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[380] 合同企画W
yuri - 2007年02月19日 (月) 15時01分



 そんなこんなで1ヶ月が経った。


  「あっという間に1ヶ月経っちゃったな。」

 私は今すごく悩んでいた。

 和也達に本当の事言った方がいいのかな?

? 「・・・梨・・・友梨!」

  「えっ?あっ准一。」

准一「どないしたん?何か悩んでるみたいやけど・・・」

  「ううん。何でも無い。」

 どうしょう・・・




 よし、言っちゃえ



  「ねえ皆、ちょっと話したい事があるの。」

健 「話したい事?」

  「驚かないで聞いてほしいの。
   私、本当はここの娘じゃないの。」

淳之「えっ?」

  「本人は気づいてないかもしんないけど・・・私本当」

博 「長野博の妹」

  「えっなん・・・で。」

博 「そうじゃないかな〜って思ってた。
   ちょうど友梨ぐらいの年の差あったし。」

  「じゃ気づいてたの?」

博 「うん、気づいてた。」


仁「友梨はいつから気づいてたの?長野君の妹だって事。」

 「中・・・1」

快彦「そんなに?」

  「だから私・・・V6のコンサート・・・欠かさず行ってた。」

全員「そっか。」

? 「ねえ、友梨。」

  「何?剛。」

剛 「もしかして、友梨って長野のうちわ持ってなかった?
   前の席で。」

  「持ってた・・・けど。」

剛 「やっぱりか。」

昌行「どういう事だよ。」

剛 「俺らがデビューして2年ぐらいしてからだったかな。
   それからずっと友梨、来てくれてたんだ。
   でも友梨、どこか寂しい所があって・・・俺、ずっと気になってたんだ。」

健 「そういや〜剛、コンサートのたんびに話してたっけ。
   でもまさかそれが友梨だったなんて・・・」

  「・・・ずっと見てたのはそういう事だったのね。」

剛 「あっ気づかれてた?」

  「気づくに決まってるでしょ。」

淳之「友梨、これからどうするの?」

聖 「そうだよな〜それが問題だよな。」

雄一「友梨はどうしたいの?」

  「どうしたいって言われても・・・」

准一「友梨の思ってる事言ってみ。」

快彦「そうそう。友梨の気持ち聞きたい。」

  「私は・・・(長野の方を見て)お兄ちゃんの所に戻りたい!!」

博 「友梨・・・」

  「ずっとお兄ちゃんと暮らしたいって思ってた。
   いつかお兄ちゃんと住むんだ!って決めてた。」

博 「友梨・・・それでいいの?」

わたしは力強く頷いた。

昌行「決まりだな。」

博 「坂本君・・・」

快彦「長野、お前もずっと友梨と暮らしたいって言ってたじゃん。」

剛 「これから友梨のこと可愛がってやったらいいだけじゃん。」

健 「そうそう。それに友梨、俺らの傍にいるし。」

博 「どういう事?」

准一「友梨なヘアメイクの試験に受かって今度、
俺らV6のヘアメイク担当になったんや。」

博 「そう・・・」

次の週、私は長野博の所に戻りヘアメイクの仕事をし始めた。



おわり



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