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[389] 私の兄貴〜赤西仁バージョン〜
yuri - 2008年08月02日 (土) 19時22分

「お疲れさま〜」

あっどうも、私、赤西友梨って言います。

トップアイドルの赤西仁を兄に持つ高校生。

テニス部に所属して生徒会長で部長を務めています。

今、部活を終えて帰るところなんです。



あれ?門の方、なんか、騒がしいな〜

どうしたんだろ?


まあ、だいたい、予想はついてますけど…

多分、うちのバカ兄貴でしょうけど。



人ごみを掻き分けてようやく、門の前まで出れました。


前を見ると案の定、バカ兄貴がいました。


「なに、してんの?こんなとこで。仕事は?」

「終わったから迎えに来たんだ。」(仁)

「終わったんじゃなくて終わらせたんでしょ?」

「そうとも言う。」(仁)

「もお〜あんまし、メンバーの方に迷惑掛けないの。」

「は〜い。」(仁)



車に乗り込んで家に帰った。


「ただいま〜」

「お帰り〜」

この子は私の弟(って言っても1歳しか変わらないけど…)の礼保。

「あら。もう、部活、終わったの。」

「うん。明後日、試合だからさ。」(礼保)

「そっか。」


着替えて夕食の準備をした。


してたらバカ兄貴が後ろから抱きついて来た。


「なにが御用ですか?」

「最近、仕事、忙しくて友梨に会えなくて寂しかったんだもん。」(仁)

「気持ちは分かるけど、離れてくれない?仕事、できない。」


私がそう言うとバカ兄貴はすりすりしてきた。


なので、私は兄貴の大事なとこをおもいっきり蹴ってやりました。


「ちょっと、礼保。このバカ兄貴、見といて。」

「了解。」(礼保)


といわれたとおりにする礼保


あら、賢いじゃない。さすが、私の弟ね。


7時半になって私たちは夕食を食べた。







お風呂にも入ってそれぞれの部屋に入った。



部屋で音楽を聴いてると礼保が来た。


「どうしたの?」

「兄貴のことでちょっと…」(礼保)

「仁兄のこと?」

「最近、本当に休みが無いぐらい、仕事、忙しいみたいで疲れてるみたいなんだ。やめたいとも言ってる。兄貴がこんなこと言うなんて相当、体力的にも、精神的にも参ってるんだと思う。」(礼保)

「(礼保にだけ)弱音を吐いてるってこと?」


礼保は頷いた。

「そっか。でも、仁兄は自分の意思で芸能界っていう世界に入ったんでしょ?」

「そうなんだけど…」(礼保)

「礼保は仁兄の味方?」

「もちろん。あんなんだけど…俺の兄貴だもん。」(礼保)

「じゃ、仁兄には仕事、続けてほしい?」

「続けれるなら続けてほしい。でも、兄貴がやめたいって言うならそれでもいい。」(礼保)

「そっか。」



にしても人には弱音を吐かなかったあの仁兄が弟に弱音、吐くなんてよっぽど、しんどいんだろうな。


そういえば、デビューはまだ、してなかったんだよね?


だからかな?

なかなか、デビューできないから嫌になちゃったのかな?


「…姉ちゃん?」(礼保)

「もう少し、様子を見てからどうするか決めましょう。」

「そうだね。」(礼保)



礼保は自分の部屋に戻っていった。












それから、数ヶ月が経った。


いつもみたいに仁兄が迎えに来た。

でも、なんか、様子がおかしかった。


顔が赤かったからおでこを触った。


「あっつ!!」


私は仁兄を車に乗せて礼保に連絡して運転して帰った。


免許は特別に取らさせていただきました。




次の日、事務所に連絡して仕事を休ませた。


やっぱり、仕事、いそがしいのかな?








夕方、メンバーの方がお見舞いに来てくれました。


「わざわざ、すいません。皆さん。」

「いやいや、メンバーが風邪、引いちゃったのにほっとけないよ。」(亀梨)


私はメンバーの人を部屋へと案内した。







しばらくしてメンバーの人は帰ってきた。


と思ったら亀梨くんだけ、残った。


「仁、なんか、あったか知ってる?」(亀梨)

「どうしてですか?」

「最近、あいつ、おかしいんだよ。弱音は吐いたりはしないんだけど…なんか悩んでるみたいでさ。」(亀梨)

「(ボソッ)明らかにばれてんじゃん。」

「ってことはなんかあったの?」(亀梨)

「…亀梨くんはやめたいって思ったこと、あります?」

「そりゃ〜時たま、思うことあるよ。でも、俺はやりたくて今を過ごしてるから。」(亀梨)

「そうですか…仁兄、最近、本当に休みが無いぐらい、仕事、忙しいみたいで疲れてるみたいなんですよ。やめたいとも言ってるみたいです。仁兄がこんなこと言うなんて相当、体力的にも、精神的にも参ってるんだと思うんです。」

「そっか〜仁が弱音を。」(亀梨)

「はい。どうしたらいいか分からないんです。」

「仁とは長年の付き合いだからね。俺としてはずっと、やっていきたい。」(亀梨)

「そうですか…それ、直接、亀梨くんから言ってあげてください。でないともっと、挫折しかけないので、亀梨くんたちから言ってあげてください。」

「分かった。まかせておいて。」(亀梨)




そう言い亀梨くんは帰っていった。











それから3日が経った。


仁兄は復活して仕事に行った。


私は午前中の学校を休み、事務所を訪れた。


「えっと、YOUは?」



この人が仁兄が言ってた社長さんか


「あっご紹介が遅れました。私、赤西仁の妹で赤西友梨って言います。」

「YOUがあの赤西の妹かい。」(ジャニー)

「はい。突然の訪問をお許しください。でも、どうしても社長さんに聞きたいことがあったので訪問させてもらいました。」

「全然、OKだよ。で私に聞きたいことはなにかな?」(ジャニー)

「兄のことなんですけど…」




私は社長さんに仁兄のことを話した。





「社長さんはKAT−TUNのデビューをちゃんと考えていただいているんですか?」

「もちろん、ちゃんと、考えている。」(ジャニー)

「だったら早くデビューさせてあげてください。このままじゃ余計にやつられて入院する羽目になちゃいますよ?それでもいいんですか?そうなるとファンから苦情が来ますよ。」

「分かっている。」(ジャニー)

「分かってないですよ。分かってるなら今すぐにでもデビューさせてあげてください。たくさんの人が兄たちのデビューを待ち望んでいると思いますよ?」

「…YOUはとても兄想いなんだね。」(ジャニー)

「今はそんなことどうでもいいです。ちゃんと、考えていただかないと困ります。兄には続けてもらいたいので。では、言いたいのはそれだけです。それでは失礼します。」



私は事務所を後にした。


午後から学校に登校して部活をして生徒会長の仕事をした。


7時になって仕事が終わったので家に帰った。


もちろん、仁兄は帰ってきていない。



「ねえ、姉ちゃん。」(礼保)

「なに?」

「午前中、学校、休んでどこ、行ってたの?」(礼保)

「礼保が知る必要、無いよ。」




そう言い、私はお風呂に入りに行った。






お風呂から上がって自分の部屋に入った。



どうしようかな・・・


なにか、プレゼントして頑張らせる?


それとも、テニスの試合を見せて頑張らせる?



どっちにしろ、なんとかして頑張らせないとね。


でないとこっちも困るからね。




誰かに相談する?





でも、誰に?



『友梨ちゃん?なんか、悩んでるだって?だったら、俺に相談してよ〜』



あれ?田口くん?




なに?今の…





なんで、あの時の映像が?



田口くんに相談しろってこと?



あっ田口くんって言うのはKAT−TUNの田口淳之介くんのこと。


実は一時、ある事で悩んでるときに相談、乗ってくれて解決してくれたの。


それ以来、田口くんとは仲良くなってなんか、あったときにはすぐに乗ってもらって助けてもらうようになったの。




したいけど…今回ばかりは迷惑掛けたくない。

だって、KAT−TUNのことで悩んでるんだもん。




“…ギリギリでいつも生きていたいから Ahここを…”



えっ?




――田口くん――



なんで?



Pi

「はい?」

『友梨ちゃん?マネージャーからこそっと教えてもらったんだけど…今日、ジャニーさんとこに行ったんだって?』(田口)

「行ったけど…それがどうしたの?」

『なんで、ジャニーさんのとこに行ったの?』(田口)

「それ、聞いたのって誰?」

『俺とカメだけだけど?』(田口)

「仁兄は聞いてないの?」

『偶然にも撮影しに行ってたから。』(田口)

「そう…ならいいけど…」

『どうせ、友梨ちゃんのことだから、仁のことで行ったんでしょ?』(田口)




さすが、田口くん。



「そうだよ?」

『なんで?俺に言ってくれたら俺たちでなんとかしたのに…なんで言わずに一人でジャニーさんとこに。』(田口)

「ごめん。したかったんだけど…今回だけはどうしても一人で解決したかったの。それより、今、仁兄はそこにいるの?」

『店の外で話してるから大丈夫。』(田口)

「そっか。」

『今さ…「今回だけはどうしても一人で解決したかった」って言ったよね?』(田口)

「言ったけど?」

『ってことは仁だけじゃなくて俺たちも関わってること?』(田口)

「簡単に言えばそうかもね。だから、したくてもできないわけよ。」



そう言って田口くんとの電話を切った。







やっぱ、なんとか、自分で解決させるか…



自分でなんとかすることで私は眠りに付いた。




次の日



学校は休みだったから外に出てブラブラした。




ブラブラしていると誰かに声を掛けられた。


聞き覚えのある声だったので立ち止まって振り返った。



「あ…中丸くん。」


中丸くんこと中丸雄一くん。


中丸くんもKAT−TUNの一人。


「久しぶり(~o~)」(中丸)

「今日、仕事は?」

「行くよ。今から。せっかくだから友梨ちゃんも久しぶりにおいでよ。」(中丸)

「いいの?迷惑じゃない?」

「いいの。今日は関ジャニ∞もいるよ。亮ちゃんたちも久しぶり会いたがってたし。」(中丸)

「じゃ…お邪魔しょっかな?」

「そうこなくっちゃ。」(中丸)



というわけで仕事場にお邪魔することになった。








「遅くなりました〜」(中丸)

「中丸、また、遅刻?」


この人は上田竜也くん。


上田くんもKAT−TUNの一人。


「そう、言うなよ。この子と話してたら遅刻しゃったんだからさ。」(中丸)

「この子?ってあ〜友梨ちゃんじゃん。久しぶり。」(上田)


とお約束のように抱きついてくる上田くん。


上田くんの声にみんな、私を見る。


「ひ・久しぶりね。上田くん。」


上田くんを剥がしてくれたのは


「久しぶり、錦戸くん。」


錦戸亮くん。


関ジャニ∞とNEWSのメンバーなの。


「久しぶりやん。あれ?ちょっと、見んうちにキレイになったんちゃう?」(錦戸)

「そんなことないよ。それより、中丸くんのこと許してあげて?中丸くんが遅刻したのは私のせいでもあるんだから。」

「友梨ちゃんのお願いや。今回は忘れよう。」(錦戸)




その後、レッスンが始まった。



って言うのももうすぐ、舞台が始まるから。



やっぱり、仲間っていいよね〜

なにかあったときにすぐ、相談できるから。


『バカか?お前。最初から仲間なんて思ってねえよ。』


ズキッ


私は頭を押させてしゃがんでしまった。


しまった…いらねえこと思い出してしちまった。





「友梨ちゃん?どうしたの?」

そう言って田中くんが声を掛けてきてくれた。


亀梨くんが私に触ろうとした。


「触るな!!」


その手を振り払った。


「あっごめん。」


「いや…いいんだけど。大丈夫?」(亀梨)

「大丈夫。ちょっと、あの時のこと、思い出しちゃっただけだから。」

「そっか…思い出しちゃったんだ。大丈夫?」(田口)

「うん。もう、大丈夫だから。」

「なんか、あったら言ってね。また、乗るから。」(田口)

「友梨ちゃん、友達と歩いてるところ、見たことないけど…いないの?」(亀梨)


私は昔のしゃべり方になって話した。


「一人のほうが気楽でいいんっすよ。だってそうじゃないっすか。
 仲間なんて持つだけで疲れるんっすよ・・・。いつ裏切られるかわからないし、うらぎることになるかもしれない。人間なんてそういう物っすよ。キレイに丸めても結局は・・・・  キタナイ物なんっすよ。」


なんて言ったら田口くん以外の人は驚いた顔をした。



「友梨ちゃん?」


最初に声を出したのは錦戸くんと同じ年の安田章大くん。


「もしかして、友梨ちゃん…昔はヤクザやったん?」(安田)

「昔ですけどね。」

「それは赤西はしっとるんか?」

この人は最年長である横山裕(本名:横山侯隆)くん。

「知りませんよ。知ってるのは田口くん、たった一人です。」

「なんで、言わなかったの?」(仁)

「言う必要なくない?」

「田口はなんで、友梨ちゃんがヤクザやったって知ってたん?」(すばる)

「みんなには黙ってたんだけど…友梨とは昔、付き合ってたんだ。」(田口)

「ホンマなん?」(大倉)

「はい。って言っても淳之介がこの世界に入るまでの半年だけでしたけどね。」

「そんなこと、今はどうでもいい。なんで、ヤクザなんかになったんだよ。」(仁)

「友梨…もう、話そうっか。」(田口)

「淳之介…(頷く)」



全部、話すことに決めた。


淳之介が私のかわりに話してくれた。





「…ウソ…だろ?友梨がいじめを?」(仁)

「そう。そのことを仁に言えなくてずっと苦しんでいたんだ。
 それを俺が助けてあげたの。」(田口)

「淳之介が闇から救ってくれたの。淳之介に出会えなかったら私…今頃は自殺してた。」

「そうか…田口。」(仁)



仁兄は淳之介に近づいた。


「俺の代わりに友梨を助けてくれてサンキューな。…妹の危機に気付いてやれなかった。俺って兄貴として失格だ。」(仁)



そう言って申し訳なさそうにする仁兄。


「そんなことない!!」


私は叫んだ。


「友梨?」(仁)

「仁兄は甘えん坊で寂しがりやで手がつけられない時、あるけど…でも、私の立派なお兄ちゃんだよ。」

「友梨…サンキュ。お前も俺の立派な妹だ。妹がお前で良かった。」(仁)


そう言って頭を撫ぜてくる仁兄。



「あっそろそろ、時間じゃない?」(田口)

「そんな時間?」


みんな、頭に?マークを浮かべています。


「仁兄、付いてきてほしいんだけど…」

「付いていくってどこに?」(仁)

「病院」

「どこか悪いのか?」(仁)

「最近、なんか、体調が優れないから昨日、病院に検査を受けに行ったの。その結果が今日なの。」


そう言うと仁兄だけじゃなくて淳之介たちも付いてきてくれた。







「友梨ちゃんですが・・・」(先生)

先生は言葉を詰まらせた。

「いいんです。言ってください。覚悟はできています。」(仁)

「分かりました。・・・・・・友梨さんが昨日、検査に来られたんですが・・・ご存知でした?」(先生)

「はい・・・先ほど、友梨から聞きました。1週間前から調子が悪くしているのは知ってました。」(仁)

「そう・・・ですか。友梨さんの病名ですが。骨髄小脳変性症と言います。」(先生)

「骨髄・・・小脳・・・変性・・・症?・・・本当・・・なんですか?」(仁)

「本当です。頭を混乱させるのも無理、ありませんよね。」(先生)

仁兄は私がこの病気をドラマで演じたのは知っていたから実際、なるなんて信じられなかった。当の本人も信じれてないから仕方ない。


「先生・・・私の病気、治らないんですよね?」

「そうだよ?」(先生)


私は泣くのを少し我慢した。


「先生・・・ひとつ、聞いて・・・いいですか?」

辛かった。


「いいよ。何?」(先生)

ここのシーンはまさしくドラマで亜也が自分の病名を自ら言って先生に質問するという場面だ。

「病気は・・・どうして、私を選んだの?」

「・・・・・・・」(先生)

「友梨・・・・・・」(仁)


数分後、仁兄と私は診察室から出てきた。

それを見てメンバーが私たちの元に向かってきた。


仁兄は辛そうだった。


診察中もずっと辛そうに顔を下に向けていた。



仁兄は下に向いたまま、私たちの前から走り去った。



仁兄は家の近くの公園のベンチに座り込んで泣いてしまった。


「何でだよ!!何で友梨なんだよ!!何で・・・何で友梨が・・・こんなことになんないとダメなんだよ!!」(仁)


まるで自分が代わりに犠牲になれなくて悔しいようにベンチを殴った。


「仁兄…」




「辛いのはお前だけ?」


誰かが仁兄に声を掛けてきた。


あっ城田優くん。





「優…聞いたの?」(仁)

「辛いのはお前だけか?って聞いてるの。」(優)

「それは…」(仁)


優くんの質問に言葉を詰まらせる仁兄。

「ずっと、一緒に過ごしてきた俺も智も礼保も辛い。でもな…これが現実なんだよ?」(優)

「・・・・・」(仁)

「でもね?よ〜く考えてみて?
 今、辛い思いしてるのは他の誰でも無い。友梨なんだから。
 兄貴がこんなんでどうするの。最後の最後まで、友梨の面倒見てあげなよ。」(優)

「優・・・」(仁)










「優くん・・・」




優くんは仁兄を抱き締めて言った。


「『私がこの世から消えたあともお兄ちゃんはこの世界で生きて行かなくてはいけないこと。
お兄ちゃんは私がいない世界なんて想像なんてできないからと思う・・・・・・・だから、きっと・・・お兄ちゃんは私の死を受け入れられていない。だから・・・お兄ちゃんを救ってほしい。』」(優)

「…え?」(仁)


仁兄はそのセリフにびっくりした。


「これ、誰が言ってた言葉か分かる?」(優)



仁兄は黙って首を横に振った。



「友梨自身が言ってた言葉だよ?」(優)


そう、私が優くんに例え話だけど…そんなこと言った言葉。


「友梨が?」(仁)

「そう。一番、辛い思いして苦しんでるのは友梨なんだよ?」(優)




優くんにそう言われて仁兄は涙を拭いた。


「ごめん。俺・・・なんか・・・取り乱しちゃったみたい。
 そうだよな。兄貴の俺がこんなんでどうするんだよ。」(仁)

仁兄の顔を見て安心する優くん。


「分かってくれたみたいだね。友梨?そこにいるんでしょ?出てきたら?」(優)



あっ気付いてたんだ。


「えっ?」(仁)



私たちは仁兄と優くんの元へ出てきた。






「ごめん。俺・・・友梨のこと、分かってるって思ってた。でも・・・全然、分かってあげれてなかった。俺、友梨の兄貴として失格・・・だよな。」(仁)


って謝ってきた。




「そんなことない。さっきも言ったけど…お兄ちゃんは友梨の自慢のお兄ちゃんだよ。」

「そう言ってくれてありがと。」(仁)



「友梨は楽しかった?」(優)

「えっ?」

「人生、楽しかった?」(優)

「・・・分かんない。でも・・・っ・・・これだけは・・・・・・はっきり・・・言える。
 お兄ちゃんの妹で良かった・・・って・・・皆と出会えて・・・良かった・・・って。」

「そっか。」(優)

「俺たちも・・・・・・友梨ちゃんと出会えて良かったって思ってるよ。」(亀梨)

「・・・・・・あり・・・がと。」


半年もしない内に私は兄・赤西仁と弟・赤西礼保を残してこの世を去った。


あとがき
赤西仁くんの弟の礼保くんがデビューするということで登場させてみました。
これから、礼保くんは礼保くんなりに頑張ってほしいですね。



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