[208] 星に誓って [2] |
- 邪雷 - 2005年03月02日 (水) 15時58分
「るんるん♪タラリラリ〜♪」
何の歌なのだろうか。 カービィが大きな林檎の木下で鼻歌を歌っていた。
「うわぁー。でっかい林檎だなぁ・・・・おいしそーw」
カービィは手に取った林檎を見ながら言った。 かごの中には、数え切れないほどの林檎が入っている。
どうやら、カービィは林檎狩りをしていたようだ。
「さーて。おなかもすいたしかえろーッと!」
カービィが林檎の入ったかごを抱えて歩き出した。
その周りは、食べかけの林檎や 弁当の包み、ご飯粒などで散乱していて、 あんな小さい体に、何故あれほどの物が食べれるのか、 それは誰もわからなかった。
「それにしても今日のお弁当はおいしかったなーw 今日の晩御飯は何だろう?」
そんなのんきなことを言いながら、 カービィは村の大通りへと歩いていった。
・・・・と、そこである異変に気がついた。 村人?達が、一箇所で輪になっている。 そして、その輪の中心がなぜか騒がしかった。
「どうしたの?」
カービィが、友達であるリックに話しかけた。
「ぁ、カービィ! 大変なんだ、空から、宇宙船が降ってきたんだ!!」
すると、カービィは
「は、はぁ?」
気の抜けた声を発してしまったのであった。
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