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[238] 最終回 海からの冒険 
たぬっき - 2006年07月04日 (火) 22時18分

光に吸い込まれていった僕たちは、
見知らぬところに落ちてきた。僕のしたにはリック・クー・ナゴ
の順がいた。リックが勢いをつけて立ち上がったから、
上のみんなは飛んでいった。
「ひどいよ!僕の上に乗るなんて!そもそも重いんだよ!!」
切れてる(みんなが切らした)リックは叫んだ。
それをとめるようにクーが言う。
「分からない事もないが落ち着け。」
「それにしてもここはどこだろう?」
ちょっと暗いムード(危ないムード?)を切り裂くようにナゴが言った。
「それにしてもここはどこかな?」
言われてみればそうだ。星が混じった雲の上に僕たちは
立っている。
「うーん、雲の上・・・?」
「そりゃ誰にも分かるよぉ!」
僕の意見に突っ込みを入れるリック。
「あ・・・。カービィ?」
「ほへ?」
誰かに名前を呼ばれて振り向いた先には
幼馴染のオレンジ(カービィ)がいた。
「オレンジなの?君は。」
「・・・。うん。」
幼馴染のオレンジは女の子だ。明るい女の子だけど、
切れると怖い。涙を流すオレンジ。話についていけないリック達。
「え〜とぉ?」
リックの質問するような声に
「幼馴染なの。大切な。」

そうだ。オレンジは両親がどこにいるかを知らない上に、
古ぼけた塔のなかで、気味悪い鳥の鳴き声がいつも聞こえた。
「怖いよう」それがただ一つの思い。
そして、塔から出てきて僕の村の近くで倒れていたところを
僕が見つけて助けてあげたんだ。

一人っ子のオレンジにとって親友の僕は家族のようなものだった。
「あの声は君の?」
ナゴが聞く。
「そう。ただ、カービィに会いたかっただけなの。
巻き込んじゃってごめんね。」
「でも、なんで黄身はここから出ようとしないの?」
「あなたたちと同じような事があって、
ここに閉じ込められてるの。ここも楽しいけど・・。」
涙ぐんだオレンジを見て僕はおどおどしていった。
「大丈夫。いつか絶対戻れるから。信じていれば、ね?」
涙を拭いてオレンジは笑っていった。
「ありがとう!」
そのとき、光が差し込み、僕達はまた光に包まれた。
でも、僕が目を開けた場所は僕の部屋でベットの上だった。
「え?オレンジ?」
オレンジはいなかった。リック達も。そして初めて気がつく。
夢だったんだ。朝日の光が差し込んで、目が覚めたんだ。
そういやそうだ。僕は夜食を済ました後、ベットに入ってねたんだ!僕は少しショックだったな。

「さーて、お昼ごはんも済ましたし、もう一眠りするか!」
起きたころ、夜だったから夜食をとった。
「今日の夜食はっと〜、塩ラーメン!」
と言ってラーメンに塩を投入。その時、また流れ星が見えないかと思っていた僕は、いつかまた会えると信じて思ったんだ。
オレンジと、あの場所で。

      
番外編〜1輪の青い花〜

春風が心地よくなったころ、僕は青い花を見つけて僕は思う。
「オレンジが、青い花をくれたっけ。」
それは、世界に一つしかない花。僕の誕生日の花。

「はい!これ、お誕生日プレゼント!」
「わあ!きれいな花!くれるの?!」
「あたりまえじゃんか!」
オレンジがくれた花は、世界で一番きれいに思えた。
今まで見たものよりも。それが当たり前に思えた次の日、
オレンジは僕の目の前から消えたんだ。
その時、僕は気がついた。
「青い花がオレンジの残した思いだったんだ。」と。
僕はまたで会えることを信じて青い花を持ち続けた。

その花は今でも枯れていない。まるで、枯れないオレンジの
笑顔を伝えるように。オレンジのまた会えるという思いが
枯れていない事を伝えるように。

オレンジと僕が再開するのはまだ先の話。
僕が、オレンジが、また会えると思っているのは今の話。
花が咲き続けるのは永遠に。
僕が君を強く思うのはこれからも。今までも。
オレンジの笑顔は消えない事は君が僕とまた会えると
信じ続けている限り。

さよならは言わない。
      
         終わり




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