[251] 第2回自主自立まちづくり検討会議では |
- おだやか - 2005年09月12日 (月) 15時45分
おだやか - 2005年09月12日 (月) 15時43分
前回の会議で、次回持ち越しとなっていた全委員の町づくりに対する思いが、2分ずつという前提で述べられたが、その内容に際立った相違があった。
@一つは「検討委員会は、独自に自立のための具体的政策を論議し組み立てる場である」とする委員の立場と、「そうではなく、後発で組織される専門部会で発案された具体的施策が提示され、それを論議決定する場である」とする委員の立場に分かれたことである。 特に、町長推薦の委員の中に、「役場管理職からそのように説明を受けて委員を承諾した」とする発言があったことは注目すべきことである。 町議会でこの検討会議の性質が質問された折、担当課長の説明では「検討会議では、町づくりの基本理念を決めていただく必要がある」との答弁があったことを指摘する意見があり、改めて同課長から同趣旨の応答があって、大野委員長も「私も勘違いしていた」として第3回の会議で、町づくりの基本理念を論議することとなった。
Aもう一つは、具体的な町づくりの方向性や具体的施策まで提案する気構えの委員がいる一方で、住民投票の結果を「町民が自立を選んだのではなく、北見枠合併反対を選んだものであり、必ずしも自立ありきではない」という立場を表明する委員が見受けられたことである。 町長は住民投票の結果を受けて「自主自立の町づくりしかない」と議会で表明してこの検討会議を立ち上げ、その前提で委員を募集し委員を推薦発令したが、委員の中には自主自立のために論議しようという姿勢と、必ずしもそうでない姿勢の委員が子運財しているという事実は、今後の会議の運営に少なからぬ影響を及ぼすことが予想され、傍聴席でも物議をかもしていた。
町民の間では、出帆した「自主自立丸」の行く先に、波高き予報が広がっているようである。
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