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玄鳥 新人句会

2020年

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4、花鋏じっと聞き入る青蛙 投稿者:千尋 (2013年09月23日 (月) 00時54分) [1899]
2点(惠美子、修)


惠美子 > 中七は少し気にならなくも・・でしたが、青蛙の首を傾げた様子は可愛くて、鋏の音、庭の花を剪る作者・・夏の疲れが出てくるこの頃、(しあわせな家庭が見え) 癒されました。 (2013年09月25日 (水) 17時17分)[1922]

美保子 > わが庭にも住み着いているらしい青ガエルが数匹います。触ることはできませんが、水やりの時カエルにも水をかけてやったりして、楽しいものです。きっと作者さんもカエルと仲がいいのでしょうね。 (2013年09月25日 (水) 20時12分)[1924]

洋子 > 「じっと聞き入る」は作者さんの主観ですので、もう少し客観描写ができたらもっと良くなったんじゃないかと思いました。 (2013年09月25日 (水) 23時59分)[1929]

> 更に言うならば、客観描写から出発し、そこから想像力で一句を飛翔させられると、もっともっと良くなったんじゃないかと思いました。(花鋏の音を飛び出す青蛙)。言うは易し、行うは難しですね… (2013年09月26日 (木) 00時28分)[1933]

作者 > 想像力で一句を飛翔する・・このことは、私に最も欠けているところといつも思い悩んでいます。修さん有難うございます、今後ともよろしくご指摘ください。勉強になります。

(2013年09月26日 (木) 17時44分)[1951]

洋子 > 「あまちゃん」のラストシーンで、アキちゃんとユイちゃんがトンネルの中を出口の光に向かって走っていく場面、これが「客観描写から出発し想像力で飛翔させる」ということかなと思いました。「あまちゃん」素晴らしかったですね。当分「あまロス」です。 (2013年09月28日 (土) 09時50分)[1962]

千尋 > 渡辺淳子さんです。 (2013年10月01日 (火) 13時42分)[1972]

紫翠 > 洋子さんの指摘のように、中七に工夫がいるように思います。 (2013年10月02日 (水) 21時44分)[1983]
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5、 小さき庭されど秋天取り放題 投稿者:千尋 (2013年09月23日 (月) 00時54分) [1898]
   


寿美 > 「されど」は、けれども、しかしの意味だから原因と結果の関係になって、句が浅くなるように思います。 (2013年09月25日 (水) 10時26分)[1919]

美保子 > 寿美さんの書きこみになるほどとうなずいています。掲句の伝えたいことはとてもよくわかるのですが。推敲なんておこがましいのですが、「小さき庭秋天まるごと取りこめり」かえって変になりました。ごめんなさい。 (2013年09月25日 (水) 20時20分)[1925]

紫翠 > 寿美さんと美保子さんの書き込みは適切と思います。発想は素晴らしいのですが、少し理屈ぽい表現がマイナスになったような気がします。 (2013年09月27日 (金) 11時05分)[1960]

千尋 > 浅村惠美子さんです。 (2013年10月01日 (火) 13時43分)[1973]
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6、一日中部屋の片付けぬかご飯  投稿者:千尋 (2013年09月23日 (月) 00時53分) [1897]
3点(美鈴、淳子、加津子)


寿美 > 「一日中部屋の片づけ」私はあれこれすることが多く、アッチコッチ散らかすので、こういう状態になりますが、季語が何でも付きそうに思いました。 (2013年09月25日 (水) 10時34分)[1920]

> 寿美さんに同感です。季語にかすかな関連性がほしいところですね。掲句の内容とは離れてしまう思いつきですが、(洗濯で終わる一日衣被)…かえって変になりました。ごめんなさい。 (2013年09月26日 (木) 00時17分)[1932]

寿美 > 修さん衣かつぎいいですねー。こんな忙しい日はただゆでて塩を付けて食べるだけで一品しかし、なかなかのごちそうだと思います。 (2013年09月26日 (木) 09時40分)[1942]

淳子 > 子供達が独立して、家の中に不要な物が一杯あります。思い出を重ねながら処分へと・・・・。ぬかご飯に年を重ねて行動力も落ちて時間を費やしているひなびた自分を見ました。








(2013年09月26日 (木) 16時56分)[1948]

美鈴 > 最近、私も思いたって箪笥を処理するために1日片付けに費やしました。疲れて夕ご飯の支度がおっくうになり、5目飯プラスαで済ませました。作者はむかご飯似されたようですが、心境は多分同じかな〜と共感を覚えました。 (2013年09月26日 (木) 21時25分)[1954]

加津子 > 片付けを始めるとこれでスッキリとまでは、なかなか到達しません。最後はなんとなく体よく収めるのが定番です。やれやれとごはんを食べている自分を見ました。淳子さん、美鈴さんに同じくです。 (2013年09月26日 (木) 22時13分)[1957]

紫翠 > 日常からの発想は良かったと思います。上5中7が散文的な表現なので、修さんの例句を参考にされるとよいのでは。「片付けで終わる1日ぬかご飯」「片付けで1日終わるぬかご飯」「片付けで過ぎる1日ぬかご飯」 (2013年09月27日 (金) 11時23分)[1961]

千尋 > 桝室杏花さんです。 (2013年10月01日 (火) 13時44分)[1974]
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7、樹上より子下ろす手筈秋の空 投稿者:千尋 (2013年09月23日 (月) 00時52分) [1896]
3点(洋子、寿美、美保子)


寿美 > 子どもは思いがけない行動を取ります。秋の澄み渡った空へ向かって上へ上へと木登りして下を見れば震えが来るほど高くすくんでしまった。そんな子をどうして下ろそうかと親のオロオロ感が手筈という言葉で想像できました。 (2013年09月23日 (月) 10時12分)[1905]

洋子 > 寿美さんと同じです。こういう景は時折目にしていましたが、俳句で読んだのは初めてでしたので、楽しく読ませていただきました。 (2013年09月24日 (火) 09時17分)[1908]

美保子 > 親からすれば、生きた心地のしない瞬間ですよね。下す手筈 とはうまい言い回しで表現されたと思いました。
(2013年09月24日 (火) 21時10分)[1916]

千尋 > 木村修さんです。 (2013年10月01日 (火) 13時44分)[1975]

紫翠 > 少し凝りすぎたようで、特に「手筈」は削りたいですね。「下ろしてほっとした」状況だけに絞るべきと思います。 (2013年10月02日 (水) 21時54分)[1984]
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8、亡骸に並ぶ脱殻法師蝉 投稿者:千尋 (2013年09月23日 (月) 00時51分) [1895]
    


寿美 > 亡骸ときたら人間を想像してしまい、ギョっとなりましたが蝉の亡骸でしょうね。蝉は脱皮してあまり長生きはしないようですので、つくつくほうしの鳴くかたわらにすでに死んでいる蝉が居るんでしょうが、並ぶ状態は木上でしょうかねー。 (2013年09月24日 (火) 13時56分)[1912]

洋子 > 脱殻に蝉の誕生を、亡骸に蝉の死を思いました。生と死を並べられた気がしました。 (2013年09月24日 (火) 16時51分)[1914]

惠美子 > 上五の字面からは、「法師蝉」より「つくつくし」の方がいいような・・? (2013年09月25日 (水) 17時23分)[1923]

> なるほど、つくつくしの方が句を少し柔らかくするという意味でもいいかもわかりませんね。洋子さんの(生と死を並べた)という読みに納得です。ただ、(蝉≒短い命≒生死が並ぶ)という理屈がちょっと見え隠れしていただけませんでした… (2013年09月26日 (木) 00時07分)[1931]

千尋 > 宮本義之さんです。 (2013年10月01日 (火) 13時45分)[1976]

紫翠 > 上五中七の表現に無理があるような気がします。 (2013年10月02日 (水) 22時02分)[1985]
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9、芒原一本道を折り返す  投稿者:千尋 (2013年09月23日 (月) 00時51分) [1894]
7点(紫翠、惠美子、美鈴、洋子、寿美、淳子、美保子)


寿美 > 銀色に輝く芒原どこまでも吸い込まれるように輝く未来へ向かうような道。しかしその道はそう長くは続かない現実に戻される。折り返すがせつない。 (2013年09月23日 (月) 10時17分)[1906]

惠美子 > どんなに長い芒原なのでしょうね〜。 (2013年09月24日 (火) 16時51分)[1913]

美保子


すすきヶ原

韓国岳のすそ野に広がる平原で、秋になると穂先がエビ色になるとのことで「えびの」の名の由来になりました。宮崎のえびの高原のすすきケ原もすすきで有名です。ふつうのススキは銀色に光って雲の上のような、感じなのでしょうか。寿美さんの読みはとてもいいなあと思いました。 (2013年09月24日 (火) 21時20分)[1917]

> 僕も寿美さんの読みは一篇の詩のごとく素晴らしい鑑賞だと思いました。個人的には(折り返す)より(行きっぱなし)の感じが好みでいただけなかったのですが… (2013年09月25日 (水) 23時58分)[1928]

洋子 > 芒原は、季語としても実景としても大好きなので、ついいただいてしまいます。が、「一本道を折り返す」が、もうひとつ心にすとんと落ち付いてきませんでした。そして「行きっぱなし」も、少し意味を持ちすぎるような気がして、、、。俳句って奥が深いですね。 (2013年09月26日 (木) 01時06分)[1936]

淳子 > 山路の、頭を覆う芒の1本道行けど行けども尽きず、夕焼け深く染まる向こうの山頂を見ながら、折り返したことを思い出します。 (2013年09月26日 (木) 17時28分)[1950]

美鈴 > 1本道の芒原をどこまでも行ってしまえば幻想的,詩的ですけれど、この句は折り返すわけです。現実的でそこが面白いと思いました。もしかして行き止まり?そんなことはないでしょうけど・・。 (2013年09月26日 (木) 22時05分)[1956]

紫翠 > やや新鮮味に欠ける点はありますが、簡潔で内容のある作品と思います。鑑賞は1句1章でも2句1章でも可能です。どちらにするかで内容も変化すると思います。 (2013年09月28日 (土) 11時38分)[1964]

義之 > いろいろな俳句を鑑賞していて、この句は一句一章か?取合せの句か?と、悩むことがありましたが、紫翠先生の書込みで納得しました。 (2013年09月29日 (日) 03時42分)[1965]

千尋 > 石田加津子さんです。 (2013年10月01日 (火) 13時46分)[1977]
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10、平和の塔に踊る埴輪や曼珠沙華 投稿者:千尋 (2013年09月23日 (月) 00時50分) [1893]
3点(紫翠、惠美子、修)


> 宮崎市街中心からほどなく緑に覆われた小高い丘陵地の平和台公園になにやら威風ある巨大な塔が見えてくる。高さ37m、1,789個の世界から寄せた切石で造られたという「平和の塔」だ。昭和15年に皇国日本の象徴として建てられたようだ。、「平和の塔」の右手奥には林の散策道に沿って400基余りの埴輪や土偶のレプリカが並ぶ「はにわ園」が併設されている…。前置きが長くなってしまったが、おそらく掲句はそこを訪れた際の印象から生まれたのではないだろうか。作者の心の目には無表情な埴輪たちが巨大な塔の上で踊り呆けているように見えたのだ。塔の周辺には曼珠沙華。愚かなる戦乱を繰り返してきた日本人、ひいては人類へのレクイエム(鎮魂歌)のごとき一句である…
(2013年09月25日 (水) 23時50分)[1926]

洋子 > 私も「平和の塔」を検索して宮崎の「平和の塔」に行きつきましたが、「はにわ園」までは届きませんでしたので、残念です。 (2013年09月26日 (木) 00時05分)[1930]

洋子 > 「はにわ園」検索できました。素晴らしいものですね。「平和の塔」もその歴史からすばらしいものです。はじめは解らない句でも、皆様のコメントを読むうちにだんだんわかってきて、ネット句会って楽しいですね。 (2013年09月26日 (木) 09時06分)[1939]

寿美 > 全く洋子さんと同じ感想です。私はよく調べもせず平和の塔から勝手に長崎の像を想像して埴輪や曼珠沙華があってっけ?まわりがみなコンクリートで照り返しがたまらなかった長崎の平和の塔の印象でした。ネットは楽しく勉強になりますが、すぐ忘れる頭が憎いこのごろです。 (2013年09月26日 (木) 10時05分)[1943]

紫翠 > 「踊る埴輪」と「曼珠沙華」の取り合わせで採りました。上5の「平和の塔に」は作品のバランスを崩すように感じられます。「平和の塔」だけで一句できるような豊富で強いイメージがあります。例えば上5を「手を上げて」ぐらいにさらっと表現された方が良いように思います。 (2013年09月26日 (木) 11時47分)[1945]

作者 > 紫翠先生の書き込みでもやもやしていたものがすっきりしました。ありがとうございます。平和の塔では確かに長崎の平和の塔と間違えてもおかしくないですよね。宮崎の場合は平和台公園と呼ばれています。十七文字に収めるために 平和の塔としてしまった感があります。 (2013年09月26日 (木) 20時44分)[1953]

千尋 > 鈴木美保子さんです。 (2013年10月01日 (火) 13時47分)[1978]

美保子 > 紫翠先生、皆さん沢山の書き込み、ご指導ありがとうございました。修さんが詳しい説明を書いて下さって、皆さんに宮崎の平和台公園の埴輪園の存在を知っていただけました。来月もよろしくお願いします。 (2013年10月01日 (火) 22時05分)[1980]
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9月の句会 投稿者:千尋 (2013年09月22日 (日) 02時24分) [1892]
すらすらと昇りて望の月を照る  日野草城

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8月の句会 投稿者:千尋 (2013年08月23日 (金) 01時10分) [1822]
句会の準備ができました。

まだ暑さの続く毎日ですが、今日から一週間は熱い句会になればと思っています。
今月も伊藤保子先生にご指導をいただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。


保子 >  今月も宜しくお願いします。こちらは今雨があがり、蒸し暑い夜となっています。
(2013年08月23日 (金) 21時19分)[1830]

千尋 > 期日が参りましたので、作者のお名前を書き込みをさせていただきました。

伊藤保子先生、みなさま、暑いなかほんとうにおつかれさまでした。ありがとうございました。

9月、10月は小川紫翠先生にご指導をいただきます。

台風が来ているようですが、みなさま、お気をつけてお過ごしくださいませ。 (2013年08月30日 (金) 20時35分)[1890]

保子 > 暑いなか皆様有難うございました。 (2013年08月31日 (土) 18時37分)[1891]
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10、水涸れる白きダム湖や葛の花 投稿者:千尋 (2013年08月23日 (金) 01時04分) [1821]
追加の句です。


保子 > 葛の花が印象的です。この八月の状況のようにも思えますね。 (2013年08月25日 (日) 00時23分)[1835]

> たまたま歳時記を見ていたら、なんと(水涸る)は冬の季語でした。保子先生のおっしゃる通り今年は八月の状況のようでもあり、そうすると秋の花である(葛の花)がちょっと浮いてしまうようでもあり… (2013年08月25日 (日) 02時12分)[1837]

惠美子 > 上五を「干上がりし」にした方が、少しは季語感が薄れる・ような・・? (2013年08月25日 (日) 07時53分)[1848]

作者 > やってしまいました。歳時記にありました。冬の季語でした。今日一日考えてみました。  葛の花役場あらわるダムの底   (2013年08月25日 (日) 19時13分)[1864]

美鈴 > 作者さん、新しいほうの句
頂きます。故郷にダムがあります。子供のころ、一つの村がダムの底に沈んだと聞きました。この気候でかなり水嵩が減ってきていることと思います。
葛の花がさみしさを感じさせます。 (2013年08月25日 (日) 21時41分)[1865]

美保子 > 私も新しい方の句が素敵だと思いました。葛の花、宮崎の日南線の線路沿いに咲いていました。雰囲気がダムの底とその周りの風景とよくあっていると思いました。
(2013年08月25日 (日) 23時16分)[1866]

保子 > 冬の季語とは〜。修さん有難うございます。「役場あらわる」で、心情が表現されていて良かったと思います。 (2013年08月27日 (火) 00時46分)[1874]

作者 > 修さん、ありがとうございました。 (2013年08月28日 (水) 10時23分)[1878]

千尋 > 作者は石田加津子さんでした。 (2013年08月30日 (金) 18時32分)[1879]

加津子 > 途中からの参加にもかかわらず、皆様書き込みありがとうございました。 (2013年08月30日 (金) 19時49分)[1881]
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1、弟に父を見ている魂祭 投稿者:千尋 (2013年08月23日 (金) 01時03分) [1820]
4点(保子、淳子、美鈴、美保子)


  > 先日高校生の孫(男)の横顔を見て思わず夭折した甥とにている雰囲気を感じ、改めて甥のことを、偲びました。又従兄弟でもほうふつ (2013年08月24日 (土) 21時28分)[1832]

淳子 > と、血縁の繋がりを思いました。まして、親子では、成長と共にお父様に似ていかれるのでは、、、、。父を偲んでいる自分が居るようにおもいました。パソコンが飛んで変な事になりましたが、よろしく判読してくださいませ。 (2013年08月24日 (土) 21時44分)[1833]

> なるほど、親子だと成長と共に父親に似てきて、はっとするというのはよくありますね。(父を見ている)という部分を更に具象化すると、より臨場感がでるかもしれませんね。また、魂祭も悪くはないんですが、ちょっとベタ(付きすぎ)の感じがしないでもありませんでした。という訳で、もし自分なら(弟に父の筆癖曼珠沙華)くらいにしたかもわかりません… (2013年08月25日 (日) 02時44分)[1838]

寿美 > 修さん相変わらず推敲上手いねー。と言うことはつまり俳句が上手いと言うことよね。
頑張らなくっちゃ! (2013年08月25日 (日) 09時35分)[1851]

美鈴 > 人は老いるにしたがって親に似てきますね。私自身、母にそっくりになってきました。2歳で父が亡くなり、兄弟もいないので、この方は幸せだなと羨ましく思いました。多くの人が感じることであり、風景だと共感いたしました。 (2013年08月25日 (日) 11時10分)[1855]

美保子 > 春ごろから目の調子が悪くて、斜視の状態や複視の状態が続き、パソコンも調子の良い時だけ開いています。それがひとつの言い訳になりますが、今月は三句選のところを四句 選してしまいました。申し訳ありません。編集長には受け入れて頂きましたので、そのままにしていただきます。皆さんが書いていらっしゃるような事を思い、頂きましたが、魂祭は直接すぎるのかなと思いました。修さん、どうしたら、そんなにすぐに推敲できるのでしょう。頭の中にたくさんの知識やひらめきがつまっているのでしょうね。 (2013年08月25日 (日) 23時23分)[1867]

保子 > 「魂祭」には作者の思いがたっぷりと込められています。でも、この句会のようなやり取りの中で気づきがあり、そして作品が変化していくのでは〜と感じています。 (2013年08月27日 (火) 01時01分)[1875]

千尋 > 作者は渡利寿美さんでした。 (2013年08月30日 (金) 18時33分)[1880]
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2、踝に合はせる身丈秋団扇 投稿者:千尋 (2013年08月23日 (金) 01時01分) [1819]
2点(加津子、惠美子)


惠美子 > 夏の疲れが溜まっている私の体に・す〜っと入ってきた句です。 「秋団扇」で よかったのやら・まずかったのやら・・? 集中力に欠いている 今日この頃です。  好きな句です。 (2013年08月25日 (日) 07時47分)[1847]

寿美 > 着物を着るときはくるぶしに丈を合わせて腰ひもを締めますが、それは当たり前のことであり、秋団扇だから大人の浴衣なり一重を想像しましたが感動点が無いように思いました。 (2013年08月25日 (日) 09時47分)[1852]

> 寿美さんのご指摘はいつもながらに素晴らしいですね。あまり大げさな感動では困りますが、ちょっとした感動点が俳句には欲しいものです。つまらない例ですが、(身丈ややこころもとなし秋団扇)とか… (2013年08月26日 (月) 14時54分)[1871]

千尋 > 作者は宮本義之さんでした。 (2013年08月30日 (金) 20時20分)[1882]
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3、群とんぼ球児の去りし甲子園 投稿者:千尋 (2013年08月23日 (金) 01時00分) [1818]
5点(保子、淳子、美鈴、寿美、美保子)


寿美 > 熱闘甲子園というように、連日猛暑の中の戦いと応援、すさましいほどの甲子園でしたが、終わってみれば広い球場はとんぼの天国。静と動の球場の様子や球児達の汗と涙も浮かんできます。 (2013年08月23日 (金) 09時15分)[1823]

淳子 > 寿美さんと同じ気持ちです。富山第一高校4−5の惜敗彼らの、思いはあるだろうけれども、心から健闘に拍手喝采をしています。初出場だけに地元は沸きました。 (2013年08月24日 (土) 22時19分)[1834]

> 今年の夏の甲子園も、初出場の前橋育英の優勝で幕を下ろしました。球児の皆様、猛暑の中お疲れ様でした。さて、掲句なんですが、甲子園は結構街中(まちなか)にあるので、どうも群れになる程とんぼが飛ぶというのに違和感が…。仮に飛んでいるとしたら、寿美さんのおっしゃる戦いが終わった後の静けさが直接的に象徴されすぎているかなと… (2013年08月25日 (日) 02時57分)[1839]

美鈴 > 私も寿美さんと同じ気持ちです。熱狂の坩堝から一転、もとの静かな空間に蜻蛉がスイスイと飛んでいる、初秋の風景が感じられます。群れとんぼは誇張でしょうが、いいのではないでしょうか。 (2013年08月25日 (日) 11時19分)[1856]

美保子 > 少し自慢をさせてください。宮崎の延岡学園が決勝まで行ったのです。宮崎勢としては大変な事だったのです。実は富山第一高校も応援していたのです。富山には玄鳥の誌友の方がいらっしゃいますし、昨年旅行でおとずれたfという理由なのですが。熱い戦いの後の静けさ、汗や涙のしみ込んだグラウンドに富んでいるトンボ、何だかいろいろな事を語っているような気がしたのです。 (2013年08月25日 (日) 23時30分)[1868]

> みなさまの鑑賞のすばらしさに、自分のひねくれた見方を反省しています。これはまさに、芭蕉の名句に匹敵する素晴らしい句でした。(夏草や≒群とんぼ)(兵どもが夢のあと≒球児の去りし甲子園) (2013年08月26日 (月) 14時18分)[1870]

寿美 > 修さんやっぱりすごい。ほんとに芭蕉の句と同じ詠みですよね。修さんの頭の中からパパっと引き出されてくること自体この句会のホームランだと思いました。 (2013年08月27日 (火) 10時57分)[1876]

千尋 > 作者は森内洋子さんでした。 (2013年08月30日 (金) 20時21分)[1883]
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4、減量の時計バンドや天高し  投稿者:千尋 (2013年08月23日 (金) 00時58分) [1817]
   


保子 > 「天高し」暑くて、大雨で全国的に大変なのですが、なにやら秋の気配を感じますね。 (2013年08月25日 (日) 00時44分)[1836]

> (減量の時計バンド)というのは、何か腕に巻くだけでダイエットが出来る器具なんでしょうか、それとも夏場に痩せて、ずっとはめていた時計のバンドがすかすかになってしまった状態のことなんでしょうか…。みなさんはどう思われますか? (2013年08月25日 (日) 03時03分)[1840]

寿美 > もしそういうバンドが有ったらこの場合天高しだから減量に成功してウキウキ歩いている感じでしょうか。今簡単に楽して痩せるなんとか、かんとかというとすごく売れるそうだから知らないだけで有るかもしれませんね。知ってて成功体験者なら取れる句かもしれませんが・・・・。 (2013年08月25日 (日) 10時03分)[1853]

洋子 > 夏瘦ではなく、ダイエットに成功して、時計のバンドが緩く感じられるようになった、心がうきうきしてくる、というような心情に、天高し、が合うように思います。
腕に巻くだけでダイエットができる時計バンドがありましたら、ぜひ教えてください! (2013年08月25日 (日) 15時25分)[1860]

千尋 > 浅村惠美子さんでした。 (2013年08月30日 (金) 20時23分)[1884]
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5、賑わいの街の時計屋大昼寝  投稿者:千尋 (2013年08月23日 (金) 00時57分) [1816]
5点(保子、義之、寿美、修、杏花)


寿美 > 博多にも賑わいの商店街に時計屋さんがあります。時計は今は随分安く買えるようになりましたが、そうそう買い換える物でもなく買うとなるとはした金ではなく衝動買いすることもなく、通り過ぎてしまいます。店番は昼寝もできそうでこんな場面を目撃し俳句にした俳人に感激。 (2013年08月23日 (金) 09時27分)[1824]

> まったく最近は携帯電話やスマフォが時計の機能も果してくれるので、特に腕時計をしている人も減ってきて、時計屋さんも暇で、大昼寝も十分ありそうですね。 (2013年08月25日 (日) 03時07分)[1841]

千尋 > 作者は渡辺淳子さんでした。 (2013年08月30日 (金) 20時23分)[1885]
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6、緒の切れた下駄提げてくる盆の兄 投稿者:千尋 (2013年08月23日 (金) 00時56分) [1815]
5点(洋子、惠美子、美鈴、修、美保子)


洋子 > 「盆の兄」は亡くなったお兄さんがお盆に帰ってきた、ということでしょうか。(昨夜、三陸の被災者のところに亡くなった2人の子供が帰ってきて、「もう大丈夫だよ」とにこにこして言った、とかいうような話を集めたNHKのテレビ番組をみました。)
ムッシュかまやつの「わが良き友よ」という歌を思いだしました。「下駄をならして奴がくる 腰に手ぬぐいぶらさげて、、、」お兄さんはきっと楽しい優しい方だったんだろうと想像しています。 (2013年08月24日 (土) 13時43分)[1831]

> 洋子さんと同じで(亡き)兄を思いました。活発で、いたずらっ子だったんでしょうね。(盆の兄)という言い回しがちょっともっちゃりしているような気がしたので、個人的には、(緒の切れた)を思い切って削除し、(下駄提げしまま兄来たる魂祭)ぐらいでもいいかなと… (2013年08月25日 (日) 05時40分)[1843]

惠美子 > 下駄下げて来られるお兄さんは・・まだお若いのでしょうね? 妹か弟は もう還暦を過ぎて・・?!  上五・中七は修さんの仰るのは・頷けます。 ・・が、「緒の切れた下駄」も 捨てがたいような・・?  「緒の切れし下駄さげて兄魂祭」では・?? だめでしょうか? (2013年08月25日 (日) 07時24分)[1845]

洋子 > 修さん、「もっちゃり」というのはどういう感じなんでしょう?岡部主宰もよく「もっちゃり」という表現をされますが、なんとなくわかるようでもう一つすっきり解らないので、この際、おたずねしておきたいと思います。よろしくお願いします。 (2013年08月25日 (日) 09時16分)[1850]

美鈴 > いまどき下駄を履くのは盆踊りのときくらいでしょうか。最初お兄さんは生身の人かと思いましたが、そうではないのでしょうね。緒の切れた下駄、がいいと思って頂きました。即物具象ではないでしょうか。一般的にもっちゃりというのは、あか抜けない、田舎くさい、のような意味でつかわれますが、俳句に対してはすっきりしないという意味でしょうか?修さんよろしくお願いします。 (2013年08月25日 (日) 11時38分)[1857]

> たしかに「もっちゃり」は辞書にない、ある種の造語であります。自分的には語感の近い二つの副詞の意味を汲んだ造語と考えておるのであります。(副)もっさり…@やぼったいさまAぼんやりして気の効かないさまB毛深いさま。(副)もったり…@粘り気があるさまA鈍い感じがするさま。以上の二つの語を元に、「俳句の中で使う言葉(表現)としてこなれていないために、一句にどよんと澱みもたらしてしまっているさま」と勝手に解釈し、使わせていただいているのであります。そういえば、岡部主宰に尋ねたことはないので断言は出来ないのですが… (2013年08月25日 (日) 15時27分)[1861]

洋子 > 修さん、難しいことをお聞きして、時間をとらせてしまい、すみませんでした。
ふと思いついてグーグルで検索したら、!!あったのです。結構いろいろ書かれています。ベストアンサーのハンコが押されていた答えは、「関西では広く使われています。垢ぬけしない様子、洒脱さのない様子をいいます。」だそうです。
修さんの解説を参考にしながら、読解していきたいと思います。ありがとうございました。
(2013年08月25日 (日) 17時03分)[1862]

> まさか関西で広く使われておろうとは…。意味もわかったので、これからは自信をもって使っていきたいです。ありがとうございました。 (2013年08月25日 (日) 17時50分)[1863]

寿美 > 昔は靴など無かったのでみんな下駄か、わら草履でした。盆と正月には新しい下駄を兄弟分買って貰い、その日まで床の間に置いてありました。
杉とか檜ではなく、廃材でつくったような下駄だったので、すぐすり減るし石ころに乗り上げてクリンと成っただけでもすぐに鼻緒が切れ、物のない時だったので草履よりはましで正月、盆が楽しみでした。舗装もない道で牛や馬も通っていてあちこちフンが落ちていましたので、雨の日はわら草履では悲惨でした。この句から何十年も前のことを思い出して感傷にに浸ってしまいました。 (2013年08月27日 (火) 11時23分)[1877]

千尋 > 作者は桝室杏花さんでした。 (2013年08月30日 (金) 20時25分)[1886]
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7、採寸の母より逃げて大向日葵 投稿者:千尋 (2013年08月23日 (金) 00時54分) [1814]
4点(加津子、義之、修、杏花)


> 「○○ちゃん、これから盆踊りの時に着る浴衣を縫うための採寸をしますから、しばらくじっとしてて頂戴ね」「わーい、わーい、じっとしているのはいやだよ〜」「これこれ、○○ちゃん、逃げ出してはいけません」「わーい、わーい」「庭の向日葵の後ろに隠れたつもりでも頭隠して尻隠さずですよ」…そんな子供の頃の景でしょうか。 (2013年08月25日 (日) 03時17分)[1842]

美鈴 > 子供の頭の中はいつも友達と遊ぶことでいっぱいで片時もじっとしてはいません。なんとか採寸しようと思っても寸法を書いている間に逃げられてしまう。そんな昔を思い出します。
向日葵の陰に隠れる子供、向日葵のような明るい元気な子供七日も知れませんね。 (2013年08月25日 (日) 11時46分)[1858]

美鈴 > 七日は、なのか、です。
(2013年08月25日 (日) 11時48分)[1859]

加津子 > 新しい浴衣は嬉しいけれど、立たされてなかなか終わらない採寸は暑い思い出があります。大きな向日葵の柄を想像しました。 (2013年08月26日 (月) 19時27分)[1872]

千尋 > 作者は鈴木美保子さんでした。 (2013年08月30日 (金) 20時26分)[1887]
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8、あるだけの陶土をこねて秋に入る  投稿者:千尋 (2013年08月23日 (金) 00時53分) [1813]
4点(洋子、加津子、杏花、美保子)


洋子 > あるだけの陶土をこねて、秋には名作を大量生産しよう、、、という意気込みが感じられます。俳句もきっとそうなのでしょう。羨ましい限りです。 (2013年08月23日 (金) 20時48分)[1829]

美保子 > 秋は展覧会美術展など、芸術の秋でもあります。夏の間に構想を練っておいた作品に取り掛かるのに、ようやく涼しくなったという意気込みでしょうか。涼しくなったら、俳句も少しは浮かんでくれるでしょうか。l (2013年08月25日 (日) 23時37分)[1869]

加津子 > 陶土をこねてみようかという気持ちになった作者の秋の感じ方にすごいと思いました。 (2013年08月26日 (月) 19時43分)[1873]

千尋 > 作者は木村修さんでした。 (2013年08月30日 (金) 20時26分)[1888]
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9、天皇の老いたまひけり敗戦忌 投稿者:千尋 (2013年08月23日 (金) 00時53分) [1812]
5点(淳子、洋子、惠美子、義之、寿美)


寿美 > 敗戦の玉音放送を聞いた年代は殆どいなくなり、平成の天皇も毎年敗戦日にお言葉を述べられている場面をテレビで拝見していますが、共に美しい白髪で少しかがまれて随分お歳を召されたなあと思っています。又この日は国民が炎天にひざまずき、昭和天皇の「忍びがたきを忍び・・・・」の玉音放送も思い出します。 (2013年08月23日 (金) 09時37分)[1825]

洋子 > 「老いたまひけり」を具象的に書かれたらもっと良かったのではないでしょうか。寿美さんが書かれているように、白髪、とか、かがまれた背中とかあると思うのですが、昭和天皇もそのようでしたので、平成天皇には、温顔とか穏やかな笑顔とかいうのではいかがでしょうか。美智子妃殿下といたわりあっているような景が書けたらいいと思いますが、難しいですね。 (2013年08月23日 (金) 20時36分)[1826]

洋子 > 追加ですが、宇多喜代子さんの句に「天皇の白髪にこそ夏の月」というのがあり、どこかでその自句自解を詠んだ気がするのですが、忘れてしまいました。 (2013年08月23日 (金) 20時41分)[1827]

洋子 > すみません、何度も。「自句自解を読んだ」でした。 (2013年08月23日 (金) 20時43分)[1828]

> 宇多喜代子さんの句は、何か天皇という存在の悲哀みたいなものを象徴的に伝えながらも、夏の月という涼やかな季語が、句の重みをふっと抜いてくれており、それが余韻につながっているように思いました。一方、掲句は(敗戦忌)という季語を使っているため、どうも句の世界が限定されて現実的なものしか見えてこないところが、ちょっと弱みなのかなと… (2013年08月25日 (日) 05時59分)[1844]

惠美子 > 私の好みは 敗戦忌は使ったことがありません。 「終戦忌」の方が好きなんです。 陛下と美智子皇后さまは 親近感がありますよねぇ〜!  京都にいらっしゃった折に、トンネルを抜けた所で一人で待ちました。 私にだけに・手を振って下さいました。 (2013年08月25日 (日) 07時36分)[1846]

洋子 > 修さんの「天皇の白髪、、、」の句の解説、素晴らしいです。名句であることがよくわかりました。「敗戦忌」の斡旋の仕方もなるほどと思いました。よく考えてみたいと思います。 (2013年08月25日 (日) 09時11分)[1849]

淳子 > 天皇と同じ時代を過してきて、過去の思い出も、共通したものが、おありかと思います。戦後から現在までさまざ  
まを、乗り越えてささやかながら、安泰の生活を致しておりますが、国家の象徴としての天皇のお立場、また人間天皇として、及ぶところの出来ないご心労、ご苦労があると、思います。優しい皇后がいつも傍らに・・・皇后様もお元気でいらしてください。修さんの”夏の月”で ほっ
といたしました。重みが抜けてよかったです。 (2013年08月25日 (日) 10時13分)[1854]

千尋 > 作者は佐藤美鈴さんでした。 (2013年08月30日 (金) 20時27分)[1889]
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8月の句会です 投稿者:千尋 (2013年08月23日 (金) 00時50分) [1811]
夜景とは愁ひの灯かや夏の果て   鈴木真砂女

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追伸 投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 22時14分) [1702]
この場をお借りお知らせいたします。本誌の「ひこばえ抄」に投句をお願いいたします。詳細は7月号の風見鶏を読んでください。

小川紫翠先生が誌上でご指導くださいます。

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7月の句会です 投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 22時11分) [1701]
こちらでは、何故か今年は蝉の声よりも鶯の声の方が響きます。

句会のご用意が整いました。
これから約1週間、できましたら毎日このページを開けてくださいませ。

今月は伊藤保子先生にご指導をいただきます。
保子先生、みなさまお願いいたします。



保子 > 宜しくお願いします。23日の夕方からあ関東地方は強い雷雨と風に見舞われ電車も一時運転停止になりました。皆様の方の天候は如何でしょうか。この1週間宜しくお願いします。 (2013年07月23日 (火) 23時36分)[1703]

千尋 > 期日が来ましたので作者の発表をさせていただきました。

保子先生ご指導ありがとうgとざいまいました。
みなさまお暑い中、活発な書き込みをありがとうございました。

来月もまだまだ暑いと思いますが、お待ちしております。

さて、上の記事にも書いていますが、「ひこばえ抄」へのご参加をお願いいたします。紫翠先生が首を長くして待っておられます。 (2013年07月30日 (火) 12時31分)[1808]

保子 > 皆様いろいろと有難うございました。来月も宜しくお願いいたします。 (2013年08月01日 (木) 20時43分)[1809]
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1、軍服の父は美男子紙魚払う 投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 22時04分) [1700]
6点(保子、洋子、修、美保子、かおる、美保)


義之 > 「軍服の父は美男子」で、セピア色に変色した、額縁入りの写真が飾られている景が見えてきます。 ただ、直観的に「紙魚払う」は頂けないと感じました。それでは、意味的な繋がりが生じ、作者が古いアルバムを開いている景に限定されてしまいます。旧家の欄間に飾られた、軍刀を杖にした士官姿の父が見えてくるような季語を、取り合わせて頂きたいと思いました。 (2013年07月25日 (木) 04時12分)[1734]

惠美子 > 頂こうか・?と迷った句です。 義之さんの説得力のある選評に頷いております。 下五は「逃げる紙魚」なら・少し面白いような・・? (2013年07月25日 (木) 06時32分)[1735]

かおる > はっきりと美男子と言い切って微笑ましいと思います。
義之さんのおっしゃるように紙魚は付きすぎでしょうか? (2013年07月25日 (木) 21時15分)[1750]

> 土用干の景であろう。古いアルバムをたまたま開くと意外にも美男子の父の軍服姿の凛々しい写真を見つけたのである。そして写真の上を紙魚がうろうろしていたのである。(紙魚払う)に作者(娘さん)のさりげない父への思いが出ているのである。義之さんの(欄間に飾られた、軍刀を杖にした士官姿の父)も捨てがたいが、アルバムの中の父もなかなかいいものである… (2013年07月26日 (金) 00時23分)[1756]

美鈴 > 頂こうと思った句ですが、義之さんと同じく季語が付きすぎかなと思って頂きませんでした。いろんな季語を思いめぐらせて楽しんでいます。 (2013年07月26日 (金) 08時54分)[1757]

洋子 > 戦時中一般の男性も徴兵されて戦場に駆り出され、沢山の人が2等兵として戦死しました。軍隊関係の学校に行って兵隊の位を上って士官になったた人たちより、多くの一般人が亡くなったのです。私の村でも戦死者をだした家は結構あり、友達にも父親が戦死した人がおりました。一時は写真が仏壇や長押に飾られていても、戦後70年もたつと、もう片付けられ、代わって子や孫やひ孫の入学式、七五三などの楽しい写真に変わっているでしょう。
そんな折に古いアルバムに軍服姿の父の写真を見つけたのです。死をはらんだ軍服に身を固め、意思的な顔つきの若い父はりりしく美しい。今でいうイケメンとは全く違う美しい男子なのです。士官でなく二等兵でも一緒です。写真は紙魚にくわれていますが、父は美しいのです。
というわけで紙魚に賛成です。 (2013年07月26日 (金) 20時25分)[1766]

加津子 > 私も、美鈴さんと同じく季語がつきすぎかなと思いいただきませんでした。それにしても、昔の白黒の写真はきりりとして日本人ここにありと思うような顔立ちをしています。 (2013年07月28日 (日) 20時35分)[1782]

千尋 > 作者は渡利寿美さんでした。 (2013年07月30日 (火) 12時19分)[1797]
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2、夏草をバリカン刈りに曲輪跡  投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 22時03分) [1699]
2点(洋子、美鈴)


洋子 > 夏草に、バリカンで頭を刈った時のよう、一直線にスーッと刈り跡が付いた爽快感が感じられます。虎狩りになってもご愛敬です。 (2013年07月25日 (木) 00時13分)[1719]

保子 > 「夏草」思っただけでも爽快感がありますね。「曲輪跡」についてははどうでしょうか。 (2013年07月25日 (木) 00時40分)[1721]

洋子 > 「曲輪」は城郭内にある一定区画を分かつ区域、とのことですから、広々とした青草の区域で、そこを刈って行くのは、とても気持ちのいい感じがするのではないでしょうか。
美鈴さん、どうですか。 (2013年07月25日 (木) 09時06分)[1742]

美鈴 > 洋子さん、ご指名頂きありがとうございます。新神戸駅の北側を登ってゆくと城跡があります。曲輪跡であるとの表示があったように記憶しています。洋子さんのおっしゃる通り、ちょっとした草原でした。バリカン刈りが今風ですね。機械のなかったころは
手作業で大変だったことでしょう。 (2013年07月26日 (金) 09時00分)[1758]

洋子 > 「くるわあと」って最初あの廓を思ってドキッとしました。(笑) (2013年07月26日 (金) 20時37分)[1768]

保子 > 「曲輪跡」という場所の設定ですが、この作品の場合あった方が良かったでしょうか。 (2013年07月26日 (金) 23時01分)[1770]

洋子 > 曲輪跡という言葉は聞きなれない言葉でしたので、違和感を感じましたが、場所の設定としては城跡の広い青野原で悪くはないと思いました。でも、保子先生のように、夏草とバリカン刈りだけで1句仕上げるというのもすっきりしていいと思います。先生、試作品を、、、。 (2013年07月28日 (日) 11時17分)[1777]

保子 > 洋子さん、難しいですが、「草原をバリカン刈りにいたしけり」「草原をバリカン刈りに風の中」〜〜。 (2013年07月29日 (月) 00時23分)[1784]

洋子 > 保子先生、ありがとうございました。曲輪跡をいれなくてすっきりしましたね。今はやりの「風立ちぬ」を使って、「草原をバリカン狩りに風立ちぬ」だったらおかしいですか。 (2013年07月29日 (月) 00時53分)[1786]

保子 > 私の例句を含め、安易かなと〜、もし吟行句であったら、もう一度情景を思いだしてみたら如何でしょう。ところで「バリカン刈り」若い方達にも通用するのでしょうか。 (2013年07月29日 (月) 22時31分)[1793]

千尋 > 作者はかおるさんでした。 (2013年07月30日 (火) 12時19分)[1798]
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3、あめんぼう悲しい記事の多かりき 投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 22時03分) [1698]
5点(寿美、加津子、かおる、美保、杏花)


寿美 > アメンボは澄んだ水の上を達観したように、風のなすまま、流されては又思い出したように元の位置に・・・・見ていてあきない。反して人間界は人殺しは日常茶飯事、妬み、付け火、エトセトラ・・・誠に恐ろしい。 (2013年07月24日 (水) 10時06分)[1704]

加津子 > 先日、富士山の伏流水の湧水で優雅に泳ぐあめんぼに会いました。幸せだねと思わず話しかけていました。そのときの自分と重なりいただきました。 (2013年07月24日 (水) 15時12分)[1708]

義之 > 世間話をしている状況が見えてきて、あめんぼうとの取り合わせも程よく響いて共感を覚えます。ただ、句会で先生から指摘される、一つの典型的なパターンの句だと感じました。「悲しい」「嬉しい」「楽しい」等は作者の主観であって、何が悲しい記事なのか、具体的なものが見えてきません。私は、具象を提示して読者に悲しみや、嬉しさを感じさせるのが俳句だと思っています。 (2013年07月24日 (水) 20時40分)[1712]

洋子 > 「多かりき」の「き」は、過去を表わす助動詞ですので、「多かった」という過去のことを言っていると思います。(
「野菊の如き君なりき」のように)
過去の何時のことかわからないのでいただきませんでした。


(2013年07月24日 (水) 23時33分)[1715]

保子 > 寿美さん加津子さんの選評、また義之さんの考え、洋子さんの「多かりき」の「き」の使い方など、選をされなかった方も書き込みお願いします。 (2013年07月25日 (木) 00時29分)[1720]

> 寿美さん加津子さんの選評…深いですね。洋子さんの「き」のご指摘、あめんぼうは眼前の現実でしょうから、(悲しい記事が多かった)と過去形で続くと、たしかに違和感がありますね。義之さんの(具体的なものが見えてきません)というご指摘、耳が痛いです。気をつけます… (2013年07月25日 (木) 03時32分)[1733]

杏花 > 皆様の評感心致しました・
書き込みパスばかり申し訳ないです、この句最近の実感で戴きました、明るいニユース有るといいですね・ (2013年07月25日 (木) 10時04分)[1743]

かおる > あめんぼうと人間世界の悲しい記事の取り合わせは共感します。 多かりき の使い方、勉強になりました。 (2013年07月25日 (木) 21時21分)[1751]

美鈴 > 中7下5の制約の中で一つの記事を盛り込むのは難しいことです。けれどもこの句は少し大雑把かなと思います。作者さんごめんなさい。 (2013年07月26日 (金) 09時09分)[1759]

保子 > 「多かりき」の「き」を「多かりし」と「し」に変えてみたらどうでしょう。意味的には変わらないかもしれませんが。 (2013年07月26日 (金) 23時06分)[1771]

> あっ、「し」の方が少し柔らかく響いてきました。意味は変わらずとも、少しでも読んだときにすっと入ってくるように工夫することも、俳句では大切なんですね。勉強になりました。先生ありがとうございます。 (2013年07月29日 (月) 13時54分)[1791]

千尋 > 作者は惠美子さんでした。 (2013年07月30日 (火) 12時20分)[1799]
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4、万緑や大学ノートに滴りぬ 投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 22時02分) [1697]
1点(淳子)


寿美 > 万緑も滴りも夏の季語になっているので、季重ねでしょうか。この場合の滴りは季語の本意ではない滴りのようですので、別の言葉が良いと思います。 (2013年07月24日 (水) 17時56分)[1711]

保子 > 寿美さんの季重ねか、それとも「滴り」は季語の本意ではない「滴り」ではなかろうかとの感想です。皆様の考え教えてください。 (2013年07月25日 (木) 00時52分)[1722]

> 季語の(滴り)は山道に沿う崖や岩間から苔むした岩肌を伝って滴り落ちる水というイメージがあります。掲句の場合、万緑という、どちらかというと青々した山や森全体を表わす季語が最初に来ているので、葉っぱに残った水滴がぽとりと直下のノートに滴り落ちたという感じで、一般の動詞としての(滴り)と受け留めました。そういう意味では寿美さんのおっしゃるように別の言葉、例えば(万緑や大学ノートのひとしずく)くらいでも良かったのかなと… (2013年07月25日 (木) 03時18分)[1732]

惠美子 > 「ひとしずく」いいですね〜! (2013年07月25日 (木) 06時38分)[1736]

淳子 > 万緑と滴りと季重ねになっていること、見落としていました。この滴りは、季語の本意ではなく、緑が滴る様に緑陰  を作っている意味と思いました。公園の緑陰あふれるベンチで、ノートを開き勉強している姿を、想像しました。季重ねですが、好きな雰囲気です。 (2013年07月25日 (木) 10時11分)[1745]

美鈴 > 滴るような緑がノートにも反映されているということだと思います。や、で切れていますので滴っているものがあいまいになっていませんか。や、で切らずに万緑のとすれば素直に作者の意図が伝わると思いますがいかがでしょうか。 (2013年07月26日 (金) 09時15分)[1760]

洋子 > 美鈴さんの添削素晴らしいです。 (2013年07月26日 (金) 20時30分)[1767]

保子 > 「万緑の大学ノートに滴りぬ」 美鈴さんこんな感じでしょうか。作者さん如何でしょうか。 (2013年07月26日 (金) 23時13分)[1772]

淳子 > 私は俳句に対してはなはだ、認識不足ですので、万緑や、の や、の持つ意味を保子先生教えてください。恥ずかしいです。の の方が良いのでしょうか?
  (2013年07月27日 (土) 22時28分)[1776]

寿美 > 俳句には表現の微妙な違いで色々使える季語があります。今年の全国大会の句会で「塗り下駄に赤き爪皮青時雨」実は私の句でした。青時雨の解釈で私の季寄せには青葉の頃の時雨とありましたのでその意味で句作していました。所が石川陽子さんの季寄せには葉っぱにたまった雨の滴が落ちることと書かれてありました。まさに滴りの句意にあたります。葉っぱのたまり水がポトリポトリと落ちるのが滴りでこの状態の時に少しでも風が吹くとはっぱのたまり水が雨のように降り注ぐこれが青時雨ではと思うのですが・・・。俳句は難しい。 (2013年07月28日 (日) 11時41分)[1778]

惠美子 > 寿美さん、青葉の頃の雨は「青葉雨」で、雨後のぽとりぽとりは「青時雨」「青葉時雨」だと。 「滴り」は地中から滲みだした水が山の崖や岩肌などを伝って落ちる雫のこと。 私の歳時記には書かれています。   掲句の「滴りぬ」は 意味が違うようには思いますが、「したたりぬ」とひらがなの方が・いいのかも・・?  「万緑の」に賛成です。 「の」でも軽く「間」が入ると思います。 (2013年07月28日 (日) 14時24分)[1779]

寿美 > 恵美子さん私は滴りの句意の勘違いの思いこみですよね。ありがとう。 (2013年07月28日 (日) 19時09分)[1780]

ミスズ > 保子先生の添削で景がはっきり見えてきましたし、すっきりいたしました。ありがとうございます。
滴るような緑という言い回しはよく使われます。広げた大学ノートに緑がしたたり落ちている、生き生きとした句だと思います。 (2013年07月28日 (日) 20時27分)[1781]

保子 > 淳子さん、「や」と「の」使い方、美鈴さんの書き込みに上手に表現されていると思います。この作品は「や」を「の」に変えて読み、又原句を読み直してみると、その違いが分かると思います。 (2013年07月29日 (月) 00時52分)[1785]

洋子 > [万緑や」と切ると、中7下5とは直接的にはつながらなくなりますので、中7下5の主語が必要になりますが、「万緑の」にすると万緑が主語になり、万緑の緑がノートに滴った、という景がよく見えてくるのではないでしょうか。 (2013年07月29日 (月) 01時03分)[1787]

淳子 > 皆様に懇切に教えて頂いて有難うございました。みなさまの俳句の勉学振り、感心いたしております。反省しきりです。今後ともよろしくお願いいたします。先生、みなさま
有難うございました。

(2013年07月29日 (月) 07時50分)[1788]

作者 > 淳子さん、貴重な一点をありがとうございます。皆様、沢山の書き込みをありがとうございます。たくさんの事を教えて頂きました。 万緑や としたことで、季重なりのようだと 紛らわしい表現となったのですね。俳句では一文字を大切にという事ですね。 (2013年07月29日 (月) 23時19分)[1796]

千尋 > 作者は美保子さんでした。 (2013年07月30日 (火) 12時21分)[1800]
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5、鍵一本混ざる焼骨凌霄花 投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 22時01分) [1696]
3点(惠美子、義之、杏花)


寿美 > 母は自分のベッドの引き出しに死んだらこれを着せてくれと嫁入りに着た綸子の白無垢を入れていました。真夜中に亡くなりましたが急いで取りに戻り納棺師の方が薄化粧をしてくださり、母の希望どうりに送ることができました。ゆかんといって清拭され合掌した手に数珠を掛けて美しい姿で、死も怖くないと思いました。この句は納棺時に意図的に入れられた物か、色々想像して忘れかけていた母のことも色々思い出を探るきっかけに成りました。 (2013年07月24日 (水) 10時46分)[1707]

義之 > 焼骨と凌霄花の取り合わせは納得ですが、字面のイメージのせいでしょうか。真夏の斎場のやりきれなさが、よく表現されていると感じました。いかようにも取れる内容の句ですが、私には、嫁と姑の確執が斎場まで、引きずっているように読み取れました。それにしてもすごい俳句です。 (2013年07月24日 (水) 20時56分)[1713]

洋子 > 母の時は大腿骨骨頭の手術をした時の金具が出てきました。義母は経帷子に菅笠という出で立ちで、悲しかったです。義兄は会社に行く時のスーツ姿でしたが、こういうケースの時にはもしかしたら鍵が出てくるかもしれませんが、、、。義之さんのおっしゃる「真夏の斎場」の雰囲気はでていると思います。 (2013年07月24日 (水) 23時44分)[1716]

保子 > 皆様の書き込みを読ませて頂いて、人生の縮図、厳粛な気持ちになります。「鍵一本」洋子さん納得です。 (2013年07月25日 (木) 01時09分)[1723]

惠美子 > ひとり暮らしだった方を想像しました。  50年前の父は・こぶし大の燻ぶる癌が残っていました。  今の社会状況の物悲しさを感じました。   (2013年07月25日 (木) 06時49分)[1737]

加津子 > 少し、おどろおどろしていただけませんでした。 (2013年07月25日 (木) 06時54分)[1738]

杏花 > 亡き人を想う気持ちが伝わります、年をかさねる毎に別れの句に惹かれてしまいます・ (2013年07月25日 (木) 10時09分)[1744]

淳子 >  鍵1本にすごく痛ましく、その人の人生が凝縮して感じました。年を重ねていますが、生き方を改めて考えるひと時でした。私も厳粛な気持ちになりました。すごい俳句です。採りたいと思った句でしたが一歩引きました。




(2013年07月25日 (木) 17時33分)[1747]

美鈴 > とても重い内容の句ですね。本当のことだとすれば、いろんな想像が頭を巡ります。棺に入れるものに制約はないのでしょうか。私は季語を思いっきりさらりとしたものにしたほうがよかったのでは、と思いました。 (2013年07月26日 (金) 09時24分)[1761]

淳子 > 凌ぜん花は大きな樹にも登り咲きます。この方も、生前は大いなる活躍した時もあっただろうと、思った時凌ぜん花は、納得と思いました。 (2013年07月29日 (月) 10時49分)[1789]

千尋 > 作者は修さんでした。 (2013年07月30日 (火) 12時22分)[1801]
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7、病床で待つバリカンや夏椿 投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 22時01分) [1695]
5点(保子、寿美、修、美鈴、杏花)


寿美 > 長期入院の夫か父か少しでも病みやつれを解消しようと散髪を妻に頼む。夏椿でまだまだ続きそうな入院が思われて悲しい。 (2013年07月24日 (水) 10時11分)[1705]

洋子 > 「夏椿」は朝に咲いて夕方に散る一日花ですので、何だか不吉な感じが、、、。 (2013年07月24日 (水) 23時50分)[1717]

> えっ、そうなんですか。それはいけませんね。長期療養が必要なサナトリウム、結核療養所みたいなところで数少ない楽しみのひとつである訪問散髪(バリカンで短く刈り上げます)を待つ患者さんのの雰囲気がよく出ていると思っていただきました。 (2013年07月25日 (木) 03時00分)[1731]

杏花 > 私は楽しく詠ませていただきました・
病んで身なりをちゃんとしている夫を想いました、夏椿が哀しすぎますね (2013年07月25日 (木) 10時19分)[1746]

美鈴 > 長期入院の患者さんのために
理容師さんが来て下さるのだと思いました。窓辺に毎日可憐な花を咲かせる夏椿が病人を慰めてくれているのでしょう。 (2013年07月26日 (金) 09時32分)[1762]

保子 > 夏椿に限らず、今日散る花があり、明日咲く花があります。「病床で待つバリカン」素敵なフレーズですね。 (2013年07月29日 (月) 22時38分)[1794]

千尋 > 作者は美保さんでした。 (2013年07月30日 (火) 12時23分)[1802]
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8、香水の香りとともに離陸する  投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 22時00分) [1694]
3点(保子、惠美子、美保)


美保 > 今回はビジネスクラスの海外旅行ですので、普段つけたことのない香水に挑戦してみました。これからの楽しい旅への期待と緊張感がよく表われているように思いました。 (2013年07月25日 (木) 22時52分)[1754]

> たしかに(これからの楽しい旅への期待と緊張感)が巧みに伝わってきますね。香水は香るものなので、ちょっとダブり感が…。(香水を一滴振って離陸する)…香水だけになかなか(香り)を消すのは難しいですね… (2013年07月26日 (金) 12時15分)[1763]

惠美子 > 普段香水をつけられない年配の方が、すっきりされたスチュワーデスさんの香りで、旅のわくわく感を詠まれたと思いました。 たしかに・「香り」にダブリ感はあるようですね。 (2013年07月26日 (金) 15時21分)[1764]

保子 > 「香水の香り」皆様の言われるようにダブリ感はありますが、この処で作者の香水に対する微妙さを表現していると思いました。{イヤダな〜} (2013年07月26日 (金) 23時22分)[1773]

保子 > 香水の香りの強い人と隣席になった作者の気持ち。 (2013年07月29日 (月) 00時01分)[1783]

> あっ、たしかに隣席の方の香水かもしれませんね。お気に入りの香だったらいいけれど、そうではない時はフライトの間ずっと…。固定観念に捉われず、ちょっと角度を変えて句を読んでみることも必要なんですね。勉強になりました。先生ありがとうございました。 (2013年07月29日 (月) 13時49分)[1790]

千尋 > 作者は加津子さんでした。 (2013年07月30日 (火) 12時23分)[1803]
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9、教会建つ炎暑に絶えぬ槌の音 投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 21時59分) [1693]
1点(修)


> すごい句ですね。キリストを磔にする時の釘を打つ音までが聞こえてきました。今はちょっと暑苦しいけれども、やがて、完成した教会が多くの人を涼やかに救済してゆくことでしょう… (2013年07月25日 (木) 02時50分)[1730]

惠美子 > 意味的には修さんの仰られるようにすごい深い句ですね。   すこし推敲していただいて、説明的な感を無くせないだろうか・?と。 (2013年07月25日 (木) 07時13分)[1741]

保子 > 「教会建つ」なのに中七以下は?というところでしょうか。 (2013年07月26日 (金) 23時31分)[1774]

千尋 > 淳子さんの作品です。
淳子さん、お名前の書き込みが遅れてすみません。








(2013年08月02日 (金) 00時39分)[1810]
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10、青りんご娘のドレス借りてみる 投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 21時58分) [1692]
4点(義之、加津子、かおる、美鈴)


加津子 > 娘さんのドレスが着られて羨ましい。娘さんに内緒でかりたのでしょうか?それとも、お嫁に行っても部屋に洋服をおいたままの我が家とおなじなのでしょうか?どんな色柄かしらと楽しく想像しています。 (2013年07月24日 (水) 15時22分)[1709]

保子 > 「青りんご」で加津子さんのようにそれとも〜それとも〜と楽しい想像が続きますね。 (2013年07月25日 (木) 01時21分)[1724]

> 「青りんご」もなかなかのものですが、(花南瓜)ぐらいにして少し童話めいたものまで連想させてもらえると、もっといいかなと個人的には思えてしまって… (2013年07月25日 (木) 02時40分)[1729]

惠美子 > 花南瓜・・シンデレラ・ですね?!  「青りんご」と娘のドレスは意味的にも近く感じてしまいました。 (2013年07月25日 (木) 07時03分)[1739]

かおる > 娘のドレスを私が着ても青りんごのイメージにはなりません。 で、すごく惹かれました。俳句ですから、私は青りんご派です。 (2013年07月25日 (木) 21時28分)[1752]

千尋 > 作者は杏花さんでした。 (2013年07月30日 (火) 12時24分)[1804]
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11、「引く」を押す狭き隙間や炎天下 投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 21時55分) [1691]
2点(義之、美保子)


義之 > 「引くを押すは」よくわかる表現ですが、「狭き隙間や」が、こなれていない気がしました。「引く」ドアを「押す」などよくある経験です。それにしても毎日の猛暑は大変です。 (2013年07月24日 (水) 21時02分)[1714]

保子 > そうですね「狭き隙間」ちょっと微妙な表現ですね。 (2013年07月25日 (木) 01時26分)[1725]

かおる > そうです、狭き隙間 が分かりにくい表現なので、興味が湧いた句です。 (2013年07月25日 (木) 21時30分)[1753]

> ビルのガラスの大きな扉など引くべきところを押してしまうと、ちょっとしか開かなくて、はっとすることがあります。面白いところに目を付けられた句ですね。たいてい隙間は狭い、という気がして、ちょっとダブり感が… (2013年07月26日 (金) 00時07分)[1755]

千尋 > 作者は洋子さんでした。 (2013年07月30日 (火) 12時25分)[1805]
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12、遠花火難問パズルの鍵の桝 投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 21時54分) [1690]
4点(保子、惠美子、加津子、淳子)


加津子 > 遠花火の音の距離感とパズルがなかなか解けない時間、それぞれの空間を感じていただきました。 (2013年07月24日 (水) 15時29分)[1710]

> 加津子さんの詩的な鑑賞、すばらしいと思いました。(難問パズルの鍵の桝)という言い回しがちょっと堅い気がして、いただけませんでした。(ひとつだけ埋まらぬパズル遠花火)ぐらいで、自分的にはいいかなと思ったのですが… (2013年07月25日 (木) 02時33分)[1728]

淳子 > 加津子さんと同じ思いでいただきました。 (2013年07月25日 (木) 17時40分)[1748]

惠美子 > 数独を解いておられるのか・・な?   私も好きですが、最近は星三つまでしか出来なくなりました。 解けそうで解けないパズル・・「遠花火」が最適なのかな・・・?と考えましたが、私にはこれ以上は見つかりません。 (2013年07月26日 (金) 15時32分)[1765]

洋子 > 「遠花火」と「難問パズルの鍵の桝」の関係が、皆さんのコメントをじっくり読むうちに解ってきました。作者様の意図がわかってきました。こういう風に季語を斡旋するんですね。
私はこういう難解俳句がなかなか読み解けないのです。
勉強になりました。 (2013年07月26日 (金) 20時54分)[1769]

保子 > 「鍵の枡」がちょっと気になりましたけど〜。  (2013年07月26日 (金) 23時39分)[1775]

> 具体物としての鍵なのか(鍵のイラストが描かれた枡?)、観念としての鍵なのか、ちょっと曖昧なところが、読者としては困ってしまうのかもしれませんね… (2013年07月29日 (月) 14時02分)[1792]

保子 > 「枡」は枡、入れ物、器。「枡目」は枡形の原稿用紙などの枠。「難問パズル」とあるので、「鍵の枡」として言いたい事は分かるのですが〜。 (2013年07月29日 (月) 22時58分)[1795]

千尋 > 作者は義之さんでした。 (2013年07月30日 (火) 12時26分)[1806]
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13、歪なるブリキの釣瓶岩清水 投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 21時53分) [1689]
5点(保子、洋子、寿美、美保子、淳子)


寿美 > 3ヶ月ほどの娘を連れて初めて夫の里へ帰ったとき、おむつを洗うのにつるべ井戸の水くみが初体験でした。ブリキのバケツがロープで繋がれていて下に落として引き上げるのですが少しの水しかくめず、滑車でもついておればまだしも、腰は痛くなるし泣きたくなりました。岩清水・つるべ井戸懐かしい風景です。 (2013年07月24日 (水) 10時23分)[1706]

洋子 > 岩清水をためる井戸を掘って、井戸の内側は自然の岩や石なので、ブリキのバケツがぶつかって凸凹に歪んでいる、、、という景がよく見えます。石清水の冷たさが感じられます。 (2013年07月24日 (水) 23時56分)[1718]

保子 > ひんやりとした周囲の雰囲気もつたわってきますね。 (2013年07月25日 (木) 01時34分)[1726]

> 皆様のおっしゃる通り、水の冷たさと、ちょっと懐かしい山里の井戸のある景色まではっきりと伝わってきました。岩清水・井戸・そして使いこまれて歪になっているブリキ製の釣瓶、あまりにお膳立てが揃いすぎているようで、ちょっと敬遠してみました… (2013年07月25日 (木) 02時26分)[1727]

惠美子 > 修さんと同じことを感じてしまいました。 (2013年07月25日 (木) 07時08分)[1740]

淳子 > 岩清水と歪な釣瓶の取り合わせに雰囲気がよく出ていて岩清水の透明な清涼感を思い出します。 (2013年07月25日 (木) 18時18分)[1749]

千尋 > 作者は美鈴さんでした。 (2013年07月30日 (火) 12時27分)[1807]
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7月です 投稿者:千尋 (2013年07月22日 (月) 21時52分) [1688]
山一つ夏うぐひすの声を出す   平井照敏

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6月の句会はじめます 投稿者:千尋 (2013年06月23日 (日) 01時02分) [1585]
梅雨入りをしたというのに全く雨のない日が続きましたが、一昨日から降り始めたら降るは降るはで、じめじめな神戸です。

句会の準備が整いました。みなさま毎日句会のページを開いて書き込みを願いまする。
今月も今井紋子先生にご指導をいただきます。
紋子先生お願いいたします。


寿美 > 送ったんですが、22日でした。、今月も選句が遅れました。4、6、11です。ごめんなさい。 (2013年06月23日 (日) 10時18分)[1586]

紋子 > こんにちわ、2回目の句会ですね。梅雨空のうっとうしい季節ですが、沢山の書き込みをお願い致します。
(2013年06月23日 (日) 15時04分)[1590]

千尋 > ただ今、作者のお名前をそれぞれの句に書き込ませていただきました。

みなさまおつかれさまでした。
紋子先生、ありがとうございました。

さて、玄鳥誌7月号の「風見鶏」を読んでいただけましたでしょうか?
「ひこばえ翔」がはじまります。是非ともチャレンジしてください。 (2013年06月30日 (日) 16時02分)[1686]

紋子 > 昨日、小田原句会に参加をしておりましたので、当句会の最後のご挨拶が遅くなりました。申し訳ございません。

この二か月間、私は初心に返り、俳句について改めて学ばせて頂きました。
私の拙い指導に対して、いろいろとみなさまのお考えを頂きまして、本当に有意義な時間を送ることが出来ました。有り難く御礼を申し上げます。
どうぞこれからも、みなさまのご健吟のほどをお祈り致します。
(2013年07月02日 (火) 15時15分)[1687]
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1、万緑にブラックコーヒー染まりけり 投稿者:千尋 (2013年06月23日 (日) 00時55分) [1584]
2点(かおる、加津子)


寿美 > ブラックコーヒーに万緑が染まるはずないし、万緑に染まるときているので、心象の句とは思うんですが、・・・・ (2013年06月23日 (日) 10時22分)[1587]

紋子 > 寿美さん、早速の書き込みありがとうございます。何もかもみんな万緑に、染まっているような気持ちの良い景色、季節の感じを詠まれたことと、私も思います。
(2013年06月23日 (日) 15時44分)[1594]

かおる > 状況は分かりにくいのですが、万緑とブラックコーヒーの取り合わせが好きです。 (2013年06月23日 (日) 21時15分)[1600]

加津子 > コーヒーに緑が映えて深い濃くのある色になったと想像しました。ブラックコーヒーじゃないとこの色は出ないと思いました。 (2013年06月24日 (月) 09時57分)[1615]

> かおるさんのおっしゃるように、万緑とブラックコーヒーの取り合わせは捨てがたいですね。ちょっと染まらせてしまうと違和感があるので、ここはひとつ(万緑や)で切ってしまい、(ブラックコーヒーひとすすり)ぐらいで我慢するというのはどうでしょうか? (2013年06月25日 (火) 16時21分)[1634]

紋子 > 加津子さん、「コーヒーに緑が映えて深い濃くのある色」は分りますが、「染まりけり」では、無理の様に思います。具体的な表現の修さんの「万緑やブラックコーヒーひとすすり」はいいですね。それで、私は「ぐいと飲むブラックコーヒー万緑す」。
(2013年06月26日 (水) 14時23分)[1649]

加津子 > 先生、無理の様ということはちょっと強引過ぎるということですか? (2013年06月27日 (木) 16時53分)[1662]

紋子 > 加津子さん、そうちょっと強引過ぎると思います。ブラックコーヒーはブラックコーヒーですから。
(2013年06月28日 (金) 17時39分)[1670]

千尋 > 作者は杏花さんでした。 (2013年06月30日 (日) 15時40分)[1674]
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2、塗りたての赤い欄干栗の花 投稿者:千尋 (2013年06月23日 (日) 00時55分) [1583]
4点(紋子、淳子、修、杏花)


寿美 > 栗の花は木上に有るときは白で紐のような状態でぶら下がり、まわりに強烈な匂いを振りまきます。散れば白が茶色に変わり匂いは相変わらずです。咲いて居る状態で欄干の赤と白の対比で美しいかなとも思うんですが、塗り立てだから、そこにドラマチックなことがあって、作に成ったんでしょうが景はよくわかります。 (2013年06月23日 (日) 10時31分)[1588]

杏花 > 寿美様の評のように咲けば白い綺麗な花ですが匂いは変わり今一です、塗り変えたと意味につながるのではないでしようか、面白いところをねらわれたようです。 (2013年06月25日 (火) 16時01分)[1629]

> 軽いけどなんとなく雰囲気のある句ですね。ちょっとバレ句的な詠み方をされてしまう可能性はあるかも… (2013年06月25日 (火) 16時06分)[1630]

> 詠み方→読み方 でした。 (2013年06月25日 (火) 16時12分)[1632]

美保子 > 修さん、「バレ句」というのはどういう句の事を言うのですか。ばかな質問をと笑わないで教えてください。そのこととは別に、皆さんに教えて頂きたいのです。この句は地名ではないので、この句というわけではないのですが、地名や場所と季語を取り合わせた句がいいとされることが今一つわからないことが多いのです。私には類句、類想観を感じることが多いのです。私の読みがまだまだ未熟なのだと思いながらも、そのことについてご意見をお聞かせください。 (2013年06月25日 (火) 22時57分)[1642]

> ちょっと語るのも恥ずかしいのですが、、「バレ句」というのは元々艶っぽい内容を持つ川柳を指すようです(「破礼句」とも書く)。ここではちょっと意味を拡げて、裏にちょっと艶っぽい意味が隠されている句ぐらいの意味で使わせていただきました… (2013年06月26日 (水) 00時41分)[1644]

洋子 > 「ばれ句」というのは男の人が敏感なようです。主宰先生とか義之さんがよく「これはばれ句だ」とかおっしゃるのですが、女性群はきょとんとしてよくわからないと思っていらっしゃることが多いようです。特に詮索しなくてもいいんじゃないかと私は思っています。
ただ「栗の花」を使うときは「ばれ句」のように解釈されやすいので、要注意のようです。何でか、は、近くにいらっしゃる俳句関係の方にお聞きになられたらよいと思います。
クリーム色の栗の花はとてもきれいなのに、ちょっと残念ですね。 (2013年06月26日 (水) 12時32分)[1646]

紋子 > わあ〜みなさまは凄い、栗の花とばれ句との関係、はじめて知りました。修さん、洋子さんありがとうございます。主宰先生に今度お会いしましたら、お話をおお聞き致します。里山の静かな光景としか、浮かびませんでした。
(2013年06月26日 (水) 14時42分)[1650]

淳子 > 栗の花が細く垂れ下がっていて、赤い欄干となると、京都の舞妓の髪の簪を思い浮かべて、艶やかな、京都の風情を想像しました。 (2013年06月27日 (木) 00時06分)[1658]

加津子 > バレ句という言葉をはじめて知りました。紋子先生、主宰先生のお話是非聞かせてください。 (2013年06月27日 (木) 16時57分)[1663]

千尋 > 作者は加津子さんでした。 (2013年06月30日 (日) 15時41分)[1675]
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3、新樹光の海潜りゆくハイウエイ 投稿者:千尋 (2013年06月23日 (日) 00時54分) [1582]
1点(美保子)


寿美 > 新樹光の海でちょっと想像しがたく、潜りゆくハイウエイでえー?例えば「新樹光海底へ入るハイウエイ」今まで新樹の光り輝くハイウエイを走ってきていきなり海底トンネルの電球の光に替わった所を詠まれたのかなと思って新樹光で切り海潜りゆくハイウエイを海底へ入るにしてみたんですが・・・勝手よみですみません。 (2013年06月25日 (火) 09時43分)[1619]

洋子 > 私は海のように広がっている新樹光があってその中をハイウェイが抜けて走っていると読みましたけど・・・。 (2013年06月25日 (火) 10時42分)[1620]

> 私はどちらかというと寿美さんに近いのですが、ドライブしながら新樹あふれる山々が映っている海面を見ているうちに、ハイウエイが海底トンネルへと入っていく時の感じを(新樹光の海)と詠まれたのかなと… (2013年06月25日 (火) 16時01分)[1628]

かおる > 皆様のコメントで情景が見えてきました。 洋子さんのように新樹光の海と思えてきました。 (2013年06月25日 (火) 20時57分)[1639]

美保子 > 私だけでしたか。私は新樹光の は 「新樹光が 海に 潜りゆくという読みをしました。その感覚が素敵だと思いました、きらきらきらめく海をながめながら、新樹光がまるで、海面を突き抜けていくような錯覚を持たれたのかなと。 (2013年06月25日 (火) 22時48分)[1641]

紋子 > 「新樹光の海潜りゆくハイウエイ 」「新樹光の海」で切れるとしましたら「新樹光の海ハイウエイ海底へ 」となります。ただ大方のハイウエイは、街路樹の新樹光から、いきなり海底へ入ると思いますので、寿美さんの読み、添削「新樹光海底へ入るハイウエイ」で、私は良いと思います。
(2013年06月26日 (水) 15時28分)[1651]

作者 > 実は私が両方から覆いかぶる新緑の勾配の道に入った時の事デス。突然同乗の嫁が、最近の俳句わかりずらいですねと言いました。密かに思っていた”新緑の海潜りゆくハイウエイ”と言いましたら良く解かるといったので、お世辞だったかも???。推敲せずに出句しました。皆様のコメントをよんで浅く、単純な自分がみえました。美保子さんの感覚が素敵と思いました。まだまだ俳句の深みを出せないです。パソコン句会でいろいろと、教えてください。勉強の場となります。
  (2013年06月27日 (木) 14時12分)[1659]

千尋 > 作者は淳子さんでした。 (2013年06月30日 (日) 15時42分)[1676]
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4、ちゃぶ台に笑いころげるはじき豆  投稿者:千尋 (2013年06月23日 (日) 00時53分) [1581]
5点(洋子、惠美子、淳子、義之、寿美)


紋子 > 寿美さん、追加で5点です。 (2013年06月23日 (日) 15時08分)[1591]

寿美 > 笑い弾けるような家族団らんの様子がちゃぶ台に見えます。私もはじき豆が好きで目に付くと買ってしまいます。はじけたところに、爪を掛けて皮をむくのですが親指の爪が割れてひどいことになるのですが止められません。歯が丈夫でないと大変な事になりますよ。入歯の人は絶対折れますので駄目でしょう。 (2013年06月23日 (日) 18時13分)[1596]

惠美子 > 寿美さんと同じ読みで頂きました。  ただ、はじき豆は・?関西では何という豆なのか・・? 義之さん、ご存じでしょうか? (2013年06月24日 (月) 06時10分)[1605]

寿美 > 九州では初夏に取れて「そらまめ」と言います。空に向かって万歳をするようにさやが立ち上がり実が大きく食べ頃になると下を向いて下がり収穫します。家でも毎年作っています。堅い豆を油で揚げて塩をふって「フライビーンズ」で売っているでしょう。
堅い豆を火で煎れば皮に亀裂で出来て剥きやすくなります。通常「とうのまめ」とここらでは言います。 (2013年06月24日 (月) 07時44分)[1608]

惠美子 > 寿美さん、ありがとう!  蚕豆ですか!  こちらでも青いのを塩茹で食べます。 ビールが合いますね〜! (2013年06月24日 (月) 08時43分)[1611]

洋子 > 私も青い蚕豆を剝いているところを想像して、大豆だったら丸いからコロコロ転がっていくけれども、楕円形に潰れたような蚕豆だったら転がらず、テケテケ揺れているだろうと思って、それがケタケタ笑っているイメージにつながるのかなと思って、面白くていただきました。 (2013年06月24日 (月) 08時51分)[1613]

加津子 > ユーモアを感じていただこうかと思った句です。私は、器いっぱいの大小の蚕豆がおたふくに見えて笑っていると想像しました。 (2013年06月24日 (月) 10時04分)[1616]

> (笑いころげる)を巧く言ったと捉えるか、言いすぎと捉えるか、その辺が俳句の難しいところかもしれませんね… (2013年06月25日 (火) 15時46分)[1627]

紋子 > 笑いころげるは家族ですか?はじき豆ですか?。句から読みとりますとはじき豆になります。家族団欒の句にするのにはどのように直したらよいのでしょうか。もしはじき豆が笑っているのでしたら擬人化になります。はじき豆が笑っているのは、名前からして当たり前のように思います。 (2013年06月26日 (水) 15時49分)[1652]

淳子 > はじき豆が解からなかったので、いり豆がころころと、ちやぶ台に、転がりつまみ難いのを豆が笑っていると、想像して面白く頂きました。 (2013年06月27日 (木) 14時57分)[1661]

千尋 > 作者は美保子さんでした。 (2013年06月30日 (日) 15時43分)[1677]
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