やり残したことがある
砂漠に2000本の木を植えること それが俺の夢だった
俺の生まれたところは小さな島で 鳥が沢山いた ぺタ ペタ ぺタ と地面を歩いている奴に 「待て!」というと本当に止まるんだよ
太ももが こんなに太くてさ 女の人の胴くらいあって 足が速かった どこでも一番だった
同級生の奴が牢屋に入ってな そいつのことを好きになった女は苦労してた
ボクシングもやった 強かった
船に乗って世界中を 見てきた サンフランシスコのお土産の 小さなベル あげる
イヌイットにも会ったよ
アフリカでは井戸を掘ったんだ 綺麗な水が出たとき みんな歓声をあげていた
やり残したことがある
砂漠に2000本の木を植えること それが俺の夢だった
|