[249] 第1回自主自立まちづくり検討会議は |
- おだやか - 2005年07月11日 (月) 21時43分
津別町で初会合が開かれた。 町民会館ホールの箱席は、議長席の後ろに役場職員席。 その対極の委員席の後ろが傍聴席。 議長席をはさんだ3辺には、町長推薦委員と応募委員が対置。
町長挨拶の後、町長を臨時議長として報告事項に入ったところで応募委員のK氏が発言。 会議の時間配分を決めるよう要求したが、事務局答弁は最終予定時刻のみ。 再度K氏は具体的時間を示して、委員長選考を含む審議時効で各委員の発言時間を1時間以上とするよう要求した。
報告事項は簡潔に終了。委員長、副委員長選出に入ったところで応募委員のA氏が発言。 委員選考の前に委員としての思いを全員述べて選考の参考とするよう要求。 K氏もこれに加わったが、推薦委員のM氏が3名の選考委員を推薦する形で選考方法を提案。 K氏、A氏、応募委員のS氏が相次いで発言し、委員長、副院長から役場OBをはずすこと、推薦委員、応募委員に振り分けるなどを提案し、選考委員方式と競合する形で紛糾した。
結果K氏が選考委員に応募、多数委員がこれを了承し、4選考委員による別室協議の結果、委員長に学識経験者の大野教授、副委員長に役場OBの阿部氏が選ばれた。
大野氏は津別に居所を構え、数年前から津別町の農業や地域研究の拠点としてかかわってきたが、住民登録がなく町民とはなっていない。
この会議の前日開かれた大野教授の講演演題は「自分たちのまちは自分たちの手で」であっただけに、S委員の発言や傍聴席からも疑問の声が聞かれた。 町内でも数日前から噂や疑問の声が聞かれていた。 「町長が大野教授を委員長にと望んで要請した」 「大野氏が副委員長にと阿部氏に要請していた」 「N町議が大野教授を委員長、阿部氏を副委員長にという構図を役場担当を通じて町長に画策していた」 などの噂だった。
「大野氏の人柄、実績は広く認められているようだが、町民ではないだけにアドバイザーとして高次元からの指導がベストと思ったのだが・・」とは、K委員の吐露だった。
多くの委員や理事者、町民が、大野氏を頼りすぎて自力の発想を怠り、おんぶに抱っことならないことを願うという声もある。 今後の成り行きに多くの町民が感心を持って傍聴してほしいものだ。
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