが始まる
No.200 2008年07月02日 (水) 08時20分
八巻香織 [ Home ] [ Mail ]
ご無沙汰しています。
 これは先々月つくった作品です。
 田んぼの稲は、もうすっかり大きく
なりました。我が家では子鴨を入れて
鴨農法をやっていあます。
No.201 2008年07月02日 (水) 08時24分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
香織さんの近くですと甲斐駒ケ岳ですね。故郷の伝承を
踏まえた内容が素敵です。全体のリズムも結構ですね。
 今でも残雪の雪形で農事を決めているのかと、ちょっと
驚きました。若いころ民俗学の面から雪形を調べたことが
ありますが、馬、蝶、兎、鳥、種まき爺さんなど、いろいろ
ありますね。
No.204 2008年07月02日 (水) 17時41分

 

sora [ Home ] [ Mail ]
       紫陽花の谷

雨の夜 紫陽花の谷をゆく
ワイパーが雨滴を拭うあいまを
淡色の思い出が
ヘッドライトに浮かびあがっては流れ去る
この深い海のどこからか
湧くように 次々と

海の底深く沈んでいた記憶が
浮かび上がっては過ぎる
こんなにもたくさんの花を忘れていたのか
母よ 父よ
乳飲み子の私よ

やがては私も海の底深く沈む
私が愛した人たちは悲しんで
探し尋ねてくるだろう
その時のため
私も咲かせよう
愛する人の涙を吸い込んでは優しい色に変わる花を
たわたわと たっぷりと

雨降る夜
紫陽花の谷に
過ぎたことの淡く優しく
浮かんではすぎてゆく



  *いつも ありがとうございます。先回の先生の批評文派、そのものが詩だと思いました。また厳しくご批評お願いいたします。
No.192 2008年06月30日 (月) 10時13分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
紫陽花の谷は 追憶の世界
そこへの扉は 敲いても開けられない
不意に
雨の夜のワイパーの向こうを過ぎる
ヘッドライトのように
突然現れては 不意に消える

砂浜には
思い出の足跡が鮮明に刻まれたている
なぜか私は
それらに眼を背け
海の底深く沈んだ
思い出を捜そうとしている
あるはずのない 
乳飲み子だった 私の足跡を

雨降る夜の紫陽花の谷
すれ違った車の一瞬の光芒の中に
浮かんで消えた
乳飲み子だった私の記憶

それを 
もう一度手繰り寄せるには
思い出の海は
あまりにも深い

 以上が私の感想です。Soraさんの心の奥底まで覗けたかどうか判りませんが、私の心に強いインパクトを与えたことは確かです。あなたの作品を拝見しながら、ふっと昨夏訪ねた茨城県赤浜海岸を思い出しました。此処は昔、手綱ヶ浜と呼ばれた処です。断崖近くに歌碑が建ち、万葉歌人、高橋虫麻呂の歌が刻まれていました。「遠妻し 高にありせば 知らずとも 手綱の浜の 尋ね来なまし」…この歌の意味は、「今は亡き妻が、せめてこの高の里(現・高萩市)付近にでも着ていたならば、道はよく知らなくても手綱ノ浜で尋ねて来ようものを」です。

No.193 2008年07月01日 (火) 03時06分
sora [ Home ] [ Mail ]
これは、別の新しい歌だと思います。
発想は似ているようで違って、そして新しい別の詩心だと思います。私の歌とは違っても、次の歌を産むことができる歌は少ないと思いますので、とてもうれしいです。
また頑張って作ってみます。
No.196 2008年07月01日 (火) 14時42分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
私の詩評を「とてもうれしい」と言ってくれてありがとう。
 芸術において表現は重要な要素ですが、あくまでも手段に過ぎません。大切なことは作者が、伝えるべき何かを持っている詩人であるかどうかです。未だ2作しか拝見していませんが、sora さんは、紛れもなく詩人だと思います。恵まれた感性に、ますます磨きをかけて下さい。
No.197 2008年07月01日 (火) 16時57分

 

田林勝子 [ Home ] [ Mail ]
骨まで愛してと
呟く鮎
しなやかに串を刺し
初鮎を
焼く
No.153 2008年06月09日 (月) 11時19分
田林勝子 [ Home ] [ Mail ]
骨まで愛してと
呟く 香魚
しなやかに串を打ち
初鮎を
焼く
No.154 2008年06月09日 (月) 13時41分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
「骨まで愛して」というフレーズが面白いですね。時間をかけて焼いた鮎は、実際に骨まで食べられますものね。

 3句の「しなやかに串を刺し」がいけません。しなやかな魚体に串を刺すという意味でしょ。これだと「しなやかに」という副詞が「串を刺し」という行為を修飾することになってしまいます。2句と3句の鮎の重複も、できれば避けたほうがいいでしょう。こんなのはどうかな。

 しなやかな姿態で
 骨まで愛してと
 呟いている
 さればと
 初鮎を焼く

 
No.155 2008年06月09日 (月) 18時08分
久須美 [ Home ] [ Mail ]
「骨まで愛して」は、目新しいものではなく、よく知られているフレーズです。
評者は、「しなやかに串を刺し」の「しなやか」を、魚体を指して表現しているように解釈したようですが、死んだ鮎を「しなやか」とすることはないでしょう。
鮎に串打つときの右手の動きに注目しましょう。
No.190 2008年06月28日 (土) 12時17分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
 初めまして。書き込み、有難うございます。「骨まで愛して」というフレーズが目新しいものでないことは、私も十分に承知しています。しかし私は「目新しい」などとは言っていませんよ。「面白い」と言ったのです。焼きたての若鮎に頭からかぶりついて骨ごと食べるのは最高です。そうした食べ方への掛詞として「骨まで愛して」が面白いと書いたのです。
 次に久須美さんは、釣りたての鮎に串を打った経験がありますか? 或は「瀬を上る形のままに鮎焼かる」という句をご存知ですか? 死したりとはいえ、鮎はしなやかで美しいですよ。要するに死んだ鮎を<しなやか>と見るか見ないかは、その人の感覚の問題ということでしょうか。

 ご意見、有難うございました。またお立ち寄り下さい。

 追伸 あなたの場合は違うと思いますが、最近、ある一派から匿名で中傷的なメールや書き込みが行われるようになりました。その目的や人物はほぼ特定していますが、匿名の場合、善意の第三者との区別がつきません。あまりひどいものは削除していますが、それよりも書き込む際に身分を明かしていただくほうが良いと思います。公開を憚るのであれば個人的なメールでも結構です。自己紹介をなさって欲しいのです。

 
No.191 2008年06月28日 (土) 18時33分
ぼっちゃん [ Home ] [ Mail ]
「しなやか」+「に」 で、うしろにある動作にかかっているのだね。
No.194 2008年07月01日 (火) 03時43分
田林勝子 [ Home ] [ Mail ]
釣りたての鮎は、銀色に輝き、美しいものです。
今回の愚作は、私の責任です。如何様に感取下さっても結構です。村瀬様はじめ、皆様からご意見を頂まして、心より感謝申し上げます。
今後ともご指導をお願いいたします。
No.195 2008年07月01日 (火) 10時49分

 

田林勝子 [ Home ] [ Mail ]
一人夜に聞く
遠雷は
あなたの鼓動
いつの間にか
通りすぎていた
No.187 2008年06月26日 (木) 23時03分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
だいぶ良くなりましたよ。でも未だまだ中途半端なところがあるね。五行詩は文芸で日記や私文書ではない。大胆にフィクションの世界を描いていい。男性が女性の立場で詩作してもいいし、貞淑な女性が不倫の詩を創っても一向に構わないんですよ。あなたの作品を次のように添削してみました。これを参考にして、ご自分なりに推敲してみて下さい。

   独り寝に聞く
   遠雷は
   あなたの鼓動
   私を目覚めさせただけで
   通り過ぎてゆく
No.188 2008年06月27日 (金) 04時37分
田林勝子 [ Home ] [ Mail ]
いつも有難うございます。
 いつも何か足りない、余韻のない歌ばかりになってしまいます。人並み以上の激しい性格を持っている私ですが、胸の奥に畳み込んでしまいました。これからは少し大胆になります。そうしないと、これ以上の上達は無いと思います。
よろしくご指導をお願いいたします。






No.189 2008年06月27日 (金) 09時46分

 

木村直之 [ Home ] [ Mail ]
   (短歌)

 遥かにも
 来つるものかな
 峠道
 振りさけ見れば
 麦秋の海
No.184 2008年06月24日 (火) 14時54分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
 所用のためレスが遅れて済みません。
 テーマもリズムも雄大で結構ですが、措辞に
(言葉の遣い方)にもう少し注意しましょう。
 この歌は峠の上から、自分が登ってきた道を
振り返っているところですね。そうだとすると
「振りさけ見れば」は適切な措辞ではありません。
この言葉には仰ぎ見るというニュアンスが含まれて
いるからです。
「麦秋の海」も不適です。稔った麦畑を金色の海と
形容したかったのでしょうが「麦秋」は季節を表す
季語ですから、そのまま「麦秋の頃の海」という
意味になってしまいます。
 他人の作品の中から優れた語彙を見つけ、それを
模倣するのは決して悪いことではありませんが、
サル真似は駄目ですよ。
No.185 2008年06月26日 (木) 07時35分
木村直之 [ Home ] [ Mail ]
 ご指導、有難うございました。
 ひとつひとつ納得できるご指摘でした。
お言葉をいただいてから、後半を次のように
作り変えてみました。

  遥かにも
  来つるものかな
  峠道
  見下ろす村に
  麦の穂揺れる

 追伸 先日ご指導いただいた創作につきましては、
 構成を変えて改めて書き直しています。7月半ば
 までには完成するよていでいます。宜しくお願い
 申し上げます。(木村直之)

No.186 2008年06月26日 (木) 19時19分

 

sora [ Home ] [ Mail ]
硬く透明な空気を通り
光あまねく空に満ちる
遠く丹沢の峰々の薄い雪さえ
青を映す二月の空

忘れるべきをからりと忘れて
新しいページを開いたような青空だ

なお痛みの去らない心に
冴えかえる空は無音で
悲傷ばかりがこだまする
No.179 2008年06月19日 (木) 13時47分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
二月は、心に創を持つ者にとって哀しい季節です。
料峭の風は肌を刺しても、間もなく南風に変わるでしょう。
遠峰の残雪もやがて消え、季節は確実に新しいページを開く。
こうした自然の輪廻の確実な足音にもかかわらず、傷ついた
心の傷が癒えることはない…早春なればこそ感じる悲傷の
想いが測々と胸に迫ります。
 心を打つ詩です。悲傷の想いがもう少し具体的に表現されて
いたら、もっと訴求力が増したでしょうね。

sora さんは、短歌もお作りになりますか? 措辞と
内在律に短歌の感触を感じます。もちろん良い意味で…。
No.181 2008年06月19日 (木) 17時20分
sora [ Home ] [ Mail ]
ありがとうございます。つたないものを読んでくださって望外の批評もいただいて感謝しています。
仰る通り、短歌をやっていました。でも飽き足らず、詩を書きたいのです。事実ある詩人にこの詩を読んでいただいたら、これは短歌だ、抒情ばかりで叙事がない、とこてんぱんにけなされました。それで詩と歌が分からなくなり、困っております。人の心を打てばどちらでもいいと思うのですが。
No.182 2008年06月20日 (金) 07時45分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
sora さんは、どちらにお住まいですか。いま私たちは五行歌という短詩をやっています。口語短歌運動の系譜上にあるものですが七五調などの制約は一切なく、一行一息の長さのフレーズを5行並べるだけ。もちろん俳句のような季語もありません。短歌や俳句、自由詩から転じた人もいますが、これまで詩とは無縁だった方もおおいです。来週火曜日が定例会です(下記)。よろしかったら見学にいらっしゃいませんか。区民館受付で「五行歌の麹町倶楽部」とお尋ね下さい。
           記

◎麹町倶楽部(112回)のお知らせ
 梅雨なのに、この晴れ〜このままいくのでしょうかね。
来週は麹町です!
 6月24日(火)6時半から
 会場:麹町区民館・洋室D
 千代田区麹町2−8 
 TEL/03−3263−3831
 最寄り駅/地下鉄半蔵門線・半蔵門駅から徒歩5分(出口5)
 /地下鉄有楽町線・麹町駅から徒歩5分 (出口3)


No.183 2008年06月21日 (土) 05時05分

 

磯貝あずさ [ Home ] [ Mail ]
爺ちゃの写真が
ガタンと落ちた
避難所に着いてから
父がぽつりと言った
地震知らせてくれただべ

No.177 2008年06月19日 (木) 06時58分
磯貝あずさ [ Home ] [ Mail ]
 先日は、お見舞い有難うございました。
 震度5弱でしたが、戸棚の茶碗が割れた程度で
幸い大した被害はありませんでした。
 やっと少し落ち着きましたので、こんな歌を
作ってみました。よろしくお願いします。
No.178 2008年06月19日 (木) 07時04分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
 地震の被害が大したことなくて良かったですね。
 その体験を早速、作品に纏めた心がけは立派です。
「地震知らせてくれただべ」の結句に、お父さんの
お気持ちが籠められていますね。「爺ちゃ」という
土地言葉が、土の匂いを感じさせて効果的でした。
ついでに3句の「父」も土地言葉で表現したほうが
良かったですね。
 未だ余震も続いているようです。お気をつけて
下さいね。
No.180 2008年06月19日 (木) 16時03分

 

田林勝子 [ Home ] [ Mail ]
飛び込んできた
訃報
無意識に
マニキュアを落とし
口紅をふき取る
No.175 2008年06月19日 (木) 00時32分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
 う〜ん、少しリアリティーが足りないかな。
「訃報」までの前段と、「無意識に」以下の後段との間に
ギャップがあり過ぎる。昨今は葬儀のときもマニキュアは
ともかく薄化粧くらいはするのではないか。訃報を聞いた
だけで「マニキュアを落とし/口紅をふき取る」というのは
大袈裟過ぎる気がする。加うるに前段の「飛び込んできた/
訃報」が常套句だから、よけいに後段が浮いてしまったんだ。
あまり良い添削ではないが、例えば次のようにすれば現実感が
出るのではないかな。参考にして下さい。

  電話で知らされる
  ○○の死
  思わず
  ひきかけていた
  口紅をふき取る
No.176 2008年06月19日 (木) 05時12分

 

藤森かずゑ [ Home ] [ Mail ]
【短歌】

抱き起こしたくなるような
露草を
無残に踏みて
ママチャリが
行く
No.170 2008年06月16日 (月) 13時34分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
 狭い農道のような処でしょうか。夜来の雨か風に打たれて倒れかかっている露草。それに想いを寄せている作者の脇を、自転車で踏みつけるように走り去る人。微妙な心の動きを、淡々とうまく描いています。
No.172 2008年06月17日 (火) 04時31分
藤森かずゑ [ Home ] [ Mail ]
いつも、ご指導を有難うございます。短歌を始めて
3年になりますが、まだ手探りの状態です。
 先日ご相談しましたように主人は歌集に纏める事を
勧めてくれますがいまだ決心がつきません。その折は
宜しくお願いいたします。
No.174 2008年06月18日 (水) 14時32分

 

小堀 翠花 [ Home ] [ Mail ]
  【俳句】

灯を消して夕星惜しむ端居かな  ■夕星=ゆふづつ

呼鈴を押せば恋猫離れけり

狼藉もときに美し薔薇散華

あじさゐの一揺れ蝶を生みにけり

地震痕の早苗の無残千枚田   ■地震=なゐ

No.169 2008年06月16日 (月) 13時21分
杜詩夫 [ Home ] [ Mail ]
@「夕星惜しむ」が利いていますね。
A訪問客のベルに、庭先の恋猫たちがぱっと離れる瞬間がよく描かれています。
B散り敷いた花屑を狼藉とし、更に今日の落花薔薇を仏華の散華に喩えた表現がいいです。
C風に揺れる紫陽花から飛び立つ蝶を、うまく捉えています。
D今回の東北地震での情景でしょうか。「早苗の無残」に想いが籠っています。
No.171 2008年06月17日 (火) 04時07分
小堀 翠花 [ Home ] [ Mail ]
 ご丁寧な高評を有難うございました。
 たいへん勉強になりました。これからも時どき
寄せていただいてよろしいでしょうか。
No.173 2008年06月17日 (火) 20時27分

 




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