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[207] 星に誓って [1]
邪雷 - 2005年03月02日 (水) 15時28分

何もなく、平和な星だった。
人々は平和に、のんびりと暮らしている。

だが、この平和もつかの間。
この世界は、やがて滅びることになるであろう。



そう、所詮世界は弱肉強食。
弱い奴は死、強い奴は生。


そしてそれは、星も同じ、
弱ければ滅び、強ければ破壊する。















    そう















弱ければ、強くないのならば、




皆、殺されてしまうのだから。










+星に誓って+

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[208] 星に誓って [2]
邪雷 - 2005年03月02日 (水) 15時58分

「るんるん♪タラリラリ〜♪」

何の歌なのだろうか。
カービィが大きな林檎の木下で鼻歌を歌っていた。

「うわぁー。でっかい林檎だなぁ・・・・おいしそーw」

カービィは手に取った林檎を見ながら言った。
かごの中には、数え切れないほどの林檎が入っている。

どうやら、カービィは林檎狩りをしていたようだ。

「さーて。おなかもすいたしかえろーッと!」

カービィが林檎の入ったかごを抱えて歩き出した。

その周りは、食べかけの林檎や
弁当の包み、ご飯粒などで散乱していて、
あんな小さい体に、何故あれほどの物が食べれるのか、
それは誰もわからなかった。

「それにしても今日のお弁当はおいしかったなーw
今日の晩御飯は何だろう?」

そんなのんきなことを言いながら、
カービィは村の大通りへと歩いていった。

・・・・と、そこである異変に気がついた。
村人?達が、一箇所で輪になっている。
そして、その輪の中心がなぜか騒がしかった。

「どうしたの?」

カービィが、友達であるリックに話しかけた。

「ぁ、カービィ!
大変なんだ、空から、宇宙船が降ってきたんだ!!」

すると、カービィは

「は、はぁ?」

気の抜けた声を発してしまったのであった。



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